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健康管理IoTサービス比較5選|100名で18万〜120万円の差

健康管理IoTは課金方式が3通りで、100名の年間コストはRenoBody 180,000円からNTTPC 1,200,000円まで開きます。差の理由は測れる範囲とデバイス費用。主要5サービスを機能と総額で比較します。

健康管理IoTサービスのおすすめ(目的別の早見表)

健康管理IoTサービスは、課金方式が3通りに分かれます。1IDあたりの月額課金、利用ID数の人数帯ごとの定額、企業単位の年額です。

当メディアの試算では、100名時点の年間コストはRenoBody 180,000円、タニタ健康プログラム 600,000円、NTTPCの健康経営支援サービス 1,200,000円と、6倍以上の開きがあります。

ただし差の理由は機能です。RenoBodyが計測するのは歩数だけ、NTTPCは睡眠・自律神経・ストレスまで、FiNC for BUSINESSは11項目に加えて健診結果管理やストレスチェックまで扱います。さらにデバイス費用が月額と別にかかるサービスもあります。

導入目的おすすめのタイプ主なサービス
まず参加率を上げたい歩数のみ・デバイス不要・100名でも18万円RenoBody ウォーキングイベントサービス
睡眠や自律神経まで見たいスマートリング・1ID月額1,000円健康経営支援サービス(NTTPC)
体組成・血圧まで測りたい活動量計+体組成計+血圧計・年60万円タニタ健康プログラム
健診・ストレスチェックまで一本化したい11項目+産業保健業務を統合FiNC for BUSINESS
健保と連携して進めたいID発行803万超・270保険者以上Pep Up(ペップアップ)

健康管理IoTサービスとは?

健康管理IoTサービスとは、ウェアラブル端末やスマートフォンアプリで従業員の歩数・睡眠・体組成などを計測し、健康増進の取り組みを支援するサービスです。

健康経営に取り組もうとしても、従業員が自分の状態を把握していなければ行動は変わりません。年1回の健診結果が紙で配られて終わり、という状態では日常の変化は分かりません。日々のデータを見える形にし、ランキングやポイントで参加を促すのがこのカテゴリの役割です。

そして導入で最も難しいのは、続けてもらうことです。案内を出しても参加者が集まらない、最初だけで終わる、という事態が起きます。そのためどのサービスもインセンティブやイベントの仕組みを持っています。

健康管理IoTサービスの3つの課金方式

このカテゴリで費用を比べるときの前提です。

1IDあたりの月額課金:NTTPCの健康経営支援サービスが1ID月額1,000円(税込)です。人数に比例して増えます。

人数帯ごとの定額:RenoBodyは年額プランで1〜100IDが月額15,000円、101〜200IDが月額30,000円です。人数が増えても帯の中なら変わりません。

企業単位の年額:タニタ健康プログラムの中小企業向けは年間60万円(税別・従業員300人以下)です。人数にかかわらず定額です。

FiNC for BUSINESSは月額5万円〜(1人単価は要問い合わせ)、Pep Upは非公開です。料金公開率は80%(5社中4社)です。

健康管理IoTサービスの選び方(5つのポイント)

  1. 課金方式の違いを理解する。100名で180,000円〜1,200,000円と6倍以上の差が出ます
  2. デバイス費用が別にかかるかを確認する。スマートリングは買取で32,710〜36,346円です
  3. 測れるデータの範囲で選ぶ。歩数のみから11項目まで幅があります
  4. 健診・ストレスチェックまで統合するかを決める。産業保健の業務まで一本化できるものがあります
  5. 参加を続けさせる仕組みを見る。ランキング、ポイント、チーム対抗など設計に差があります

健康管理IoTサービスのタイプ別分類

ウォーキングイベント特化型

歩数のみ・専用デバイス不要・初期費用0円。平均参加率60%

RenoBody ウォーキングイベントサービス
ウェアラブル計測型

スマートリングで睡眠・自律神経・ストレス・疲労蓄積まで。1ID月額1,000円

健康経営支援サービス(NTTPC)
計測機器型

活動量計+体組成計+血圧計。リーダーライターにタッチで自動記録

タニタ健康プログラム
産業保健統合型

11項目の計測+ストレスチェック・健診結果管理・長時間労働管理

FiNC for BUSINESS
健保ポータル型

健診結果閲覧・マイナポータル連携。Pepポイントで行動変容

Pep Up(ペップアップ)

