テスト自動化ツール

テスト自動化ツール比較5選|人数・件数・実行量のどれで払うか

掲載5社は課金の物差しが全部違います。MagicPodは人数無制限で月39,800円、T-DASHは1ライセンス月4,840円、Katalonは1シート$59から、AutifyとmablはAIテストの実行量で課金します。料金公開は4社です。

テスト自動化ツールの料金表は、5社を並べても列が揃いません。掲載5社は課金の物差しが1社ずつ違うからです。

サービス何で金額が決まるか
MagicPod会社単位の定額(ユーザー数は無制限)
T-DASH1ライセンス単位
Katalon1シート単位
Autifyプラン定額+AIテストの実行ステップで消費するクレジット
mablクラウド実行の使用量で消費するクレジット

人が増えて高くなるのがT-DASHとKatalon、人が増えても変わらないのがMagicPod、動かした量で決まるのがAutifyとmablです。「1人あたりいくら」で横に並べられません。

結論:増えていくのが人かテストか実行回数かで決める

自社で今後増えるものを先に見極めてください。テストに関わる人が増えるならMagicPod、少人数でテストを大量に作るならT-DASH、テストを回す回数が増えるならAutifyかmablです。

導入目的おすすめのタイプ主なサービス
人数が増えても月額を固定したい会社単位の定額でユーザー数は無制限。年契約は月39,800円(税別)で、10人以上なら1ライセンス課金より安いMagicPod(マジックポッド)
少人数でテストを大量に作りたい1ライセンス月4,840円(税込・年額払い換算)。プロジェクト・テスト実行回数・テストケース数はいずれも無制限T-DASH(ティーダッシュ)
手動テストと自動テストを1つで管理したい手動テスター向けTrue Platform(1シート月$59)と自動化エンジニア向けTrue Automation(月$167)を1アカウントで併用できるKatalon(カタロン)
実行した分だけ払いたいプラン定額に年間クレジットが付き、AIテストの1ステップごとに消費。無料のFree Trialプランは2,000クレジットで有効期限なしAutify(オーティファイ)
ローカル実行を無制限に回したいローカル実行とCI実行が無制限かつ無料で、クラウドの同時実行数にも追加費用がかからないmabl(メイブル)

テスト自動化ツールとは

テスト自動化ツールとは、Webアプリやモバイルアプリの動作確認を人が手で繰り返す代わりに、あらかじめ作ったテストシナリオを機械に実行させるサービスです。画面の操作を記録したり自然言語で書いたりしてテストを作り、リリースのたびに回帰テストとして自動で回します。

近年はAIの使いどころが増えています。画面要素の変化を吸収して壊れたテストを直す機能(MagicPod・Autifyの「Fix with AI」・mablの自動修復)、仕様書からテストケースを生成する機能(Autify)、失敗の根本原因を要約する機能(mabl)などです。テストを書く手間よりも、書いたテストを維持する手間のほうが大きいため、この領域に各社が投資しています。

作り方は2つに分かれます。ブラウザ上でノーコードに作るタイプ(MagicPod・Autify・mabl)と、ツールをインストールして使うタイプ(T-DASH・Katalon Studio)です。後者はローカル環境で完結させやすく、T-DASHは閉域網向けのプランまで用意しています。

選び方:5つの確認ポイント

1. 人数・テスト件数・実行量のどれで払うかを先に決める

掲載5社の課金の物差しは1社ずつ違います。人が増えると高くなるのがT-DASH(1ライセンス)とKatalon(1シート)、人が増えても変わらないのがMagicPod(会社単位の定額)、動かした量で決まるのがAutify(AIテストの実行ステップ)とmabl(クラウド実行)です。自社で増えていくのが人なのか、テストの本数なのか、実行の回数なのかを先に見極めてください。

