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健康管理システムおすすめ比較5選|産業医対応と機能で選ぶ

健康管理システムは5社中4社が料金非公開で、見積り前提のカテゴリです。産業医紹介まで頼むならfirst call、健診代行込みならnewbie(月200円/人〜)、大企業ならGrowbase。主要5社を産業保健の対応範囲で比較します。

健康管理システムのおすすめ(目的別の早見表)

健康管理システムは、他のSaaSカテゴリと比べ方が違います。当メディアが掲載5サービスを調べたところ、公式が金額を公開しているのは1つだけで、料金公開率は40%(一部公開を含む)でした。常設の無料トライアルを明示しているサービスもありません。資料請求と見積りから始まるのが標準的な流れです。

そのため比較の軸になるのは、金額ではなく産業保健のどこまでを任せるかです。健診結果の管理とストレスチェックだけで足りるのか、産業医の紹介やオンライン面談、あるいは健診の代行まで必要なのかで、選ぶ側が変わります。

導入目的おすすめのタイプ主なサービス
産業医がまだ決まっていない産業医サービス一体型first call(ファーストコール)
健診の事務作業ごと外に出したいBPO対応型newbie(ニュービー)
大企業で健診・ストレス・過重労働を一元管理したい大企業向け機能特化型Growbase(グローベース)
紙の健診結果のデータ化から任せたい産業保健クラウド型Carely(ケアリィ)
産業保健の主要業務をまとめて効率化したい産業保健クラウド型mediment(メディメント)

健康管理システムとは?

健康管理システムとは、健康診断の結果、ストレスチェック、産業医面談の記録、長時間労働者の抽出といった産業保健の業務を1つのシステムで管理するSaaSです。

産業保健の業務が重いのは、扱う情報が紙で届くところにあります。健診結果は医療機関ごとに様式が違い、ストレスチェックの結果は別のシステムに入り、産業医面談の記録は担当者の手元にある——この状態では、有所見者へのフォローや長時間労働者の抽出を毎回手作業で行うことになります。

健康管理システムは、これらを1つのデータベースにまとめ、法令が求める対応をもれなく回せるようにします。掲載5サービスが共通して備えるのは、健康診断結果の管理、ストレスチェックの実施と集団分析、産業医・保健師の面談記録です。

健康管理システムの種類(産業保健クラウド型・産業医サービス一体型・BPO対応型)

産業保健クラウド型は、健診・ストレスチェック・面談記録・報告書出力といった業務をシステムで一元管理します。Carely、mediment、Growbaseがこの型です。すでに産業医が選任されていて、情報管理と法令対応をもれなく回したい企業に向きます。

産業医サービス一体型は、システムに加えて産業医の紹介・選任や面談そのものを提供します。first callが該当し、約12万人の医師ネットワークから産業医を紹介し、訪問とオンラインの両方で面談を行えます。産業医がまだ決まっていない企業の選択肢です。

BPO対応型は、健診の代行など実務そのものを請け負います。newbieのフルサービス構成がこれにあたり、システム導入だけでは負荷が下がりにくい健診の事務作業まで外に出せます。

健康管理システムの選び方(5つのポイント)

  1. カバーしたい業務範囲を決める。健診とストレスチェックだけか、長時間労働管理や報告書作成まで含めるか
  2. 産業医の紹介が必要かを見極める。従業員50名以上の事業場には選任義務があります。産業医が未定ならfirst callやCarelyのように紹介まで頼めるサービスが候補です
  3. 見積りは条件を揃えて複数社に依頼する。公式が金額を公開しているのは5社中1社です
  4. 健診の代行まで任せるかを決める。予約手配や未受診者の追跡はシステムだけでは減りません
  5. 人事システムとの連携を確認する。所属や雇用区分の更新を手作業にしないために必要です

健康管理システムのタイプ別分類

産業保健クラウド型(情報の一元管理が中心)

健診・ストレスチェック・面談記録・報告書出力をシステムで管理。産業医が選任済みの企業向け

Carely(ケアリィ)mediment(メディメント)Growbase(グローベース)
産業医サービス一体型(人の手配まで含む)

