Web会議ツール

Web会議ツール比較5選|無料の壁は会議時間、有料の壁は人数

Web会議は5社中4社が無料プランを持ちますが、Zoom・Webexは40分で切れます。有料ではGoogle Meetが100人から1,000人まで4段階。Business Starterは録画できません。

Web会議ツールのおすすめ(目的別の早見表)

Web会議ツールの料金公開率は100%、無料プランを持つのは4社(80%)です。トライアルは3社(60%)が提供し、日数を公開している3社の平均は19日です。

無料で最初に当たるのは会議時間の壁、有料で当たるのは参加人数の壁です。

導入目的おすすめのタイプ主なサービス
Microsoft 365を使っているTeams Essentials 月599円から。無料版も60分と他社より長いMicrosoft Teams(Web会議)
参加人数を細かく選びたい100人・150人・500人・1,000人の4段階。ただしStarterは録画できないGoogle Meet(Google Workspace)
会議を長時間つなぎたい有料は1会議最長30時間。AI Companionで文字起こしと要約Zoom(Zoom Workplace)
1,000人規模で録画も残したいEnterpriseは最大1,000人・クラウド録画無制限。無料はカード登録不要Cisco Webex
少人数の打ち合わせが中心Pro以上は時間無制限。動画APIを別製品として提供Whereby

Web会議ツールとは?

Web会議ツールとは、離れた相手と映像・音声でつなぎ、画面共有や録画を行うツールです。

無料プランでも使えますが、会議時間の上限と参加人数、録画の可否がプランごとに決まります。 「無料で十分」と思って始めると、実際の打ち合わせで足りないことに気づきます。

「Web会議」の検索需要は月平均49.2で、2024年の50台から2026年は40台後半へ緩やかに下がっています。ツールの導入が一巡し、選び直しの局面に入っています。

無料プランは会議時間で切れる

サービス無料プランの上限
Microsoft Teams60分・最大100人
Zoom(Zoom Workplace)40分・最大100人(ローカル録画)
Cisco Webex40分・最大100人(カード登録不要)
Whereby30分・最大4人・1ルーム
Google Meet(Google Workspace)無料プランなし

Zoom(Zoom Workplace)とCisco Webexの40分は、実務では短く感じられます。 社外との打ち合わせが1時間なら、途中で切れます。

Microsoft Teamsの無料版は60分で、他社より20分長い設定です。1時間の打ち合わせなら収まります。

Wherebyの無料プランは30分・最大4人。1対1や少人数の相談向けです。

Google Meet(Google Workspace)には無料プランがありません。 Google Workspaceの一部として提供されるためで、試すには14日間のトライアルを使うことになります。

有料にすると時間の壁は消えます。 Zoom(Zoom Workplace)とMicrosoft Teamsは1会議最長30時間、Cisco WebexとGoogle Meet(Google Workspace)は24時間、WherebyはPro以上で時間無制限です。

有料プランでは参加人数が壁になる

段階選択型

プランごとに参加人数が細かく分かれる。必要な規模に合わせられる

Google Meet(Google Workspace)
少人数特化型

扱える人数は少ないが、時間制限がなく手軽に始められる

Whereby
サービス参加人数
Google Meet(Google Workspace)Starter 100人/Standard 150人/Plus 500人/Enterprise 1,000人
Cisco Webex無料100人/Enterprise 最大1,000人
Zoom(Zoom Workplace)無料・Pro 100人/Business 300人/Enterprise 500人以上
Microsoft Teams無料100人/有料300人
Whereby無料4人/Pro 100人/Business 200人

Google Meet(Google Workspace)は刻みが最も細かい(100/150/500/1,000人)ため、必要な規模に合わせて選べます。

1,000人規模を扱えるのは、Google Meet(Google Workspace)のEnterpriseとCisco WebexのEnterpriseです。

Microsoft Teamsの有料は300人まで。全社集会で使うには足りない可能性があります。

Google Meetは最安プランで録画できない

見落とすと後で困ります。

Google Meet(Google Workspace)のBusiness Starter(月額950円・年払い800円)では録画できません。 録画はBusiness Standard(月額1,900円・年払い1,600円)以上で、Google Driveに保存されます。

