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開発支援ツール

開発支援ツールとは、ソースコード管理・課題管理・CI/CD・APIテストなど、ソフトウェア開発の各工程を支えるツールの総称です。1つで完結する製品ではなく、役割の違うものを重ねて使うのが実態です。掲載5社は全社が料金を公開し、全社に無料プランがありますが、無料で使える人数の上限が1人から10人まで開いており、有料に切り替わるタイミングが製品ごとに大きく違います。

掲載 5 サービス料金相場 中央値 1,085 円/月料金公開率 100 %最終更新 2026.07

開発支援ツールとは

開発支援ツールは、当メディアが扱ってきたカテゴリの中でも料金の透明性が際立ちます。掲載5社の料金公開率は100%(5/5)、無料プランの提供率も100%(5/5)です。販売管理や生産管理の分野では料金公開率が20〜40%にとどまり無料プランが0社ということも珍しくありませんでしたが、開発ツールは金額も無料枠も先に分かります。

そのうえで比較の焦点になるのが、無料プランの天井です。上限の置き方が製品ごとに違います。Postmanは1ユーザー、GitLabは5ライセンスユーザー、CircleCIはアクティブユーザー5名、Jiraは10ユーザーまでが無料で、GitHubのFreeプランは無制限リポジトリと月2,000分のGitHub Actionsが使えます。1人から10人まで、10倍の開きがあります。

有料に切り替わったときの金額差も大きく出ます。米ドル建ての4社を10人チームの月額で並べると、GitHub Teamが1ユーザー4ドル×10=40ドル、CircleCI Performanceが基本15ドル+追加5ユーザー×15ドル=90ドル、Postman Teamが1ユーザー19ドル×10=190ドル、GitLab Premiumが1ユーザー29ドル×10=290ドルです。最安と最高で290ドル÷40ドル=7.25倍になります。Jiraだけは公式ページが日本円を表示し、Standardが1ユーザー月額1,085円(10人なら10,850円)です。

ただしこれらは役割が違うツールなので、金額の順位そのものに意味はありません。ソースコード管理とCI/CDを担うGitHub、DevOpsを1つに統合するGitLab、CI/CD専業のCircleCI、API開発のPostman、課題管理のJira。重ねて使うのが前提なので、実際に効くのは「どのツールが、何人になった時点で有料化するか」です。この記事では無料プランの天井・課金の単位・役割の3点で整理します。なおJiraの価格は公式ページが動的描画のため、第三者トラッカーで相互確認した参考値です(公式未確認の参考値)。

開発支援ツールの検索需要トレンド

↘ 下降傾向検索インタレストの推移(Googleトレンド・0〜100の相対指数・月平均)
2024.07平均 68(点線)2026.07

「開発ツール」の検索指数は25か月で52〜86の範囲を推移し、平均は68.1です。最高は2025年6月の86、最低は2026年3月と直近7月の52で、先頭78に対し末尾52と26ポイント下げています。2024年は74〜80で高位に安定していましたが2025年後半から下がり始め、2026年は50台で推移しています。総称で探す段階を過ぎ、個別のツール名で直接検索される局面に入ったと読み取れます。(出典:Googleトレンド/キーワード「開発ツール」)

開発支援ツールの選び方の要点

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無料プランの天井がどこにあるかを確かめる

掲載5社は全社に無料プランがありますが、上限の置き方が違います。Postmanは1ユーザー、GitLabは5ライセンスユーザーまで(月400コンピュート分・10GiBストレージ)、CircleCIはアクティブユーザー5名まで(月30,000クレジット・30x並列)、Jiraは10ユーザーまで(2GBストレージ・月100回の自動化)です。GitHubのFreeプランは無制限のリポジトリと月2,000分のGitHub Actions・500MBパッケージが使えます。チームが何人になった時点で有料に切り替わるかが製品ごとに違うため、現在の人数と1年後の見込みを当てはめて確認してください。

2
課金の単位がユーザー数か使用量かを見る

掲載5社のうちGitHub・GitLab・Postman・Jiraの4社は1ユーザー単位の課金です。CircleCIだけがクレジット(実行時間ベース)と課金対象ユーザー数を組み合わせた体系で、Performanceは月15ドルに30,000クレジットと5ユーザーが含まれ、追加ユーザーは1人15ドル/月、追加クレジットは25,000クレジットあたり15ドルです。5人なら1人あたり3ドル、10人なら9ドル、20人なら12ドルと、人数が増えるほど1人あたりが15ドルに近づきます。ビルドの実行時間が読めない段階では、クレジットの消費量を試算しておく必要があります。

