シフト管理システム
シフト管理システムとは、スタッフからのシフト希望の収集、シフト表の作成と調整、急な欠員時の連絡、人件費の把握までをクラウド上で行うSaaSです。紙やExcel、LINEの個別やり取りで組んでいたシフトを1つの画面にまとめ、店長や責任者がシフト作成に費やす時間を減らします。
シフト管理システムとは
シフト作成が重いのは、集めるところと調整するところの両方に手間がかかるからです。スタッフごとに希望の出し方がばらばらで、締切を過ぎても出てこない人がいて、組み上げたあとに欠員が出れば代わりを探して連絡する——この繰り返しが、店長や責任者の時間を奪います。シフト管理システムは、希望提出から調整、欠員時の連絡までを1つの流れにまとめます。
料金モデルは3系統に分かれます。1ユーザーあたりの従量課金(Airシフト・oplus・シフオプ・SHIFTEE)、スタッフ数や店舗数の帯ごとの定額、そして個別見積り(らくしふ)です。掲載5サービスのうち料金を公開しているのは4つで、1ユーザー単価は100円〜330円に分かれます。単価の幅が3倍あるため、自社の人数での年額で見ないと判断を誤ります。
スタッフ側の使い勝手も選定を左右します。専用アプリで希望を出すもの(Airシフトはスタッフ用アプリ『シフトボード』と連携)、LINEから提出できるもの(らくしふ)と方式が分かれ、アルバイトが多い職場では「普段使っているアプリで完結するか」が提出率に直結します。
シフト管理システムの検索需要トレンド
検索インタレストは60〜80台で安定して推移しています。12月に45まで下がるものの、年明けから年度替わりにかけて戻る形が毎年くり返され、直近の2026年7月は80と期間中で最も高い水準です。人の入れ替わりが起きる時期にシフト管理の見直しが動くことがうかがえます。(出典:Googleトレンド/キーワード「シフト管理」)
シフト管理システムの料金相場
当メディアが掲載5サービスを調査した、最安有料プラン(1ユーザー月額・税抜/年払い換算・税込表記のサービスは税抜に換算・うち1件は公式に税区分の記載がなく表示額のまま)の料金相場です。単価は横並びでも、最低月額や無料条件で規模別の実額は変わります。
| 企業規模 | 年間コスト(最安) | 業界中央値 |
|---|---|---|
| 従業員10名 | 12,000円/年〜 | 中央値 33,000円/年 |
| 従業員50名 | 60,000円/年〜 | 中央値 165,000円/年 |
| 従業員100名 | 120,000円/年〜 | 中央値 330,000円/年 |
※最安有料プラン・1ユーザー月額・税抜/年払い換算・税込表記のサービスは税抜に換算・うち1件は公式に税区分の記載がなく表示額のまま。無料プランあり:1/5サービス(oplus(オプラス))/無料トライアル:4/5サービス・平均30日。集計対象5件・2026.07時点・当メディア調べ。
シフト管理システムの選び方の要点
料金を公開している4サービスの単価は、oplusが100円、SHIFTEEが250円、シフオプが300円、Airシフトが330円(税込)です。当メディアの試算では、スタッフ10名の年間コストはoplusが12,000円、Airシフトが39,600円と3倍以上の差になります。100名では120,000円と396,000円です。単価の差がそのまま総額に効くカテゴリなので、人数を確定してから比べてください。
シフト希望が集まらなければ、どれだけ高機能でも作成の手間は減りません。Airシフトはスタッフ用の無料アプリ『シフトボード』と連携し、らくしふはLINEから希望を提出できて未提出者への催促もLINEが自動で行います。アルバイトやパートが多い職場では、新しいアプリを入れてもらう必要があるかどうかが提出率を左右します。
AIによる自動作成は、あると便利ですが追加費用がかかることが多い機能です。SHIFTEEは自動作成版でAIによる自動シフト作成に対応し(初期基本料150,000円)、oplusは自動シフト作成をオプション(+300円/人・月)で提供します。AirシフトとシフオプはAI自動編成の明記がなく、作成の効率化機能にとどまります。まず希望収集の効率化だけで足りるかを見極めると、費用を抑えられます。
月額だけでなく初期費用も総額に効きます。SHIFTEEは初期基本料(サーバー発行料)が50,000円、自動作成を使う場合は150,000円です。AirシフトとシフオプとoplusはE初期費用0円ですが、Airシフトはスタッフ2名以下で一律990円(税込)/月の最低利用料金があります。1年目と2年目以降でコストが変わる点を踏まえて比較してください。
店舗数やスタッフ数が多い場合、1ユーザー従量では総額が膨らみます。シフオプは1,000名以上向けにIDパックプラン(1,000パック月額270,000円・税別など)を用意しており、大規模チェーンでは1ユーザーあたりの単価を抑えられます。SHIFTEEは500名以上が別途見積り、Airシフトは5店舗以上が個別相談です。規模が大きいほど、公開単価とは別の見積りを取る価値があります。
シフト管理システムの比較一覧(全5サービス)
oplus(オプラス)
月額100円〜100名まで無料で使えるシンプルなクラウド型シフト管理サービス。有料のProプランは1ユーザー月額100円からと低価格で、自動シフト作成や勤怠管理をオプションで追加できる。
SHIFTEE(シフティ)
月額250円〜スマホ・タブレット対応のクラウド型シフト管理。Light版は1ユーザー月額250円からで、シフト希望収集・作成・人件費表示に対応し、上位のFull版や自動作成版で通知・労働警告・AI自動作成を追加できる。
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