請求書受領サービスのおすすめ(目的別の早見表)
請求書受領サービスの実額を決めるのは、基本料金ではなく件数の従量です。
基本料金の中央値は月額2,480円で、最低はinvox受取請求書のミニマム980円(税抜・初期0円)、最高はfreee支出管理 受取請求書のキャビネット4,980円からです。
ところが件数を入れると順位が変わります。単純に計算すると、月100件を扱う場合はinvox受取請求書(AI即時50円/件)が月5,980円、マネーフォワード クラウド債務支払のビジネスプラン(基本10件・超過300円/件)が月33,480円です。
| 導入目的 | おすすめのタイプ | 主なサービス |
|---|---|---|
| 件数が多く費用を抑えたい | 基本980円・初期0円・人数無制限。1件50円(AI即時)/100円(オペレータ確認) | invox受取請求書 |
| インボイス登録番号の確認をなくしたい | 国税庁データと自動照合。1ヶ月無料トライアル | マネーフォワード クラウド債務支払 |
| 複数明細の請求書が多い | AIが書類を自動振り分け、複数明細も自動読取・自動仕訳 | freee支出管理 受取請求書 |
| 件数も人数も気にしたくない | ユーザー数・保存件数が無制限で追加料金なし。99.9%のデータ化 | Bill One請求書受領 |
| 支払・経費処理までまとめたい | バクラクシリーズで受領〜支払・経費を一気通貫。ISO 27001取得 | バクラク請求書受取 |
請求書受領サービスとは?
請求書受領サービスとは、取引先から届く請求書を紙・メール・PDFなどの形式を問わず一箇所に集め、AI-OCRでデータ化して承認・支払・仕訳につなげるサービスです。
送る側は形式を選べても、受け取る側は選べません。 紙で届くもの、メールに添付されるもの、取引先のポータルからダウンロードするもの。ばらばらのまま経理に集まり、目視で確認して手入力する工程が毎月残ります。
インボイス登録番号の照合と電子帳簿保存法への対応は、掲載5サービスとも標準で備えています。差が出るのは件数あたりの単価とデータ化の精度を誰が担保するかです。
料金は「基本料金+件数の従量」
| サービス | 基本料金 | 件数の従量 |
|---|---|---|
| invox受取請求書 | ミニマム 980円/ベーシック 9,800円/プロフェッショナル 29,800円(税抜・初期0円・人数無制限) | オペレータ確認あり 100円/件/AI即時返却 50円/件(全プラン共通) |
| マネーフォワード クラウド債務支払 | ひとり法人 2,480円(1名・基本3件)/スモールビジネス 4,480円(3名・基本3件)/ビジネス 6,480円(人数無制限・基本10件)(年払月額換算・税抜・初期0円) | 基本件数超過は1件300円 |
| freee支出管理 受取請求書 | キャビネット 4,980円〜(電子保存のみ)/インボイス 19,980円〜(仕訳・債務管理)(年払・税抜。いずれも保管600枚/年込み) | 600枚/年超は1枚50円(追加保管は600枚18,000円/年) |
| Bill One請求書受領 | 個社見積り(初期+年額・受領件数に応じて最適化) | ユーザー数・保存件数とも無制限で追加料金なし |
| バクラク請求書受取 | 非公開(料金表ダウンロード/問い合わせ) | 非公開 |
基本料金の中央値は月額2,480円です。掲載5サービスの価格公開率は60%で、Bill One請求書受領とバクラク請求書受取は個社見積りです。
月100件で計算すると順位が入れ替わる
単純に計算した月額は次のとおりです。
| サービス・条件 | 月100件の場合 |
|---|---|
| invox受取請求書(ミニマム+AI即時50円/件) | 5,980円 |
| invox受取請求書(ミニマム+オペレータ確認100円/件) | 10,980円 |