2. 「無制限」が何を指しているかを読む

同じ「無制限」でも対象が違います。MagicPodはユーザー数とテスト実行回数が無制限ですが、作成できるテストケースは100件までです。T-DASHは逆に、プロジェクト・テスト実行回数・テストケース数がいずれも無制限で、費用に効くのはライセンス数だけです。mablはローカル実行・CI実行・クラウド同時実行・ワークスペース・Participantライセンスが無制限で、クラウド実行のクレジットに上限があります。どこが無制限かは、そのサービスが何で課金しているかの裏返しです。

3. 人数が10名を超えるかどうかで有利なほうが入れ替わる

税抜で揃えると、MagicPodのスタンダードは月39,800円、T-DASHのノードロックは1ライセンス月4,400円(公式表記は税込4,840円)です。9ライセンスまでは合計39,600円でT-DASHが下回りますが、10ライセンスで44,000円となりMagicPodを上回ります。50名なら年間2,640,000円と477,600円で5.5倍、100名では11.1倍の差です。

4. 実行量課金は「1回のテストで何ステップ動くか」で決まる

Autifyのクレジットは、AIテスト実行の1ステップごとに消費されます。消費量は選ぶAIモデルと対象で変わり、Sonnet 4.5はWebが1倍・モバイルが1.5倍、Haiku 4.5とKimi K2.5はWebが0.5倍・モバイルが1倍です。Coreプランの年間72,000クレジットは、Web+Haiku 4.5なら144,000ステップ、モバイル+Sonnet 4.5なら48,000ステップと3.0倍の開きになります。テストの本数だけでなく、1本あたりのステップ数も見積もる必要があります。

5. 契約の縛りと解約条件を確認する

T-DASHの年間プランは契約期間が日単位で1年で、12か月未満に解約しても残存期間分は返金されず、月割・日割の返金にも対応しないと公式に明記されています。MagicPodは年契約が月契約より27%安いと訴求する一方、銀行振込は年契約のみです。Katalonは年払いでStudio Enterpriseが54%、True Platformが22%、True Automationが20%安くなります。安さと引き換えに何を固定するのかを確認してください。

タイプ分類:3つの型

会社単位の定額型

人数が増えても月額が変わらない。かわりにテストケース数などに上限がある

MagicPod(マジックポッド)
席課金型

使う人の数だけライセンス/シートを買う。テストの数や実行回数には上限がない

T-DASH(ティーダッシュ)Katalon(カタロン)
実行量課金型

テストを実行した量でクレジットを消費する。人ではなく動かした回数で金額が決まる

Autify(オーティファイ)mabl(メイブル)

会社単位の定額型と席課金型は、上限の置き場所が正反対です。MagicPodは人数を無制限にしてテストケースを100件に絞り、T-DASHはテストケースを無制限にしてライセンス数で課金します。どちらが得かは、自社が抱えるのが人なのかテストなのかで決まります。

実行量課金型は、テストを書く人が何人増えても費用が動きません。かわりに回帰テストを毎日回すほど費用が伸びます。ただしmablはローカル実行とCI実行を無料・無制限にしており、クラウドで動かした分だけがクレジットを消費します。実行量課金と一口に言っても、何を数えるかで負担のかかり方が変わります。

独自データ:料金公開は4社、公開のされ方が言語で分かれる社も

掲載5社の料金公開率は80%(4/5)です。非公開はmablで、公式は見積り依頼の形をとりつつ、FAQで「セットアップ費用や隠れた課金はない」ことと、クラウド実行のクレジットが月500クレジットを起点とすることを明記しています。

珍しいのがAutifyです。英語サイトの料金ページは全プランの金額・年間クレジット数・同時実行数を公開している一方、日本語サイトの料金ページは見積り依頼フォームのみで金額の掲示がありません。日本語で検討を始めると価格帯が見えない形になっています。

1ユーザーあたりの単価を円建てで公開しているのはT-DASHの1社だけです(1ライセンス月4,840円・税込/税抜換算4,400円)。MagicPodは会社単位の定額、Katalon・Autifyはドル建て、mablは非公開のため、円の1人あたり単価で相場を出すことができません。

