経費精算システムのおすすめ(目的別の早見表)
経費精算システムの料金は、何を数えて課金するかで総額が変わります。
1ユーザーあたりで課金するのがジョブカン経費精算(月額400円・税抜)、freee経費精算(ID料金650円)、マネーフォワード クラウド経費(ビジネスプランは経費6名以上が500円/名)。対してTOKIUM経費精算は領収書の件数で課金し、人数は無制限です。楽楽精算は初期100,000円+月額30,000円からになります。
当メディアの試算では、従業員10名でジョブカン経費精算が年60,000円、マネーフォワード クラウド経費が年107,760円、freee経費精算が年168,000円です。掲載5サービスの価格公開率は100%です。
| 導入目的 | おすすめのタイプ | 主なサービス |
|---|---|---|
| とにかく安く始めたい | 1ユーザー月額400円・初期0円・30日間無料お試し(最低月5,000円) | ジョブカン経費精算 |
| 少人数で会計とまとめたい | 初期0円・年払 月6,480円で経費5名まで、6名以上500円/名 | マネーフォワード クラウド経費 |
| 使う人だけに課金してほしい | 基本 年払 月7,500円+申請・承認をした人だけ650円 | freee経費精算 |
| 領収書の枚数で払いたい | 人数無制限・月10,000円〜+件数従量。オペレーター入力代行と原本保管 | TOKIUM経費精算(旧レシートポスト) |
| 交通費・出張が多い | 国内導入社数トップクラス。IC連携と規程チェックが強力 | 楽楽精算 |
経費精算システムとは?
経費精算システムとは、交通費や立替経費の申請から承認、会計ソフトへの仕訳連携までを電子化するサービスです。
経費精算は、社員全員が関わるのに誰の本業でもない業務です。申請する側は領収書を貼り、経理は内容と規程を突き合わせ、承認者は月末にまとめて処理する。ここに使われている時間は、会社の規模に比例して増えます。
スマートフォンでの領収書撮影、交通系ICカードの読み取り、電子帳簿保存法とインボイス制度への対応は、掲載5サービスとも標準で備えています。差が出るのは料金の数え方と領収書のデータ化を誰がやるかです。
料金は「人」で数えるか「領収書の件数」で数えるか
| サービス | 課金の対象 | 金額 |
|---|---|---|
| ジョブカン経費精算 | 1ユーザー | 月額400円(税抜)・初期0円・最低利用料金 月5,000円。セットは600円 |
| マネーフォワード クラウド経費 | 基本料金+1ユーザー | 年払 月6,480円(経費5名まで)+6名以上500円/名・初期0円 |
| freee経費精算 | 基本料金+1ユーザー | 基本 年払 月7,500円+申請・承認をしたID 650円/人 |
| 楽楽精算 | 従業員数・オプションで変動 | 初期100,000円+月額30,000円〜(税抜) |
| TOKIUM経費精算 | 領収書の件数(人数無制限) | 月10,000円〜+件数従量。回収用ポスト 月3,000円 |
当メディアの試算による年間コストは次のとおりです。
| 従業員数 | ジョブカン経費精算 | マネーフォワード クラウド経費 | freee経費精算 |
|---|---|---|---|
| 10名 | 60,000円 | 107,760円 | 168,000円 |
| 50名 | 240,000円 | 347,760円 | 480,000円 |
| 100名 | 480,000円 | 51名以上は要問い合わせ | 870,000円 |
人数課金では順位が入れ替わらないため、単価の差がそのまま総額の差になります。ジョブカン経費精算は10名で年60,000円(最低利用料金 月5,000円が適用)、100名で年480,000円です。
「使った人だけ課金」と「最低利用料金」を見落とさない
同じ人数課金でも、数え方の細部で実額が変わります。
freee経費精算のID料金は、申請・承認をおこなったユーザーだけが対象です。 IDを配っていても、その月に経費の申請も承認もしなかった社員には課金されません。経費をたまにしか出さない社員が多い会社では、在籍人数で計算した額より実際の請求は下がります。
ジョブカン経費精算には最低利用料金 月5,000円があります。 1ユーザー400円で計算すると12名程度までは実質的に一律で、少人数の会社では1人あたりの負担が見かけの単価より高くなります。