ブレイクアウトルームもBusiness Standard以上です。研修やワークショップで小グループに分ける予定があるなら、最安プランでは足りません。

他社の録画の扱いも整理しておきます。

サービス録画
Zoom(Zoom Workplace)無料はローカル録画のみ/Pro以上でクラウド録画(10GB/ユーザー〜、Enterprise無制限)
Cisco Webex無料はローカル録画/有料でクラウド録画+録画の文字起こし(Enterprise無制限)
Microsoft TeamsEssentials以上でクラウド録画
WherebyPro以上でクラウド録画
Google Meet(Google Workspace)Business Standard以上(Starterは不可)

Zoom(Zoom Workplace)とCisco Webexの無料プランはローカル録画のみです。録画を共有する運用なら、有料プランが前提になります。

ウェビナーは「別製品」か「上位プラン」か

大人数への一方向配信は、通常のWeb会議とは別の機能です。

Zoom(Zoom Workplace)はZoom WebinarsやZoom Sessions、Cisco WebexはWebex WebinarsやWebex Eventsという別オプションでの対応になります。会議プランを契約しても、ウェビナーは使えません。

Microsoft TeamsはBusiness Standard以上でウェビナー機能が含まれます。追加契約が要らない点は分かりやすい構成です。

Google Meet(Google Workspace)はEnterpriseのライブストリーミング(社内向け配信)が該当しますが、ウェビナー専用製品ではありません。

Wherebyには大規模ウェビナー専用の機能がありません。

セミナー配信を予定しているなら、会議ツールの料金だけで判断できません。

文字起こしと要約が使えるか

議事録を人が書く手間は、そのまま人件費です。

Zoom(Zoom Workplace)はAI Companionで文字起こしと要約に対応し、自動字幕も備えます。

Cisco WebexはAIアシスタント(文字起こし・要約)に加えて、上位プランでリアルタイム翻訳に対応します。掲載5サービスの中でリアルタイム翻訳を明示しているのはこの1社で、海外拠点との会議で効きます。

Microsoft Teamsはライブキャプションとトランスクリプト(文字起こし)。

Google Meet(Google Workspace)は自動字幕に対応し、Meetの議事録(文字起こし)は上位プランです。

Wherebyは文字起こしについて公式で確認できていません。

金額が公開されていないものがある

掲載5サービスの料金公開率は100%ですが、金額まで取得できているのは一部です。

Microsoft TeamsはTeams Essentials 月額599円、Microsoft 365 Business Basic 1,049円、Business Standard 3,523円(いずれも年払い換算)。

Google Meet(Google Workspace)はBusiness Starter 月額950円(年払い800円)、Standard 1,900円(同1,600円)、Plus 3,000円(同2,500円)。

WherebyはPro $9.09/月(年払い)、Business $11.59/ホスト/月(年払い・最低3ホスト)でUSD建てです。

一方Zoom(Zoom Workplace)とCisco Webexの有料プランの金額は、本調査では取得できていません。 Zoom(Zoom Workplace)の公式料金ページは日本円建てで表示されますが、金額がページ上で動的に表示されるため数値を取れませんでした。両社の金額は公式サイトでの確認になります。

各サービスの詳細

Microsoft Teams(Web会議)

Teams Essentials 月599円から。Microsoft 365に含まれる形でも使える

公式サイト ↗

Microsoft Corporationが提供するWeb会議・コラボレーションツールです(日本マイクロソフト株式会社)。日本法人は1986年2月設立、資本金4億9,950万円、従業員3,230名(2026年4月1日現在)で、東京都港区港南の品川グランドセントラルタワーに本社を置きます。米Microsoft CorporationはNASDAQに上場しています(MSFT)。

Teams Essentialsは月額599円(年払い換算)から利用でき、掲載5社の中で最も低い有料単価です。

Microsoft 365のプランに含まれる形でも使えます。 Microsoft 365 Business Basicが月額1,049円、Business Standardが3,523円(いずれも年払い換算)で、Teams単体ではなくOfficeアプリやメールと一体で契約する形になります。すでにMicrosoft 365を導入している企業では、追加費用なしで使えることになります。

無料版は1会議60分・最大100人です。Zoom(Zoom Workplace)とCisco Webexの無料プランが40分であるのに対し、20分長い設定です。有料にすると1会議最長30時間・最大300人になります。

録画はEssentials以上でクラウド録画に対応し、ウェビナー機能はBusiness Standard以上です。ライブキャプションとトランスクリプト(文字起こし)を備え、Microsoft Graph APIによる連携にも対応します。1か月の無料トライアルがあります。