無料トライアルは5社すべて(100%)が用意し、日数を公開している4社の平均は22日です。T-DASHとKatalonが30日間、MagicPodが2週間、mablが14日間です。常設の無料プランがあるのは1社(20%)で、AutifyのFree Trial(Individual User)が$0、2,000クレジットが一度きり・有効期限なしで付きます。

上限を広げる費用の刻み方にも差があります。MagicPodは追加オプションがすべて10,000円/月(税別)で統一され、100テストケースを4つ足せば上限500件、月額は39,800円から79,800円になります。Katalonは逆方向で、Studio Enterpriseの年払いは最初の3シートが$84、4シート目から$150です。10シートなら月$1,302、1シートあたり$130.2となり、3シートまでの$84に対して1.55倍に上がります。人数が増えるほど1人あたりが安くなる体系とは逆向きです。

掲載5社の比較表

サービス課金の物差し最安プランの金額何が無制限か何に上限があるか無料で試せるか
MagicPod会社単位の定額月39,800円(税別・年契約)ユーザー数・テスト実行回数・ローカル端末テストケース100件・プロジェクト3・クラウド端末同時22週間のトライアル
T-DASH1ライセンス単位月4,840円(税込・年額払い換算)プロジェクト・テスト実行回数・テストケース数ライセンス数(人数分の購入)30日間のトライアル
Katalon1シート単位1シート月$59(年払い)記載なしシート数(4席目から単価が上がるプランあり)30日間のトライアル
Autifyプラン定額+実行ステップのクレジット月$99(年払い・年間72,000クレジット)記載なし年間クレジット・同時実行数無料のFree Trialプラン($0)
mablクラウド実行のクレジット非公開(要見積り)ローカル/CI実行・クラウド同時実行・ワークスペースクラウド実行のクレジット(月500起点)14日間のトライアル

MagicPodは税別、T-DASHは税込での公表です(税抜換算は4,400円)。KatalonとAutifyはドル建てのため円換算していません。

各サービスの詳細

MagicPod(マジックポッド)

ユーザー数が無制限の会社定額。テストケースは100件まで

公式サイト ↗

株式会社MagicPodが提供するAIテスト自動化ツールです。ブラウザとモバイルアプリのE2Eテストをノーコードで作成・実行でき、AIが画面要素の変化を吸収します。

料金は会社単位の定額で、テスト実行回数とユーザー数が全プラン無制限です。スタンダードプランは年契約で月額39,800円(税別)/43,780円(税込)、公式は「月契約よりも27%お得」と訴求しています。人数が何人に増えても月額が変わらないため、税抜で揃えると1ライセンス月4,400円のサービスに対して10ライセンス目から本サービスのほうが安くなります。

そのかわり作成できるテストケース数に上限があります。スタンダードはプロジェクト数3、作成可能テストケース数100、画像差分確認ステップ数100、ブランチ数10、クラウド端末はテスト作成用・一括実行用がそれぞれ同時2端末です。テストケース数は全プロジェクト通しての総数でゴミ箱内も含み、300ステップを超えるテストは2テストケース扱い(600ステップ超で3テストケース)になります。長いシナリオを書くと想定より早く上限に届きます。

上限は追加オプションで広げられ、いずれも税別で10,000円/月です。1プロジェクト(合計20まで)、100テストケース(合計500まで)、100画像差分チェックステップ(合計1,000まで)、クラウド端末1台(合計50台まで)、10ブランチ(上限なし)が用意されています。テストケースを500件まで増やすと月額は79,800円(税別)になります。ブラウザ版とモバイルアプリ版を両方使う場合はそれぞれ契約が必要で、異なる契約期間・支払方法は選べません。エンタープライズプランはテストケース・画像差分ステップ・ブランチが無制限になり、SAML SSO、固定IP/IP制限、ドメインコントロール、セキュアトンネリング、プレミアムサポート、テスト結果保存2年に対応します。

