帳票発行サービスのおすすめ(目的別の早見表)
帳票発行サービスの費用は、従業員数ではなく発行件数で決まります。
奉行Edge 発行請求書DXクラウドは300件/年プランが年126,000円(税抜・月換算約10,500円)で初期費用0円。楽楽明細は初期100,000円に月額25,000円から。invoiceAgent(SVF Transact)は初期200,000円に月額55,000円から(配信700通/月込み)です。
掲載5サービスの価格公開率は60%で、WebBureau(ウェブビューロー)とBill One 発行は個社見積りです。無料プランとトライアルはいずれもありません(0%)。
| 導入目的 | おすすめのタイプ | 主なサービス |
|---|---|---|
| 発行件数が少なく初期費用も抑えたい | 初期0円・300件/年 126,000円。郵送代行1通175円〜(諸費用込み) | 奉行Edge 発行請求書DXクラウド |
| 請求書以外の帳票もまとめたい | WEB/メール/郵送/FAXを帳票ごとに使い分け。累計16,000社超 | 楽楽明細 |
| 自社の帳票様式を変えたくない | SVF連携でフォーマットそのまま配信。Peppol対応・電帳法3区分のJIIMA認証 | invoiceAgent(SVF Transact) |
| 紙の取引先が多く自動で振り分けたい | 受け取り側に応じてWeb/FAX/郵送を自動切替、DPS連携で印刷代行 | WebBureau(ウェブビューロー) |
| 発行後の回収まで見たい | 開封確認・リマインド通知。ユーザー数課金をしない方針 | Bill One 発行 |
帳票発行サービスとは?
帳票発行サービスとは、請求書・納品書・支払明細・給与明細といった帳票を電子配信し、紙を希望する取引先には印刷・封入・郵送を代行するサービスです。
請求書作成ソフトとの違いは入力側にあります。帳票発行サービスは基幹システムや販売管理システムのデータから自動で発行します。1件ずつ画面で作るのではなく、月次のデータをまとめて流し込む前提です。
そして電子化が進まない最大の理由は、たいてい取引先にあります。自社は電子で構わなくても、相手の一部は紙で受け取りたいと言う。電子配信と郵送代行の両方を持つことが、このカテゴリの存在理由です。
料金は発行件数で決まる
| サービス | 料金 | 初期費用 |
|---|---|---|
| 奉行Edge 発行請求書DXクラウド | 300件/年 年126,000円(月換算約10,500円)/600件/年 198,000円/1,200件/年 284,400円 | 0円 |
| 楽楽明細 | 月額25,000円〜(件数・オプションで変動) | 100,000円(導入支援を含む) |
| invoiceAgent(SVF Transact) | 月額55,000円〜(配信700通/月・10ユーザー・5GB込み、超過は従量) | 200,000円(年間契約が必須) |
| WebBureau(ウェブビューロー) | 個社見積り(帳票種類・件数・配信方式による) | 要問い合わせ(帳票設計・要件確認費が別途想定) |
| Bill One 発行 | 個社見積り(年間発行数など。ユーザー数課金はしない方針) | 要問い合わせ |
最安プランの中央値は月額25,000円です。従業員数が増えても金額は変わりません。
単純に割ると1通あたりが見えます。 奉行Edgeの1,200件/年プラン(年284,400円)は1件あたり約237円、invoiceAgentの年8,400通ぶん(年660,000円)は1通あたり約79円です。発行件数が多いほど後者が効いてきます。ただし奉行Edgeは1,200件/年を超える場合が要問い合わせです。
紙を希望する取引先をどう吸収するか
| サービス | 郵送代行 | 配信方法 |
|---|---|---|
| 奉行Edge 発行請求書DXクラウド | 1通175円〜(用紙・封筒・印刷・封入封緘投函・郵便料金を含む) | 電子配信+郵送代行 |
| WebBureau(ウェブビューロー) | 1通あたり非公開(DPS連携で印刷・封入・発送) | Web/FAX/郵送を受け取り側に応じて自動振り分け |
| 楽楽明細 | 1通あたり非公開(オプション) | WEB受取/メール添付/郵送代行/FAXを帳票ごとに使い分け |