健康管理IoTサービスの企業規模別コスト(10名・50名・100名)

当メディアの試算です(デバイス費用と初期費用は含みません)。

従業員数RenoBodyタニタ健康プログラムNTTPC 健康経営支援
10名180,000円600,000円120,000円
50名180,000円600,000円600,000円
100名180,000円600,000円1,200,000円

10名ではNTTPCが120,000円で最安ですが、50名ではRenoBodyに入れ替わり、100名ではRenoBodyとNTTPCの差が6.7倍に開きます。 RenoBodyは1〜100IDが月額15,000円の定額なので、人数が増えても180,000円のまま変わりません。

タニタ健康プログラムは従業員300人以下が対象の定額で、300人に近いほど1人あたりの負担が下がります。

デバイス費用を足すと順位が変わる

上の表には端末代が入っていません。実際の初年度負担は次の通りです。

サービスデバイス費用
RenoBody不要(私物のFitbit・GARMIN等と連携可)0円
Pep Up任意(オムロンコネクト等と連携可)0円〜
NTTPC 健康経営支援スマートリング(買取)SOXAI RING 1.1 32,710〜36,346円/人+購入手数料3,000円(10台以上無料)
タニタ健康プログラム活動量計・体組成計・血圧計(オプション)要問い合わせ+初年度システム設定費20万円(税別)
FiNC for BUSINESSオリジナル体組成計・ウェアラブル要問い合わせ

NTTPCは1ID月額1,000円と単価が明快ですが、端末が人数分の買取です。100名なら端末費用だけで月額の年間分を大きく上回ります。月額だけを見て比較すると、初年度の負担を読み違えます。

健康管理IoTサービスの機能比較(測れるデータ)

費用差の理由がここにあります。

サービス測れるデータ健診結果管理ストレスチェック
RenoBody歩数のみ××
NTTPC 健康経営支援睡眠(時間・質・無呼吸傾向)、心拍変動・自律神経、歩数、消費カロリー、ストレス、疲労蓄積要問い合わせ要問い合わせ
タニタ健康プログラム歩数・活動量、体重・体脂肪・体組成、血圧公式に明記なし公式に明記なし
FiNC for BUSINESS体重、BMI、体脂肪、内臓脂肪レベル、歩数、睡眠ほか計11項目
Pep Up健診結果、歩数、睡眠、体重、健康年齢(マイナポータル連携)○(Pep Up for WORK)

RenoBodyが安いのは、歩数だけに割り切っているからです。産業保健の法定業務まで一本化したいなら、FiNC for BUSINESSやPep Upが候補になります。

健康管理IoTサービスの比較表(主要5サービス)

サービス料金課金方式デバイス初期費用実績
RenoBody年額プラン 1〜100ID 月額15,000円人数帯定額不要0円平均参加率60%・導入800団体以上
NTTPC 健康経営支援1ID 月額1,000円(税込)1ID課金(最低10ID)スマートリング買取0円・初月無料
タニタ健康プログラム中小企業向け 年60万円(税別)企業単位年額(300人以下)計測機器(オプション)初年度20万円(税別)導入約150件・利用者約35万人
FiNC for BUSINESS月額5万円〜(3プラン)要問い合わせ体組成計・ウェアラブル要問い合わせ
Pep Up非公開要問い合わせ任意要問い合わせID発行803万超・270保険者以上

おすすめの健康管理IoTサービス5選

RenoBody ウォーキングイベントサービス

株式会社Wellmira

公式サイト ↗
RenoBodyの公式サイト(トップページ)
  • 概要:ウォーキングイベントに特化したサービス。専用デバイス不要・初期費用0円で始められます。
  • 特徴
    • 年額プランなら1〜100IDで月額15,000円(100名でも年180,000円)
    • 私物のFitbit・GARMIN等と連携でき、端末費用がかからない
    • デジタルインセンティブ・チーム対抗ランキング・バーチャルウォーク・フォトコンテスト
  • 料金:利用ID数ベースの人数帯定額制。101〜200ID 月額30,000円、5,001〜10,000ID 月額300,000円。
  • 注意点計測するのは歩数だけです。健診結果管理やストレスチェックには対応しません。
  • こんな企業に向いている:まず参加率を上げたい企業、費用を抑えて始めたい企業。

