福利厚生アウトソーシングのおすすめ(目的別の早見表)
福利厚生アウトソーシングの単価は、最安350円・中央値600円・最高1,000円と約3倍の開きがあります。しかし単価だけで選ぶと外します。
多くのサービスに最低請求人数があるためです。当メディアの試算では、従業員10名の年間コストはベネフィット・ステーション(単価1,000円)が120,000円、WELBOX(単価600円)が180,000円。単価が安いほうが総額では高くなります。WELBOXは25名以下でも25名分を請求するからです。
100名になると、ライフサポート倶楽部(350円)が420,000円で最も安くなります。自社の人数がどこにあるかで答えが変わるカテゴリです。
| 導入目的 | おすすめのタイプ | 主なサービス |
|---|---|---|
| 数十名で加入したい | 最低請求10名・メニュー最大級 | ベネフィット・ステーション |
| 100名以上で費用を抑えたい | 最安350円・入会金不要 | ライフサポート倶楽部(リソル) |
| 日常で使う割引を重視したい | 宿泊43,000件・飲食76,000店以上 | WELBOX |
| メニューの豊富さで選びたい | 4分野350万種以上の老舗 | 福利厚生倶楽部(リロクラブ) |
| 従業員に使い道を選ばせたい | Visaカード+ポイント配分型 | miive(ミーブ) |
福利厚生アウトソーシングとは?
福利厚生アウトソーシングとは、宿泊・レジャー・グルメの割引や育児・介護の支援、健康増進、自己啓発といったメニューを、外部の事業者からまとめて提供してもらう仕組みです。
自社だけで福利厚生を用意しようとすると、提携先の開拓、利用申請の受付、精算といった運用が丸ごと社内に残ります。会員として加入すれば、数十万件規模のメニューを月額の会費で従業員に使わせられます。保養所を持つ必要も、提携先と個別に交渉する必要もありません。
料金は従業員1名あたりの月額です。ただし最低請求人数があるため、少人数の会社では単価どおりの金額になりません。ここが比較の最初の分かれ目になります。
福利厚生アウトソーシングの種類(パッケージ型・ポイント配分型)
パッケージ型は、事業者が用意したメニューを従業員が会員サイトから使う形です。ベネフィット・ステーション、WELBOX、福利厚生倶楽部、ライフサポート倶楽部が該当します。メニュー数の多さが価値になります。
ポイント配分型(カフェテリア)は、会社が従業員にポイントを配り、使い道は従業員が選ぶ形です。miiveはVisaプリペイドカードと専用アプリでこれを実現しています。会費とは別にポイント原資の予算が必要になります。
なお、カフェテリアプラン自体は掲載5サービスすべてが対応しています。方式として中核に据えているかどうかの違いです。
福利厚生アウトソーシングの選び方(5つのポイント)
- 最低請求人数を最初に確認する。ベネステは10名分、WELBOXは25名分、リソルの350円は100名以上が条件です
- 入会金の有無で初年度の負担が変わる。リソルは入会金不要を掲げています
- パッケージ型かポイント配分型かを選ぶ。従業員に選ばせたいならポイント型です
- メニューが自社の従業員層に合うかを見る。宿泊重視か、日常の飲食重視かで変わります
- カフェテリアプランを使うかを決める。会費とは別にポイント原資が要ります
福利厚生アウトソーシングのタイプ別分類
宿泊約33,000施設・eラーニング約2,000タイトル。最低請求10名
99名以下600円/100〜999名500円/1,000名以上400円。最低請求25名
1人350円〜・入会金不要。基本プランは100名以上
余暇・日常・健康・学習の4分野350万種以上。料金は個社見積り
Visaプリペイドカード+アプリ。食事補助・日常クーポンが中心
福利厚生アウトソーシングの料金相場(従業員1名あたり月額)
| 指標 | 金額 |
|---|---|
| 最低 | 350円 |
| 中央値 | 600円 |
| 最高 | 1,000円 |
料金公開率は80%(5社中4社)です。福利厚生倶楽部は公式には「数百円台から」とだけ示し、miiveもポイント本体は要問い合わせです。
入会金の水準(参考値)
入会金は月額と別にかかります。以下は第三者記事による参考値で、公式の公開情報ではありません(公式では料金シミュレーション・問い合わせベース)。
| サービス | 入会金(参考値) |
|---|---|
| ライフサポート倶楽部 | 不要(公式に明記) |
| WELBOX | 〜999名 5万円/1,000名以上 10万円 |
| ベネフィット・ステーション | 11〜100名 10万円/101〜1,000名 30万円/1,001名以上 100万円 |
| 福利厚生倶楽部 | 10万円(小規模向け3万円) |
| miive | なし(初期費用0円とされる) |