| invoiceAgent(SVF Transact) | 1通あたり非公開(TransPrintオプション) | 電子配信+Peppol準拠デジタルインボイス+郵送代行 |
| Bill One 発行 | 1通あたり非公開 | オンライン発行・メール一括送付+郵送代行 |
1通あたりの単価を公開しているのは奉行Edgeだけです。175円からで、用紙代・封筒代・印刷代・封入封緘投函の作業費・郵便料金を含みます。紙で受け取る取引先の数を掛ければ追加費用を見積もれます。
WebBureauは受け取り側の希望に応じて配信方法を自動で振り分けます。電子と紙の2つの運用が社内に並行して残る状態を、仕組みの側で1本にまとめる設計です。
制度対応の深さは横並びではない
| サービス | 電子帳簿保存法 | デジタルインボイス |
|---|---|---|
| invoiceAgent(SVF Transact) | スキャナ保存・電子書類・電子取引の3区分でJIIMA認証 | Peppol準拠の送受信に対応 |
| WebBureau(ウェブビューロー) | JIIMA認証を取得 | インボイス対応は要問い合わせ |
| 奉行Edge 発行請求書DXクラウド | タイムスタンプ自動付与で対応 | 適格請求書に対応 |
| 楽楽明細 | 対応 | インボイス制度対応の帳票設定が可能 |
| Bill One 発行 | 準拠した運用が可能 | Bill Oneのインボイス管理で対応 |
取引先とのデータ連携まで見据えるなら、Peppol準拠の有無が分かれ目になります。PDFを送るのではなく標準規格のデータでやり取りできれば、受け取り側でのシステム取り込みまで自動化できます。
帳票発行サービスの選び方(5つのポイント)
- 年間の発行件数から料金プランを逆算する。費用は人数ではなく件数で決まります
- 紙を希望する取引先をどう吸収するかを確認する。1通あたりの単価を公開しているのは1社です
- 初期費用と契約期間の縛りを見る。0円から200,000円+年間契約必須まで幅があります
- 既存の基幹システムとどうつなぐかを確かめる。自動で流し込めないと効果が半減します
- 電子帳簿保存法とデジタルインボイスへの対応度を見る。JIIMA認証とPeppol対応に差があります
帳票発行サービスのタイプ別分類
初期0円・300件/年 126,000円〜。郵送代行1通175円〜を諸費用込みで公開
請求/納品/領収/支払明細/給与明細に対応。WEB/メール/郵送/FAXを使い分け
SVF連携で自社フォーマットのまま配信。Peppol対応・電帳法3区分のJIIMA認証
Web/FAX/郵送を受け取り側に応じて自動切替。TOPPANのDPS基盤で印刷・封入・発送
開封確認・リマインド通知。受領・入金消込まで一元管理、ユーザー数課金なし
おすすめの帳票発行サービス5選
- 概要:初期費用0円で、年間の発行件数帯からプランを選べる帳票発行サービスです。
- 特徴:
- 初期費用0円。300件/年 年126,000円/600件/年 198,000円/1,200件/年 284,400円(税抜)
- 郵送代行1通175円〜(用紙代・封筒代・印刷代・封入封緘投函の作業費・郵便料金を含む)
- タイムスタンプ自動付与で電子帳簿保存法に対応。勘定奉行クラウド・債権奉行クラウドとシームレス連携
- 料金:当メディアの試算で300件/年プランは年126,000円。掲載5社の最安プランでは最も安い水準です。
- 注意点:1,200件/年を超える場合は要問い合わせです。発行件数が多い企業では事前に金額を計算できません。
- こんな企業に向いている:発行件数が年1,200件以内の会社、奉行シリーズを使っている会社。
- 概要:累計導入16,000社超で、請求書以外の帳票も含めて複数の配信方法を使い分けられます。
- 特徴:
- 累計導入16,000社超・電子請求書発行でシェアNo.1標榜
- WEB受取/メール添付/郵送代行/FAXを帳票ごとに使い分けられる
- 請求書・納品書・領収書・支払明細・給与明細まで対応。CSV/API連携で基幹システムから自動発行
- 料金:初期100,000円(税抜・導入支援を含む)+月額25,000円〜。当メディアの試算で月額基本料の年額は300,000円です。
- 注意点:郵送代行の1通あたり料金は非公開です。月額も件数とオプションで変動するため見積りが要ります。