| マネーフォワード クラウド債務支払(ビジネス・基本10件+超過90件×300円) | 33,480円 |
基本料金だけを見るとinvox受取請求書の980円とマネーフォワード クラウド債務支払のひとり法人2,480円は2.5倍の差です。ところが月100件で計算すると、invoxが5,980円に対しマネーフォワードはひとり法人(基本3件)でも31,580円となり5.3倍、人数無制限のビジネスプラン(基本10件)なら33,480円で5.6倍に開きます。マネーフォワード クラウド債務支払は基本件数がビジネスプランでも月10件と少なく、従量の単価も1件300円と高いためです。
freee支出管理 受取請求書は保管枚数の考え方で、年600枚を超えると1枚50円です。追加保管は600枚18,000円/年のため、600枚ぶんを従量で払う30,000円より安くなります。まとまった枚数が見込まれるなら追加保管をまとめて契約するほうが有利です。
Bill One請求書受領は件数の従量そのものがありません。 ユーザー数と保存件数がいずれも無制限で追加料金がかからないため、件数が多い企業ほど考え方が合います。
データ化の精度は誰が担保するか
| サービス | 精度 | 担保のしかた |
|---|---|---|
| invox受取請求書 | 99.9%以上(オペレータ確認あり) | AI-OCR+オペレータ確認(1件100円)。精度保証なしのAI即時(50円)も選べる |
| Bill One請求書受領 | 99.9% | AI+専任オペレーション。PODO機能で受領内容を照合 |
| freee支出管理 受取請求書 | 95%以上 | AI-OCR。AIが書類を自動振り分け、複数明細も自動読取・自動仕訳 |
| バクラク請求書受取 | 非公開 | 高精度AI-OCRで自動読取・自動入力・自動仕訳 |
| マネーフォワード クラウド債務支払 | 非公開 | AI-OCRで支払先・支払期日・請求金額・登録番号を自動読取 |
読み取り結果をそのまま使えるかどうかで、経理の確認作業が残るかが決まります。invox受取請求書は精度を選べます。 人の確認を入れて99.9%以上にするか、半額のAI即時返却で速さと安さを取るかを、件数や用途に応じて決められます。
請求書受領サービスの選び方(5つのポイント)
- 1件あたりの従量単価を基本料金より先に見る。50円から300円まで6倍の開きがあります
- データ化の精度と、精度を誰が担保するかを確認する。人の確認が入るかで確認作業が変わります
- インボイス登録番号をどう確認するかを見る。国税庁データとの自動照合を持つものがあります
- 利用人数と保存件数に上限があるかを確かめる。承認者が多い組織では効いてきます
- 使っている会計システムと支払までつながるかを見る。仕訳と支払に流れないと手作業が残ります
請求書受領サービスのタイプ別分類
基本980円・初期0円・人数無制限。1件50円(AI即時)/100円(オペレータ確認)
国税庁データと自動照合。基本件数3〜10件、超過は1件300円。1ヶ月無料
保管600枚/年込み・超過1枚50円。AI自動振り分けと複数明細の自動仕訳
ユーザー数・保存件数が無制限。99.9%のデータ化とPODO照合、20万社超のネットワーク
受領〜支払・経費処理をバクラクシリーズで完結。登録番号の自動判定、ISO 27001
おすすめの請求書受領サービス5選
- 概要:月額基本料980円から使え、1件あたりの精度と単価を選べる請求書受領サービスです。
- 特徴:
- ミニマム 月額基本料980円(税抜)・初期費用0円・利用人数無制限
- オペレータ確認あり1件100円(99.9%以上)/AI即時返却1件50円(精度保証なし)を選べる
- freee・マネーフォワード・弥生など50以上の会計システム・ERPと連携。累計3万社超
- 料金:単純に計算すると月100件でAI即時なら月5,980円、オペレータ確認ありなら月10,980円です。