初年度は月額に入会金を加えて比較してください。
福利厚生アウトソーシングの企業規模別コスト(10名・50名・100名)
当メディアの試算です(最低請求人数を反映、入会金は含みません)。
| 従業員数 | ベネフィット・ステーション | WELBOX | ライフサポート倶楽部 |
|---|---|---|---|
| 10名 | 120,000円 | 180,000円<br>※最低25名分 | 対象外(100名以上) |
| 50名 | 600,000円 | 360,000円 | 対象外(100名以上) |
| 100名 | 1,200,000円 | 720,000円 | 420,000円 |
10名では単価と総額が逆転します。 単価はWELBOX600円・ベネフィット・ステーション1,000円ですが、WELBOXは25名以下でも25名分を請求するため、総額ではベネフィット・ステーションが安くなります。
50名になるとWELBOXが逆転し、100名ではライフサポート倶楽部が最も安くなります。人数が変われば答えも変わるため、自社の規模で試算してください。
なおライフサポート倶楽部の350円プランは100名以上が条件です。100名以下向けにはスマートプランがあり、第三者記事によると入会金45万円〜+年会費とされています(公式では要確認)。
福利厚生アウトソーシングの比較表(主要5サービス)
| サービス | 単価(1名月額) | 最低請求人数 | 入会金 | 方式 | メニュー規模 |
|---|---|---|---|---|---|
| ベネフィット・ステーション | 1,000円〜(学トク1,200円) | 10名 | 規模別(参考値10〜100万円) | パッケージ | 宿泊約33,000施設・eラーニング約2,000本 |
| WELBOX | 600円/500円/400円(規模別・税別) | 25名 | 規模別(参考値5〜10万円) | パッケージ | 宿泊43,000件・飲食76,000店以上 |
| ライフサポート倶楽部 | 350円〜 | 100名以上(基本プラン) | 不要 | パッケージ | 宿泊17,000施設以上・海外ツアー |
| 福利厚生倶楽部 | 数百円台から(非公開) | 要問い合わせ | 参考値10万円 | パッケージ | 4分野350万種以上 |
| miive | 要問い合わせ(クーポン参考値200〜400円) | 要問い合わせ | なしとされる | ポイント配分 | 食事補助・日常クーポン |
おすすめの福利厚生アウトソーシング5選
- 概要:会員規模で国内最大級の福利厚生アウトソーシング。得々プラン1名月額1,000円〜です。
- 特徴:
- 最低請求10名と少人数でも使いやすい(10名で年120,000円)
- 宿泊約33,000施設・eラーニング約2,000タイトル
- 給与前払いの「給トク払い」が全プランに無料付帯
- 料金:得々プラン1,000円〜/学トクプラン1,200円。入会金は規模別(参考値11〜100名10万円)。
- 注意点:100名では年1,200,000円と、掲載中で最も高くなります。人数が増えるほど単価差が効きます。
- こんな企業に向いている:数十名規模で、メニューの幅を重視する会社。
- 概要:宿泊43,000件・飲食76,000店以上のメニューを持つ福利厚生アウトソーシングです。
- 特徴:
- 99名以下600円/100〜999名500円/1,000名以上400円(税別)と規模別に単価が下がる
- eラーニング2,000講座が無料
- 法改正に対応した育児・介護支援
- 料金:規模別の1人あたり月額。入会金は参考値で〜999名5万円。
- 注意点:25名以下は25名分の最低請求です。10名では年180,000円となり、単価が高いベネフィット・ステーション(120,000円)を上回ります。
- こんな企業に向いている:50名以上で、日常的に使える飲食の割引を重視する会社。
- 概要:1人あたり月額350円〜と掲載中で最も安い水準。入会金不要を掲げています。
- 特徴:
- 100名で年420,000円と、WELBOX(720,000円)やベネステ(1,200,000円)を大きく下回る
- 入会金が不要
- 宿泊17,000施設以上・海外ツアー・人間ドック・資格取得まで
- 料金:基本プラン1人350円〜。カフェテリアプランは基本350円+管理費150円+ポイント原資。
- 注意点:基本プランは100名以上が条件です。100名以下向けスマートプランは参考値で入会金45万円〜+年会費とされています。
- こんな企業に向いている:100名以上で費用を抑えたい会社。
- 概要:会員規模で国内最大級の老舗。余暇・日常・健康・学習の4分野で350万種以上のメニューを揃えます。
- 特徴:
- 飲食・ホテル・映画館など日常で使える割引が中心
- 一時保育補助・介護補助まで対応
