電話代行の料金は「月額いくらで何件まで」という形で示されます。月額だけを見ても比較にならないため、基本料を含まれる件数で割って1件あたりの単価を出す必要があります。
掲載5サービスの最安プランで計算すると、BusinessCallのスタンダードプランが1件125円、渋谷オフィスのスターターが150円、fondeskが200円、ビジネスアシストのライトが400円です。3.2倍の開きがあります。
ただし単価だけでは決まりません。対応時間帯が大きく異なるためです。BusinessCallは全日9:00〜21:00・365日対応で、掲載5サービスの中で唯一土日祝と夜間をカバーします。他の4サービスは平日日中が基本です。この記事では1件あたりの単価、対応時間、超過単価、試用条件を一次データから整理しました。
結論:単価・対応時間・試用条件の3点で絞る
先に結論を述べます。
1つめは、1件あたりの単価です。月額を含まれる件数で割ると、BusinessCallのラグジュアリープランが1件100円でもっとも低く、ビジネスアシストのライトが400円でもっとも高くなります。同じ「月額10,000円」でもfondeskは月50件(200円)、BusinessCallラグジュアリーは月100コール(100円)です。
2つめは、対応時間帯です。BusinessCallのみが全日9:00〜21:00・365日をカバーします。fondeskは平日9:00〜19:00、渋谷オフィスとビジネスアシストは平日9:00〜18:00です。e秘書は時間帯を選べ、24時間対応は月額55,000〜78,500円のオプションとなります。
3つめは、試用条件です。ビジネスアシストは30日間の無料トライアルに加えて全額返金保証という二段構えです。fondeskは14日間の無料トライアル、渋谷オフィスは30日間返金保証、e秘書は1日単位のスポットコースで試せます。
電話代行サービスとは
電話代行サービスは、かかってきた電話をオペレーターが代わりに受け、用件を聞いて依頼元に通知するサービスです。受電した内容はチャットやメールで通知され、折り返しの判断は依頼元が行うのが基本の流れです。
導入の目的は、電話対応による作業の中断を減らすことと、取りこぼしを防ぐことです。少人数の会社や、外出の多い業種で使われます。
当メディアの調査では「電話代行」という検索キーワードの指数は直近25か月で50〜73の範囲を推移し、平均は63.6でした。前半12か月の平均67.2に対し後半12か月は60.3で、およそ10%下がっています。振れ幅は小さく、一定の水準で推移しています。
選び方:5つの確認ポイント
1. 基本料を件数で割って1件あたりの単価を出す
掲載5サービスの最安プランと1件あたりの単価は次のとおりです。
| サービス | プラン | 月額 | 件数 | 1件あたり |
|---|---|---|---|---|
| BusinessCall | ラグジュアリー | 税別10,000円 | 月100コール | 100円 |
| BusinessCall | スタンダード | 税別5,000円 | 月40コール | 125円 |
| 渋谷オフィス | スターター | 3,000円 | 月20件 | 150円 |
| fondesk | 基本プラン | 税別10,000円 | 月50件 | 200円 |
| ビジネスアシスト | スタンダード | 税別35,000円 | 月120件 | 291円 |
| ビジネスアシスト | ライト | 税別20,000円 | 月50件 | 400円 |
同じ月額10,000円でも、fondeskは月50件(200円)、BusinessCallのラグジュアリーは月100コール(100円)で2倍の差があります。
e秘書のスタンダードコースは月額11,000円〜で基本コールが受電時間帯により50〜130件と変動するため、時間帯を決めてから計算する必要があります。
2. 対応時間帯が土日祝と夜間を含むかを確認する
電話代行を導入する目的が取りこぼしの防止であれば、対応時間帯は単価と同じくらい重要です。
| サービス | 対応時間 |
|---|---|
| BusinessCall | 全日9:00〜21:00・365日(スタンダード最大7時間/日、ラグジュアリー最大12時間/日) |
| e秘書 | 平日9:00〜18:00 〜 全日9:00〜21:00 から選択(24時間対応は月55,000〜78,500円のオプション) |
| fondesk | 平日9:00〜19:00(この範囲内で任意設定可。土日祝・夜間・年末年始は対象外) |
| 渋谷オフィス | 平日9:00〜18:00(時間外アナウンス・転送はオプション) |
| ビジネスアシスト | 平日9:00〜18:00(年末年始は非対応) |
