安否確認システムのおすすめ(目的別の早見表)
掲載5サービスはいずれも無料トライアルを提供しています。日数を公開している4社の平均は26日です。
料金は5社とも公式に出していますが、全額を出しているのは3社です。オクレンジャーは50・100ユーザーの2つだけ、エマージェンシーコールは「10,000〜30,000円」という幅のある下限表記にとどまります。
そして従業員数によって、最安のサービスが入れ替わります。50名ではオクレンジャー、100名以上ではANPIC(アンピック)です。
| 導入目的 | おすすめのタイプ | 主なサービス |
|---|---|---|
| 従業員が50名前後 | 自動配信込みで月5,000円(税込)。1ユーザー単位で契約でき日常の連絡網にも使える | オクレンジャー |
| 従業員が100名以上 | 人数帯が上がるほど1人あたりが下がり、100名・300名・1,000名のすべてで月額最安 | ANPIC(アンピック) |
| 人数が増えたり減ったりする | 1人増えても1人あたりが下がる積み上げ方式で、人数帯の境目がない | セコム安否確認サービス |
| 地震以外の災害も拾いたい | 気象庁の地震・津波・特別警報と連動し、所属地域を188区分で設定できる(プレミア以上) | トヨクモ 安否確認サービス2 |
| 回答率を何としても上げたい | 電話・PHS・FAXまで使い回答があるまで自動追跡。東日本大震災で24時間後99.5% | エマージェンシーコール |
動画で解説
安否確認システムとは?
安否確認システムとは、地震や災害の発生時に従業員へ自動で連絡し、無事かどうかの回答を集めるシステムです。
気象庁の情報と連動して自動配信されるため、担当者が連絡を始める必要がありません。
災害時に総務担当が電話をかけ始める運用では、その担当者自身が被災している可能性があります。人を起点にしない仕組みであることが、このカテゴリの前提です。
「BCP」の検索需要は月平均44.5で、大きな変動なく推移しています。事業継続計画そのものは定着した取り組みになっています。
最安プランでは、自動配信が飛ばない社がある
ここが最も見落としやすい点です。
トヨクモ 安否確認サービス2の最安プランであるライト(50ユーザー月額6,800円・税抜)は、災害時の自動一斉送信に対応していません。 公式の機能ページで、気象庁の情報と連動した自動一斉送信に対応するプランはプレミア・ファミリー・エンタープライズの3つと明記されており、ライトは含まれていません。自動再送信も同じで、稼働率99.5%のSLAもプレミア以上にしか適用されません。
自動配信は安否確認システムの中核機能です。この6,800円を、他社の自動配信できるプランと同じ表に並べることはできません。
そのため本記事では、トヨクモ 安否確認サービス2はプレミアプラン(50ユーザー月額8,800円・税抜)で比較します。自動配信を付けるための差額は、税込で50名・100名が月2,200円、300名が月3,300円、1,000名が月6,600円です。
プラン表の最安値だけを見て候補を絞ると、災害時に何も飛ばないシステムを選ぶことになります。 料金表の横に機能の対応表が別にあるときは、必ず両方を突き合わせてください。
50名と100名で、最安が入れ替わる
自動配信が使えるプランで揃えると、こうなります。
| 従業員数 | ANPIC | オクレンジャー | トヨクモ(プレミア) | セコム(スマート) | セコム(標準版A) |
|---|---|---|---|---|---|
| 50名 | 5,643円 | 5,000円 | 9,680円 | 11,000円 | 14,300円 |
| 100名 | 6,061円 | 9,600円 | 12,980円 | 13,750円 | 15,400円 |
| 300名 | 11,704円 | 非公開 | 19,580円 | 19,800円 | 19,800円 |
| 1,000名 | 23,513円 | 非公開 | 36,080円 | 対象外 | 35,200円 |
※月額・税込。税抜表記の社は1.1倍して揃えた。エマージェンシーコールは下限表記のため除外(後述)。セコムのスマート版は300人まで
50名で最安のオクレンジャー(月5,000円)は、100名ではANPIC(アンピック)に逆転されます。 差は月3,539円、年42,468円です。
理由は課金の形が違うからです。オクレンジャーは1ユーザーあたりほぼ100円の比例なので、人数がそのまま金額になります。一方ANPIC(アンピック)は人数帯ごとの定額で、50名の5,130円から100名の5,510円まで、月380円(税抜)しか上がりません。
1,000名ではトヨクモ 安否確認サービス2とセコム安否確認サービスも入れ替わります。 セコムの標準版Aが月35,200円、トヨクモのプレミアが月36,080円です。