マネーフォワード クラウド経費は基本料金に5名が含まれます。 ビジネスプラン(年払 月6,480円)で経費5名まで、6名以上が500円/名です。ただし51名以上は要問い合わせのため、100名規模では事前に金額を計算できません。
領収書のデータ化を誰がやるか
| サービス | データ化の方法 | 費用 |
|---|---|---|
| TOKIUM経費精算 | オペレーターが入力代行+原本を代行保管 | 月10,000円〜+件数従量/回収用ポスト月3,000円 |
| マネーフォワード クラウド経費 | OCR+オペレータ入力 | 20円/枚(エンタープライズプラン400円/名なら無制限) |
| ジョブカン経費精算 | OCR(AI-OCRはオプション) | AI-OCR 100円/1ユーザー |
| 楽楽精算 | スマホ撮影のOCR | 基本料金内 |
| freee経費精算 | スマホ撮影のOCR/freeeカード連携 | 基本料金内 |
OCRは万能ではなく、読み取り結果を人が確認する手間が残ります。TOKIUM経費精算はここを人の入力代行で引き受け、さらに原本の保管まで代行します。紙の領収書が大量に出る業種や、拠点が分かれていて原本の回収が負担な企業ほど効いてきます。
経費精算システムの選び方(5つのポイント)
- 課金の対象が「人」か「領収書の件数」かを見分ける。経費を使う人が偏る会社は件数課金が有利です
- 初期費用の有無で初年度の負担が変わる。楽楽精算は100,000円、ジョブカンとマネーフォワードは0円です
- 全社員に配るのか、使う人だけに配るのかを決める。freeeは使った人だけ課金です
- 領収書のデータ化を誰がやるのかを確認する。OCRの確認作業は残ります
- 使っている会計ソフトとの連携を確かめる。同シリーズか汎用型かで変わります
経費精算システムのタイプ別分類
1ユーザー400円・初期0円・最低月5,000円。30日間無料お試し
年払 月6,480円で経費5名まで、6名以上500円/名。初期0円・51名以上は要問い合わせ
基本 年払 月7,500円+申請・承認をしたID 650円/人。支出管理・稟議まで
国内導入社数トップクラス。初期100,000円+月30,000円〜、IC連携と規程チェック
人数無制限で領収書件数課金。オペレーター入力代行+原本の代行保管
おすすめの経費精算システム5選
- 概要:1ユーザー月額400円で、掲載5社の中で単価が最も安い経費精算システムです。
- 特徴:
- 1ユーザー月額400円(税抜)・初期費用とサポート費用0円
- 交通費明細・乗換案内連携・交通系ICカード読み取り・自動仕訳・各種会計ソフト連携
- 30日間の無料お試し。ワークフローとのセットは1ユーザー600円
- 料金:当メディアの試算で10名 年60,000円/50名 年240,000円/100名 年480,000円。いずれの規模でも最安です。
- 注意点:最低利用料金は月5,000円です。12名程度までは実質的に一律になります。タイムスタンプとAI-OCRは各100円/1ユーザーのオプションです。
- こんな企業に向いている:とにかく費用を抑えたい会社、13名以上で使う会社。
- 概要:初期費用0円で、基本料金に経費5名分を含む従量型の経費精算システムです。
- 特徴:
- 初期費用0円。ひとり法人2,480円/スモールビジネス4,480円/ビジネス6,480円(いずれも年払・月額換算)
- ビジネスプランは経費5名まで基本料金内、6名以上500円/名
- マネーフォワード クラウド会計・給与・債務支払と連携。ビジネスプラン相当の機能を1ヶ月無料
- 料金:当メディアの試算で10名 年107,760円/50名 年347,760円。
- 注意点:51名以上は要問い合わせです。オペレータ入力は20円/枚(エンタープライズプラン400円/名なら無制限)、コーポレートプランは200円/名(最低5アカウント・月額最低1,000円)です。
- こんな企業に向いている:50名以下でバックオフィスを同シリーズに揃えたい会社。
- 概要:申請・承認をおこなった人だけに課金される、基本料金+ID料金の2階建てです。
- 特徴:
- 基本料金は年払 月7,500円(年90,000円)/月払 月10,000円(年120,000円)
