EC運用代行サービス
EC運用代行サービスは、商品登録・受注処理・ページ制作・広告運用といったEC運営の実務を外部に委託するサービスです。当メディアが掲載5社を調べたところ料金公開率は40%(2/5)で、公開されている月額の下限は15万円から30万円でした。ただし15万円はコンサルティングのみの金額で、実運用まで含めると30万円からになります。
EC運用代行サービスとは
EC運用代行サービスの料金は、掲載5社のうち2社しか公開していません。当メディアの調査では料金公開率は40%(2/5)でした。公開されているのはサヴァリの月額15万円からと、アートトレーディングの月額30万円からです。
ただしこの2つは同じ範囲を指していません。サヴァリのコンサルティングプラン(15万円〜)は助言が中心で、実運用まで含むのはプレミアムプラン(30万円〜)からです。フルサポートプランは50万円からで、コンサルティングとは3.3倍の開きがあります。
つまり実際に手を動かしてもらう水準で比べると、サヴァリのプレミアム(30万円〜)とアートトレーディングの30万円〜が同じ水準になります。最安の15万円だけを見て判断すると、実運用が含まれないことに後から気づきます。
契約期間も確認が要ります。サヴァリは年間契約のため、コンサルティングプランでも年間180万円、プレミアムなら360万円が最低のコミットです。アートトレーディングは6ヶ月毎の更新です。この記事では公開されている情報だけを使って整理しました。
EC運用代行サービスの検索需要トレンド
「EC 運営」の検索指数は直近25か月で33〜83の範囲を推移し、平均は55.8でした。前半12か月の平均54.6に対し後半12か月は58.0で、やや上向きです。最小は2025年12月の33、最大は直近の2026年6月の83です。2026年3月以降は63・64・73・83・72と高い水準が続いています。なおカテゴリ名に近い「EC運営代行」は25か月中22か月が指数0で傾向を読み取れないため、より広い語を代替キーワードとして採用しました。(出典:Googleトレンド/キーワード「EC 運営」)
EC運用代行サービスの選び方の要点
掲載5社のうち料金を公開しているのはサヴァリとアートトレーディングの2社です。 サヴァリは3つのプランを公開しています。コンサルティングプランが月額15万円から、プレミアムプランが30万円から、フルサポートプランが50万円からです。実運用まで含むのはプレミアムプランからで、コンサルティングプランは助言が中心です。最安と最高では3.3倍の開きがあります。 アートトレーディングはEC運営代行が月額30万円(税抜)からで、相談内容により変動します。 実際に手を動かしてもらう水準で比べると、サヴァリのプレミアム(30万円〜)とアートトレーディングの30万円〜が同じ水準です。最安の15万円だけを見て判断すると、実運用が含まれないことに後から気づきます。 残る3社は料金非公開です。いつもは運用サイトの目標売上・規模で個社見積り、オンサイトは委託範囲・開発有無で個社見積り、スクロール360は業務範囲70種類以上を委託内容・処理量で個社見積りとなります。
月額とは別に、契約期間と初期費用の条件があります。 サヴァリは年間契約です(月末締め・翌月末払い。年間一括払いも可)。当メディアの集計による年間コストは、コンサルティングプランで1,800,000円、プレミアムプランなら3,600,000円という計算になります。年単位でのコミットが前提です。 アートトレーディングは6ヶ月毎に更新です。年間コストは3,600,000円(月額30万円×12)で、契約の区切りは半年ごとになります。 初期費用を明記しているのはいつもです。初回契約時に月額費用に加えて初期費用が発生すると公式に記載されています(金額は要問い合わせ)。残る4社は初期費用について公式に明記がありません。 代行サービスのため、掲載5社に無料トライアルはありません(0/5)。サヴァリはテスト販売プランを別途提供しています。
EC運用代行という言葉が指す範囲は各社で異なります。 スクロール360は業務範囲70種類以上を掲げ、受注取り込み・注文受付・発注/返品処理・入金確認・後払い処理から、メール/チャット対応、在庫管理、画像加工、商品データ作成、価格/競合/ランキング調査、メルマガ・バナー・LP制作、広告管理、そして物流代行・決済代行(フルフィルメント)までを扱います。掲載5社の中で物流と決済まで含むのはスクロール360です。 オンサイトは受注処理代行とカスタマーサポート代行を自社の運営センターで行い、常時20名以上のプロスタッフが対応します。加えてEC立ち上げ・サイト制作・システム開発支援に対応し、内製化人材リソース支援も提供します。いずれ自社で運営するための移行まで見据えた構成です。 アートトレーディングは商品登録・ささげ業務・撮影・メルマガ・SNS・バナー/LP制作・広告運用に加えて物流まで対応し、月次MTGでアクセス解析データの提出と販促・改善提案を行います。 サヴァリはささげ業務から受注・発送・アフターフォロー、SEO・セール企画・デザイン制作・SNS・メルマガまでを扱います。いつもは制作・広告・メルマガ/LINE運用・受注処理・物流・カスタマーサポートに対応します。
