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ECカートシステム

ECカートシステムは、ネットショップを作って商品を売るための仕組みです。当メディアが掲載5社を調べたところ料金公開率は100%(5/5)でしたが、月額と決済手数料の両方がかかるため、月商のどこかで有利なプランが入れ替わります。BASEでは月商約45万円が分岐点です。

掲載 5 サービス料金公開率 100 %最終更新 2026.07

ECカートシステムとは

ECカートシステムの費用は、月額だけでは決まりません。月額固定に加えて売上に応じた決済手数料がかかるためです。月額が安いプランほど手数料率が高く設定されており、売上が増えるとどこかで逆転します。

分かりやすいのがBASEです。スタンダードプランは月額0円ですが、決済手数料3.6%+40円にサービス利用料3%が加わります。グロースプランは年払いで月額16,580円ですが、決済手数料2.9%でサービス利用料は0%です。

手数料率だけで計算すると、6.6%と2.9%の差は3.7%です。16,580円をこの差で割ると16,580 ÷ 0.037 = 約448,000円となり、月商約45万円でグロースのほうが安くなります(1件あたり40円の固定分は除いた概算です)。

同じ計算は各社のプラン間でも成り立ちます。Shopifyはbasicとadvancedで月商約1,345万円、カラーミーショップはレギュラーとプレミアムで月商約749万円が分岐点です。この記事では公開されている数値だけを使い、月商ごとに整理しました。

ECカートシステムの検索需要トレンド

↗ 上昇傾向検索インタレストの推移(Googleトレンド・0〜100の相対指数・月平均)
2024.07平均 54(点線)2026.07

「ネットショップ」の検索指数は直近25か月で48〜64の範囲を推移し、平均は54.4でした。前半12か月の平均52.9に対し後半12か月は56.1で、やや上向きです。最大は2025年11月の64、最小は2024年8月の48です。振れ幅が16と小さく、季節による大きな変動が見られないキーワードです。(出典:Googleトレンド/キーワード「ネットショップ」)

ECカートシステムの選び方の要点

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月額と決済手数料をセットで計算する

ECカートシステムは月額固定と決済手数料の両方がかかります。月額が安いプランほど手数料率が高く設定されているため、売上が増えるとどこかで逆転します。 分岐点は「月額の差 ÷ 手数料率の差」で出せます。BASEのスタンダード(月額0円・決済3.6%+40円+サービス利用料3%)とグロース(年払い月額16,580円・決済2.9%・サービス利用料0%)なら、手数料率の差は3.7%です。16,580 ÷ 0.037 = 約448,000円となり、月商約45万円が分岐点です(1件あたり40円の固定分は除いた概算)。 同じ計算を各社のプラン間で行うと次のようになります。Shopifyはbasic(年払い月額3,650円・3.55%)とgrow(10,100円・3.4%)で月商430万円、basicとadvanced(44,000円・3.25%)で月商約1,345万円です。カラーミーショップはレギュラー(4,950円・3.4%〜)とラージ(9,595円・3.19%〜)で月商約221万円、レギュラーとプレミアム(35,640円・2.99%〜)で月商約749万円です。 自社の月商がこの分岐点のどちら側にあるかで、選ぶプランが変わります。

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月商が小さいうちは月額0円が効く

売上がまだ小さい段階では、月額固定のないプランが有利になります。 BASEのスタンダードプランは月額0円・初期費用0円で始められます。決済手数料3.6%+40円とサービス利用料3%がかかるため実質6.6%+40円ですが、売上が立たなければ費用も発生しません。 Shopifyのbasic(年払い月額3,650円・決済3.55%)と比べると、3,650 ÷(0.066-0.0355)= 約119,672円となり、月商約12万円が分岐点です。それ未満ならBASEのスタンダードのほうが安くなります。 カラーミーショップにも月額0円のフリープランがあります。掲載5社のうち月額0円のプランを持つのはBASEとカラーミーショップの2社(40%)です。 まず売れるかどうかを確かめたい段階では、月額0円のプランで始めて、売上が立ってから月額固定のプランへ移る進め方が取れます。

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初期費用と最低利用期間を確認する

月額と手数料のほかに、初期費用と契約期間の条件があります。 初期費用0円なのはShopifyとBASEです。カラーミーショップはフリーが0円、レギュラー・ラージが3,300円、プレミアムが22,000円です。MakeShopはプレミアムが10,000円、エンタープライズが11,000円からで、2店舗目以降は初期費用が無料になります。 futureshopは22,000円から52,000円(スタンダード・商品数別)、omni-channelは752,000円です。掲載5社の中で初期費用がもっとも高い水準です。 最低利用期間はfutureshopが1か月で初月の解約ができません。Shopifyは月契約でいつでも解約でき、年払いは1年分の前払いです。BASEとカラーミーショップは月契約でプランの切り替えができます。MakeShopは月間契約と年間契約を選べ、長期契約割引が最大15%です。 短期で試したいのか、長く使う前提かで有利な条件が変わります。