- カフェテリアプランを別メニューで提供
- 料金:公式は「数百円台から」のみで具体単価は非公開。参考値では入会金10万円+月額1人800円〜。
- 注意点:料金が非公開のため、比較には見積りが必要です。
- こんな企業に向いている:従業員層が幅広く、メニュー数を重視する会社。
- 概要:Visaプリペイドカードと専用アプリで使う福利厚生。会社が配ったポイントを従業員が自由に使えます。
- 特徴:
- Visa加盟店でそのまま支払えるため、事前申込の手間がない
- 食事補助・日常クーポン(映画・ジム・家事代行)が中心
- 継続率99%と月次の利用状況を公表
- 料金:ポイント原資+運営費で要問い合わせ。miiveクーポンは参考値で併用200円/単体400円(税別)。
- 注意点:ポイント原資が会費とは別に必要です。1人あたりいくら配るかを先に決める必要があります。
- こんな企業に向いている:従業員に使い道を選ばせたい会社。
規模別のおすすめ
〜25名:ベネフィット・ステーションが現実的です(最低請求10名・10名で年120,000円)。WELBOXは25名分の最低請求がかかるため、この帯では割高になります。
26〜99名:WELBOXが有利になります(50名で年360,000円)。ベネフィット・ステーションは同じ50名で600,000円です。
100名以上:ライフサポート倶楽部が最安です(100名で年420,000円・入会金不要)。WELBOXは100名から単価が500円に下がるため、メニューの規模を取るなら候補に残ります。
方式で選ぶ場合:従業員に使い道を選ばせたいならmiive、メニュー数を重視するなら福利厚生倶楽部です。
福利厚生アウトソーシングのデメリット・注意点
- 単価だけでは総額が出ない:最低請求人数で順位が逆転します
- 入会金が別にかかる:リソル以外は規模別の入会金が必要です(参考値)
- 参考値が多い:入会金は公式非公開のサービスが多く、第三者記事の値にとどまります
- ポイント型は原資が別途:miiveは会費とは別にポイント原資の予算が要ります
- 使われないと意味がない:メニューが従業員層に合わないと加入しても利用されません
福利厚生アウトソーシング導入の流れ
- 自社の従業員数を確認する:最低請求人数と照らして候補を絞ります
- 方式を決める:パッケージ型か、ポイント配分型か
- 従業員が使う場面を想像する:宿泊重視か、日常の飲食重視かでメニューの合う先が変わります
- 入会金を含めた初年度総額で比較する:月額だけでは判断できません
- 秋のうちに動く:4月の制度切り替えに向けて検討が集中します
福利厚生アウトソーシングのよくある質問
料金相場はいくら?
従業員1名あたり月額で、最安350円・中央値600円・最高1,000円です。当メディアの試算では100名の年間コストはライフサポート倶楽部420,000円、WELBOX 720,000円、ベネフィット・ステーション1,200,000円です。
従業員が少なくても加入できる?
できますが最低請求人数に注意してください。ベネフィット・ステーションは10名分、WELBOXは25名分の請求になります。10名の場合、当メディアの試算ではベネステ120,000円に対しWELBOXは180,000円で、単価とは逆の順位になります。
入会金はかかる?
サービスによります。ライフサポート倶楽部は入会金不要です。他社は規模別にかかり、参考値ではベネステが11〜100名で10万円、WELBOXが〜999名で5万円とされています(公式では要確認)。
カフェテリアプランとは?
会社がポイントを配り、従業員が使い道を選ぶ方式です。掲載5サービスすべてが対応しています。ライフサポート倶楽部は基本350円/月+管理費150円/月にポイント原資が加わります。
いつから検討すればよい?
検索需要は2月に山、年末に谷という周期があり、4月の制度切り替えに向けて動きます。加入手続きと従業員への案内に時間がかかるため、秋のうちに比較を始めてください。
料金非公開のサービスもある?
あります。料金公開率は80%(5社中4社)です。福利厚生倶楽部は「数百円台から」のみ、miiveもポイント本体は要問い合わせです。
まとめ
福利厚生アウトソーシングは、最低請求人数を見ないと比較が成立しません。
10名ならベネフィット・ステーション(120,000円)、50名ならWELBOX(360,000円)、100名以上ならライフサポート倶楽部(420,000円・入会金不要)と、人数によって最も安いサービスが入れ替わります。単価が最も高いベネフィット・ステーションが10名では最安になる、という逆転が実際に起きます。
方式で選ぶなら、メニュー数の福利厚生倶楽部、従業員に選ばせるmiiveが候補です。まず自社の人数を確認してから、入会金を含めた初年度総額で比べてください。
料金・仕様は変更される場合があります。契約前に各公式サイトで最新情報をご確認ください。