自社が出店しているモールに対応しているかは前提条件になります。 いつもは楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピング・自社EC(各ASP)に加えて、TikTok Shopとふるさと納税サイトに対応します。掲載5社の中でこの2つを挙げているのはいつもです。新しい販路や自治体向けの販路を持つ場合の選択肢になります。 スクロール360は楽天市場・Yahoo!ショッピング・au Wowma!・Amazon・Qoo10に対応します。掲載5社の中でQoo10を挙げているのはスクロール360です。 サヴァリは楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピング・Wowma!・自社運営ショップ・Shopifyに対応します。アートトレーディングは自社EC(Shopify等)・楽天市場・Amazon・各種モール、オンサイトは楽天市場・自社EC・各種モールです。 自社ECを中心にするならShopifyに対応するサヴァリやアートトレーディング、モール中心ならスクロール360やいつもという分かれ方になります。
代行サービスは人が動くため、体制と経験が成果を左右します。 オンサイトは150以上のECサイト運営実績を持ち、自社の運営センターで常時20名以上のプロスタッフが対応します。掲載5社の中で対応人数を具体的に公開しているのはオンサイトです。受注・CS業務を外部化したい場合の選択肢になります。 アートトレーディングはEC領域20年以上の経験を持ち、お客様専属チームが担当します。担当が固定されるため、商材や運用の事情を毎回説明し直す必要がありません。 サヴァリはモール通販に特化した運用代行です。いつもは中小企業を中心に全国のEC事業者(ブランドメーカー)を対象とし、専門知識を持つ運営代行チームが対応します。 スクロール360は物流から運営までを包括して委託したい事業者を対象とします。 専属チームが付くのか、センターで処理されるのかは運用の質に関わります。見積り時に体制を確認しておく必要があります。
EC運用代行サービスの比較一覧(全5サービス)
スクロール360(EC運営代行・フルフィルメント)
月額60,000円〜東証プライム上場スクロールの子会社によるEC通販の総合BPO。物流代行・受注代行・決済代行のフルフィルメントから、EC運営代行(画像加工・商品データ作成・受発注・在庫/価格調査・メルマガ/バナー/LP制作・広告管理など70種類以上)まで代行。750社超の支援実績。料金は個社見積り。
アートトレーディング(EC運営代行)
月額300,000円〜20年以上・累計200社以上の実績を持つEC運営代行。お客様専属チームが商品登録・売価変更・画像加工・ささげ業務(撮影/採寸/原稿)から、メルマガ・SNS・バナー/LP制作、月次MTG・アクセス解析・広告運用まで一貫代行する。月額30万円(税抜)〜・6ヶ月毎更新。
サヴァリ(EC・D2C運営代行)
月額300,000円〜モール通販に強いEC・D2C運営代行。商品登録・写真撮影・採寸・原稿(ささげ)・在庫/受発注・発送・アフターフォローから、SEO/セール企画・ページ制作・SNS/メルマガまで代行。コンサル15万円〜/プレミアム30万円〜/フルサポート50万円〜の3プランを公開。累計支援3,000社以上。
いつも(EC運営代行)
要問い合わせ東証グロース上場のEC・D2C総合支援企業によるEC運営代行。専門知識を持つ運営代行チームが、商品ページ作成/更新・広告バナー・LP制作・モール広告入稿・メルマガ/LINE運用・受注処理・物流業務・カスタマーサポートまで代行。楽天/Amazon/Yahoo!/TikTok Shop/自社EC/ふるさと納税に対応。契約累計14,000件以上。料金は個社見積り。
オンサイト(EC運営代行・受注CS代行)
要問い合わせ2006年設立、150以上のECサイト運営実績を持つEC運営代行。『EC戦略・マーケティング領域』『受注CS領域』『システム開発領域』の三位一体で、オンサイト運営センターが受注処理とカスタマーサポートを代行。常時20名以上のプロスタッフが対応。料金は個社見積り。
掲載は無料掲載と有料掲載の2つです。無料掲載は1カテゴリまでで、相互リンクのご協力が必要。 有料掲載は月額20,000円(税抜)で相互リンクが不要になり、この一覧とおすすめ比較記事の最上部に固定して掲載します。 「料金改定を反映してほしい」といった訂正のご相談も同じ窓口で、こちらは費用はかかりません。