CTIシステム(インバウンド/着信・受電特化)
CTIシステムは、電話の着信時に顧客情報を自動表示し、着信の振り分けや通話録音を行うシステムです。掲載5サービスはすべて料金を公開していますが、課金の単位が席数・回線数・拠点数と分かれており、同じ10席でも初年度の総額に19倍の差があります。
CTIシステム(インバウンド/着信・受電特化)とは
CTIシステムの料金は課金の単位によって大きく変わります。掲載5サービスはすべて料金を公開していますが、席数で課金するもの、同時通話数(回線)で課金するもの、拠点単位で人数無制限のものが混在しています。
10席で1年使う場合を計算すると差がはっきりします。InfiniTalkのクラウド スタートプランは月額10,000円〜(20席まで・初期費用0円)で年120,000円〜、カイクラは1拠点課金で人数無制限のため月額31,000円〜に初期費用181,000円〜を加えて初年度553,000円〜です。これに対しBIZTELの座席課金プランは1席あたり月額15,000円・初期50,000円/席のため、10席なら初年度2,300,000円になります。
注目したいのがBIZTELの中に2つの課金体系がある点です。座席課金プランのほかに回線課金のライトプランがあり、こちらは月額81,000円・初期200,000円/契約で同時通話3・内線40という条件です。10席で1年使う場合の初年度は1,172,000円となり、同じBIZTELでも座席課金のおよそ半分になります。
掲載5サービスの料金公開率は100%(5/5)ですが、無料プランはなく、無料トライアルはカイクラの30日間のみです。カイクラは機器を自分で設置するセルフスタートプランで試せ、気に入らなければ返品により費用が一切発生しない形式となっています。
CTIシステム(インバウンド/着信・受電特化)の検索需要トレンド
「CTI」の検索指数は直近25か月で58〜84の範囲を推移し、平均は71.9です。前半12か月の平均73.5に対し後半12か月は70.7とほぼ横ばいで、大きな変動はありません。最大は2024年10月の84、最小は2024年12月の58で、直近の2026年6月は80、7月は76と高めの水準が続いています。(出典:Googleトレンド/キーワード「CTI」)
CTIシステム(インバウンド/着信・受電特化)の選び方の要点
掲載5サービスは課金の単位が分かれます。席数で課金するのがBIZTELの座席課金プラン(1席月額15,000円・初期50,000円/席・税別)とCT-e1/SaaS(オペレーター1席あたり月額5,000円)です。同時通話数で課金するのがBIZTELのライトプラン(月額81,000円・初期200,000円/契約・同時通話3・内線40)とスタンダード30(月額140,000円・初期450,000円・同時通話10)で、これらは従業員数に依存しません。拠点単位で課金するのがカイクラで、月額31,000円〜(税込34,100円〜)で人数は無制限です。MediaCallsのフルクラウド型は基本使用料55,000円/月にシート1,500円/席とエージェント2,000円/席を加える方式です。InfiniTalkのクラウド スタートプランは月額10,000円〜で20席までという上限型です。人数が増えたときに料金が比例して上がるかどうかが最初の分岐になります。
BIZTELは座席課金と回線課金の2系統を持ちます。10席で1年使う場合、座席課金プランは月額15,000円×10席で年1,800,000円に初期費用50,000円×10席の500,000円を加えて2,300,000円です。一方ライトプランは月額81,000円で年972,000円に初期費用200,000円を加えて1,172,000円となり、およそ半分になります。ただしライトプランは同時通話3という条件があるため、10席が同時に通話する運用では足りません。上位のスタンダード30は月額140,000円・初期450,000円で同時通話10です。この場合の初年度は2,130,000円となり、座席課金と近い水準になります。席数だけでなく、同時に何本の通話が発生するかを見積もる必要があります。