Google Meet(Google Workspace)

参加人数が100人から1,000人まで。Business Starterは録画できない

公式サイト ↗

Google LLCが提供するWeb会議ツールです(Google Workspace)。Google LLCは1998年設立、日本法人のグーグル合同会社は東京都渋谷区渋谷の渋谷ストリームに拠点を置きます。親会社のAlphabet Inc.は米NASDAQに上場しています(GOOGL/GOOG)。

Google Workspaceの一部として提供され、単体の無料プランはありません。

参加人数がプランで大きく変わります。 Business Starterが最大100人、Business Standardが150人、Business Plusが500人、Enterpriseが1,000人です。料金は月額950円(年払い800円)、1,900円(同1,600円)、3,000円(同2,500円)、Enterpriseは要問い合わせです。

注意すべきはBusiness Starterで録画ができないことです。録画はBusiness Standard以上で、Google Driveに保存されます。最安プランを選ぶと、会議を残せません。

ブレイクアウトルームもBusiness Standard以上です。最安プランは会議をするだけの構成と考えたほうが実態に合います。会議は最長24時間で、自動字幕に対応します(Meetの議事録=文字起こしは上位プラン)。Enterpriseではライブストリーミングによる社内向け配信が可能ですが、ウェビナー専用製品ではありません。 14日間の無料トライアルがあります。

Zoom(Zoom Workplace)

無料Basicは40分・100人。有料は30時間だが公式料金は本調査で取得できず

公式サイト ↗

Zoom Communications, Inc.が提供するWeb会議ツールです(Zoom Workplace/日本法人:ZVC JAPAN株式会社)。NASDAQに上場しています(ティッカーZM)。

無料のBasicプランは1会議40分・最大100人で、ローカル録画に対応します。40分という制限は、実務では短く感じられます。社外との打ち合わせが1時間なら、無料プランでは途中で切れます。 有料にすると1会議最長30時間になります。

プランはBasic(無料)、Pro(100人・クラウド録画10GB/ユーザー)、Business(300人)、Enterprise(500人以上・クラウド録画無制限)です。公式の料金ページは日本円建てで表示されますが、金額がページ上で動的に表示されるため、本調査では有料プランの数値を取得できていません。 正確な金額は公式サイトで確認してください。

AI Companion(文字起こし・要約)を備え、自動字幕にも対応します。ブレイクアウトルームがあり、ウェビナーはZoom WebinarsやZoom Sessionsという別オプションです。Zoom REST API/SDK/Webhookによる連携に対応します。

有料プランの無料トライアルは基本的になく、無料のBasicプランで試すことになります。SOC 2やISO/IEC 27001などの認証はトラストセンターに掲載されています。

Cisco Webex

Enterpriseは最大1,000人・クラウド録画無制限。無料はカード登録も不要

公式サイト ↗

Cisco Systems, Inc.が提供するWeb会議ツールです(日本法人:シスコシステムズ合同会社)。米Cisco Systems, Inc.は1984年設立で、NASDAQに上場しています(CSCO)。日本法人は東京都港区赤坂に拠点を置きます。

無料プランは1会議40分・最大100人で、サインアップにクレジットカードが不要です。試すだけなら支払い情報を渡さずに済みます。

Enterpriseプランは最大1,000人・クラウド録画無制限で、AIアシスタントとFedRAMP認証に対応します。掲載5社の中で、Google Meet(Google Workspace)のEnterpriseと並ぶ最大規模です。FedRAMPは米国政府向けのクラウドセキュリティ認証で、公共分野や規制の厳しい業種では判断材料になります。

有料プランでは1会議最長24時間、クラウド録画と録画の文字起こしに対応します。無料プランはローカル録画のみです。

AIアシスタント(文字起こし・要約)とリアルタイム翻訳(上位)を備えます。ウェビナーはWebex WebinarsやWebex Events(上位)で対応し、ブレイクアウトルームもあります。Webex REST API/SDKによる連携が可能です。

なお中間のWebex Businessプランの金額は、本調査では取得できていません。 公式サイトで確認してください。

Whereby

URLを渡すだけで参加できる少人数向け。無料は30分・4人

公式サイト ↗

Whereby AS(ノルウェー)が提供するWeb会議ツールです。2013年にノルウェーで創業し、Webの初期からのWebRTCビデオツールの1つとして10年以上開発されてきました。完全リモートのチーム体制です。

