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タレントマネジメント比較5選|料金非公開の理由と選び方

タレントマネジメントは5社中4社が料金非公開です。理由は機能×人数で決まるため。単価公開はsai*recoの250円〜のみ、SmartHRは30名まで無料。料金の決まり方とデータの出所で主要5社を比較します。

タレントマネジメントシステムのおすすめ(目的別の早見表)

このカテゴリで最初に直面するのは、料金がほとんど公開されていないことです。掲載5サービスのうち1名あたりの単価を公式に公開しているのは sai*reco(1ユーザー月額250円〜)だけです。

非公開なのには理由があります。料金が機能と人数の組み合わせで決まるためです。そして料金の決まり方も2通りに分かれます。必要な機能を選ぶカスタムプラン(カオナビ、HRBrain)と、プラン差なく全機能を使う形(タレントパレット)です。

もう一つの分かれ目が、人材データをどこから持ってくるかです。SmartHRは労務手続きで集めた従業員データをそのまま使えるため、入力し直す工程がありません。

導入目的おすすめのタイプ主なサービス
費用を先に把握したい1ユーザー250円〜の公開単価・14日間トライアルsai*reco(サイレコ)
データ入力の手間を省きたい労務由来のデータを基盤に・30名まで無料SmartHR(タレントマネジメント)
人事評価から始めたい15以上のモジュール・360度評価・生成AI搭載HRBrain
データ分析で施策の根拠を出したいハイパフォーマー分析・全機能利用可タレントパレット
顔と情報を結びつけて配置を考えたい顔写真付きDB・機能×人数で構成カオナビ

タレントマネジメントシステムとは?

タレントマネジメントシステムとは、従業員のスキル・経歴・評価・異動履歴といった人材情報を一元管理し、配置や育成、評価の判断に使えるようにするシステムです。

人材情報は、あちこちに散らばっています。評価結果は評価シート、スキルは本人の申告、異動履歴は辞令の記録、面談のメモは上長のPC。この状態では「英語ができて営業経験のある人」を探すだけで何日もかかります

集めるだけでは足りません。集めた情報から「成果を出している人に共通する要素は何か」「この異動で組織のバランスはどう変わるか」を読み取れて初めて、打ち手につながります。

なぜ料金が非公開なのか

掲載5サービスのうち4社が料金を公開していません。理由は機能と人数の組み合わせで決まるためです。

同じ100名の会社でも、従業員データベースだけを使うのか、評価・サーベイ・分析まで使うのかで金額が変わります。カオナビは「従業員データベースを基本に機能を追加」、HRBrainは「15以上のモジュールを組み合わせ」という構成です。

見積りを取るときは、何を解きたいのかを伝えることになります。「タレントマネジメントを導入したい」ではなく、「配置の検討に時間がかかっている」「評価の集計だけで毎期2週間かかる」といった具体的な課題を示すほうが、必要な範囲が定まります。

料金の決まり方は2通りある

カスタム構成型:カオナビ、HRBrainが該当します。必要な機能を選んで構成するため、小さく始めて後から広げられます。ただし機能を足すたびに契約の見直しが発生します。

全機能一律型:タレントパレットが該当します。プラン差がなく全機能を使えるため、後から契約を見直す必要がありません。一方で、機能を絞って安く始めるという選択はできません。

公開単価型:sai*recoが該当します。1ユーザー月額250円〜で、当メディアの試算では10名で年30,000円です。

無料枠型:SmartHRが該当します。従業員30名までなら基本機能を¥0プランで使え、初期導入費用も無料です。

タレントマネジメントシステムの選び方(5つのポイント)

  1. 料金の決まり方が2通りあることを知る。段階的に広げたいか、最初から全部使いたいか
  2. 人材データをどこから持ってくるかを考える。入力の手間で導入が止まります
  3. 何を解きたいのかを先に決める。配置・評価・離職防止で強みが違います
  4. セキュリティ認証の明記を確認する。明記しているのは2社です
  5. 無料または低価格で試せる範囲を見る。SmartHRとsai*recoが入口になります

タレントマネジメントシステムのタイプ別分類

分析特化・全機能型

ハイパフォーマー分析・組織診断TPOD・人的資本ダッシュボード。プラン差なし

タレントパレット
評価起点・モジュール型

15以上のモジュール。360度評価・目標管理・社内版生成AI『Brain』

HRBrain
見える化・カスタム型

顔写真付き従業員DB・独自項目カスタマイズ・AIによる示唆

カオナビ
労務データ連動型

労務手続きのデータをそのまま基盤に。30名まで¥0プラン

SmartHR(タレントマネジメント)
公開単価・組織設計型

1ユーザー250円〜。組織図・組織シミュレーションに強い

sai*reco(サイレコ)