席課金のサービスは人数に比例して料金が上がります。BIZTELの座席課金プランは1席あたり月額15,000円のため、50席なら月額750,000円です。CT-e1/SaaSはオペレーター1席あたり月額5,000円で、50席なら月額250,000円に外線ライセンス(1回線月額5,000円)と管理機能ライセンス(管理者1席月額5,000円)が加わります。これに対しカイクラは1拠点課金で人数無制限のため、10席でも50席でも月額31,000円〜のままです。MediaCallsのフルクラウド型は基本使用料55,000円に1席あたり3,500円(シート1,500円+エージェント2,000円)が加わるため、50席なら月額230,000円です。オペレーター数が今後増える見込みがあるかどうかで、有利な課金体系が変わります。
初期費用の扱いも分かれます。InfiniTalkのクラウド版は初期費用0円で、スタート・スタンダード・アドバンスの3プランすべてが0円です。MediaCallsのフルクラウド型は初期費用が月額の基本使用料に含まれ、年間保守も込みです。これに対しBIZTELは座席課金で50,000円/席、ライトプランで200,000円/契約、スタンダード30で450,000円、CT-e1/SaaSは300,000円〜(要件定義・テナント構築・トレーニング含む)、カイクラは181,000円〜(税込199,100円〜)が必要です。オンプレミスに対応するのはInfiniTalk(初期298,000円〜)とMediaCalls(基本パッケージ500,000円+シート15,000円/席+エージェント20,000円/席の一括・年間保守はライセンス費の20%)の2サービスです。
電話の受電以外にどこまで扱えるかも比較点です。カイクラは通話録音に加えてAIによる自動文字起こし・要約・感情分析を備え、掲載5サービスの中でAI機能を明示しているのはカイクラです。またSMS・Web会議・メール・LINE WORKS/LINE公式アカウントを一元管理でき、電話以外のチャネルも扱えます。通話録音の条件はサービスによって異なり、BIZTELは録音時間300時間、InfiniTalkは365日保管です。CT-e1/SaaSは設定変更作業費とカスタマイズ費を月額に内包しており、運用開始後に設定を変更する際の追加費用が発生しません。MediaCallsはACDでスキルルーティングや待ち呼に対応し、リアルタイムレポートを備えます。
CTIシステム(インバウンド/着信・受電特化)の比較一覧(全5サービス)
CT-e1/SaaS
月額5,000円〜自社開発のオンデマンド型クラウドCTI。着信ポップアップ・ACD・IVR・通話録音などコールセンターに必要なCTI機能を1ライセンス5,000円/席で提供し、席数は月単位で増減可能。設定変更・カスタマイズ費も月額に含む。累計32,000席超・1,825テナント超。
InfiniTalk(インフィニトーク)
月額10,000円〜クラウド/オンプレ両対応の音声通信プラットフォーム(PBX・CTI一体型)。着信ポップアップ・ACD着信・IVR・通話録音(365日保管)を備え、クラウド版は初期0円・月額の下限を公開。Salesforce/kintone等と連携。受電のコールセンター業務効率化を訴求。
BIZTEL コールセンター
月額15,000円〜クラウド型コールセンター/コンタクトセンターCTIのパイオニア。着信ポップアップ(CRM連携)・着信ルーティング・ACD・通話録音・IVRを備え、席数課金で小さく始めて拡張できる。導入2,000社超。着信・発信の両対応だが受電(インバウンド)業務の効率化を中核に訴求する。
MediaCalls(メディアコールズ)
月額55,000円〜中〜大規模インバウンドコールセンター向けのオールインワン型システム(IP-PBX+CTI+ACD+IVR+通話録音)。フルクラウドは基本使用料55,000円/月+1オペレーター約3,500円/月。オンプレ・ハーフクラウドも選択可。累計13,000席超・継続率99%。
掲載は無料掲載と有料掲載の2つです。無料掲載は1カテゴリまでで、相互リンクのご協力が必要。 有料掲載は月額20,000円(税抜)で相互リンクが不要になり、この一覧とおすすめ比較記事の最上部に固定して掲載します。 「料金改定を反映してほしい」といった訂正のご相談も同じ窓口で、こちらは費用はかかりません。