産業医の紹介・選任、訪問とオンラインの面談、医療相談まで提供する

first call(ファーストコール)
BPO対応型(実務そのものを外に出す)

健診代行を含む構成があり、システム導入だけでは減らない事務作業まで任せられる

newbie(ニュービー)

健康管理システムの料金(公開しているのは5社中1社)

このカテゴリの最大の特徴は、料金が公開されていないことです。当メディアの集計では、掲載5サービスの料金公開率は40%(open 1社・partial 1社・closed 3社)でした。

サービス料金の公開状況公開されている情報
newbie公開(第三者出典の参考値)健診+ストレスで月200円/人・初期1,000円/人など
Growbase一部公開機能別従量(健診120円/人・ストレス50円/人など)。基本利用料は非公開
Carely非公開要問い合わせ
mediment非公開要問い合わせ(料金表は画像)
first call非公開要問い合わせ

なぜ非公開が多いのか

健康管理システムは、従業員数だけでなく実施する業務の範囲、産業医の有無、拠点数によって構成が変わります。産業医の訪問頻度や健診代行の有無といった人的サービスが絡むため、標準価格を示しにくい構造です。

参考値の扱いに注意

Carelyについては第三者情報で1従業員あたり月額100〜350円・初期費用1,000円/ID・最低100名程度、first callについては産業医サービスが100名で月額40,000円〜という参考値が出回っています。いずれも公式の現行価格として確認できたものではありません。newbieの単価も出典は第三者(ITトレンド)です。検討時は公式に問い合わせて現行の金額を確認してください。

見積りを取るときに揃える条件

  • 従業員数(事業場ごとの内訳も)
  • 実施したい業務(健診管理/ストレスチェック/長時間労働管理/報告書作成)
  • 産業医の有無(未選任なら紹介が必要か)
  • 拠点数と所在地(産業医の訪問可否に関わります)

健康管理システムの無料プランと無料トライアル

掲載5サービスのいずれも、常設の無料プランと無料トライアルを公式に明示していません。他のSaaSカテゴリでは30日間程度の試用が一般的ですが、このカテゴリでは資料請求や問い合わせから始まり、デモや個別相談を経て導入を判断する流れが標準です。

実際の画面を確認したい場合は、資料請求の際にデモを依頼するのが確実です。健康管理システムは産業保健スタッフや人事担当者が日常的に使うため、健診結果の取り込み方や有所見者の抽出画面を実際に見ておくと、導入後のずれを防げます。

健康管理システムの比較表(主要5サービス)

サービス料金健診管理ストレスチェック産業医長時間労働管理報告書出力想定規模
Carely要問い合わせあり(紙のデータ化・受診勧奨)あり(集団分析)面談記録+紹介はオプションありあり中小〜大企業(最低100名目安)
mediment要問い合わせあり(データ化)あり(集団分析)あり(面談・産業保健支援)ありあり中小〜大企業
first call要問い合わせありありあり(12万人の医師ネットワークで紹介・オンライン面談)面接指導で対応あり50名未満専用プラン〜大企業
Growbase機能別従量は公開・基本利用料は非公開あり(120円/人〜)あり(50円/人〜)面談記録の管理あり(30円/人〜)あり中堅〜大企業(1,500社以上)
newbie健診+ストレスで月200円/人(参考値)あり(128項目)あり(高ストレス者自動判定)面談記録・面接指導は1件から依頼可明示なしあり(自動作成)中小〜中堅

おすすめの健康管理システム5選

Carely

ケアリィ)(株式会社iCARE

公式サイト ↗
Carelyの公式サイト(トップページ)
  • 概要:産業医・労働衛生コンサルタントが代表を務める株式会社iCAREが開発した健康管理クラウド。健診結果のデータ化から受診勧奨、ストレスチェック、面談記録、労基署向け報告書までを一元管理します。
  • 特徴
    • 紙で届く健診結果のデータ化に対応
    • 産業医紹介・保健師コンサルティングをオプションで依頼できる
    • SmartHRなどの人事システムと連携できる
  • 料金:要問い合わせ。第三者情報では月額100〜350円/従業員・初期1,000円/ID・最低100名程度という参考値がありますが、公式の現行価格ではありません。
  • 注意点:最低利用人数が100名程度とされており、小規模な会社では対象外になる可能性があります。
  • こんな企業に向いている:紙の健診結果のデータ化から任せたい会社、産業医の運用も相談したい会社。