自社の人数を入れてから比べてください。 一般論としての「安い順」は存在しません。
エマージェンシーコールを金額の順位に入れていない理由
エマージェンシーコールのライトプランは、月額が10,000〜30,000円(税別)と幅のある表記です。この幅が何で決まるのかを、公式は説明していません。 記載は「各企業の危機管理の取り組みに応じ、適切なプランをご提案いたします。」のみです。
3倍の幅がありますから、下限を取れば掲載5社で最も安く、上限なら3番目になります。どちらに転ぶか分からない数字を順位に使うと、比較そのものが成立しません。 本記事では幅のまま示し、順位を振っていません。
オクレンジャーの300名・1,000名を「非公開」としているのも同じ理由です。公開されているのは50ユーザーと100ユーザーの2つだけで、そこから先を単価で伸ばした数字は当メディアの推測になります。
1人増えたときの跳ね方は、月額の安さと一致しない
もう一つの見落としやすい点です。 月額が最も安いANPIC(アンピック)は、この軸だけは負けます。
従業員が50名から51名に増えたときの変化です(いずれも税込)。
| サービス | 月額の増加 | 1人あたり | 初期費用 |
|---|---|---|---|
| セコム安否確認サービス(スマート版) | +55円 | 220.0円 → 216.8円 | 0円のまま |
| ANPIC(アンピック) | +418円 | 112.9円 → 118.8円 | 27,500円 → 55,000円 |
| トヨクモ 安否確認サービス2(プレミア) | +3,300円 | 193.6円 → 254.5円 | 0円のまま |
セコム安否確認サービスだけ、1人増えると1人あたりが下がります。
セコムのスマート版は、1IDあたり月額220円(〜50人)、51〜100人は55円、101〜200人は33円、201〜300人は27.5円(いずれも税込)という単価を持ちますが、この単価は全人数に掛けるものではありません。 超過分にだけ低い単価が乗る積み上げ方式です。
公式の月額従量料金を見ると分かります。51〜100人は11,055〜13,750円。50人分の11,000円に、超過分×55円が加算される形です。101〜200人は13,783〜17,050円、201〜300人は17,077〜19,800円。100人でも月額13,750円(税込)で、「220円×100人=22,000円」ではありません。
1人から300人まで1人刻みで確かめたところ、金額が跳ねる境目は一つもありませんでした(増加は常に22〜55円)。
一方でANPIC(アンピック)は、月額より初期費用のほうが激しく動きます。 50名から51名になると100名帯に上がり、初期導入費が27,500円から55,000円へ倍増します。すでに契約している場合の差額の扱いは公式に記載がないため、増員の予定があるなら契約前に確認してください。
人数が固定なら月額の安さで選べますが、増減するなら境目の位置が効いてきます。
初期費用を入れると、1,000名だけ順位が変わる
| サービス | 初期費用(税込) |
|---|---|
| トヨクモ 安否確認サービス2 | 0円(解約費用も0円) |
| エマージェンシーコール | ライト 0円/スタンダード 220,000円〜 |
| セコム安否確認サービス | スマート版 0円(導入支援は別途110,000円)/標準版A・B 132,000円・C 264,000円 |
| ANPIC(アンピック) | 50名 27,500円/51〜100名 55,000円/300名 82,500円/1,000名 165,000円 |
| オクレンジャー | 初期設定費・オプション利用料は別途(金額は非公開) |
50名・100名・300名では、初期費用を足しても順位は変わりません。変わるのは1,000名だけです。
| 1,000名 | 初年度 | 2年目以降 |
|---|---|---|
| ANPIC(アンピック) | 447,150円 | 282,150円 |
| トヨクモ 安否確認サービス2(プレミア) | 432,960円 | 432,960円 |
| セコム安否確認サービス(標準版A) | 554,400円 | 422,400円 |
※年額・税込。セコムの標準版は30日間の無料体験を実施すると初期費用が一律66,000円になり、初年度は488,400円
初年度はトヨクモ 安否確認サービス2が最も安く、2年目以降は3番目になります。 ANPIC(アンピック)の初期導入費165,000円が回収されるまで13.1ヶ月かかるためで、1年で判断すると逆の結論になります。