健康経営支援サービス

NTTPC)(NTTPCコミュニケーションズ株式会社

公式サイト ↗
NTTPC健康経営支援サービスの公式サイト(トップページ)
  • 概要:1ID月額1,000円(税込)と料金を完全公開する健康経営支援サービス。スマートリングを使います。
  • 特徴
    • 睡眠(時間・質・無呼吸傾向)・心拍変動・自律神経・ストレス・疲労蓄積まで計測
    • 最低10ID・初月無料・初期費用0円で小規模から試せる
    • デバイスは買取型でアプリ利用料と分離
  • 料金:1ID月額1,000円(税込)。SOXAI RING 1.1は32,710〜36,346円の買取、購入手数料3,000円は10台以上で無料。
  • 注意点端末が人数分の買取です。100名では月額だけで年1,200,000円に加えて端末費用がかかります。
  • こんな企業に向いている:睡眠や自律神経まで把握したい企業、10名程度から試したい企業。

タニタ健康プログラム

株式会社タニタヘルスリンク

公式サイト ↗
タニタ健康プログラムの公式サイト(トップページ)
  • 概要:活動量計・体組成計・血圧計で本格的に計測する健康プログラムです。
  • 特徴
    • 歩数・活動量に加えて体重・体脂肪・体組成・血圧を計測
    • リーダーライターにタッチで自動記録(手入力が不要)
    • 健康セミナー・カウンセリング・定期計測会の運用支援
  • 料金:中小企業向けTHL健康管理プラン 年間60万円(税別・従業員300人以下)+初年度システム設定費20万円(税別)。
  • 注意点:計測機器の導入はオプションで要問い合わせです。買取か貸与かは公開されていません。
  • こんな企業に向いている:体組成や血圧まで測りたい企業、職場に計測の場所を置ける企業。

FiNC for BUSINESS

株式会社FiNC Technologies

公式サイト ↗
FiNC for BUSINESSの公式サイト(トップページ)
  • 概要:健康増進と産業保健の業務を1つのシステムに統合したサービスです。
  • 特徴
    • ストレスチェック・健診結果管理・長時間労働管理・面談記録・個人カルテを統合
    • アプリと体組成計で体重・BMI・体脂肪・内臓脂肪レベルなど計11項目を自動計測
    • FiNCマイル(プロフェッショナルで月約300マイル)で行動変容を促す
  • 料金:エントリー月額5万円〜。1人単価・初期費用・年間利用料は要問い合わせ。
  • 注意点:ウォーキングイベントだけが目的ならRenoBody(100名で年180,000円)のほうが費用を抑えられます。
  • こんな企業に向いている:健診・ストレスチェックまで一本化したい企業。

Pep Up

ペップアップ)(株式会社JMDC

公式サイト ↗
Pep Upの公式サイト(トップページ)
  • 概要:ID発行803万超・270保険者以上に導入された健保・企業向けの健康ポータルです。
  • 特徴
    • 健診結果を従業員が自分で閲覧でき、マイナポータル連携にも対応
    • Pepポイントが電子マネー・商品と交換できる
    • 産業保健版Pep Up for WORKで健診結果管理・ストレスチェック・長時間労働管理と連動
  • 料金:非公開・要問い合わせ。
  • 注意点健康保険組合が契約する形が中心です。企業側の担当者が単独で決められるとは限りません。
  • こんな企業に向いている:健保と連携して健康施策を進めたい企業。

目的別のおすすめ

まず始めたい・参加率を上げたい:RenoBodyです。デバイス不要・初期費用0円で、100名でも年180,000円に収まります。歩数だけという割り切りが費用に効いています。

