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給与前払いサービス

給与前払いサービスとは、従業員がすでに働いた分の給与を、給料日を待たずに受け取れるようにする福利厚生サービスです。求人応募数の増加や人材の定着を目的に企業が導入し、料金は企業側の月額と、従業員が前払いを使ったときの手数料という二層構造になります。

掲載 5 サービス料金公開率 100 %最終更新 2026.07

給与前払いサービスとは

給与前払いは、従業員にとっては「給料日前の急な出費に対応できる」仕組みであり、企業にとっては採用と定着のための福利厚生です。アルバイトやパートの採用競争が厳しい業種では、求人票に「給与前払いあり」と書けること自体が応募数に効くとされ、導入が広がっています。

このカテゴリの料金は、他のSaaSと構造が違います。企業側と従業員側の二層になっており、企業側は初期費用(多くは0円)と月額基本料、従業員側は前払い1回あたりの利用手数料と振込手数料を負担します。1ユーザーいくらという月額課金ではないため、単価での比較が成立しません。掲載5サービスのうち、企業側の月額を明示しているのは前払いできるくんとCRIA(いずれも0円)です。

もうひとつの重要な軸が、前払い原資をどこから出すかです。サービス側が立て替える「立替型」(前払いできるくん・CRIA)、企業が資金を預ける「デポジット型」、企業の口座から振り込む「預託型」(楽天早トク給与)があり、企業のキャッシュフローへの影響が変わります。即給 byGMOはこの3方式から選べます。

給与前払いサービスの検索需要トレンド

↗ 上昇傾向検索インタレストの推移(Googleトレンド・0〜100の相対指数・月平均)
2024.07平均 55(点線)2026.07

検索インタレストは40〜70台で推移し、2025年以降はやや高い水準で安定しています。2025年3月の76が期間中の最大で、年度末や年度初めといった人の動きが大きい時期に関心が高まる傾向が見られます。採用競争の中で福利厚生として検討されることが多いカテゴリです。(出典:Googleトレンド/キーワード「給料前払い」)

給与前払いサービスの選び方の要点

1
前払い原資をどこから出すかを決める

立替型はサービス側が原資を立て替えるため、企業は資金を事前に準備する必要がなく、キャッシュフローを圧迫しません(前払いできるくん・CRIA)。デポジット型は企業が資金を預ける方式、預託型は企業の口座から振り込む方式です。楽天早トク給与は預託金方式で、前払い原資を企業自身の口座から振り込むため、給与支払いの原則に則り貸金業には該当しないとされています。即給 byGMOは3方式から選べます。

2
従業員が負担する手数料を確認する

従業員側の負担は、前払い1回あたりの利用手数料と振込手数料です。前払いできるくんは申請額の6%(システム利用料)+振込手数料210円(税込)で、システム利用料の一部を企業が負担する設定もできます。楽天早トク給与は楽天銀行で受け取る場合に振込手数料が0円になり、1申請につき楽天ポイントが5ポイント(月3回まで)付きます。従業員が使う制度なので、負担の大きさが利用率を左右します。

3
企業側の月額費用を確認する(非公開が多い)

企業側の月額は、前払いできるくんとCRIAが0円と明示しています。即給 byGMOは月額固定費がかかりますが金額は公式には示されておらず、楽天早トク給与も公式サイトに金額の明示がありません(第三者情報では月額基本料25,000円+従量とされていますが、公式の現行価格ではありません)。Paymeは初期費用0円と明示していますが、月額は問い合わせになります。

4
着金までの速さを確認する

急な出費に備える制度なので、申請から着金までの速さが使い勝手を決めます。前払いできるくんは最短当日(即時着金)、CRIAは原則24時間365日リアルタイム振込(金融機関により翌営業日)、即給 byGMOは土日祝日を含め24時間リアルタイム着金(金融機関のメンテナンス時を除く)です。週末に対応できるかどうかは、実際の利用場面で差が出ます。