- ID料金が「申請・承認をおこなったユーザー」のみになるのは月払いの場合。使わなかった月は課金されない
- 年払い(バルク契約)はID枠を先に購入する方式で、公式に「利用ID枠は、期中での追加購入はできません」とある。年払いのID料金は枠の数で変わり、10IDで650円・50IDで600円・100IDで550円
- 経費精算だけでなく支出管理・稟議まで。freee会計・freee人事労務と連携、freeeカード連携
- 料金:当メディアの試算で10名 年168,000円/50名 年480,000円/100名 年870,000円。
- 注意点:基本料金が固定でかかるため、少人数ほど1人あたりの負担が重くなります。上記の試算は全員が毎月使う前提です。
- こんな企業に向いている:経費をたまにしか出さない社員が多い会社、freee会計を使っている会社。
- 概要:国内導入社数トップクラスの経費精算システムで、交通費・出張・IC連携に強みがあります。
- 特徴:
- 国内導入社数トップクラス。業種や規程のパターンに対する蓄積がある
- 交通系ICカード・モバイルSuicaの読み取り連携。多段階承認と規程チェック・自動仕訳
- 弥生・勘定奉行・freee・マネーフォワードなど各種会計ソフトへ仕訳連携
- 料金:初期費用100,000円+月額30,000円〜(税抜)。従業員数とオプションで変動します。
- 注意点:初期費用100,000円があります。当メディアの試算では10名でジョブカン経費精算が年60,000円のため、初期費用だけでその1年半ぶん以上にあたります。
- こんな企業に向いている:交通費・出張が多い会社、規程チェックを自動化したい会社。
- 概要:人数ではなく領収書の件数で課金し、入力代行と原本保管まで担うサービスです。
- 特徴:
- 領収書の件数で課金・人数は無制限(1ユーザー課金の各社と考え方が逆)
- オペレーターが入力を代行して高精度にデータ化。OCRの確認作業を外に出せる
- 領収書の原本を代行保管(回収用ポストは月3,000円)。交通系ICによる経費申請は交通費に限り無料
- 料金:基本利用料 月10,000円〜+領収書件数の従量。従量単価と初期費用は要問い合わせです。
- 注意点:従量単価が非公開のため、月あたりの領収書枚数を数えてから見積りを取る必要があります。
- こんな企業に向いている:経費を使う社員が一部に偏る会社、紙の領収書が大量に出る会社、拠点が分かれている会社。
状況別のおすすめ
13名以上でとにかく安く:ジョブカン経費精算です。1ユーザー400円で、いずれの規模でも最安です。
50名以下で会計とまとめたい:マネーフォワード クラウド経費です。初期0円で会計・給与と連携します。
経費を使う社員が限られる:freee経費精算です。申請・承認をした人だけに課金されます。
経費を使う人が一部に偏る:TOKIUM経費精算です。人数無制限で領収書件数の課金です。
紙の領収書が大量に出る:TOKIUM経費精算です。入力代行と原本の代行保管まで担います。
交通費・出張が多い:楽楽精算です。IC連携と規程チェックに強みがあります。
経費精算システムのデメリット・注意点
- 無料プランがない:掲載5サービスとも0%です(トライアルは5社=100%)
- 最低利用料金がある:ジョブカン経費精算は月5,000円、TOKIUM経費精算は月10,000円からです
- 初期費用の差が大きい:楽楽精算は100,000円、ジョブカンとマネーフォワードは0円です
- 人数上限がある場合がある:マネーフォワード クラウド経費は51名以上が要問い合わせです
- 従量単価が非公開:TOKIUM経費精算の領収書件数あたりの単価は要問い合わせです
- OCRの確認作業は残る:自動読み取りでも人の目でのチェックは必要です
経費精算システム導入の流れ
- 月あたりの領収書枚数と経費を出す人数を数える:人数課金か件数課金かはここで決まります
- 使っている会計ソフトを確認する:同シリーズで揃えるか汎用型かで候補が変わります
- 初期費用を含めた初年度で比べる:楽楽精算は100,000円が加わります
- 規程チェックの要否を決める:上限額や規程違反の自動検出が要るかどうかです
- トライアルで自社の規程が回るか確かめる:ジョブカン経費精算は30日間、マネーフォワード クラウド経費は1ヶ月無料です
経費精算システムのよくある質問
料金相場はいくら?
