給与奉行クラウド
従業員数の帯ごとに定額が上がる5段階のクラウド給与ソフト。20名まで月額5,500円から、1,000名超までをプランでカバーする。

サービス概要
給与奉行クラウドは、株式会社オービックビジネスコンサルタント(OBC)が提供するクラウド給与計算ソフトです。給与・賞与計算、社会保険料・所得税の自動計算、社会保険・労働保険の電子申請、年末調整、源泉徴収票の作成までを標準でカバーし、法改正にはプログラムの自動更新で対応します。
料金は従業員数の帯ごとに定額が上がる5段階です。iEシステムが20名まで、iAシステムが50名まで、iBシステムが100名まで、iSシステムが300名まで、iS+拡張が1,000名までをカバーし、上位プランは下位の全機能を包含します。各プランに利用者1ライセンスと専門家1ライセンスが付属します。
最安のiEシステムは月額5,500円(年額66,000円・税抜)で初期費用0円ですが、iAシステム以上では初期費用として50,000〜70,000円(税抜・初年度のみ)が別途かかります。契約は法人単位の年間契約です。当メディアの試算では、従業員10名で年66,000円、50名で108,000円、100名で204,000円です。
人数比例型と比べると、少人数では割高でも人数が増えるほど有利になります。50名時点でマネーフォワード クラウド給与(239,760円)やfreee人事労務(240,000円)を下回り、100名ではその差がさらに開きます。30日間の無料試用が用意されています。想定規模は小規模から大企業までで、20名から1,000名超までをプランでカバーします。
動画で解説
主なポイント
iEシステム(20名まで)、iAシステム(50名まで)、iBシステム(100名まで)、iSシステム(300名まで)、iS+拡張(1,000名まで)という5段階です。帯の中では人数が増えても金額が変わらないため、採用が進んでも次の帯に入るまで費用は一定です。上位プランは下位の全機能を包含します。
当メディアの試算では、従業員50名の年間コストは108,000円で、マネーフォワード クラウド給与(239,760円)やfreee人事労務・ジョブカン給与計算(各240,000円)を下回ります。100名では204,000円に対し、freee人事労務とジョブカン給与計算は480,000円です(マネーフォワード クラウド給与は51名以上が要問い合わせ)。少人数では割高でも、人数が増えるほど定額制の利点が効いてきます。
20名までのiEシステムは月額5,500円(年額66,000円・税抜)で、初期費用は0円です。10名規模ではfreee人事労務やジョブカン給与計算(各年48,000円)より高くなりますが、20名まで金額が変わらないため、採用を見込む会社では実質的な単価が下がっていきます。
iAシステム(50名まで)以上のプランでは、初期費用として50,000〜70,000円(税抜)が別途かかります。公式の料金表では「初期費用 初年度のみ」と書かれており、iAが50,000円、iBが60,000円、iSとiS+社員数拡張が70,000円です。月額だけで比較すると1年目の総額を読み違えるため、初期費用を含めて計算してください。掲載5サービスのうち初期費用がかかるのはこのサービスだけです。
年末調整の過不足税額の自動計算に加えて、源泉徴収票、源泉徴収簿/賃金台帳、法定調書合計表資料、給与支払報告書(総括表)の作成まで標準で対応します。制度改正にはプログラムの自動更新で追随します。ただし法定調書そのものの作成と電子申告は、別売の法定調書奉行iクラウドとの連携が必要です。
各プランに利用者1ライセンスと専門家1ライセンスが付属します。顧問の社会保険労務士や税理士にデータを確認してもらう運用を、追加のライセンス費用なしで行えます。専門家と分担して給与実務を回している会社では、この構成が実務に合います。
対象は小規模から大企業までで、20名から1,000名超までをプランでカバーします。人数比例型のサービスが50名前後を主な対象とするのに対し、規模が大きくなっても同じ製品を使い続けられます。30日間の無料試用で導入前に確認できます。
給与奉行クラウドから直接、社会保険と労働保険の届出を電子申請し、公文書のダウンロードまで行えます。対象は賞与支払届・算定基礎届・月額変更届・資格取得届・資格喪失届と、労働保険年度更新申告・雇用保険資格取得届・雇用保険資格喪失届・雇用保険離職証明書です。利用には別途インターネット環境と電子証明書を用意する必要があります。