セコム安否確認サービスには珍しい設計があります。 30日間の無料体験を実施すると、標準版の初期費用が132,000円から66,000円(いずれも税込)に半額になります。試すこと自体に金銭的な利点があります。
回答が返ってこなければ意味がない
回答があるまで電話・FAXを含む複数の手段で自動的に追い続ける
LINEなど普段使っている手段で回答できるようにして、初回の到達率を上げる
安否確認は、送ることではなく回答が返ってくることが目的です。
エマージェンシーコールは、回答があるまで複数の手段で自動追跡します。 1人あたり10連絡先まで登録でき、繰り返し連絡はスタンダードプランで最大100回、ライトプランでも5回です。スタンダードプランではスマホアプリ・メール・LINEに加えて電話・PHS・FAXまで使えます(一部オプション)。
PHSとFAXまで使えるのは、掲載5社の中でエマージェンシーコールだけです(電話はセコム安否確認サービスの標準版も対応します)。スマートフォンの電池が切れた、圏外にいる、そもそもアプリを使えない。そうした状況で残る手段があるかどうかが分かれ目になります。
東日本大震災では、発信から24時間後の回答率99.5%を記録しています。阪神淡路大震災を機に誕生したサービスです。
もう一方の考え方が、初回の到達率を上げることです。
| サービス | 連絡手段 |
|---|---|
| エマージェンシーコール | アプリ・メール・LINE(ライトは標準/スタンダードはオプション)・電話・PHS・FAX(いずれもスタンダードのみ) |
| セコム安否確認サービス | メール・アプリ・LINE(スマート版は標準/標準版はオプション)・電話(標準版のみ) |
| ANPIC(アンピック) | メール・アプリ・LINE(追加料金なし) |
| トヨクモ 安否確認サービス2 | メール・アプリ・LINE(全プラン有料オプション・月額500〜6,000円・税抜) |
| オクレンジャー | 専用アプリ・メール |
専用アプリを全員に入れてもらう運用は、実際には徹底しきれません。 入れたけれど通知をオフにしている、機種変更で消えたまま。普段使っているLINEで回答できることには、実務上の意味があります。
同じ「LINE対応」でも、費用の扱いが3通りに分かれます。 ANPIC(アンピック)は追加料金なし、エマージェンシーコールのライトプランは月1万円に含まれる標準搭載、トヨクモ 安否確認サービス2は全プランで有料オプション(上限ユーザー数別に月額500〜6,000円・税抜)です。LINEを使う前提なら、この分を足して比べてください。
LINEに対応していないのはオクレンジャーだけです。 専用アプリの導入を徹底する運用が前提になります。
誤報をどう扱うか
地震の後には余震が続きます。連動して自動配信する仕組みは、そのたびに送ってしまう可能性があります。
セコム安否確認サービスは、オペレーターが判断してから送ります。 トラストオペレーションセンターが24時間365日の体制で誤報をチェックし、本震か余震かを判断したうえで一斉送信します。掲載5社の中で、人が介在するのはセコムだけです。
他の4社は自動で判定します。トヨクモ 安否確認サービス2は災害発生後10分間を静観してから送り、ANPIC(アンピック)は余震で連続配信しないための送信抑制機能を持ちます。
連動する災害の種類も分かれます。 トヨクモ 安否確認サービス2は地震・津波・特別警報、オクレンジャーは地震・津波が標準(気象特別警報はオプション・金額非公開)、ANPIC(アンピック)は地震のみです。エマージェンシーコールのライトプランも地震のみで、しかも震度5強以上で固定、エリア設定は13区分からしか選べません。
地域設定の細かさではトヨクモ 安否確認サービス2が際立ちます。 所属地域を気象庁の188地域区分で設定できます。
平常時に触るかどうか
災害時にしか使わないシステムは、いざというときに操作が分かりません。 年に一度の訓練で使うだけでは、管理者も従業員も手順を忘れます。
オクレンジャーは平常時の連絡網、アンケート、掲示板としても使えます。 ただしエントリープランは手動配信が年間36回までです。月3回の計算になるので、日常の連絡に本格的に使うならスタンダードプラン(料金は要問い合わせ)が前提になります。
トヨクモ 安否確認サービス2は掲示板での情報共有を備え、安否の回答を集めた後の指示や状況共有を同じシステムで行えます。家族の安否確認に対応するのはファミリープラン(50ユーザー月額10,800円・税抜)以上です。
従業員本人が無事でも、家族の状況が分からなければ出社の判断はできません。 家族まで含めるかどうかは、災害後の要員計画に直結します。
各サービスの詳細