- こんな企業に向いている:請求書以外の帳票も電子化したい会社、FAXの取引先が残っている会社。
- 概要:帳票基盤SVFと連携し、自社の帳票フォーマットをそのまま電子配信できるサービスです。
- 特徴:
- 自社の帳票フォーマットのまま電子配信・受領できる(既存レイアウトの作り直しが不要)
- Peppol準拠デジタルインボイスの送受信に対応
- 電帳法のスキャナ保存・電子書類・電子取引の3区分でJIIMA認証を取得
- 料金:初期200,000円(税別)+月額55,000円〜。配信700通/月・10ユーザー・5GB込みで、単純に割ると年8,400通ぶんは1通あたり約79円です。
- 注意点:年間契約が必須で、初期費用も掲載5社で最も高くなります。短期間だけ試す使い方はできません。
- こんな企業に向いている:発行件数が多い会社、既存の帳票様式を変えたくない会社、取引先とのデータ連携を見据える会社。
- 概要:受け取り側の希望に応じて配信方法を自動で振り分け、印刷・封入・発送まで代行します。
- 特徴:
- Web配信/FAX配信/印刷郵送を自動で振り分け(電子と紙の運用を1本にまとめられる)
- 印刷・封入・発送はデータ・プリント・サービス(DPS)と連携。TOPPANグループのセキュアな印刷・BPO基盤
- 電子帳簿保存法に対応しJIIMA認証を取得。導入130社以上・最短3カ月で稼働
- 料金:帳票の種類・件数・配信方式に応じた個社見積り。金額は非公開です。
- 注意点:料金も1通あたりの単価も非公開です。初期費用は帳票設計・要件確認の費用が別途想定されます。
- こんな企業に向いている:紙の取引先が多い会社、大量の帳票を扱う会社、封入作業を社内に抱えている会社。
- 概要:発行から入金消込までを一元管理でき、開封確認とリマインド通知を備えます。
- 特徴:
- 開封確認・リマインド通知で発行後もフォロー(入金の遅れに早く気づける)
- ユーザー数課金をしない方針。経理以外の部門が関わっても人数で費用が増えない
- 受領側のBill Oneや会計サービスと連携し、発行〜入金消込まで一元管理
- 料金:初期費用+月額(年額)の個社見積り。年間発行数などに応じて決まり、金額は非公開です。
- 注意点:料金も郵送代行の1通あたり料金も非公開です。初期費用も要問い合わせになります。
- こんな企業に向いている:すでにBill Oneで請求書を受領している会社、入金の遅れを追いたい会社。
状況別のおすすめ
発行件数が年1,200件以内:奉行Edge 発行請求書DXクラウドです。初期0円で年126,000円から始められます。
発行件数が多い:invoiceAgent(SVF Transact)です。単純に割ると1通あたり約79円です。
請求書以外の帳票も電子化したい:楽楽明細です。支払明細や給与明細まで扱えます。
紙の取引先が多い:WebBureauです。受け取り側に応じて自動で振り分けます。
郵送費用を事前に見積もりたい:奉行Edgeです。1通175円から(諸費用込み)と単価を公開しています。
既存の帳票様式を変えたくない:invoiceAgentです。SVF連携でフォーマットをそのまま使えます。
入金の遅れを追いたい:Bill One 発行です。開封確認とリマインド通知を備えます。
帳票発行サービスのデメリット・注意点
- 無料プランもトライアルもない:掲載5サービスとも0%です
- 料金非公開が2社ある:WebBureauとBill One 発行は個社見積りです
- 郵送代行の単価はほぼ非公開:1通あたりを公開しているのは奉行Edge(175円〜)だけです
- 初期費用の幅が大きい:0円から200,000円まで開きます
- 年間契約が必須の場合がある:invoiceAgent(SVF Transact)は年間契約が前提です
- 稼働まで時間がかかる:WebBureauは最短3カ月です。基幹システム連携と帳票設計が必要になります
帳票発行サービス導入の流れ
- 年間の発行件数を数える:料金プランはここで決まります
- 紙で受け取る取引先の数を数える:郵送代行の費用を見積もる材料になります
- 電子化したい帳票の種類を挙げる:請求書だけか、支払明細まで含めるかで候補が変わります
- 基幹システムとの接続方法を確認する:CSVかAPIか、自動で流し込めるかを見ます
- 稼働させたい時期から逆算する:帳票設計と連携の設定に期間が要ります
帳票発行サービスのよくある質問
料金相場はいくら?
