マネーフォワード クラウド社会保険
社会保険・雇用保険手続きの電子申請を、会計・給与と同じ基盤で扱えるマネーフォワード クラウドの労務機能。料金はクラウド一式の基本料金に含まれる形。

サービス概要
マネーフォワード クラウド社会保険は、株式会社マネーフォワードが提供するクラウド人事労務サービス群の一つです。従業員情報をもとに社会保険・雇用保険の各種手続き書類を自動作成し、e-Govやマイナポータルを通じた電子申請に対応します。単体の労務管理システムというより、会計・給与・勤怠・年末調整・マイナンバーを含む「マネーフォワード クラウド」の一機能として提供されているのが位置づけの特徴です。
同シリーズと同一基盤で動くため、給与や勤怠で管理している従業員情報がそのまま手続き書類に反映されます。入社時に登録した情報から資格取得届を作り、そのまま電子申請するという流れを、システム間のデータ受け渡しなしで行えます。会計まで含めてマネーフォワードで揃えている企業であれば、バックオフィス全体を1つの基盤で運用できる点がいちばんの利点になります。
料金は、法人向けクラウド一式のプランに含まれる形です。スモールビジネスが年払いで月額4,480円(3名まで込)、ビジネスが年払いで月額6,480円(5名まで込)で、月払いの場合はそれぞれ5,980円・7,980円になります(税抜)。規定人数を超える追加ユーザーは従量課金で、社会保険は6アカウント目から1名100円/月(税抜)です。4名以上で使う場合はビジネスプランの契約が必要になります。年末調整とマイナンバー管理は別サービスで、それぞれ6名以上から100円/名が別に加算されます。初期費用は0円です。
当メディアの試算では、従業員10名の年間コストは83,760円(ビジネスプラン6,480円/月+6名目から100円/名)です。人数が少ないうちは基本料金が下限として効き、50名で131,760円、100名で191,760円と、規模が大きくなるほど掲載5サービスの中では割安な位置に移ります。運営元の株式会社マネーフォワードは2012年5月設立で、東京証券取引所プライム市場(証券コード3994)に上場しています。
主なポイント
マネーフォワード クラウド給与・勤怠・会計と同一基盤で動くため、従業員情報を別システムへ連携する設定そのものが不要です。給与計算で使っている情報がそのまま社会保険の届出書類に反映され、入社・退社・扶養の変更といったイベントを一度入力すれば各所に行き渡ります。バックオフィスをマネーフォワードで揃えている企業ほど、この一体感が効きます。
社会保険・雇用保険の各種手続き書類を従業員情報から自動作成し、e-Govやマイナポータルを通じて電子申請できます。窓口へ持ち込む運用や、紙の様式を都度ダウンロードして書き写す運用をなくせます。特定の法人には電子申請が義務づけられており、対応していること自体は前提としつつ、書類作成から申請までが途切れない点が実務上の価値になります。
スモールビジネスは年払いで月額4,480円(3名込)、ビジネスは年払いで月額6,480円(5名込)です。月払いはそれぞれ5,980円・7,980円になります。労務だけを単体で契約する形ではなく、会計なども含むクラウド一式の基本料金に含まれる構成なので、1人あたりの単価で他社と比べると実際の負担を読み違えます。
規定人数(スモールビジネス3名・ビジネス5名)を超えた分は追加ユーザーの従量課金で、社会保険は6アカウント目から1名100円/月(税抜)と公開されています。ただしこの100円は社会保険の分だけです。年末調整はマネーフォワード クラウド年末調整、マイナンバー管理はマネーフォワード クラウドマイナンバーという別サービスになり、それぞれ6名以上から100円/名が別に加算されます。基本料金も各サービスの単価も公開されているので、使う範囲を決めれば自社の人数から総額を計算できます。
当メディアの試算では、従業員10名の年間コストは83,760円で、基本料金(ビジネスプラン6,480円/月・5名込)が効いた金額です。掲載5サービスの中では10名時点で最も高くなりますが、50名では131,760円、100名では191,760円と、いずれも掲載中で最も安い水準に変わります。社会保険の追加アカウントが6名目から1名100円と低いためで、人数の多い企業ほど有利になります。
年末調整はマネーフォワード クラウド年末調整、マイナンバー管理はマネーフォワード クラウドマイナンバー、雇用契約の電子化はマネーフォワード クラウド契約というように、労務まわりの業務がシリーズとして用意されています。必要な範囲を同じ基盤の中で足していけるので、業務が増えるたびに別ベンダーを探す必要がありません。ただしいずれも別サービスなので、年末調整とマイナンバーはそれぞれ6名以上から100円/名の従量が別に乗ります。
運営元の株式会社マネーフォワードは2012年5月設立で、東京証券取引所プライム市場(証券コード3994)に上場しています。初期費用は0円で、30日間の無料トライアルはクレジットカードの登録なしで始められます。常設の無料プランはないため、試用期間のうちに従業員情報の登録と手続きの流れを確かめておくのが現実的です。
企業規模別の料金シミュレーション
| 従業員数 | 年間コスト(税抜) | 業界内の位置 |
|---|---|---|
| 従業員10名 | 83,760円/年 | 業界中央値 48,000円・中央値より高い |
| 従業員50名 | 131,760円/年 | 業界中央値 234,000円・中央値より安い |
| 従業員100名 | 191,760円/年 | 業界中央値 468,000円・中央値より安い |
最安有料プラン・税抜・当メディア試算(2026-08時点)。順位は当メディア集計の労務管理システムでの比較。
料金プラン
| プラン | 月額(月払い) | 月額(年払い換算) | 備考 |
|---|---|---|---|
| スモールビジネス(年払) | 5,980円 | 4,480円 | クラウド一式の基本料金・3名まで込。数値は月額基本料金 |
| ビジネス(年払) | 7,980円 | 6,480円 | 基本料金・5名まで込。規定人数超は従量。数値は月額基本料金 |
※税抜・1ユーザーあたり月額(特記なき場合)。「—」は非公開または該当なし。
主な機能・特徴
会社概要
| 会社名 | 株式会社マネーフォワード |
|---|---|
| 代表者 | 代表取締役社長 グループCEO 辻 庸介 |
| 設立 | 2012年5月 |
| 資本金 | 278億3,652万円(登記値) |
| 上場 | 東京証券取引所 プライム市場(証券コード3994) |
| 本社所在地 | 〒108-0023 東京都港区芝浦3-1-21 msb Tamachi 田町ステーションタワーS 21F |
| 事業内容 | プラットフォームサービス事業 |
基本情報
| 公式サイト | https://biz.moneyforward.com/social_insurance/ |
|---|---|
| 提供形態 | クラウド |
| 最安料金プラン | ビジネスプラン(年払)+追加アカウント従量(月額100円〜) |
| 課金単位 | 1ユーザー クラウド一式の基本料金(規定人数込)+規定人数超の追加ユーザー従量。純粋な1人単価ではなく基本料金が別途かかる点に注意。 |
| 初期費用 | 0円(無料) |
| 最低月額 | 4,480円(スモールビジネス年払・3名まで)。4名以上はビジネスプランの契約が必要で、年払6,480円/月・月払7,980円/月が下限になる |
| 無料プラン | なし |
| 無料トライアル | 30日間(1ヶ月間無料(クレカ登録不要)) |
| 想定規模 | 中小〜中堅(会計含むバックオフィス一体) |
| 給与・会計連携 | マネーフォワード クラウド給与とシームレス連携 |
| モバイルアプリ | あり |
| API連携 | あり(マネーフォワード クラウド各サービスと連携) |