株式会社アバンセシステムが提供する安否確認システムです。同社は1999年2月設立、資本金7,920万円(資本準備金200万円)、従業員49名(2025年4月時点)の企業で、静岡県浜松市中央区青屋町に拠点を置きます。
50名から利用でき、50名で月額運用費5,130円(税抜・1人あたり約103円)です。人数が増えるほど1人あたりの単価が下がります。 100名で約55円、300名で約35円、1,000名で約21円、2,000名で約16円(いずれも税抜)です。人数帯は50名から50名刻み(1,000名超は100名刻み)で設定されています。
100名・300名・1,000名のいずれでも、掲載5社の中で月額が最も安くなります(税込・自動配信が使えるプランで比較)。50名だけはオクレンジャーが下回ります。
メール・専用アプリ・LINEで回答でき、LINE通知に追加料金がかかりません。 有料オプションのトヨクモ 安否確認サービス2とは扱いが違います。専用アプリを全員に入れてもらう運用は実際には徹底しきれないため、普段使っているLINEで回答できることには実務上の意味があります。
気象庁の地震情報と連動した自動配信に対応し、震度・地域を組織ごとに設定できます。余震で連続配信しないための送信抑制機能も持ちます。ただし津波・特別警報との連動は公式に記載がありません。 静岡大学・静岡県立大学との産学連携で開発され、ISO/IEC 27001の認証を取得しています。サーバーは日本国内の災害の影響を受けないよう海外(Amazon EC2)に置かれています。
初期導入費が人数帯別に発生し、50名で25,000円、100名で50,000円、300名で75,000円、1,000名で150,000円(いずれも税抜)です。50名から51名になるだけで倍になるので、増員の予定があるなら契約前に確認してください。1,000名では初年度に限りトヨクモ 安否確認サービス2を上回ります。サポートは平日9〜17時です。無料体験版(最大1ヶ月)が用意されています。
トヨクモ株式会社が提供する安否確認システムです。同社は2010年8月設立、資本金394,830,000円(2024年9月末現在)で、東京都品川区上大崎に本社を置き、東京証券取引所グロース市場に上場しています(証券コード4058)。
最安のライトプラン(50ユーザー月額6,800円・税抜)は、災害時の自動一斉送信に対応していません。 自動再送信も非対応で、稼働率99.5%のSLAも適用外です。自動配信を使うならプレミアプラン(同8,800円・税抜)以上になります。
プランは4段階です。ライトが50ユーザーで月額6,800円(100ユーザー9,800円/300ユーザー14,800円/1,000ユーザー26,800円)、プレミアが8,800円(100ユーザー11,800円/300ユーザー17,800円/1,000ユーザー32,800円)、家族の安否確認に対応するファミリーが10,800円、エンタープライズが14,800円(いずれも50ユーザー時・税抜)です。年額払いに割引はありません。
気象庁の「地震・津波・特別警報」と連動した自動一斉送信に対応します(プレミア以上)。連動する災害の種類は掲載5社の中で最も広く、所属地域を気象庁の188地域区分で設定できます。誤報防止のため災害発生後10分間は静観します。掲示板での情報共有も備えており、安否の集計だけでなく状況の共有まで扱えます。
LINE連携は全プランで有料オプション(上限ユーザー数別に月額500〜6,000円・税抜)です。追加料金なしで使えるANPIC(アンピック)とは扱いが違います。
初期費用0円・解約費用0円で、1,000名の初年度では掲載5社の中で最も安くなります(税込432,960円)。ただし2年目以降はANPIC(アンピック)が下回ります。30日間の無料お試しがあり、月払いなら更新手続きも不要です。
株式会社パスカルが提供する安否確認システムです。同社は1984年4月27日設立、資本金2,000万円、従業員90名の企業で、長野県佐久市猿久保に拠点を置きます。
1ユーザー単位で契約でき、単価がほぼ一定という点が、掲載5社の中で特徴的です。エントリープランは50ユーザーで年額60,000円(税込・1人あたり約100円/月)、100ユーザーで年額115,200円(同約96円/月)です。
50名では月5,000円(税込)で、掲載5社の中で最安です。一方100名では月9,600円となり、ANPIC(アンピック)の6,061円を上回ります。1人あたりがほぼ一定であることは、人数が増えたときには不利に働きます。
公式が金額を出しているのは50ユーザーと100ユーザーの2つだけで、それ以外の人数は要問い合わせです。初期設定費とオプション利用料も金額が非公開なので、50名・100名で最安であっても総額は確定しません。
平常時の連絡網、アンケート、掲示板としても使えます。 ただしエントリープランは手動配信が年間36回までで、無制限になるのはスタンダードプラン(要問い合わせ)です。