- 注意点:従量が本体です。基本料金の安さだけで判断せず、月あたりの件数を掛けて総額を出してください。
- こんな企業に向いている:件数が多い会社、承認に関わる人が多い会社、費用を抑えたい会社。
- 概要:適格請求書の登録番号を国税庁データと自動照合できる請求書受領・債務支払サービスです。
- 特徴:
- 登録番号を国税庁データと自動照合し有効性を判定(適格請求書の確認作業をなくせる)
- 専用ページアップロード/メール自動取込で電子受領。初期費用0円
- 1ヶ月の無料トライアル(掲載5社で日数を公開している唯一のサービス)
- 料金:ひとり法人 年払月額換算2,480円(1名・基本3件)/スモールビジネス4,480円(3名・3件)/ビジネス6,480円(人数無制限・基本10件)。
- 注意点:基本件数がビジネスプランでも月10件で、超過は1件300円です。単純に計算すると月100件で月33,480円になります。従業員51名以上は別対応です。
- こんな企業に向いている:受領件数が月10件程度の会社、インボイスの確認作業を自動化したい会社。
- 概要:保管枚数で料金が決まり、AIが書類の振り分けから複数明細の仕訳まで行います。
- 特徴:
- AIが書類を自動振り分け。AI-OCRは95%以上の精度
- 複数明細もAIが自動読取・自動仕訳(手入力の負担が最も大きい部分を自動化)
- freee会計と自動仕訳、Google Drive・Box・Dropbox連携、銀行明細連携による自動消込
- 料金:キャビネット 月4,980円〜(電子保存のみ)/インボイス 月19,980円〜(仕訳・債務管理)。いずれも年払・税抜、保管600枚/年込み。
- 注意点:600枚/年を超えると1枚50円です。追加保管は600枚18,000円/年のため、枚数が読めるならまとめて契約するほうが安くなります。
- こんな企業に向いている:明細が多い請求書を扱う会社、freee会計を使っている会社。
- 概要:ユーザー数も保存件数も無制限で、99.9%の精度でデータ化する請求書受領サービスです。
- 特徴:
- ユーザー数・保存件数が無制限で追加料金なし(件数の従量そのものがない)
- AIと専任オペレーションで99.9%のデータ化。PODO機能で受領内容を照合
- 20万社超のインボイスネットワーク。JIIMA認証の電帳法対応、SansanはISMS認証を取得
- 料金:初期費用+年額費用の個社見積り(受領件数に応じて最適化)。金額は非公開です。
- 注意点:料金も1件あたり単価も非公開です。初期費用にはオンライン受領環境の構築費用として導入支援が含まれます。
- こんな企業に向いている:受領件数が多い会社、承認に関わる人が多い会社、照合まで自動化したい会社。
- 概要:高精度AI-OCRで自動仕訳まで行い、シリーズで支払・経費処理まで一気通貫に扱えます。
- 特徴:
- 高精度AI-OCRで自動読取・自動入力・自動仕訳
- バクラクシリーズで受領〜支払・経費処理まで一気通貫(サービス間の分断が起きない)
- 登録番号の自動判定・適格請求書判定、電帳法対応の証憑管理と承認ワークフロー、ISO/IEC 27001認証
- 料金:複数プランがありますが金額は非公開で、料金表のダウンロードまたは問い合わせが必要です。
- 注意点:初期費用も1件あたりの費用も非公開です。件数の従量が実額を決めるカテゴリのため、想定件数を伝えて見積りを取ってください。
- こんな企業に向いている:経費精算や支払も同時に見直す会社、社内のセキュリティ審査が厳しい会社。
状況別のおすすめ
件数が多く費用を抑えたい:invox受取請求書です。AI即時なら1件50円です。
受領件数が月10件程度:マネーフォワード クラウド債務支払です。基本件数の範囲で収まります。
インボイスの確認を自動化したい:マネーフォワード クラウド債務支払です。国税庁データと照合します。
明細が多い請求書を扱う:freee支出管理 受取請求書です。複数明細も自動で仕訳します。
