freee人事労務(給与計算)
勤怠打刻から給与計算・年末調整・社会保険の電子申請までを1つでカバーするクラウド人事労務。基本料金に5名分が含まれ、6名以上はプラン別の従量単価が加算される。

サービス概要
freee人事労務(給与計算)は、freee株式会社が提供するクラウド人事労務ソフトの給与計算機能です。勤怠打刻・勤怠管理から給与計算、社会保険料・所得税の自動計算、Web給与明細の発行、年末調整、マイナンバー管理、入退社手続き(社会保険の電子申請)までを1つのサービスでカバーします。
勤怠管理を内包している点が、給与計算に特化した製品との違いです。打刻から給与計算までが同じサービスの中で完結するため、勤怠データを取り込む工程そのものが発生しません。会計freeeともデータが連携し、確定した給与仕訳を会計へ自動で流せます。
料金は全プラン共通で最低5名分の基本料金が発生し、6名以上になると1名ごとにプラン別の従量単価が加算されます。単価はミニマム400円、スターター600円、スタンダード800円、アドバンス1,100円(いずれも税抜)です。基本料金は年払いでミニマムが月額2,000円、スターターが3,000円、スタンダードが4,000円、アドバンスが5,500円です。初期費用は無料です。
当メディアの試算では、従業員10名の年間コストは48,000円(ミニマム基準)、50名で240,000円、100名で480,000円です。社会保険の電子申請はスターター以上のプランで利用できるため、労務手続きまで含めるなら上位プランが前提になります。法改正には自動対応し、無料お試しも用意されています(日数は要確認)。
動画で解説
主なポイント
勤怠打刻・勤怠管理を内包しているため、打刻データがそのまま給与計算に反映されます。勤怠システムと給与ソフトを別々に契約している場合に発生する、締めのたびのデータ受け渡しがなくなります。バックオフィスの担当者が兼任している会社ほど、工程が減ることの効果が出ます。
6名以上の従量単価はミニマム400円、スターター600円、スタンダード800円、アドバンス1,100円と、プランによって変わります。上位プランを選ぶと基本料金だけでなく1名あたりの単価も上がるため、必要な機能を見極めてから選ぶ必要があります。社会保険の電子申請が必要ならスターター以上が対象です。
全プラン共通で最低5名分の基本料金が発生します。従業員が5名未満でも5名分の料金がかかるため、少人数の会社では1人あたりの実質単価が高くなります。年払いの基本料金はミニマムで月額2,000円、スターターで3,000円です。
会計freeeとデータが連携し、確定した給与の仕訳を会計へ自動で流せます。給与計算のあとに仕訳を手で起こす作業がなくなり、金額の転記ミスも防げます。すでに会計freeeを使っている企業であれば、追加の設定を最小限にして始められます。
入退社手続きにともなう社会保険の電子申請に対応します。ただし利用できるのはスターター以上のプランです。給与計算だけでなく労務手続きまで1つにまとめたい場合は、この条件がプラン選びの前提になります。マイナンバー管理にも対応しています。
当メディアの試算では、従業員10名の年間コストは48,000円(ミニマム基準)、50名で240,000円、100名で480,000円です。人数に比例して上がるため、定額型の給与奉行クラウド(100名で204,000円)とは大きな差になります。従業員数が多い企業ほど、定額型との比較が重要になります。
初期費用は無料で、法改正には自動で対応します。無料お試しも用意されています(日数は要確認)。対象規模は個人事業主から中堅までで、大規模には給与計算業務を委託できるアウトソースプランが別途あります。
企業規模別の料金シミュレーション
| 従業員数 | 年間コスト(税抜) | 業界内の位置 |
|---|---|---|
| 従業員10名 | 48,000円/年 | 業界中央値 48,000円・中央値と同水準 |
| 従業員50名 | 240,000円/年 | 業界中央値 120,000円・中央値より高い |
| 従業員100名 | 480,000円/年 | 業界中央値 166,800円・中央値より高い |
最安有料プラン・税抜・当メディア試算(2026-07時点)。順位は当メディア集計の給与計算ソフト(クラウド給与計算)での比較。
