フリーランス管理システム(外部人材マネジメント)
フリーランス管理システムとは、業務委託で働く外部人材との契約・発注・稼働報告・検収・請求・支払いまでを一元管理するシステムです。フリーランス新法や取適法(旧下請法)、インボイス制度が求める通知や記録を、実務の流れの中で残せます。
フリーランス管理システム(外部人材マネジメント)とは
外部人材への発注が増えると、契約書はメール、発注書はExcel、請求書はPDF、支払いは経理へ依頼、と情報が散らばります。誰にいくら発注していて、いつまでに払う必要があるのかが一覧できない状態は、支払い遅れや二重発注の温床になります。フリーランス管理システムは、この流れを1本につなぐものです。
選定で決定的なのは法対応の深さです。フリーランス新法は、発注時の条件明示(第3条通知)、取引記録の作成・保存(第7条記録)、報酬の支払期日といった義務を発注側に課します。掲載サービスの中でも、こうした実務要件を機能として実装しているものと、インボイス制度と電子帳簿保存法への対応にとどまるものがあります。
費用は契約数が増えたときに順位が入れ替わります。当メディアの試算では、10名時点ではBackSimpが94,080円と最も安く、PROBASEは264,000円です。ところが100名ではPROBASEが660,000円で最安となり、BackSimpは1,152,480円になります。PROBASEが定額制、BackSimpが1アカウントごとの従量制だからです。
フリーランス管理システム(外部人材マネジメント)の検索需要トレンド
「フリーランス」という語自体の関心は、2年を通じて大きく崩れずに続いています。2〜3月にやや高まり、年度替わりの4月に下がる動きが2年とも同じ形で出ています。外部人材の活用が一時の流行ではなく定着していることを示す推移です。(出典:Googleトレンド/キーワード「フリーランス」)
フリーランス管理システム(外部人材マネジメント)の料金相場
当メディアが掲載5サービスを調査した、最安有料プラン(1ユーザー月額・税抜/年払い換算・税込表記のサービスは税抜に換算)の料金相場です。単価は横並びでも、最低月額や無料条件で規模別の実額は変わります。
| 企業規模 | 年間コスト(最安) | 業界中央値 |
|---|---|---|
| 従業員10名 | 94,080円/年〜 | 中央値 237,600円/年 |
| 従業員50名 | 564,480円/年〜 | 中央値 600,000円/年 |
| 従業員100名 | 600,000円/年〜 | 中央値 1,152,480円/年 |
※最安有料プラン・1ユーザー月額・税抜/年払い換算・税込表記のサービスは税抜に換算。無料プランあり:3/5サービス(freee業務委託管理(旧pasture)・PROBASE・BackSimp(バックシンプ))/無料トライアル:5/5サービス・平均22日。集計対象5件・2026.07時点・当メディア調べ。
フリーランス管理システム(外部人材マネジメント)の選び方の要点
Lansmart by SmartHRは、第3条通知・第7条記録・60日以内の支払期日アラートといったフリーランス新法の実務要件を機能として実装し、取適法・インボイス制度・電子帳簿保存法にも対応します。freee業務委託管理も取適法・フリーランス法・インボイス制度・電子帳簿保存法に対応します。一方PROBASEはインボイス制度と電子帳簿保存法への対応で、報酬未払いの予防に主眼を置いています。法令対応が導入の目的なら、ここが最初の判断材料です。
課金方式が定額制と従量制に分かれるため、契約数によって有利なサービスが入れ替わります。当メディアの試算では、10名ではBackSimp 94,080円・freee業務委託管理 237,600円・PROBASE 264,000円ですが、100名ではPROBASE 660,000円・BackSimp 1,152,480円・freee業務委託管理 2,376,000円と順位が逆転します。今の人数ではなく、増えたあとの金額で比べてください。
掲載サービスの無料プラン率は60%(5社中3社)、トライアル実施率は100%(5社)です。PROBASEは3契約まで無期限で全機能を使え、BackSimpは2アカウントまで無料、freee業務委託管理は稼働パートナーID数1名/月まで無料です。Meeepaは31日間、Lansmartは14日間のトライアルがあります。小さく始めて運用が回るかを確かめられます。
システムを入れても、発注先が使ってくれなければ運用は回りません。freee業務委託管理は業務委託先側の利用料が無料、Meeepaも受注会社は無料です。相手に費用や複雑な操作を求める形だと、結局メールとExcelに戻ります。発注先が個人か法人か、何社に広がるかを踏まえて選んでください。
PROBASEは準委任契約が対象で請負契約には対応せず、時間管理型(エンジニア等)と固定報酬型(顧問・アドバイザリー)の両方の検収に対応します。MeeepaはIT調達・受発注業務に特化し、稼働時間の登録から請求額を自動計算します。BackSimpは中小・スタートアップ向けで、Slack連携による稼働報告が特徴です。契約の種類と発注の進め方に合うかを確認してください。
フリーランス管理システム(外部人材マネジメント)の比較一覧(全5サービス)
BackSimp(バックシンプ)
月額980円〜中小・スタートアップ向けの低価格フリーランス管理サービス。フリーランスとの契約から稼働管理・請求書自動作成・支払までを一元管理。2アカウントまで無料、追加は1アカウント月980円と業界最安水準。Slack連携で稼働管理も可能。
freee業務委託管理(旧pasture)
月額1,980円〜旧pastureをfreeeが承継したフリーランスマネジメントシステム。業務委託先との契約・発注・請求受領・支払明細・タレント管理までを一元化し、取適法(旧下請法)・フリーランス法・インボイス・電帳法に対応した書類の発行/保存ができる。
Lansmart by SmartHR
要問い合わせ業務委託の契約・発注・稼働・請求・支払データを自動処理し、発注書・請求書・支払調書を自動生成する業務委託管理SaaS。フリーランス新法・取適法・インボイス制度・電帳法に対応。SmartHRグループのCloudBrainsが提供。
Meeepa(ミーパ)
要問い合わせIT調達・受発注業務に特化した、パートナー企業/フリーランスとの取引を電子化するEDIクラウド。見積依頼から発注・検収・稼働時間登録・請求・精算までをペーパーレスで一元管理。電子署名・タイムスタンプで電帳法にも対応。
「このカテゴリに掲載してほしい」「料金改定を反映してほしい」といったご相談は、 編集部が内容を確認したうえで掲載・訂正します。掲載中のサービスの情報更新も同じ窓口です。