給与明細をWebで配付する明細書の電子化は奉行Edge 給与明細電子化クラウド、年末調整申告書の電子化は奉行Edge 年末調整申告書クラウド、マイナンバーの収集は奉行Edge マイナンバークラウドとの連携が必要です。給与奉行クラウド単体でできるのは明細書の印刷までなので、ペーパーレス化を前提にするなら追加費用を見込んでください。
企業規模別の料金シミュレーション
| 従業員数 | 年間コスト(税抜) | 業界内の位置 |
|---|---|---|
| 従業員10名 | 66,000円/年 | 業界中央値 48,000円・中央値より高い |
| 従業員50名 | 108,000円/年 | 業界中央値 120,000円・中央値より安い |
| 従業員100名 | 204,000円/年 | 業界中央値 166,800円・中央値より高い |
最安有料プラン・税抜・当メディア試算(2026-07時点)。順位は当メディア集計の給与計算ソフト(クラウド給与計算)での比較。
料金プラン
| プラン | 月額(月払い) | 月額(年払い換算) | 備考 |
|---|---|---|---|
| iEシステム | 5,500円 | 5,500円 | 月額5,500円(年額66,000円・税抜)・初期費用0円(初年度のみの費目) |
| iAシステム | 9,000円 | 9,000円 | 月額9,000円(年額108,000円・税抜)・初期費用50,000円(初年度のみ) |
| iBシステム | 17,000円 | 17,000円 | 月額17,000円(年額204,000円・税抜)・初期費用60,000円(初年度のみ) |
| iSシステム | 23,000円 | 23,000円 | 月額23,000円(年額276,000円・税抜)・初期費用70,000円(初年度のみ) |
| iSシステム+拡張 | 93,000円 | 93,000円 | 月額93,000円(年額1,116,000円・税抜)・初期費用70,000円(初年度のみ) |
※税抜・人数帯ごとの月額定額(特記なき場合)。「—」は非公開または該当なし。
主な機能・特徴
会社概要
| 会社名 | 株式会社オービックビジネスコンサルタント |
|---|---|
| 代表者 | 代表取締役社長 和田 成史 |
| 設立 | 1980年12月 |
| 資本金 | 105億1,900万円 |
| 上場 | 東京証券取引所 プライム市場(証券コード:4733) |
| 本社所在地 | 東京都新宿区西新宿六丁目8番1号 住友不動産新宿オークタワー |
| 従業員数 | 1,356名(2026年4月1日現在、臨時雇用者数含む) |
| 事業内容 | 会計・給与などERP・業務ソフトウェア(奉行シリーズ)の開発・販売 |
基本情報
| 公式サイト | https://www.obc.co.jp/bugyo-cloud/kyuyo |
|---|---|
| 提供形態 | クラウド(SaaS)。推奨動作環境は日本語版Windows 11+Microsoft Edge/Chrome最新版 |
| 最安料金プラン | iEシステム(20名まで)(月額5,500円〜) |
| 課金単位 | 人数帯定額 従業員数の帯ごとの定額(iE=20名/iA=50名/iB=100名/iS=300名/iS+社員数拡張=1,000名)。上位は下位の全機能を包含。iA以上は初期費用が別途(初年度のみ)。契約は法人単位の年間契約で、表示価格は利用者1+専門家1ライセンス構成のもの |
| 初期費用 | iEは0円、iA以上は50,000〜70,000円(税抜・初年度のみ) |
| 無料プラン | なし |
| 無料トライアル | 30日間(30日間の無料試用) |
| 想定規模 | 小規模〜大企業(20名〜1,000名超をプランでカバー) |
| セキュリティ認証 | 奉行iクラウドとしてSOC1 Type2・SOC2 Type2報告書を取得、FISC安全対策基準に準拠、ISMAPクラウドサービスリストに登録。Microsoft Azure上で運用し、データはAES暗号化、24時間365日監視・月間稼働率99.9%を保証 |
| API連携 | あり(奉行クラウド各製品と連携。他システムとはAPI連携とCSV自動連携に対応し、CSV自動連携には奉行iクラウド自動連携エージェント(年額39,000円・税抜〜)が別途必要) |