BusinessCallのみが土日祝と夜間をカバーします。月額の安さと対応時間の広さは一致しません。税別5,000円のBusinessCallが365日対応である一方、税別20,000円のビジネスアシスト ライトは平日日中のみです。
ただしBusinessCallには1日あたりの時間上限(スタンダード7時間、ラグジュアリー12時間)がある点は確認が必要です。
3. 超過したときの単価を確認する
含まれる件数を超えた分の単価もサービスによって異なります。
- BusinessCall ラグジュアリー:170円/件(税込187円)
- BusinessCall スタンダード:180円/件(税込198円)
- fondesk:200円/件(税別・51件目以降)
- e秘書:スタンダード200円/件、メッセージ250円/件、スポット350円/件
- ビジネスアシスト:スタンダード350円/件、ライト400円/件(いずれも税別)
- 渋谷オフィス:公式料金ページに記載なし(要問い合わせ)
受電件数が読めない場合、超過単価の低いサービスのほうが総額のぶれが小さくなります。BusinessCallは基本料の単価(100〜125円)と超過単価(170〜180円)の差も比較的小さい構成です。
4. 初期費用と契約期間の条件を見る
初期費用の扱いは分かれます。
- fondesk・ビジネスアシスト・渋谷オフィス:初期費用0円(公式に明記)
- BusinessCall:通常15,000円(税込16,500円)だが公式料金ページに0円キャンペーン中と記載。ただし契約期間3ヶ月から
- e秘書:情報登録料15,000円+初月2ヶ月分の前払い
e秘書は掲載5サービスの中でもっとも導入時の負担が大きい構成です。その代わり1日単位のスポットコース(11,000円/1日・基本15件/日・超過350円/件)を用意しており、最短4日で導入できるとされています。イベントで一時的に電話が増える場合や、短期間だけ必要な場合の選択肢になります。
5. 無料トライアルと返金保証の条件を確認する
掲載5サービスに無料プランはありませんが、試用の仕組みには差があります。
- ビジネスアシスト:30日間の無料トライアル+1ヶ月利用後の全額返金保証
- fondesk:14日間の無料トライアル(期間中は一切費用がかからないと明記)
- 渋谷オフィス:30日間返金保証(利用開始後30日以内なら月額料金を返金)
- e秘書:1日単位のスポットコースで短期試用
- BusinessCall:無料トライアルの明記なし
ビジネスアシストは無料で1か月試したうえで、有料契約後さらに1か月分の返金保証があるという二段構えです。1件あたりの単価は高い部類ですが、試用の条件はもっとも緩くなっています。
なお渋谷オフィスは営業電話・間違い電話を件数にカウントしないとしており、実質的に使える件数が増える構成です。
独自データ:料金公開率と1件あたりの単価
当メディアが掲載5サービスの公式サイトを2026年7月時点で調査した結果は次のとおりです。
料金公開率は100%(5/5)でした。掲載5サービスすべてが月額と含まれる件数を公開しています。
1件あたりの単価は4倍の幅があります。BusinessCallのラグジュアリープランが100円、スタンダードプランが125円、渋谷オフィスのスターターが150円、fondeskが200円、ビジネスアシストのスタンダードが291円・ライトが400円です。
土日祝・夜間に対応するのは1サービスです。BusinessCallの全日9:00〜21:00・365日対応のみで、他の4サービスは平日日中が基本です(e秘書は時間帯を選択でき、24時間対応はオプション)。
初期費用0円と明記しているのは3サービスです。fondesk、ビジネスアシスト、渋谷オフィスです。BusinessCallは0円キャンペーン中、e秘書は情報登録料15,000円+2ヶ月分前払いとなります。
無料トライアルは40%(2/5)です。ビジネスアシストが30日間、fondeskが14日間で、日数を公開している2サービスの平均は22日です。加えて渋谷オフィスが30日間返金保証、e秘書が1日単位のスポットコースを用意しています。
超過単価を公開しているのは4サービスです。渋谷オフィスのみ公式料金ページに記載がありません。
掲載5サービスの比較
| サービス | 提供元 | 最安プラン | 1件あたり | 対応時間 | 初期費用 | 試用 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 渋谷オフィス | 株式会社渋谷オフィス | 月3,000円(20件) | 150円 | 平日9-18時 | 0円 | 30日返金保証 |
| BusinessCall | ビジネスコール株式会社 | 税別5,000円(40件) | 125円 | 全日9-21時・365日 | 0円キャンペーン | 明記なし |