5
勤怠システムとの連携を確認する

前払いできる金額は「すでに働いた分」で決まるため、勤怠データとの連携が前提になります。CRIAは企業が利用している勤怠システムと自動連携し、他のサービスも勤怠データの取り込みに対応します。連携できないと、前払い可能額を毎回手作業で算出することになり、担当者の負担が残ります。導入前に自社の勤怠システムとつながるかを確認してください。

給与前払いサービスの比較一覧(全5サービス)

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1
前払いできるくんのロゴ

前払いできるくん

要問い合わせ

企業の導入費・月額費0円で始められる給与前払いサービス。従業員はアプリから申請し給与口座へ前払い金が振り込まれる。立替型プランとクレジットカード型プランを選べ、事前のデポジット資金準備が不要。

無料プランありセキュリティ認証
2
Payme(ペイミー)のロゴ

Payme(ペイミー)

要問い合わせ

導入初期費用0円で始められる給与前払いサービス。従業員は給与日を待たず働いた分を受け取れ、前払い額と手数料は毎月の給与から相殺される。ISMS・Pマーク取得のセキュリティ体制。

無料プランありセキュリティ認証
3
CRIA(クリア)のロゴ

CRIA(クリア)

要問い合わせ

企業の初期費用・月額費用が0円の立替型給与前払いサービス。前払い原資はCRIAが立て替えるため企業のキャッシュフローを圧迫しない。原則24時間365日リアルタイム振込、勤怠システムと自動連携、セブン銀行と業務提携。

無料プランありセキュリティ認証
4
即給 byGMOのロゴ

即給 byGMO

要問い合わせ

GMOペイメントゲートウェイと三井住友銀行が提供する給与前払いサービス。企業側初期費用0円で、デポジット型・立替型・預託型の3方式から選択可能。土日祝24時間リアルタイム着金に対応し、導入実績多数。

セキュリティ認証
5
楽天早トク給与のロゴ

楽天早トク給与

要問い合わせ

楽天カードが運営する預託金方式の給与前払いサービス。前払い原資は企業の預託金から振り込むため賃金支払いの原則に沿う。楽天銀行受取なら振込手数料0円+楽天ポイント付与。即時〜翌営業日で着金。

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サービスの掲載・情報の更新を受け付けています

「このカテゴリに掲載してほしい」「料金改定を反映してほしい」といったご相談は、 編集部が内容を確認したうえで掲載・訂正します。掲載中のサービスの情報更新も同じ窓口です。

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給与前払いサービスのよくある質問

給与前払いサービスの料金はどうなっていますか?
企業側(初期費用+月額基本料)と従業員側(前払い1回あたりの手数料+振込手数料)の二層構造です。1ユーザーいくらという月額課金ではありません。企業側の月額を0円と明示しているのは前払いできるくんとCRIAで、即給 byGMOは月額固定費あり(金額非公開)、楽天早トク給与とPaymeは問い合わせになります。
前払いの原資は誰が用意しますか?
サービスによって異なります。前払いできるくんとCRIAは立替型で、サービス側が原資を立て替えるため企業は資金を準備する必要がありません。楽天早トク給与は預託金方式で企業自身の口座から振り込みます。即給 byGMOはデポジット型・立替型・預託型の3方式から選べます。
従業員はいくら手数料を払いますか?
前払いできるくんは申請額の6%(システム利用料)+振込手数料210円(税込)で、システム利用料の一部を企業が負担する設定もできます。楽天早トク給与は楽天銀行受取なら振込手数料0円です。他のサービスは公式に金額の明示がなく、問い合わせが必要です。
貸金業には当たらないのですか?
楽天早トク給与は、前払い原資をサービス側が立て替えるのではなく企業自身の口座(預託金)から振り込むため、給与支払いの原則に則り貸金業には該当しないと説明しています。方式によって法的な位置づけの説明が異なるため、導入時には各社の説明を確認してください。
申請してからどれくらいで受け取れますか?
前払いできるくんは最短当日(即時着金)、CRIAは原則24時間365日リアルタイム振込(金融機関により翌営業日)、即給 byGMOは土日祝日を含め24時間リアルタイム着金です。急な出費に備える制度なので、週末や深夜に対応できるかは確認しておく価値があります。
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