T-DASH(ティーダッシュ)

1ライセンス月4,840円。テストケースも実行回数も無制限

公式サイト ↗

バルテス株式会社が提供するテスト自動化ツールです。同社は東証グロース市場上場のバルテス・ホールディングス株式会社のグループ会社で、ソフトウェア第三者検証を本業とする立場から開発されています。特許第7450187号を取得しています。

料金は1ライセンス単位の3プランです。ノードロックライセンスは月額払い5,280円(税込)、年額払い58,080円(税込)で月額換算4,840円が最安、フローティングライセンスは年額払い116,160円(税込)で月額換算9,680円、クローズドネットワークプランは年額払い132,000円(税込)で月額換算11,000円です。フローティングは担当者や実行端末を固定しないため担当が変わっても新規購入が不要で、クローズドネットワークはネットワーク遮断や閉域網の環境にUSB等の記憶媒体でインストーラーを持ち込んで導入できます。

3プランとも、プロジェクト数・テスト実行回数・作成可能テストケース数がいずれも無制限です。費用に効くのはライセンス数だけなので、少人数でテストを大量に作る使い方では上限を気にせず済みます。税抜で揃えると1ライセンス月4,400円で、9ライセンスなら合計39,600円と会社定額型(月39,800円・税別)をわずかに下回ります。

契約は年間プランの場合、日単位で1年(例:2024/04/01〜2025/03/31)となり、12か月未満に解約しても残存期間分は返金されず、月割・日割の返金にも対応しません。100名を超える利用は問い合わせが必要です。動作環境はWindows 11 64bitまたはmacOS Sequoia 15、メモリ8GB以上、ストレージ1GB以上の空きで、テスト実行はGoogle Chrome・Firefox・Microsoft Edgeの最新版に対応します。30日間の無料トライアルがありますが、クローズドネットワークプランは対象外です。

Katalon(カタロン)

1シート単位。4シート目から単価が上がるプランがある

公式サイト ↗

Web・モバイル・API・デスクトップのテスト自動化を1つのIDEで扱えるプラットフォームです。ローコードとフルコードの両方でテストを書け、AIアシスタントとMCPサーバー、レコーダー、AIによるセルフヒーリングと失敗分析を備えます。

料金は1シート単位で3つの有料プランがあります。True Platformは年払いで1シート月$59(月払い$75)で、テスト管理・レポート/分析・クラウド実行が中心の手動テスターやQAマネージャー向けです。True Automationは年払いで1シート月$167(月払い$209)で、True PlatformにKatalon Studio Enterpriseを加えた自動化エンジニア向け、True Platformの2.8倍の単価です。Katalon Studio Enterpriseは年払いで1シート月$84(月払い$184)で、公式がBest Sellerとして掲示しています。

Katalon Studio Enterpriseの年払いには段階があり、最初の3シートが$84/シート/月、4シート目からは$150/シート/月です(決済時に自動適用)。10シートでは月$1,302、1シートあたり$130.2となり、3シートまでの$84に対して1.55倍になります。年額表記では、True Platformが$700/シート/年(年契約)・$900/シート/年(月契約)、True Automationが$2,000/シート/年・$2,500/シート/年です。

年払いの割引率はプランで異なり、公式表記でKatalon Studio Enterpriseが54%、True Platformが22%、True Automationが20%です。同じ年払いでも効き方が3倍近く違うため、月払いの金額だけを見て比較すると判断を誤ります。手動テスターにTrue Platform、自動化エンジニアにTrue Automationを割り当てて1アカウントで併用でき、全員に高いほうを買う必要がありません。アドオンのKatalon Runtime Engine(1ライセンス年$1,749)を足すと、Studioのテストを自分のマシンからコマンドラインで実行し、Jenkins・GitHub Actions・Azure DevOps・GitLab・AWS・Dockerに組み込めます。すべての有料プランにStandard Supportが含まれ、Premier Supportは有料アドオンです。