| fondesk | 株式会社うるる | 税別10,000円(50件) | 200円 | 平日9-19時 | 0円 | 14日無料 |
| e秘書 | 株式会社ベルシステム24 | 月11,000円〜 | 時間帯で変動 | 選択可(24時間はオプション) | 15,000円+2ヶ月前払い | スポット1日 |
| ビジネスアシスト | 株式会社ビジネスアシスト | 税別20,000円(50件) | 400円 | 平日9-18時 | 0円 | 30日無料+返金保証 |
各サービスの詳細
掲載5サービスの中で、公開されている月額がもっとも低い水準の電話代行サービスです。
料金は5段階で、スターターが月3,000円(月20件)、シンプルが月5,000円(月40件)、アドバンスが月10,000円(月80件)、プレミアが月25,000円(月120件)、プレステージが月50,000円(月160件)です。全プランで初期費用が0円と明記されています。スターターを件数で割ると1件あたり150円という計算になります。
特徴的なのが、営業電話・間違い電話を件数にカウントしないという条件です。実際に用件のある電話だけが件数に数えられるため、月20件のプランでも実質的に使える範囲が広がります。掲載5サービスの中でこの条件を明示しているのは渋谷オフィスです。
対応時間は平日9:00〜18:00で、土日祝は休業です。時間外アナウンス・転送はオプションとなります。専用番号貸与・複数転送・Q&A対応もオプションでの提供です。
無料トライアルの明記はありませんが、利用開始後30日以内なら月額料金を返金する30日間返金保証があります。超過単価は公式料金ページに記載がなく、要問い合わせです。
掲載5サービスの中で唯一、全日9:00〜21:00・365日対応を標準で提供する電話代行サービスです。
料金は2プランで、スタンダードプランが税別5,000円(税込5,500円)・月40コール・最大7時間/日、ラグジュアリープランが税別10,000円(税込11,000円)・月100コール・最大12時間/日です。1件あたりに換算するとスタンダードが125円、ラグジュアリーが100円となり、ラグジュアリーは掲載5サービスの中でもっとも低い単価になります。
超過単価も低く、スタンダードプランが180円/件(税込198円)、ラグジュアリープランが170円/件(税込187円)です。基本料の単価と超過単価の差が小さいため、件数が読めない場合でも総額のぶれが抑えられます。電話番号の貸出料は基本料に含まれます。
初期費用は通常15,000円(税込16,500円)ですが、公式料金ページに0円キャンペーン中と記載があります。ただし契約期間は3ヶ月からという条件があり、無料トライアルの明記もありません。
1日あたりの時間上限(スタンダード7時間、ラグジュアリー12時間)がある点は確認が必要です。入電の通知はLINE連携に対応します。
掲載5サービスの中で唯一、単一プランのみという構成の電話代行サービスです。
料金は月額10,000円(税別)で月50件までの受電が含まれ、51件目以降は1件200円(税別)です。初期費用とオプション費用はなく、公式料金ページに明記されています。1件あたりに換算すると200円という計算になります。
プランが1つしかないため、どれを選ぶか迷う要素がありません。件数が増えても超過分を払うだけで、上位プランへの移行を検討する必要もない構成です。総額が月額と超過分だけで決まるため、見積りが単純になります。
対応時間は平日9:00〜19:00で、この範囲内で受付時間帯を任意に設定できます。自社の営業時間に合わせられる一方、土日祝・夜間・年末年始は対象外です。
用件のヒアリング後はチャットやメールで通知される仕組みで、折り返しの判断は利用企業側が行います。受電と判断を分業する前提の設計です。
14日間の無料トライアルがあり、期間中は一切費用がかからないと明記されています。
大手コールセンター運営会社によるサービスで、掲載5サービスの中で唯一、1日単位のコースを用意しています。
月額のコースはスタンダードコースが月額11,000円〜(基本コール50〜130件/月・受電時間による、超過200円/件)、メッセージコースが月額16,500円〜(基本コール50〜300件/月、超過200〜500円/件)です。メッセージコースではQ&A対応・注文受付対応にも対応し、一次受付を超えた業務を任せられます。
スポットコースは11,000円/1日(基本15件/日・超過350円/件)で、1日単位での利用ができます。イベントやキャンペーンで一時的に電話が増える場合や、短期間だけ試したい場合の選択肢になります。最短4日で導入できるとされています。
対応時間は平日9:00〜18:00から全日9:00〜21:00まで選択でき、24時間対応は月額55,000〜78,500円のオプションです。基本コール数が受電時間帯により変動するため、時間帯を決めてから件数と単価を計算する必要があります。