件数も人数も気にしたくない:Bill One請求書受領です。どちらも無制限で追加料金がありません。
支払・経費処理も見直す:バクラク請求書受取です。シリーズで一気通貫に扱えます。
請求書受領サービスのデメリット・注意点
- 基本料金だけでは総額が出ない:件数の従量が本体です
- 1件あたりの単価に6倍の開きがある:50円(invox AI即時)から300円(マネーフォワード超過分)までです
- 基本件数が少ない場合がある:マネーフォワード クラウド債務支払はビジネスプランでも月10件です
- 料金非公開が2社ある:Bill One請求書受領とバクラク請求書受取は個社見積りです
- 精度に差がある:95%以上と99.9%では、確認作業として残る件数が変わります
- 無料プランがない:掲載5サービスとも0%です(トライアルは3社=60%)
請求書受領サービス導入の流れ
- 月あたりの受領件数を数える:ここで実額の順位が決まります
- 承認に関わる人数を確認する:人数で料金が上がる設計かどうかを見ます
- 読み取り後の確認体制を決める:精度95%と99.9%では残る作業が違います
- 使っている会計システムを確認する:仕訳と支払まで流せるかを見ます
- トライアルで実際の請求書を通す:マネーフォワード クラウド債務支払は1ヶ月無料です
請求書受領サービスのよくある質問
料金相場はいくら?
基本料金の中央値は月額2,480円です。最低はinvox受取請求書のミニマム980円(税抜・初期0円)、最高はfreee支出管理 受取請求書のキャビネット4,980円からです。ただし件数の従量が別途かかるため、これだけでは実額になりません。
1件あたりの費用は?
invox受取請求書はオペレータ確認あり100円/AI即時返却50円、マネーフォワード クラウド債務支払は基本件数超過が1件300円、freee支出管理 受取請求書は年600枚超が1枚50円です。Bill One請求書受領は件数の従量がありません。
月100件ならどれが安い?
単純に計算すると、invox受取請求書のミニマム+AI即時(50円/件)で月5,980円、オペレータ確認あり(100円/件)で月10,980円、マネーフォワード クラウド債務支払のビジネスプランで月33,480円です。基本料金の順位と入れ替わります。
データ化の精度は?
invox受取請求書(オペレータ確認あり)とBill One請求書受領が99.9%、freee支出管理 受取請求書が95%以上です。invoxは精度保証のないAI即時返却モードも選べます。
利用人数で料金は上がる?
invox受取請求書は全プランで人数無制限、Bill One請求書受領はユーザー数・保存件数とも無制限です。マネーフォワード クラウド債務支払はひとり法人1名・スモールビジネス3名・ビジネス人数無制限で、従業員51名以上は別対応です。
無料で試せる?
無料プランはありません。トライアルは3社(60%)で、日数を公開しているのはマネーフォワード クラウド債務支払の1ヶ月無料だけです。
まとめ
請求書受領サービスは、月あたりの受領件数を数えるところから始まります。実額を決めるのは基本料金ではなく件数の従量だからです。
単純に計算すると、月100件ではinvox受取請求書(AI即時50円/件)が月5,980円、マネーフォワード クラウド債務支払のビジネスプラン(基本10件・超過300円/件)が月33,480円です。基本料金の差は2.5倍でも、件数を入れると5.6倍に開きます。
件数が読めない、あるいは多いと分かっているなら、件数の従量そのものがないBill One請求書受領が候補になります。ユーザー数と保存件数がいずれも無制限で、追加料金がかかりません。
そのうえで、精度をどう担保するかを決めてください。invox受取請求書は人の確認を入れて99.9%以上にするか、半額のAI即時で速さを取るかを選べます。明細が多い請求書ならfreee支出管理 受取請求書、支払や経費処理まで見直すならバクラク請求書受取が選択肢になります。