タレントマネジメントシステムの料金

相場として集計できる状態にありません。 掲載5サービスで単価を公開しているのは1社だけです。

サービス料金
sai*reco1ユーザー月額250円〜(従業員100名程度の目安)
SmartHR30名まで¥0プラン(有料プランは要問い合わせ・初期導入費用0円)
カオナビ機能×人数のカスタムプラン・要見積り
HRBrain人数連動・15以上のモジュール構成・要見積り
タレントパレット初期費用+月額(登録社員数で変動)・要見積り

sai*recoで当メディアが試算すると、10名で年30,000円になります。

タレントマネジメントシステムの機能比較

サービス人材DB評価サーベイ配置・組織図分析認証
カオナビ顔写真付き・独自項目○(ワークフロー・目標管理)○(最適配置・組織ツリー)○(AIによる示唆)料金ページに記載なし
タレントパレット○(人的資本ダッシュボード)○(ワークフロー)○(組織診断TPOD○(異動シミュレーション○(ハイパフォーマー分析料金ページに記載なし
HRBrain○(360度評価・目標管理)○(パルスサーベイ)○(スキル可視化に基づく配置)○(社内版生成AI『Brain』ISMS・ISO27017・Pマーク
SmartHR○(労務由来のデータ○(エンゲージメント)○(人員配置・組織図)○(ダッシュボード)ISMS・ISMAP登録等
sai*reco公式に明記なし○(組織シミュレーション一部あり料金ページに記載なし

おすすめのタレントマネジメントシステム5選

カオナビ

株式会社カオナビ

公式サイト ↗
カオナビの公式サイト(トップページ)
  • 概要:顔写真付きの従業員データベースで人材を見える化するタレントマネジメント。導入実績・シェアで上位を占めます。
  • 特徴
    • 顔写真とともにスキル・経歴・異動履歴を管理、独自項目のカスタマイズにも対応
    • 機能×人数のカスタムプランで、データベースから始めて後から機能を足せる
    • AIによる示唆を含む人材分析、評価・配置・サーベイまで一通り対応
  • 料金:機能×人数のカスタムプラン・要見積り。
  • 注意点:セキュリティ認証は料金ページ上に記載がなく、別途セキュリティ情報として公開されています。
  • こんな企業に向いている:顔と情報を結びつけて配置を考えたい企業。

タレントパレット

株式会社プラスアルファ・コンサルティング

公式サイト ↗
タレントパレットの公式サイト(トップページ)
  • 概要:人材データの分析・活用に強く、導入法人4,800社以上・継続率99.6%を公表しています。
  • 特徴
    • プラン差なく全機能を利用できる(後から契約を見直す必要がない)
    • ハイパフォーマー分析・組織診断TPOD・人的資本ダッシュボード
    • 初期費用に専用環境構築・初期導入支援・サポートデスク開設が含まれる
  • 料金:初期費用+月額(登録社員数で変動)・要見積り。
  • 注意点:機能を絞って安く始めるという選択はできません。
  • こんな企業に向いている:データ分析で人事施策の根拠を示したい企業。

HRBrain

株式会社HRBrain

公式サイト ↗
HRBrainの公式サイト(トップページ)
  • 概要:人事評価に強みを持ち、累計導入4,000社以上。15以上のモジュールを組み合わせて構成します。
  • 特徴
    • 360度評価・目標管理・評価ワークフローに対応、評価を起点に導入できる
    • 社内版生成AI『Brain』で蓄積データから示唆を得られる
    • ISMS(ISO/IEC 27001)・ISO/IEC 27017・プライバシーマークを取得
  • 料金:人数連動・要見積り。
  • 注意点:モジュールの数によって金額が変わるため、使う範囲を具体的に伝える必要があります。
  • こんな企業に向いている:人事評価の運用負担から解決したい企業、認証が要件になる企業。

SmartHR

タレントマネジメント)(株式会社SmartHR

公式サイト ↗
SmartHRの公式サイト(トップページ)
  • 概要:労務手続きで集めた従業員データをそのまま基盤にできるタレントマネジメントです。
  • 特徴
    • データ入力の工程が不要(労務手続きで集めた正確なデータを使える)
    • 従業員30名まで基本機能が¥0プラン、初期導入費用・サポート費用も無料
    • ISMS(ISO/IEC 27001)・ISMAP登録等を掲げる
  • 料金:30名まで¥0プラン。有料はタレントマネジメントプラン/HRストラテジープラン(要問い合わせ)。
  • 注意点:有料プランの料金は非公開です。導入・運用支援サービス等は別途かかります。
  • こんな企業に向いている:データ入力の手間で導入が止まりそうな企業、すでにSmartHRで労務を運用している企業。