初期費用は情報登録料15,000円に加えて初月に2ヶ月分の前払いが必要で、掲載5サービスの中でもっとも導入時の負担が大きい構成です。
掲載5サービスの中で試用の条件がもっとも緩い電話代行サービスです。
30日間の無料トライアルに加えて、1ヶ月利用後に満足できない場合の全額返金保証を用意しています。無料で1か月試したうえで、有料契約後さらに1か月分の返金保証があるという二段構えです。
料金は3プランで、ライトが税別20,000円(月50件まで・超過400円/件)、スタンダードが税別35,000円(月120件まで・超過350円/件)、スタンダードプラスが税別60,000円〜(月200件〜・超過は別途見積り)です。初期費用は0円と公式料金ページに明記されています。
1件あたりに換算するとライトが400円、スタンダードが291円となり、掲載5サービスの中では高い水準です。その代わりスタンダード以上では電話取次・緊急時携帯連絡・採用受付対応に対応し、用件を聞いて通知するだけでなく、取次や緊急時の連絡まで任せられます。採用受付対応は募集時期に集中する問い合わせへの対応に使えます。
対応時間は平日9:00〜18:00(月〜金)で、年末年始は非対応です。
よくある質問
電話代行サービスの費用相場はいくらですか。
掲載5サービスはすべて料金を公開しています。最安プランは渋谷オフィスのスターターが月3,000円(月20件)、BusinessCallのスタンダードプランが税別5,000円(月40コール)、fondeskが税別10,000円(月50件)、e秘書のスタンダードコースが月額11,000円〜(基本コール50〜130件/月)、ビジネスアシストのライトが税別20,000円(月50件)です。基本料を含まれる件数で割ると1件あたり125円から400円まで3.2倍の開きがあります(上位プランのBusinessCallラグジュアリー100円まで含めると4倍)。
1件あたりいくらになりますか。
掲載5サービスの最安プランで計算すると、BusinessCallのスタンダードプランが税別5,000円÷月40コールで125円、渋谷オフィスのスターターが3,000円÷月20件で150円、fondeskが税別10,000円÷月50件で200円、ビジネスアシストのライトが税別20,000円÷月50件で400円です。上位プランではBusinessCallのラグジュアリーが税別10,000円÷月100コールで100円となります。e秘書のスタンダードコースは基本コールが受電時間帯により50〜130件と変動するため、時間帯を決めてから計算する必要があります。
土日や夜間にも対応してもらえますか。
BusinessCallは全日9:00〜21:00・365日対応で、掲載5サービスの中で唯一土日祝と夜間をカバーします。スタンダードプランは最大7時間/日、ラグジュアリープランは最大12時間/日という条件です。e秘書は平日9:00〜18:00から全日9:00〜21:00まで選択でき、24時間対応は月額55,000〜78,500円のオプションとなります。fondeskは平日9:00〜19:00でこの範囲内で受付時間帯を設定でき、土日祝・夜間・年末年始は対象外です。渋谷オフィスとビジネスアシストは平日9:00〜18:00で、渋谷オフィスは時間外アナウンス・転送がオプションです。
初期費用はかかりますか。
fondesk、ビジネスアシスト、渋谷オフィスは初期費用0円と公式に明記しています。BusinessCallは通常15,000円(税込16,500円)ですが、公式料金ページに0円キャンペーン中と記載があります。e秘書は情報登録料15,000円に加えて初月に2ヶ月分の前払いが必要です。
無料で試せますか。
掲載5サービスに無料プランはありませんが、2サービスが無料トライアルを提供しています。ビジネスアシストは30日間の無料トライアルに加えて1ヶ月利用後の全額返金保証、fondeskは14日間の無料トライアルで期間中は一切費用がかからないとしています。渋谷オフィスは30日間返金保証、e秘書は1日単位のスポットコース(11,000円/1日)での短期試用が可能です。BusinessCallは無料トライアルの明記がありません。
含まれる件数を超えるといくらかかりますか。
BusinessCallはラグジュアリープランが170円/件(税込187円)、スタンダードプランが180円/件(税込198円)です。fondeskは51件目以降が1件200円(税別)、e秘書はスタンダードコースが200円/件、メッセージコースが250円/件、スポットコースが350円/件です。ビジネスアシストはライトが400円/件、スタンダードが350円/件(いずれも税別)で、スタンダードプラスは別途見積りとなります。渋谷オフィスは公式料金ページに超過単価の記載がなく、要問い合わせです。