少人数向けの設計です。無料プランは最大4人・30分・1ルーム、Proが最大100人・時間無制限・3ルーム、Businessが最大200人・ルーム無制限です。URLを渡すだけで参加でき、アプリのインストールもアカウント作成も不要です。

料金はProが$9.09/月(年払い)・$10.99/月(月払い)、Businessが$11.59/ホスト/月(年払い)・$13.99/ホスト/月(月払い)で最低3ホストです(いずれもUSD)。USD建てのため為替の影響を受けます。

大規模ウェビナー専用の機能はありません。 全社集会やセミナー配信を予定しているなら、Zoom(Zoom Workplace)やCisco Webex、Microsoft Teamsが候補になります。少人数の打ち合わせや外部との商談に用途を絞る前提のツールです。

録画はPro以上(クラウド録画)です。動画APIの「Whereby Embedded」を別製品として提供しています(従量課金)。自社のサービスにビデオ通話を組み込みたい場合の選択肢になります。GDPR準拠(欧州データホスティング)で、Businessプランには14日間の無料トライアルがあります。世界で1億5,000万回以上のビデオ通話セッションを提供しています。

よくある質問

Web会議ツールの料金はいくらですか?

Microsoft TeamsはTeams Essentialsが月額599円(年払い換算)、Microsoft 365 Business Basicが1,049円、Business Standardが3,523円です。Google Meet(Google Workspace)はBusiness Starterが月額950円(年払い800円)、Business Standardが1,900円(同1,600円)、Business Plusが3,000円(同2,500円)です。WherebyはProが$9.09/月(年払い・USD)、Businessが$11.59/ホスト/月(年払い・USD・最低3ホスト)です。Zoom(Zoom Workplace)とCisco Webexの有料プランの金額は、本調査では取得できていません。

無料プランの会議時間はどれくらいですか?

Zoom(Zoom Workplace)のBasicとCisco Webexの無料プランは1会議40分、Microsoft Teamsの無料版は60分、Wherebyの無料プランは30分(最大4人・1ルーム)です。有料にするとZoom(Zoom Workplace)とMicrosoft Teamsは1会議最長30時間、Cisco Webexは24時間、Google Meet(Google Workspace)は最長24時間、WherebyはPro以上で時間無制限になります。Google Meet(Google Workspace)には無料プランがありません。

何人まで参加できますか?

Google Meet(Google Workspace)はBusiness Starterが100人、Business Standardが150人、Business Plusが500人、Enterpriseが1,000人です。Zoom(Zoom Workplace)は無料とProが100人、Businessが300人、Enterpriseが500人以上、Microsoft Teamsは無料100人・有料300人、Cisco Webexは無料100人・Enterprise最大1,000人、Wherebyは無料4人・Pro 100人・Business 200人です。

録画はどのプランから使えますか?

Zoom(Zoom Workplace)の無料Basicはローカル録画のみで、クラウド録画はPro以上(10GB/ユーザー〜、Enterpriseは無制限)です。Cisco Webexも無料はローカル録画で、有料からクラウド録画に対応します。Google Meet(Google Workspace)はBusiness Starterでは録画できず、Business Standard以上でDriveに保存できます。Microsoft TeamsはEssentials以上、WherebyはPro以上でクラウド録画が使えます。

ウェビナーは開けますか?

Zoom(Zoom Workplace)はZoom WebinarsやZoom Sessionsという別オプション、Cisco WebexはWebex WebinarsやWebex Eventsで対応します。Microsoft TeamsはBusiness Standard以上でウェビナー機能が使えます。Google Meet(Google Workspace)はEnterpriseでライブストリーミング(社内向け配信)に対応しますが、ウェビナー専用製品ではありません。Wherebyには大規模ウェビナー専用の機能がありません。

文字起こしや要約はできますか?

Zoom(Zoom Workplace)は自動字幕とAI Companion(文字起こし・要約)、Cisco WebexはAIアシスタント(文字起こし・要約)とリアルタイム翻訳(上位)に対応します。Microsoft Teamsはライブキャプションとトランスクリプト(文字起こし)、Google Meet(Google Workspace)は自動字幕に対応し、Meetの議事録(文字起こし)は上位プランです。Wherebyは文字起こしについて公式で確認できていません。

スクエアスタジオ|SaaS比較サイト利用規約プライバシーポリシー運営会社掲載をご希望の方へ