最安プランの中央値は月額25,000円です。最低は奉行Edge 発行請求書DXクラウドの300件/年プランで年126,000円(税抜・月換算約10,500円)、最高はinvoiceAgent(SVF Transact)の月額55,000円からです。掲載5サービスの価格公開率は60%です。
料金は従業員数で変わる?
変わりません。費用は発行件数で決まります。奉行Edgeは300件/年・600件/年・1,200件/年と件数帯でプランが分かれ、invoiceAgentは月額55,000円からに配信700通/月が含まれ超過分が従量課金です。Bill One 発行はユーザー数課金をしない方針を示しています。
紙で受け取りたい取引先にも対応できる?
できます。奉行Edgeは郵送代行が1通175円から(用紙・封筒・印刷・封入封緘投函・郵便料金を含む)です。WebBureauは受け取り側に応じてWeb・FAX・郵送を自動で振り分け、楽楽明細はWEB受取・メール添付・郵送代行・FAXを帳票ごとに使い分けられます。
初期費用はかかる?
奉行Edgeは0円、楽楽明細は100,000円(税抜・導入支援を含む)、invoiceAgentは200,000円(税別・年間契約必須)です。WebBureauとBill One 発行は要問い合わせです。
自社の帳票レイアウトをそのまま使える?
invoiceAgent(SVF Transact)は帳票基盤SVFと連携し、自社のフォーマットをそのまま電子配信・受領できます。楽楽明細はCSV/API連携で顧客データと帳票データを一括取り込みでき、奉行Edgeは奉行クラウドや販売管理システムとAPI連携します。
無料で試せる?
掲載5サービスに無料プランと無料トライアルはありません(0%)。基幹システムとの連携や帳票レイアウトの設定が前提になるためです。WebBureauは最短3カ月で稼働するとしています。
まとめ
帳票発行サービスは、年間の発行件数から選ぶと早く決まります。従業員数が増えても金額は変わりません。
件数が年1,200件以内なら奉行Edge 発行請求書DXクラウド(初期0円・300件/年 126,000円〜)が最も軽く、件数が多いならinvoiceAgent(SVF Transact)が効いてきます。単純に割ると、奉行Edgeの1,200件/年プランは1件あたり約237円、invoiceAgentの年8,400通ぶんは1通あたり約79円です。
そして忘れてはいけないのが紙で受け取る取引先です。1通あたりの単価を公開しているのは奉行Edgeだけ(175円〜・諸費用込み)で、他の4社は要問い合わせです。紙が多いなら、受け取り側に応じて自動で振り分けるWebBureauも候補になります。
制度対応まで見るなら、電帳法3区分のJIIMA認証とPeppol準拠のデジタルインボイスに対応するinvoiceAgentが最も手厚く、発行後の回収まで追いたいならBill One 発行が選択肢になります。