mediment

メディメント)(メディフォン株式会社

公式サイト ↗
medimentの公式サイト(トップページ)
  • 概要:健診結果・ストレスチェック・産業医面談・長時間労働管理・労基署向け報告書を一元化するクラウド健康管理システム。目的に合わせて3つのプランから選べます。
  • 特徴
    • 産業保健の主要業務を1つにまとめられる
    • 医療の多言語化・DXを手がける医療スタートアップが運営
    • 人事システムとの連携あり(詳細は要問い合わせ)
  • 料金:要問い合わせ。公式の料金プランページは料金表が画像で提供され、月額・初期費用ともに具体的な数値は公開されていません。
  • 注意点:無料トライアルの明示がないため、実際の画面は資料請求時にデモを依頼して確認することになります。
  • こんな企業に向いている:産業保健の主要業務をまとめて効率化したい会社。

first call

ファーストコール)(株式会社Mediplat

公式サイト ↗
first callの公式サイト(サービスページ)
  • 概要:約12万人の医師ネットワークを活かした産業医の紹介・選任とオンライン面談に強みを持つクラウド型の健康管理・産業保健サービスです。
  • 特徴
    • 産業医の紹介・選任に対応(訪問・オンライン面談の両方)
    • 24時間365日の医療相談をチャット・ビデオ通話で利用できる
    • 従業員50名未満専用のプランがある
  • 料金:要問い合わせ。第三者情報では産業医サービスが100名で月額40,000円〜という参考値がありますが、公式の現行価格ではありません。
  • 注意点:産業医の訪問頻度や拠点数によって構成が変わるため、条件を伝えて見積りを取る必要があります。
  • こんな企業に向いている:産業医がまだ決まっていない会社、拠点が分散していて面談の実施に困っている会社。

Growbase

グローベース)(ウェルネス・コミュニケーションズ株式会社

公式サイト ↗
Growbaseの公式サイト(トップページ)
  • 概要:大企業を中心に1,500社以上の導入実績を持つクラウド健康管理システム。健診・ストレスチェック・長時間労働管理を3プランから選べます。
  • 特徴
    • 機能別の従量利用料が公開されている(健診管理120円/人・ストレスチェック管理50円/人・長時間労働管理30円/人)
    • スタンダード/プレミアムは3機能合計60円/人
    • 人事・勤怠システムと連携できる
  • 料金:機能別の従量利用料は公開されていますが、各プランの基本利用料は要問い合わせです。ネクストプランの初期費用は100,000円+300円×従業員数。
  • 注意点:基本利用料が非公開のため、公開情報だけでは総額を確定できません。初期費用が人数に比例する点も見ておく必要があります。
  • こんな企業に向いている:中堅〜大企業で、健診・ストレスチェック・過重労働を一元管理したい会社。

newbie

ニュービー)(株式会社マイクロウェーブ

公式サイト ↗
newbieの公式サイト(トップページ)
  • 概要:紙ベースの健診関連業務をまるごとデジタル化するクラウド健康管理システム。機能別に構成を選べ、健診代行を含むフルサービスもあります。
  • 特徴
    • 機能別の従量課金(ストレスチェックのみ50円/人・健診+ストレス200円/人など)
    • 健診代行(BPO)まで任せられる構成がある
    • 128の健診項目・35の問診項目に対応、高ストレス者を自動判定
  • 料金:健診+ストレスチェックの標準構成で月額200円/人・初期1,000円/人(参考値)。フルサービスは月額375円/人。出典は第三者(ITトレンド)です。
  • 注意点:単価の出典が第三者で、公式トップページはJavaScript描画のため一次情報として確認できませんでした。長時間労働者管理の明示もありません。
  • こんな企業に向いている:健診の事務作業ごと外に出したい会社、必要な機能だけを小さく始めたい会社。

規模別のおすすめ

〜50名:産業医の選任義務が生じる前後の規模です。first callには50名未満専用のプランがあり、選任が必要になったときに産業医の紹介まで同じ窓口で相談できます。newbieのように機能を絞って小さく始める選択肢もあります。