Autify(オーティファイ)

英語サイトは全プラン公開、日本語サイトは見積りフォームのみ

公式サイト ↗

AI駆動開発時代の品質保証を支えるAIテストプラットフォームです。Autify NexusはPlaywrightをベースに構築されており、自然言語のレコーダー、要件書からのテストケース生成、ロケーター変更を自動で直す「Fix with AI」を備え、生成したシナリオはPlaywrightのコードとして書き出せます。

料金の公開状況が言語で分かれています。英語サイトの料金ページは全プランの金額・年間クレジット数・同時実行数を公開し、「Transparent and scalable pricing. Guaranteed.」と掲げる一方、日本語サイトの料金ページは見積り依頼フォームのみで金額の掲示がありません。

プランは4本です。Free Trial(Individual User)は$0でクレジット2,000(一度きり・有効期限なし)、同時実行はWeb 1・モバイル 1。Core(Starter Teams)は年払いで月$99、年間クレジット72,000、同時実行はWeb 5・モバイル 2。Team(Growing Teams)は年払いで月$450、年間クレジット360,000、同時実行はWeb 20・モバイル 5で、Script Generationが加わります。TeamはCoreの5.0倍のクレジットに対して価格が4.55倍なので、1クレジットあたりは約$0.015とCoreの約$0.0165より9.1%安くなります。Enterpriseはカスタム見積りで、オンプレミスまたは専有インフラでのホストに対応します。

クレジットはAIテスト実行の1ステップごとに消費され、消費量は選ぶAIモデルと対象で変わります。Sonnet 4.5はWebが1倍・モバイルが1.5倍、Haiku 4.5とKimi K2.5はWebが0.5倍・モバイルが1倍です。Coreの年間72,000クレジットは、Web+Haiku 4.5なら144,000ステップ、モバイル+Sonnet 4.5なら48,000ステップと3.0倍の開きになります。クレジットが尽きた場合はアプリ内でプランを上げられ、有料プランではアドオンクレジットも購入できます(価格は要問い合わせ)。Web・モバイルのアプリテストは全プランで使え、デスクトップアプリテストとオンプレミス展開はEnterpriseのみです。

mabl(メイブル)

料金は非公開。ローカル実行とクラウド同時実行が無制限

公式サイト ↗

米mabl Inc.が提供するAIネイティブなテスト自動化プラットフォームです。2017年からAIを軸に開発されており、ブラウザとモバイルのUI、API、アクセシビリティ、パフォーマンスのテストを1つのプラットフォームで扱えます。導入企業としてMercedes-Benz、LendingClub Bank、JetBlueを公式が挙げています。

料金は公開されておらず、テスト要件に合わせたカスタム見積りです。ただし公式FAQで課金の考え方が示されています。「セットアップ費用や隠れた課金はない」と明記され、一度支払えばブラウザ/モバイルUI・API・アクセシビリティ・パフォーマンスの各機能を横断して使える設計です。金額そのものは分からなくても、初期費用が乗らないことだけは確定しています。

クラウド実行の使用量に応じてクレジットを消費し、月500クレジットが起点です。このクレジットはブラウザとモバイルのUI、API、パフォーマンス、アクセシビリティのテストで共用します。一方でローカル実行は無料、ローカル実行とCI実行は無制限、クラウドの同時実行数も追加費用なしで無制限です。コミット時やプルリクエストごとに開発チームがテストを回してもクラウドのクレジットを消費しないため、テストを前工程に寄せやすくなっています。

アプリ・環境・ワークスペースとParticipantライセンスも無制限です。機能面では、自律的にテストを構築・実行・維持する仕組み、根本原因の分析付きの失敗トリアージ、高度な自動修復、エージェントによる実行時リカバリ、ビジュアルアサーション、テスト失敗の自動要約、データ駆動テストを備えます。サポートは製品内のライブサポートを24時間×週5日、英語と日本語で提供し、専任のCustomer Success Manager(CSM)が付きます。Technical Account Manager(TAM)とモバイルアプリテストは有料アドオンです。14日間の無料トライアルがあります。

よくある質問

テスト自動化ツールの料金はどう決まりますか?

