健康管理IoTサービス(ウェアラブル・健康増進アプリ)
健康管理IoTサービスとは、ウェアラブル端末やスマートフォンアプリで従業員の歩数・睡眠・体組成などを計測し、健康増進の取り組みを支援するサービスです。ウォーキングイベントで参加を促すものから、健診結果やストレスチェックまで統合するものまで幅があります。
健康管理IoTサービス(ウェアラブル・健康増進アプリ)とは
健康経営に取り組もうとしても、従業員が自分の状態を把握していなければ行動は変わりません。健康管理IoTサービスは、歩数や睡眠といった日々のデータを見える形にし、ランキングやポイントで参加を促す仕組みです。健診の年1回だけでは分からない日常の変化を扱えます。
選ぶうえで最初に押さえるのは、課金方式が3通りに分かれることです。1IDあたりの月額課金(NTTPCの健康経営支援サービスは1ID月額1,000円・税込)、利用ID数の人数帯ごとの定額(RenoBodyは1〜100IDで月額15,000円)、企業単位の年額(タニタ健康プログラムの中小企業向けは年間60万円・税別)があります。当メディアの試算では、100名時点の年間コストは180,000円から1,200,000円まで開きます。
ただし費用差の理由は機能の差です。RenoBodyが計測するのは歩数だけで、ウォーキングイベントに特化しています。一方FiNC for BUSINESSは体重・BMI・体脂肪など計11項目に加えてストレスチェック・健診結果管理・長時間労働管理まで統合します。安いから良いという話ではありません。さらにデバイス費用が月額と別にかかるサービスもあり、初年度の総額は月額だけでは読めません。
健康管理IoTサービス(ウェアラブル・健康増進アプリ)の検索需要トレンド
「健康経営」への関心は年間を通じて動きがあり、3月に山、12月に谷という形が出ています。年度末に向けて翌年度の施策を固める時期と重なるためで、導入を検討するなら予算編成に間に合う秋から動くと計画に載せられます。(出典:Googleトレンド/キーワード「健康経営」)
健康管理IoTサービス(ウェアラブル・健康増進アプリ)の料金相場
当メディアが掲載5サービスを調査した、最安有料プラン(1ユーザー月額・税抜/年払い換算・税込表記のサービスは税抜に換算)の料金相場です。単価は横並びでも、最低月額や無料条件で規模別の実額は変わります。
| 企業規模 | 年間コスト(最安) | 業界中央値 |
|---|---|---|
| 従業員10名 | 109,080円/年〜 | 中央値 180,000円/年 |
| 従業員50名 | 180,000円/年〜 | 中央値 545,400円/年 |
| 従業員100名 | 180,000円/年〜 | 中央値 600,000円/年 |
※最安有料プラン・1ユーザー月額・税抜/年払い換算・税込表記のサービスは税抜に換算。無料プランあり:0/5サービス/無料トライアル:1/5サービス・平均30日。集計対象5件・2026.07時点・当メディア調べ。
健康管理IoTサービス(ウェアラブル・健康増進アプリ)の選び方の要点
1IDあたりの月額課金、人数帯ごとの定額、企業単位の年額の3通りがあります。当メディアの試算では、100名時点でRenoBody 180,000円、タニタ健康プログラム 600,000円、NTTPCの健康経営支援サービス 1,200,000円です。1ID課金は人数に比例して増え、人数帯定額は増えても頭打ちになります。自社の人数で試算しないと判断できません。
NTTPCの健康経営支援サービスはスマートリングを使い、SOXAI RING 1.1が32,710〜36,346円(色・サイズによる)の買取です。月額とは別に発生し、人数分かかります。一方RenoBodyは専用デバイスが不要で、私物のFitbitやGARMINと連携できます。タニタ健康プログラムは活動量計・体組成計・血圧計の導入がオプションです。初年度の総額はデバイス込みで見てください。
RenoBodyは歩数のみ、NTTPCのスマートリングは睡眠(時間・質・無呼吸傾向)・心拍変動・自律神経バランス・ストレス・疲労蓄積まで計測します。タニタ健康プログラムは歩数・活動量に加えて体重・体脂肪・体組成・血圧を、FiNC for BUSINESSは計11項目を扱います。何を改善したいのかによって必要な範囲が変わります。
FiNC for BUSINESSはストレスチェック・健診結果管理・長時間労働管理・面談記録・個人カルテを1システムに統合します。Pep Upも健診結果の閲覧とマイナポータル連携に対応し、産業保健版のPep Up for WORKと連動します。健康増進の施策だけでよいのか、産業保健の業務まで一本化したいのかで候補が分かれます。
導入しても使われなければ意味がありません。RenoBodyはデジタルインセンティブ・個人/チーム対抗ランキング・バーチャルウォーク・フォトコンテストを備え、平均参加率60%・導入800団体以上と公表しています。Pep UpはPepポイント(電子マネー・商品交換)、タニタ健康プログラムは歩数ランキングやウォーキングラリーを用意します。従業員が続けられる形かどうかを確かめてください。
健康管理IoTサービス(ウェアラブル・健康増進アプリ)の比較一覧(全5サービス)
健康経営支援サービス(NTTPC)
月額1,000円〜スマートリング(SOXAI RING等)で睡眠・自律神経・歩数・ストレスを計測し、1ID月額1,000円(税込)から利用できる健康経営支援サービス。デバイスは買取型で、アプリ利用料と端末費用が明快に分かれている。
タニタ健康プログラム
要問い合わせ活動量計・体組成計・血圧計とクラウドで従業員の歩数・体組成・血圧を計測管理する健康経営プログラム。中小企業向け(300人以下)は年間利用料60万円+初年度システム設定費20万円で提供。計測機器はオプション導入。
RenoBody ウォーキングイベントサービス
要問い合わせ歩数計アプリ「RenoBody」を使い、社内・健保でオンラインのウォーキングイベントを開催できるサービス。専用デバイス不要で初期費用0円、利用ID数に応じた人数帯定額制。年額プランなら1〜100IDで月額15,000円から。
FiNC for BUSINESS
要問い合わせ健康アプリ・体組成計・ウェアラブルで体重/BMI/体脂肪/歩数/睡眠など11項目を計測し、行動変容を促す健康経営プラットフォーム。ストレスチェックや健診結果管理も統合。月額5万円〜だが1人あたり単価は非公開。
Pep Up(ペップアップ)
要問い合わせ健康保険組合・企業向けの健康ポータル。健診結果・歩数・睡眠・体重を記録し、Pepポイントやウォーキングイベントで行動変容を促す。ID発行803万超・270保険者以上に導入。産業保健版Pep Up for WORKも。料金は要問い合わせ。
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