日常の状態を細かく見たい:NTTPCの健康経営支援サービスです。睡眠や自律神経まで計測できますが、端末が人数分の買取になるため、10〜30名程度から始めるのが現実的です。

健診に近い指標を取りたい:タニタ健康プログラムです。体組成計・血圧計まで使い、従業員300人以下なら年60万円(税別)の定額です。

産業保健の業務まで一本化したい:FiNC for BUSINESSかPep Upです。ストレスチェックや健診結果管理を別システムで持っているなら、統合で担当者の作業が減ります。

健康管理IoTサービスのデメリット・注意点

  • 月額だけでは総額が出ない:デバイス買取が人数分かかるサービスがあります
  • 課金方式が3通りで比較しにくい:1ID課金・人数帯定額・企業単位年額が混在します
  • 安いサービスは測れる範囲が狭い:RenoBodyは歩数のみです
  • 1IDの単価まで出るのは1社だけ:料金公開率は80%(5社中4社)です
  • 契約主体が健保の場合がある:Pep Upは健保が契約する形が中心です
  • 使われないと意味がない:インセンティブとイベントの設計を確認してください

健康管理IoTサービス導入の流れ

  1. 目的を決める:参加率を上げたいのか、健診・ストレスチェックまで統合したいのか
  2. 必要な計測データを決める:歩数だけでよいか、睡眠・体組成・血圧まで要るか
  3. デバイス込みで試算する:端末が買取なら人数分の費用を加えます
  4. 人数で課金方式を比べる:100名なら人数帯定額、10名なら1ID課金が有利になることがあります
  5. 参加の仕組みを確認する:ランキング・ポイント・イベントの設計を見ます

健康管理IoTサービスのよくある質問

料金相場はいくら?

課金方式が3通りに分かれるため単価の相場は成立しにくいカテゴリです。1ID単価を公開しているのはNTTPCの1,000円(税込)のみ。100名の年間コストはRenoBody 180,000円、タニタ 600,000円、NTTPC 1,200,000円です。

デバイスの費用は別にかかる?

サービスによります。NTTPCはSOXAI RING 1.1が32,710〜36,346円の買取(購入手数料3,000円は10台以上無料)。RenoBodyは専用デバイス不要で私物のウェアラブルと連携できます。

小さい会社でも導入できる?

できます。NTTPCは最低10IDから初月無料、RenoBodyは初期費用0円で1〜100IDが月額15,000円、タニタの中小企業向けは従業員300人以下が対象です。

健診結果やストレスチェックも管理できる?

FiNC for BUSINESSはストレスチェック・健診結果管理・長時間労働管理・面談記録・個人カルテを統合します。Pep Upは健診結果閲覧とマイナポータル連携に対応し、Pep Up for WORKで産業保健業務と連動します。

従業員に使ってもらうには?

RenoBodyはデジタルインセンティブ・チーム対抗ランキング・バーチャルウォーク・フォトコンテストを備え、平均参加率60%・導入800団体以上と公表しています。Pep UpはPepポイント、タニタは歩数ランキングやウォーキングラリーを用意します。

健保が契約するサービスもある?

あります。Pep Upは健保・企業向けの健康ポータルで、270保険者以上に導入されています。自社がどちらの立場で検討しているかを最初に確認してください。

まとめ

健康管理IoTサービスは、測れる範囲と課金方式で費用が6倍以上変わります

参加率を上げることが目的なら、歩数だけに割り切ったRenoBody(100名でも年180,000円・デバイス不要)が最も効率的です。睡眠や自律神経まで見たいならNTTPCの健康経営支援サービス(1ID月額1,000円)ですが、スマートリングが人数分の買取(32,710〜36,346円)になる点を踏まえて規模を決めてください。

体組成・血圧まで測るならタニタ健康プログラム(従業員300人以下で年60万円)、健診やストレスチェックまで一本化したいならFiNC for BUSINESSかPep Upです。

月額だけでなく、デバイス費用と初期費用を含めた初年度の総額で比べることが、このカテゴリでは特に重要になります。

料金・仕様は変更される場合があります。契約前に各公式サイトで最新情報をご確認ください。

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