掲載5社は課金の物差しが1社ずつ違います。MagicPodは会社単位の定額でユーザー数は無制限、T-DASHは1ライセンス単位、Katalonは1シート単位、Autifyはプラン定額に付く年間クレジットをAIテストの実行ステップで消費、mablはクラウド実行の使用量に応じたクレジットです。「1人あたりいくら」で5社を並べることはできません。

人数が少ないうちはどれが安いですか?

税抜で揃えると、T-DASHのノードロックが1ライセンス月4,400円(公式表記は税込4,840円)で、9ライセンスまでは合計39,600円です。MagicPodのスタンダードは月39,800円(税別)なので、9名まではT-DASHが下回ります。10ライセンスでT-DASHは44,000円となりMagicPodを上回るため、そこから先はMagicPodが有利になります。

人数が増えるとどのくらい差が出ますか?

MagicPodは人数によらず年間477,600円(税別・年契約)で固定です。T-DASHは1ライセンス単位なので、50名で年間2,640,000円、100名で5,280,000円になります(いずれも税抜換算)。差は50名で5.5倍、100名で11.1倍です。ただしT-DASHはテストケース数と実行回数が無制限で、MagicPodはテストケース100件までという違いがあります。

料金を公開していないサービスはありますか?

掲載5社のうち4社(80%)が金額を公開しています。非公開はmablで、公式は見積り依頼の形をとりつつ、FAQで「セットアップ費用や隠れた課金はない」ことと、クラウド実行のクレジットが月500クレジットを起点とすることを明記しています。Autifyは英語サイトが全プランの金額を公開する一方、日本語サイトの料金ページは見積りフォームのみです。

無料で試せますか?

無料トライアルは掲載5社すべて(100%)が用意しており、日数を公開している4社の平均は22日です。T-DASHとKatalonが30日間、MagicPodが2週間、mablが14日間です。常設の無料プランがあるのは1社(20%)で、AutifyのFree Trial(Individual User)が$0で使え、2,000クレジット(一度きり・有効期限なし)が付きます。なおT-DASHのクローズドネットワークプランは無料トライアルの対象外です。

モバイルアプリのテストもできますか?

掲載5社とも対応していますが条件が違います。MagicPodはブラウザ版とモバイルアプリ版でそれぞれ契約が必要で、異なる契約期間・支払方法は選べません。AutifyはWebとモバイルが全プランで使え、デスクトップアプリのテストはEnterpriseのみです。Autifyのクレジット消費はモバイルのほうがWebより多く、Sonnet 4.5ならWebの1倍に対しモバイルは1.5倍です。mablはモバイルアプリテストを有料アドオンとして提供します。

まとめ

テスト自動化ツールは、掲載5社の課金の物差しが1社ずつ違うため、金額を横に並べても比較になりません。人が増えて高くなるのがT-DASHとKatalon、人が増えても変わらないのがMagicPod、動かした量で決まるのがAutifyとmablです。

分かれ目は10名前後にあります。税抜で揃えると、9ライセンスまではT-DASHが39,600円でMagicPodの39,800円を下回り、10ライセンスで44,000円となって逆転します。50名では5.5倍、100名では11.1倍の差になります。ただしT-DASHはテストケース数が無制限、MagicPodは100件までという違いがあるため、金額だけで決めることはできません。

「無制限」が何を指しているかを読んでください。MagicPodは人数を無制限にしてテストケースを絞り、T-DASHはテストケースを無制限にしてライセンス数で課金し、mablはローカル実行とクラウド同時実行を無制限にしてクラウド実行のクレジットで課金します。上限の置き場所が、そのサービスの課金の物差しそのものです。

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