地震・津波の自動配信が標準で、気象特別警報・家族の安否確認・GPS連携などはオプション(金額非公開)です。通知は専用アプリとメールで、LINEには対応していません。 月間稼働率99.9%のSLAを2014年から公開しており、下回ると利用料を減額します。これは掲載5社の中で最も高い保証値です。導入は累計4,000団体以上、利用者は累計260万人以上です。2週間の無料トライアルで全機能を利用できます。
セコムトラストシステムズ株式会社が提供する安否確認システムです。同社は1985年8月設立、資本金14億6,880万円、従業員1,126名(2026年3月31日現在)で、東京都新宿区富久町のNMF新宿EASTビルに本社を置きます。親会社のセコム株式会社は東京証券取引所プライム市場に上場しています(証券コード9735)。
スマート版は初期費用0円で、1IDあたり月額220円(税込・〜50人)から利用できます。月額上限は11,000円(税込・50人時)、利用可能人数は300人までです。
単価は人数帯ごとに逓減し、積み上げで計算されます。 51〜100人は55円、101〜200人は33円、201〜300人は27.5円(いずれも税込)です。単価×全人数ではなく、超過分に低い単価が適用される方式なので、人数帯の境目で金額が跳ねません。 50人の11,000円(220.0円/人)が51人で11,055円(216.8円/人)になるように、1人増えると1人あたりが下がります。 掲載5社の中でこの形をとるのはセコムだけです。
誤報のチェックに人が介在する点も、他社と性格が異なります。 トラストオペレーションセンターが24時間365日の体制で本震か余震かを判断してから一斉送信します。問い合わせ電話の受付も24時間365日です。
大規模向けの標準版は、基本料金(A 13,200円/B 26,400円/C 39,600円・税込)に22円/IDが加わる形で、利用可能人数に上限がありません。A・B・Cを分けるのは従業員数ではなく、「管理者(通知なし)人数」と「同時アクセス人数」です(A=10名/10名、B=20名/15名、C=30名/20名)。従業員は何人でも22円/IDなので、人数が多いからCになるわけではありません。初期費用はA・Bが132,000円、Cが264,000円(税込)で、30日間の無料体験を実施すると一律66,000円に下がります。
通知はメールとアプリに加え、スマート版はLINEが標準、標準版はLINEがオプションで電話にも対応します。セコムのデータセンターは複数拠点でバックアップされ、被災時は代替拠点へ切り替わります。
インフォコム株式会社が提供する安否確認システムです。同社は1983年2月12日設立、資本金1億円、従業員717名(グループ全体1,206名・2026年3月31日時点)で、東京都港区赤坂の東京ミッドタウン・イーストに本社を置きます。旧・東証プライム上場で、2024年10月に上場廃止となり日鉄ソリューションズ株式会社の子会社となっています。
回答があるまで複数の手段で自動追跡する設計が、掲載5社の中で際立ちます。1人あたり10連絡先まで登録でき、繰り返し連絡はスタンダードプランで最大100回、ライトプランでも5回です。スタンダードプランでは、スマホアプリ・メール・LINEに加えて電話・PHS・FAXまで使えます(一部オプション)。スマートフォンが使えない状況を想定するなら、電話やFAXという手段が残っているかが分かれ目になります。
東日本大震災では、発信から24時間後の回答率99.5%を記録しています。阪神淡路大震災を機に誕生したサービスで、実際の大規模災害での実績があります。訓練の数字ではなく本番での回答率を示している点は、他社と性格が異なります。2拠点のデータセンターが同時稼働します。
ライトプランは月額10,000〜30,000円(税別)・初期費用0円で、最大1,000名まで対応します(管理者は無制限)。この幅が何で決まるのかは公式に説明がないため、本記事では金額の順位に入れていません。 スタンダードプランは月額40,000円〜・初期費用200,000円〜(税別・いずれも下限のみ公開)で、利用者と管理者が無制限です。
ライトプランには制約があります。 地震の自動連絡は標準搭載ですが震度5強以上で固定、エリア設定は13区分からしか選べません(スタンダードは気象庁の187地域区分で最大32パターン)。津波・気象特別警報・噴火警報の自動連絡はスタンダードのみのオプションで、ライトでは使えません。英語対応も不可、サポートはメールのみです。LINE連携は月額1万円に含まれる標準搭載で、これはスタンダードでは逆にオプションになります。30日間の無料トライアルがあります。
よくある質問
安否確認システムの料金はいくらですか?
