EC向けCRM
EC向けCRMは、購買履歴をもとに顧客をセグメントし、メールやLINEで自動的にフォローしてリピートを増やすツールです。当メディアが掲載5社を調べたところ料金公開率は80%(4/5)でしたが、そのうち3社は月額の下限だけの表示で、実際の金額は顧客数や配信数で決まります。
EC向けCRMとは
EC向けCRMの料金は、公開されている月額の下限で30,000円から60,000円の幅があります。当メディアの調査では掲載5社の料金公開率は80%(4/5)でしたが、内訳は完全公開が1社、一部公開が3社、非公開が1社です。
一部公開の3社はいずれも月額の下限だけを示しています。LTV-Labが30,000円〜(有効アドレス数課金)、アクションリンクが40,000円〜(配信数・カートで変動)、うちでのこづちが60,000円〜(顧客数に応じた従量課金)です。上限や帯ごとの金額は要問い合わせとなります。
件数帯ごとの金額を完全に公開しているのはMOTENASUだけです。登録リードが50,000件までで月額50,000円、50,001〜100,000件で75,000円、100,001〜200,000件で100,000円です。1リードあたりに直すと1円、0.75円、0.5円と、件数が増えるほど下がります。
初期費用も分かれます。アクションリンクが0円(連携済みカート)、LTV-Labが50,000円、MOTENASUが100,000円です。公開されている下限で初年度を計算すると、LTV-Labが410,000円、MOTENASUが700,000円で約1.7倍の開きになります。
EC向けCRMの検索需要トレンド
「LTV」の検索指数は直近25か月で30〜81の範囲を推移し、平均は46.1でした。前半12か月の平均35.2に対し後半12か月は58.0で、65%ほど上がっています。最小は2024年12月の30、最大は2026年5月の81です。2025年11月に55へ跳ね上がって以降は50〜80台で推移しており、関心が明確に高まっています。(出典:Googleトレンド/キーワード「LTV」)
EC向けCRMの選び方の要点
掲載5社のうち、月額の下限だけを公開しているのが3社あります。 LTV-Labが月額30,000円〜(有効アドレス数課金・メール配信し放題)、アクションリンクが月額40,000円〜(配信数・カートで変動)、うちでのこづちが月額60,000円〜(顧客数に応じた従量課金)です。いずれも上限や帯ごとの金額は要問い合わせとなります。 件数帯ごとの金額を完全に公開しているのはMOTENASUです。登録リードが50,000件までで月額50,000円、50,001〜100,000件で75,000円、100,001〜200,000件で100,000円です。1リードあたりに直すと1円、0.75円、0.5円と、件数が増えるほど下がります。 EC Intelligenceは料金非公開で、月間PV数と月間配信数で変動する個社見積りです。最低契約期間は3ヶ月と明記されています。 自社の顧客数・アドレス数・配信数を先に把握しておかないと、下限の金額だけを見て見積りとの差に驚くことになります。
月額とは別に初期費用がかかります。 初期費用0円なのはアクションリンクです(連携済みカートの場合。連携済みカート以外は初期費用が発生する場合があります)。LTV-Labが50,000円、MOTENASUが100,000円です。うちでのこづちは利用状況に応じて変動する見積り、EC Intelligenceも要問い合わせです(データ連携の要件定義・タグ設置サポートを含みます)。 公開されている下限で初年度を計算すると、LTV-Labが410,000円(月額30,000円×12+初期50,000円)、アクションリンクが480,000円(月額40,000円×12+初期0円)、MOTENASUが700,000円(月額50,000円×12+初期100,000円)、うちでのこづちが720,000円〜(月額60,000円×12+初期は見積り)です。 LTV-LabとMOTENASUでは約1.7倍の開きになります。ただしMOTENASUは登録リード50,000件までを含む金額で、他社の下限とは含まれる範囲が異なります。
EC向けCRMは、どのチャネルで顧客に接触できるかが分かれ目になります。 うちでのこづちはメール、LINE、DM(はがき等)、SMS、ディスプレイ広告の5チャネルに対応します。掲載5社の中でディスプレイ広告まで含むのはうちでのこづちです。 MOTENASUはメール、LINE(複数アカウント可)、SMS、郵送DMの4チャネルです。LINEを複数アカウントで扱える点が特徴です。LTV-Labもメール(配信し放題)、LINE、DM、SMSの4チャネルです。 アクションリンクはメール、ステップメール、LINE、SMSで、DMは含みません。 EC Intelligenceは方向性が異なります。メール(MA)に加えて、Web接客(サイト内ポップアップ等)とサイト内検索・レコメンドを持ちます。配信でフォローするのではなく、サイトに来た顧客の体験そのものを変える構成です。 配信のチャネルを増やしたいのか、サイト内の体験まで含めたいのかで対象が変わります。
顧客をどう切り分けるかで、打てる施策が変わります。 RFM分析(最終購入日・購入頻度・購入金額)とCPM分析(顧客の育成段階)の両方を持つのは、うちでのこづちとLTV-Labの2社です。顧客を段階で分けて、それぞれに合った施策を当てる進め方が取れます。 うちでのこづちはさらに商品別・広告別・施策別のLTV分析を持ちます。どの商品から入った顧客が長く続くか、どの広告経由の顧客の価値が高いかまで見られます。 LTV-Labは顧客ランクの自動判定と、2,400店舗超の運用知見にもとづくシナリオテンプレートを持ちます。 アクションリンクはF2転換分析(初回購入から2回目購入への転換)と定期継続率の改善に寄せています。単品リピート通販で最初の壁となるF2転換に絞った構成です。 EC Intelligenceは購買データと行動データを統合した分析を行い、統合顧客データベースを持ちます。 自社が今つまずいている段階に合う切り口を持つ製品を選ぶことになります。
EC向けCRMは、購買データが入ってこなければ動きません。使っているカートや受注管理システムとの連携が前提になります。 うちでのこづちは連携100システム超と公式に記載しています。主要なECカート・受注管理システムと自動連携します。掲載5社の中で連携数を具体的な数値で公開しているのはうちでのこづちです。 アクションリンクは連携済みのカートであれば初期費用が0円になります。逆に連携済みカート以外では初期費用が発生する場合があります。使っているカートが連携済みかどうかで初期費用が変わる構成です。 LTV-Labは主要ECカート・受注管理と標準連携し、futureshopやカラーミーショップ向けの連携版もあります。MOTENASUは定期通販ASP『侍カート』ほかECカートと連携します。 EC Intelligenceはデータ連携の要件定義とタグ設置サポートが初期費用に含まれます。 見積りを取る前に、自社のカートが連携対象かを確認しておく必要があります。
EC向けCRMの比較一覧(全5サービス)
EC Intelligence
要問い合わせEC・OMO向けの統合型MA/CRMプラットフォーム。サイト内検索・レコメンド・Web接客・MA・データ分析を一つのデータベースに完全統合し、EC/OMOの売上向上に必要な機能をオールインワンで提供する。料金は個社見積りで非公開(最低契約3ヶ月)。
掲載は無料掲載と有料掲載の2つです。無料掲載は1カテゴリまでで、相互リンクのご協力が必要。 有料掲載は月額20,000円(税抜)で相互リンクが不要になり、この一覧とおすすめ比較記事の最上部に固定して掲載します。 「料金改定を反映してほしい」といった訂正のご相談も同じ窓口で、こちらは費用はかかりません。