3
人数の区切りで単価が跳ねる箇所を確認する

プランの境目で金額が大きく動く製品があります。PostmanのSoloは月9ドル(年額課金)ですが1ユーザー限定で、2人目からはTeam(1ユーザー19ドル/月・年額課金)になります。1人で9ドルだったものが2人で38ドルとなり、4.22倍に跳ねる計算です。JiraのFreeは10ユーザーまでで、11人目からStandard(1ユーザー月額1,085円)になります。GitLabのFreeは5ライセンスユーザーまでで、6人目からはPremium(1ユーザー29ドル/月)へ移ります。

4
年額契約と月払いの差を計算する

年額契約で単価が下がる製品があります。Jiraは公式の料金ページに月払いと年額契約の切り替えがあり、年額は「SAVE UP TO 17%」と示されています。ただし年額側の金額は切り替えないと表示されないため、本サイトでは月払いの1,085円のみを扱っています。GitLabのPremium(1ユーザー29ドル)とPostmanのSolo・Team・Enterpriseは年額課金が前提の価格です。契約期間の縛りと価格差を天秤にかけて、途中で人数が減る可能性も含めて判断してください。

5
役割の重なりと空きを見て組み合わせる

掲載5社は1つで完結する製品ではなく、役割が分かれています。GitHubはソースコード管理・プルリクエスト・Issues/Projects・GitHub Actions(CI/CD)・Codespacesを一体で提供し、GitLabは計画から監視までDevOpsライフサイクル全体を1つのアプリでカバーします。CircleCIはCI/CD専業でDocker・Linux・Windows・macOS・Arm・GPUに対応、PostmanはAPI設計・テスト・モック・ドキュメント・監視、Jiraはスクラム/カンバンによる課題追跡です。GitHubとGitLabは範囲が重なるため両方を使う理由は薄い一方、GitHub+CircleCI+Postman+Jiraのように補い合う組み合わせは成立します。

開発支援ツールの比較一覧(全5サービス)

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GitHubのロゴ

GitHub

月額4円〜

世界最大級のソースコードホスティング/開発プラットフォーム。Gitによるバージョン管理、プルリクエストによるコードレビュー、Issues/Projectsでの課題管理、GitHub ActionsによるCI/CD、Codespacesのクラウド開発環境までを一体で提供する。無料プランから利用でき、有料は1ユーザー月額課金。

無料プランあり無料トライアル30日
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Postmanのロゴ

Postman

月額9円〜

API開発の設計・テスト・モック・ドキュメント・監視を一体で行うAPIプラットフォーム。無料プランは1ユーザーで基本機能を利用でき、有料はSolo($9/月・1ユーザー)、チーム向けTeam($19/ユーザー/月)、Enterprise($49/ユーザー/月)。いずれも年額課金。

無料プランあり
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CircleCIのロゴ

CircleCI

月額15円〜

ビルド・テスト・デプロイを自動化するクラウド型CI/CDプラットフォーム。Docker/Linux/Windows/macOS/Armに対応し、無料プランは月30,000クレジット・5ユーザーまで。有料Performanceは月$15〜のクレジット/従量課金、最上位Scaleは年額カスタム。

無料プランあり
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GitLabのロゴ

GitLab

月額29円〜

計画・ソースコード管理・CI/CD・セキュリティ・監視までを1つのアプリケーションで完結させるDevOpsプラットフォーム。無料プランから使え、有料Premiumは1ユーザー月額$29(年額契約)、最上位Ultimateはアプリケーションセキュリティやコンプライアンスを含むカスタム価格。

無料プランあり無料トライアル30日
5
Jira(Jira Software)のロゴ

Jira(Jira Software)

月額1,085円〜

アジャイル開発チーム向けの課題追跡・プロジェクト管理ツール。スクラム/カンバンボード、バックログ、スプリント、ロードマップ、自動化でソフトウェア開発のイシューを管理する。無料プランは10ユーザーまで、有料StandardとPremiumは1ユーザー月額課金。

無料プランあり無料トライアルあり
SaaSを提供している企業さまへ
サービスの掲載・情報の更新を受け付けています

掲載は無料掲載と有料掲載の2つです。無料掲載は1カテゴリまでで、相互リンクのご協力が必要。 有料掲載は月額20,000円(税抜)で相互リンクが不要になり、この一覧とおすすめ比較記事の最上部に固定して掲載します。 「料金改定を反映してほしい」といった訂正のご相談も同じ窓口で、こちらは費用はかかりません。