自動配信が使えるプランで揃えると、従業員50名で月5,000〜14,300円、100名で月6,061〜15,400円です(税込)。オクレンジャーは50ユーザーで年額60,000円(税込・約100円/人月)、ANPIC(アンピック)は50名で月額運用費5,130円(税抜・約103円/人月)、セコム安否確認サービスはスマート版が1IDあたり220円(税込・〜50人)、トヨクモ 安否確認サービス2は自動配信が使えるプレミアが50ユーザーで月額8,800円(税抜)、エマージェンシーコールはライトプランが月額10,000〜30,000円(税別・最大1,000名)です。
従業員数によって有利なサービスは変わりますか?
変わります。50名の月額はオクレンジャー5,000円、ANPIC(アンピック)5,643円、トヨクモ 安否確認サービス2(プレミア)9,680円、セコム安否確認サービス(スマート版)11,000円です。100名になるとANPIC(アンピック)が6,061円で最安に変わり、オクレンジャー9,600円、トヨクモ 安否確認サービス2が12,980円、セコム安否確認サービスが13,750円と続きます(いずれも税込・自動配信が使えるプラン)。300名・1,000名でもANPIC(アンピック)が最も安く、オクレンジャーはこの人数の料金を公開していません。
一番安いプランを選べば大丈夫ですか?
プランによって機能が違うので、金額だけでは決められません。トヨクモ 安否確認サービス2の最安プラン(ライト)は災害時の自動一斉送信に対応しておらず、自動配信を使うにはプレミア以上が必要です。オクレンジャーのエントリープランは手動配信が年間36回までです。エマージェンシーコールのライトプランは地震のみ・震度5強固定・13エリアという制約があります。料金表と機能の対応表を必ず突き合わせてください。
初期費用はかかりますか?
サービスによります。トヨクモ 安否確認サービス2は初期費用0円・解約費用0円です。ANPIC(アンピック)は人数帯別で50名27,500円・51〜100名55,000円・300名82,500円・1,000名165,000円(いずれも税込)、セコム安否確認サービスはスマート版0円(導入支援は別途110,000円・税込)・標準版A/B 132,000円・C 264,000円(税込。30日間の無料体験を実施すると一律66,000円)、エマージェンシーコールはライトプラン0円・スタンダードプラン220,000円〜(税込)です。オクレンジャーは初期設定費がかかりますが金額は公開されていません。
無料で試せますか?
掲載5サービスすべてが無料トライアルを提供しています。トヨクモ 安否確認サービス2とエマージェンシーコール、セコム安否確認サービスが30日間、オクレンジャーが2週間(全機能利用可)、ANPIC(アンピック)は無料体験版を最大1ヶ月提供しています(日数は料金ページ上に明記なし)。日数を公開している4社の平均は26日です。セコム安否確認サービスは、無料体験を実施すると標準版の初期費用が半額になります。
LINEで安否を回答できますか?
オクレンジャー以外の4社が対応します。ただし費用の扱いが分かれます。ANPIC(アンピック)は追加料金なし、エマージェンシーコールのライトプランは月1万円に含まれる標準搭載、セコム安否確認サービスはスマート版が標準で標準版はオプション、トヨクモ 安否確認サービス2は全プランで有料オプション(上限ユーザー数別に月額500〜6,000円・税抜)です。
電話やFAXでも連絡できますか?
エマージェンシーコールのスタンダードプランが、スマホアプリ・メール・LINEに加えて電話・PHS・FAXに対応します(一部オプション)。回答があるまで複数の手段で自動追跡する設計で、繰り返し連絡は最大100回です。PHSとFAXまで使えるのは掲載5社の中でエマージェンシーコールだけですが、電話はセコム安否確認サービスの標準版も対応します。