sai*reco

サイレコ)(株式会社アクティブ アンド カンパニー

公式サイト ↗
sai*recoの公式サイト(トップページ)
  • 概要:掲載中で唯一、1名あたりの単価を公式に公開しているタレントマネジメントです。
  • 特徴
    • 1ユーザー月額250円〜(従業員100名程度の目安)→ 10名で年30,000円
    • 組織図・組織シミュレーションに強く、組織変更の影響を事前に確認できる
    • 採用管理・勤怠・給与・電子契約・労務手続との外部連携が豊富、14日間の無料トライアル
  • 料金:1ユーザー月額250円〜。初期費用は要問い合わせ。
  • 注意点:専用のサーベイ機能やスキル管理機能は公式ページに明記がありません。対象は中小〜中堅です。
  • こんな企業に向いている:費用を先に把握したい企業、組織設計の検討に使いたい企業。

目的別のおすすめ

まず費用を知りたい:sai*reco(1ユーザー250円〜)かSmartHR(30名まで無料)です。この2社以外は見積りから始まります。

データ入力の手間が心配:SmartHRです。労務手続きで集めたデータをそのまま使えるため、導入時の最大の障害がありません。

評価の運用が重い:HRBrainです。360度評価や目標管理から始めて、後からタレントマネジメントへ広げられます。

分析して施策の根拠を出したい:タレントパレットです。ハイパフォーマー分析や組織診断TPODが揃っています。

配置の検討に使いたい:カオナビ(顔写真付きDB・最適配置)かsai*reco(組織シミュレーション)です。

タレントマネジメントシステムのデメリット・注意点

  • 料金が比較できない:5社中4社が非公開で、見積りが前提になります
  • データが入らないと機能しない:導入の障害は費用よりデータの用意です
  • 機能を足すと費用が変わる:カスタム構成型は契約の見直しが発生します
  • 認証の明記は2社のみ:機微なデータを扱うため必要なら確認が要ります
  • 使われずに終わることがある:現場の管理職が使う場面を設計しないと定着しません

タレントマネジメントシステム導入の流れ

  1. 解きたい課題を1つに絞る:配置か、評価か、離職防止か
  2. 手元にあるデータを確認する:どこまで揃っていて、何を集め直す必要があるか
  3. 無料枠・トライアルで試す:SmartHRは30名まで無料、sai*recoは14日間
  4. 課題を伝えて見積りを取る:必要な機能の範囲が定まると金額も定まります
  5. 現場が使う場面を決める:人事部門だけが見るシステムでは活用が止まります

タレントマネジメントシステムのよくある質問

料金相場はいくら?

相場として集計できません。掲載5サービスで単価を公開しているのはsai*reco(1ユーザー月額250円〜)だけです。当メディアの試算では10名で年30,000円になります。他の4社は機能と人数の組み合わせによる要見積りです。

なぜ料金が非公開?

機能と人数の組み合わせで決まるためです。カオナビは機能×人数のカスタムプラン、HRBrainは15以上のモジュール構成、タレントパレットは初期費用+月額(登録社員数で変動)です。

無料で使えるサービスはある?

SmartHRに従業員30名まで基本機能を使える¥0プランがあります。初期導入費用・サポート費用も無料です。sai*recoには14日間の無料トライアルがあります。

既存の人事データを移行する必要がある?

SmartHRは労務手続きで集めたデータをそのまま基盤にできます。他のサービスは既存データの移行や本人入力から始めることになります。導入時の手間はここで大きく変わります。

人事評価もできる?

掲載5サービスすべてが対応します。HRBrainは360度評価や目標管理まで含み、人事評価に強みを掲げています。

組織図や配置のシミュレーションはできる?

できます。タレントパレットは異動シミュレーション、sai*recoは組織シミュレーション、カオナビは最適配置の検討に対応します。

まとめ

タレントマネジメントシステムは、料金を比較するところから始められないカテゴリです。5社中4社が非公開で、機能と人数の組み合わせで金額が決まります。

だからこそ、先に決めるべきは「何を解きたいか」です。配置の検討に時間がかかっているのか、評価の集計が重いのか、離職の予兆を掴みたいのか。それが定まると必要な機能の範囲が決まり、見積りの金額も定まります。

費用を先に知りたいなら sai*reco(1ユーザー250円〜)か SmartHR(30名まで無料)、評価から始めるなら HRBrain、分析まで踏み込むなら タレントパレット、配置を考えるなら カオナビが候補になります。

そして導入で最も詰まるのはデータの用意です。労務データをそのまま使えるSmartHRが構造的に有利なのは、この工程を飛ばせるからです。

料金・仕様は変更される場合があります。契約前に各公式サイトで最新情報をご確認ください。

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