料金プラン
| プラン | 月額(月払い) | 月額(年払い換算) | 備考 |
|---|---|---|---|
| ミニマム(年払) | 2,600円 | 2,000円 | 基本料金・5名分込。6名以上400円/名。数値は月額基本料金(年払24,000円/年) |
| スターター(年払) | 3,900円 | 3,000円 | 基本料金・5名分込。6名以上600円/名。社会保険電子申請対応。数値は月額基本料金 |
| スタンダード(年払) | 5,200円 | 4,000円 | 基本料金・5名分込。6名以上800円/名。数値は月額基本料金 |
| アドバンス(年払) | 7,150円 | 5,500円 | 基本料金・5名分込。6名以上1,100円/名。数値は月額基本料金 |
| アウトソース | 95,000円 | 95,000円 | 50名分を含む・6名以上ではなく超過分1,900円/名。給与計算アウトソース向け。数値は月額基本料金 |
※税抜・1ユーザーあたり月額(特記なき場合)。「—」は非公開または該当なし。
主な機能・特徴
会社概要
| 会社名 | freee株式会社 |
|---|---|
| 代表者 | 代表取締役 佐々木 大輔(取締役会議長) |
| 設立 | 2012年7月 |
| 資本金 | 129億1,853万円(12,918,532千円・2026年6月30日現在) |
| 上場 | 上場(東京証券取引所グロース市場・証券コード4478)。 |
| 本社所在地 | 〒141-0032 東京都品川区大崎1-2-2 アートヴィレッジ大崎セントラルタワー21階(ほかに札幌・新潟・中部・関西・九州・沖縄に支社がある) |
| 従業員数 | 1,901人(2025年6月末時点・連結会社の総数) |
| 事業内容 | クラウド会計・人事労務など統合型クラウドERP(freee)の開発・提供 |
基本情報
| 公式サイト | https://www.freee.co.jp/hr/features/payroll-processing/ |
|---|---|
| 提供形態 | クラウド(SaaS) |
| 最安料金プラン | ミニマム(年払)+6名以上従量(月額400円〜) |
| 課金単位 | 1ユーザー 全プラン基本料金に5名分を含み(5名より少ない人数では契約できない)、6名以降はプラン別の従量単価(ミニマム400円/スターター600円/スタンダード800円/アドバンス1,100円・いずれも税抜)を1名ごとに加算。追加1名の単価は月払い・年払いで変わらず、年払い割引が効くのは5名分の基本料金だけ。課金対象は在籍人数ではなく「0円を超える給与明細・賞与明細を確定した従業員」で、0円の明細を確定する従業員と、給与計算を行わない設定の従業員は人数の追加が不要(公式ヘルプ)。アウトソースのみ50ID分を含む月額95,000円で、51名以降が1名1,900円。 |
| 初期費用 | 0円(無料) |
| 最低月額 | 2,000円 |
| 無料プラン | なし |
| 無料トライアル | 30日間(サインアップ後30日間、有料プランの機能をお試しできる(公式ヘルプ「freee人事労務のプラン・料金について」の逐語「freee人事労務にサインアップ後、はじめの1ヶ月間は有料プランの機能を無料でお試し利用できます」「30日間のお試しプラン終了後」)。ただし機能制限があり、給与明細・賞与明細・年末調整書類などはファイル出力不可、給与計算結果の会計仕訳自動連携も不可。お試し終了後は「プラン未契約」となり給与計算結果が閲覧できなくなる。) |
| 想定規模 | 個人事業主〜中堅(アウトソースプランで大規模も) |
| モバイルアプリ | あり |
| API連携 | あり(公開APIあり(freee人事労務API・エンドポイントは https://api.freee.co.jp/hr )。従業員・勤怠・打刻・給与明細・年末調整などの操作に対応し、Webhookも提供する。利用できるAPIは契約プランで使える機能の範囲に準じる(例として打刻APIはスタンダード以上)。API利用上限は全プラン5,000回/日。会計freeeとの人事マスタ連携・給与仕訳連携は全プランで利用できる。) |