掲載5社は課金の形が分かれるため、1つの相場にはまとまりません。1人あたりで課金される単価は月額400〜650円です(ジョブカン経費精算400円、マネーフォワード クラウド経費の6名以上が500円/名、freee経費精算のID料金650円・いずれも税抜)。マネーフォワード クラウド経費の6,480円とfreee経費精算の7,500円は会社単位の基本料金で、1人あたりの単価ではありません。当メディアの試算では従業員10名でジョブカン経費精算が年60,000円、マネーフォワード クラウド経費が年107,760円、freee経費精算が年168,000円です。
人数が増えるとどれが安い?
当メディアの試算では、50名でジョブカン経費精算 年240,000円、マネーフォワード クラウド経費 年347,760円、freee経費精算 年480,000円。100名ではジョブカン経費精算 年480,000円、freee経費精算 年870,000円です(マネーフォワード クラウド経費は51名以上が要問い合わせ)。
初期費用はかかる?
楽楽精算は初期費用100,000円+月額30,000円から(税抜)です。ジョブカン経費精算とマネーフォワード クラウド経費は0円、freee経費精算とTOKIUM経費精算は要問い合わせです。
領収書の枚数で課金されるサービスは?
TOKIUM経費精算です。月10,000円からの基本利用料に領収書件数の従量が加わり、利用人数は無制限です。オペレーターが入力を代行し、原本の代行保管にも対応します(回収用ポストは月3,000円)。
電子帳簿保存法やインボイス制度に対応している?
掲載5サービスとも対応しています。TOKIUM経費精算は原本の代行保管まで担う点が他社と異なります。
無料で試せる?
無料プランはありませんが、トライアルは5社すべて(100%)にあります。ジョブカン経費精算は30日間の無料お試し、マネーフォワード クラウド経費はビジネスプラン相当の機能を1ヶ月無料で使えます。
まとめ
経費精算システムは、何を数えて課金するかから選ぶと早く決まります。
人数で数えるなら、当メディアの試算でジョブカン経費精算が10名 年60,000円・100名 年480,000円と最も安く、マネーフォワード クラウド経費は10名 年107,760円(51名以上は要問い合わせ)、freee経費精算は10名 年168,000円・100名 年870,000円です。
ただし数え方の細部を見落とさないでください。freee経費精算は申請・承認をした人だけに課金され、ジョブカン経費精算には最低利用料金 月5,000円があり、マネーフォワード クラウド経費は基本料金に経費5名分が含まれます。
経費を使う社員が一部に偏っているなら、領収書の件数で課金するTOKIUM経費精算が候補になります。オペレーターの入力代行と原本の代行保管まで含めて、紙をなくす方向に振ったサービスです。交通費・出張が多く規程チェックまで自動化したいなら、楽楽精算(初期100,000円+月30,000円〜)が選択肢になります。