自動音声応答システム(IVR)
IVR(自動音声応答システム)は、かかってきた電話に音声ガイダンスで応答し、プッシュ操作で担当部門へ振り分けるシステムです。掲載5サービスはすべて料金を公開していますが、月額が1,500円から260,000円まで開き、いずれも通話従量が別途かかります。
自動音声応答システム(IVR)とは
IVRの料金は月額だけでは決まりません。掲載5サービスはすべて金額を公開していますが、月額のシステム利用料とは別に通話の従量課金が発生します。NEON IVRは1IVR回線あたり月額1,500円(税抜)ですが、通話従量・SMS従量に加えて電話番号が種別により1番号300〜900円/月かかります。
月額の幅も大きく開きます。もっとも低いのがNEON IVRの1,500円で、コールナビゲーターのシンプルプランが税抜2,480円(税込2,728円)、IVRyのスタータープランが月払い3,980円〜(年払い月3,317円〜・税抜)です。これに対しVoiceMallは着信型のギャランティタイプが月額140,000円〜、ベストエフォートタイプが月額260,000円〜と桁が異なります。
Twilio Programmable Voiceは月額基本料がなく、純粋な従量課金です。着信ローカルが1分あたり0.0100ドル、発信は国内0.0746ドル・モバイル0.1850ドルで、電話番号が国内4.75ドル/月からとなります。ただしAPIとTwiMLでIVRのフローを自分で構築するため、開発リソースが前提になります。
無料で始められるのはIVRyのフリープランのみです。着信30件までは月額0円で、AI機能を含む機能を利用できます。掲載5サービスの中で無料プランがあるのはIVRyです。
自動音声応答システム(IVR)の検索需要トレンド
「IVR」の検索指数は直近25か月で45〜68の範囲を推移し、平均は52.0です。前半12か月の平均52.0に対し後半12か月は52.1で、ほぼ完全に横ばいでした。最大は2026年5月の68、最小は2024年8月の45です。当メディアが調査したキーワードの中でも変動が小さく、需要が安定している分野といえます。(出典:Googleトレンド/キーワード「IVR」)
自動音声応答システム(IVR)の選び方の要点
掲載5サービスはいずれも通話の従量課金が別途発生します。NEON IVRは通話従量・SMS従量に加えて電話番号が種別により1番号300〜900円/月、IVRyは電話番号維持費と着信・発信・SMSの従量が基本料と別(具体額は公式料金ページに記載がなく要問い合わせ)です。VoiceMallは発信・転送機能の利用時に別途従量が発生し、SMS配信は月額に加えて50円/通〜、さらにフリーダイヤル費用はNTTコミュニケーションズからの別請求となります。Twilio Programmable Voiceは月額基本料がない代わりにすべてが従量です。コールナビゲーターは着信料・転送料が1分ごとの従量ですが、電話番号維持費と録音料は無料と明記されています。月額の安さだけで比べると、実際の請求額と大きくずれます。
掲載5サービスの月額は1,500円から260,000円まで開きます。NEON IVRが1IVR回線あたり月額1,500円(税抜)、コールナビゲーターがシンプルプラン税抜2,480円からスタンダードプラン税抜6,980円まで、IVRyがスタータープラン月払い3,980円〜からアドバンスプラン月払い10,480円〜(いずれも税抜)です。これに対しVoiceMallは着信型のギャランティタイプが月額140,000円〜・初期300,000円〜、ベストエフォートタイプが月額260,000円〜・初期300,000円〜、発信型のギャランティタイプが月額140,000円〜・初期500,000円〜(いずれも税別)となります。VoiceMallは大企業・コールセンター・大規模窓口を対象としており、店舗や中小企業向けの他サービスとは想定する規模が異なります。
Twilio Programmable VoiceはAPIとTwiMLでIVRのフローを自由に構築する仕組みで、開発リソースを持つ企業を対象としています。音声認識やテキスト読み上げ(TTS)、SIP連携、自社アプリや基盤への組み込みまで扱えますが、設定画面でメニューを組み立てる形式ではありません。これに対しIVRy、コールナビゲーター、NEON IVR、VoiceMallは提供される機能の範囲で設定する形式です。自由度を取るか、開発なしで始められることを取るかで対象が変わります。なおTwilioは月額基本料がないため、使わない月は電話番号の維持費のみで済みます。
掲載5サービスは提供範囲が異なります。VoiceMallは着信型のガイダンス応答・自動振り分けに加えて、発信型の自動音声発信、コールバック(折り返し)予約、顧客満足度(CS)調査、リアルタイム音声情報提供、SMS配信、システム担当者呼び出しを備えます。電話を振り分けるだけでなく、調査や情報提供まで含む構成です。IVRyはAIによる電話対応と多言語対応を持ち、SMS自動送信や予約・折り返しの一次受付にも対応します。コールナビゲーターは予約機能プラン(税抜5,480円〜)で電話予約・注文受付を扱えます。NEON IVRは内線・部門・外線への転送と留守番電話(30〜180秒で設定可)、短縮URL付きSMS自動送信を備えます。
初期費用はサービスによって分かれます。コールナビゲーターは公式サイトで初期導入費用無料と表記され、Twilio Programmable Voiceは従量課金のため初期費用がありません。NEON IVRは電話番号取得・設定費込みの最小構成例で約9,700円です。IVRyは公式料金ページに初期費用の明記がありませんが、フリープランなら固定費0円で開始できます。VoiceMallは着信型が300,000円〜、発信型が500,000円〜(いずれも税別)と大きく異なります。無料トライアルはコールナビゲーターが7日間、NEON IVRが期間の明記なしで提供、Twilioは無料トライアルクレジットで試用できます。IVRyはトライアル期間の明記がない代わりにフリープランがあり、デモ電話も用意されています。
自動音声応答システム(IVR)の比較一覧(全5サービス)
IVRy(アイブリー)
月額3,317円〜0円から使えるビジネス向けの電話自動応答(IVR)。着信時の音声ガイダンスによる一次受付・プッシュ操作での振り分け・SMS送信・予約受付などを自動化し、AIによる電話対応や多言語対応も備える。フリープランは着信30件まで無料で、有料はスターター月額3,980円(税抜)から。
VoiceMall(ボイスモール)
月額140,000円〜NTTテクノクロスが提供する大規模対応のクラウドIVR(音声自動応答)。着信型・発信型のガイダンス応答、コールバック予約、CS調査、リアルタイム音声情報、SMS配信などをコールセンター規模で提供する。月額は着信型ギャランティで140,000円(税別)〜、初期費用300,000円(税別)〜。
APIで音声通話・IVRを構築できる開発者向けの通信プラットフォーム。TwiMLで着信フロー(ガイダンス・プッシュ分岐・転送・録音・音声認識/TTS)を自由に設計できる。月額基本料のない純従量課金(USD建て)で、着信$0.0100/分・国内発信$0.0746/分・国内番号$4.75/月〜。
掲載は無料掲載と有料掲載の2つです。無料掲載は1カテゴリまでで、相互リンクのご協力が必要。 有料掲載は月額20,000円(税抜)で相互リンクが不要になり、この一覧とおすすめ比較記事の最上部に固定して掲載します。 「料金改定を反映してほしい」といった訂正のご相談も同じ窓口で、こちらは費用はかかりません。