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開発支援ツールのよくある質問

開発支援ツールの料金相場はいくらですか?
掲載5社の料金公開率は100%(5/5)です。Jira以外の4社は米ドル建てのため当メディアでは円換算した相場を算出していません(Jiraだけは公式ページが日本円を表示します)。1ユーザーあたりの月額で見ると、GitHubのTeamが4ドル、Jiraのstandardが1,085円(月払い)、Postmanのteamが19ドル(年額課金)、GitLabのPremiumが29ドル(年額契約)です。CircleCIはユーザー単価ではなくPerformanceが月15ドル〜(30,000クレジット・5ユーザー込み、追加ユーザーは1人15ドル/月)です。米ドル建ての4社を10人チームで並べると40ドル・90ドル・190ドル・290ドルとなり、最安と最高で7.25倍の差になります。
無料プランはどこまで使えますか?
掲載5社とも無料プランがあります(5/5社・100%)が、上限が違います。Postmanは1ユーザー(APIクライアント・モックサーバー・ネイティブGit・月50AIクレジット)、GitLabは5ライセンスユーザーまで(月400コンピュート分・10GiBストレージ)、CircleCIはアクティブユーザー5名まで(月30,000クレジット・30x並列・全実行環境)、Jiraは10ユーザーまで(2GBストレージ・月100回の自動化)です。GitHubのFreeは無制限のリポジトリと月2,000分のGitHub Actions・500MBパッケージが使えます。なおCircleCIの無料クレジットは毎月失効し繰り越しできません。
無料トライアルはありますか?
掲載5社のうち3社(60%)にあり、日数を公開している2社の平均は30日です。GitHubはEnterpriseプランに30日間の無料トライアルがあり、GitLabはPremium/Ultimateに約30日の無料トライアルを提供します。Jiraは有料プラン(Standard/Premium)に無料トライアルがありますが、日数は申込時に確認する形です。CircleCIとPostmanは期間限定のトライアルではなく、無料のFreeプランで試用する形になります。CircleCIのFreeはクレジットカード不要で月30,000クレジットが使えます。
課金はユーザー数で決まりますか?
掲載5社のうちGitHub・GitLab・Postman・Jiraの4社は1ユーザー単位の課金です。CircleCIだけが例外で、クレジット(実行時間ベース)と課金対象ユーザー数を組み合わせた体系です。Performanceは月15ドルに30,000クレジットと5ユーザーが含まれ、追加ユーザーは1人15ドル/月、追加クレジットは25,000クレジットあたり15ドルとなります。5人なら1人あたり3ドル、10人なら9ドル、20人なら12ドルと、人数が増えるほど1人あたりが15ドルに近づく構造です。ビルドの実行時間が読めない段階では、クレジットの消費量を試算しておく必要があります。
GitHubとGitLabはどちらを選ぶべきですか?
扱う範囲と提供形態で分かれます。GitHubはソースコード管理・プルリクエストによるコードレビュー・Issues/Projectsでの課題管理・GitHub ActionsによるCI/CD・Codespacesによるクラウド開発環境を一体で提供し、1ユーザー月額4ドルのTeamから始められます。GitLabは計画・ソースコード管理・CI/CD・パッケージ管理・アプリケーションセキュリティテスト・監視までDevOpsライフサイクル全体を1つのアプリでカバーし、Premiumは1ユーザー月額29ドル(年額契約)です。GitLabはSaaS(GitLab.com)とセルフマネージド(オンプレ/プライベートクラウド)の両方を標準で提供する点が違いで、GitHubのセルフホストはGitHub Enterprise Serverで別途提供されます。
複数のツールを併用する必要がありますか?
役割が違うため、実務では重ねて使うのが一般的です。GitHubとGitLabは範囲が重なるため両方を使う理由は薄いものの、ソースコード管理にGitHub、CI/CDにCircleCI、APIの設計とテストにPostman、課題管理にJiraという組み合わせは成立します。GitHubのActionsやGitLabの内蔵CIで足りるならCircleCIは不要ですし、APIを扱わないチームにPostmanは要りません。GitHub・GitLab・Bitbucketとの連携はCircleCI・Postman・Jiraのいずれも対応しているため、後から足す前提で最小構成から始める進め方が取れます。
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