51〜300名:産業医の選任と面談の運用が始まる規模です。産業医が決まっていればCarely・mediment・newbie、未定ならfirst callが候補になります。Carelyは最低100名程度が目安とされています。

301名以上:健診の受診状況の追跡や有所見者のフォローが手作業では回らなくなります。大企業を中心に1,500社以上の実績があるGrowbase、産業保健業務を一元管理するCarely・medimentが比較対象です。拠点が複数ある場合は、産業医の訪問可否も条件に加わります。

健康管理システムのデメリット・注意点

  • 料金の比較に手間がかかる:公式が金額を公開しているのは5社中1社です。見積りを取らないと横並びにできません
  • 無料で試せない:常設の無料トライアルを明示しているサービスがありません。デモを依頼して確認することになります
  • 健診結果のデータ化には前提がある:医療機関ごとに様式が違うため、どこまでデータ化を任せられるかは事前に確認が必要です
  • 最低利用人数がある場合がある:Carelyは最低100名程度が目安とされており、小規模では対象外になることがあります
  • 参考価格が独り歩きしやすい:第三者サイトの価格情報は公式の現行価格とは限りません

健康管理システム導入の流れ

  1. 現状の棚卸し:健診・ストレスチェック・産業医面談・長時間労働管理のうち、どこが滞っているかを洗い出す
  2. 産業医体制の確認:選任済みか未定か。未定なら紹介まで頼めるサービスに絞られます
  3. 見積り依頼:従業員数・実施業務・産業医の有無・拠点数を揃えて複数社に依頼する
  4. デモ:健診結果の取り込み方と有所見者の抽出画面を実際に見る
  5. 移行:従業員情報を登録し、直近の健診またはストレスチェックから運用を始める

健康管理システムのよくある質問

料金はどれくらい?

公式が金額を公開しているのは掲載5サービスのうち1つで、料金公開率は40%です。Growbaseは機能別の従量利用料(健診管理120円/人など)を公開していますが基本利用料は非公開です。見積りを取って比較するのが前提のカテゴリです。

無料トライアルはある?

掲載5サービスのいずれも、常設の無料トライアルを公式に明示していません。資料請求や問い合わせから始まり、デモや個別相談を経て導入を判断する流れが標準です。

産業医がいなくても導入できる?

できます。first callは約12万人の医師ネットワークから産業医を紹介でき、Carelyも産業医紹介や保健師コンサルティングをオプションで提供しています。従業員50名以上の事業場には選任義務があるため、システムと産業医をまとめて相談できると進めやすくなります。

ストレスチェックだけ実施したい場合は?

newbieは機能別の従量課金で、ストレスチェックのみの構成(月額50円/人・参考値)も選べます。掲載5サービスはいずれもストレスチェックの実施と集団分析に対応しています。

労基署への報告書は作れる?

掲載5サービスは定期健康診断結果報告書などの帳票出力に対応しています。健診結果を集約しておけば、報告書作成のたびに紙を集計する必要がなくなります。

人事システムと連携できる?

CarelyはSmartHRなどの人事システムと連携でき、mediment・Growbaseも人事・勤怠システムとの連携に対応します(詳細は要問い合わせ)。連携できれば、入退社や異動のたびに名簿を手で更新する作業がなくなります。

まとめ

健康管理システムは料金が非公開のサービスが多いため、産業保健のどこまでを任せるかを決めてから見積りを取るのが確実な進め方です。

産業医がまだ決まっていないならfirst call、健診の事務作業ごと外に出したいならnewbie、中堅〜大企業で健診・ストレス・過重労働を一元管理したいならGrowbase、紙の健診結果のデータ化から任せたいならCarely、産業保健の主要業務をまとめて効率化したいならmedimentが候補になります。

まずは自社の産業医体制と実施したい業務を整理し、従業員数・拠点数を添えて複数社に見積りを依頼してください。無料トライアルがないカテゴリなので、資料請求時にデモを依頼して画面を確認しておくと判断がぶれません。

料金・仕様は変更される場合があります。契約前に各公式サイトで最新情報をご確認ください。

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