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決済手数料の率とその中身を確認する

決済手数料は売上に比例するため、率の差が積み上がります。 Shopifyはオンラインクレジットカード決済手数料がbasic 3.55%、grow 3.4%、advanced 3.25%です(Shopifyペイメント利用時)。外部の決済を併用する場合は別途取引手数料がかかります。 MakeShopはクレジットカード決済手数料がプレミアム3.14%(VISA/Master)、エンタープライズ3.19%です。JCB・AMEX・Diners等は別料率で、販売手数料(流通額課金)は0円です。掲載5社の中でカード決済手数料の率がもっとも低い水準です。 カラーミーショップはレギュラー3.4%〜、ラージ3.19%〜、プレミアム2.99%〜で、販売手数料は全プラン0円です。 BASEはスタンダードが決済3.6%+40円に加えてサービス利用料3%、グロースが決済2.9%でサービス利用料0%です。PayPay等の一部決済は別途システム手数料1%がかかります。 futureshopは売上手数料(流通額課金)が0円で、決済手数料は利用する決済代行により別途となります。

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月額以外の従量課金があるかを確認する

決済手数料のほかにも、使い方によって加わる費用があります。 futureshopはデータ転送量が月2,500GBを超えると1GBあたり26円、メール配信が超過分1通あたり1円かかります。画像の多いサイトや大量のメール配信を行う場合は、この分も見積もっておく必要があります。また月額は商品数によって27,000円から64,000円まで変わります。 BASEはPayPay等の一部決済でシステム手数料1%が別途かかります。 Shopifyは外部の決済を併用する場合に取引手数料がかかります。Shopifyペイメントを使えばこの取引手数料は発生しません。 MakeShopは販売手数料(流通額課金)が0円、カラーミーショップも全プラン0円です。売上が伸びても月額が上がらない構成です。 月額と決済手数料だけを見て決めると、稼働後にこうした従量分が積み上がることがあります。

ECカートシステムの比較一覧(全5サービス)

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Shopifyのロゴ

Shopify

月額3,650円〜

世界175か国以上で使われるクラウド型のECサイト構築プラットフォーム。オンラインストア、実店舗POS、SNS販売、越境ECまでを一元管理でき、豊富なテーマとアプリで小規模から大企業まで拡張できる。日本向けに円建ての公式料金を提供している。

無料トライアル3日
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カラーミーショップのロゴ

GMOペパボが運営する老舗のASP型ECサイト構築サービス。無料のフリープランから、初めての運営向けレギュラー、人気No.1のラージ、専任アドバイザー付きのプレミアムまで4プランを用意。販売手数料0円で、小規模から本格運用まで段階的にスケールできる。

無料プランあり無料トライアル30日
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makeshop byGMOのロゴ

makeshop byGMO

月額12,375円〜

GMOメイクショップが運営するASP型ECサイト構築サービス。651種類の豊富な機能と業界最安水準のカード決済手数料3.14%が特徴で、月商規模の大きい本格運用の中〜大規模ショップに強い。プレミアムプランとエンタープライズプランを提供。

無料トライアル15日
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BASEのロゴ

BASE

月額16,580円〜

誰でも無料でネットショップを開設できる国内最大級のネットショップ作成サービス。月額0円のスタンダードプラン(販売時のみ手数料)と、月額固定で手数料を抑えるグロースプランの2種類を提供。初期費用0円で個人・スモールビジネスの出店に強い。

無料プランあり
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futureshopのロゴ

futureshop

月額27,000円〜

デザイン自由度とオムニチャネル対応に強いSaaS型ECサイト構築プラットフォーム。売上手数料(流通額課金)0円で、商品数に応じたスタンダードプランと、実店舗とEC顧客情報を統合するomni-channelプランを提供。中〜大規模の本格ECに向く。

無料トライアルあり
SaaSを提供している企業さまへ
サービスの掲載・情報の更新を受け付けています

掲載は無料掲載と有料掲載の2つです。無料掲載は1カテゴリまでで、相互リンクのご協力が必要。 有料掲載は月額20,000円(税抜)で相互リンクが不要になり、この一覧とおすすめ比較記事の最上部に固定して掲載します。 「料金改定を反映してほしい」といった訂正のご相談も同じ窓口で、こちらは費用はかかりません。

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ECカートシステムのよくある質問

ECカートシステムの費用相場はいくらですか。
当メディアが掲載5社を2026年7月時点で調査したところ、料金公開率は100%(5/5)でした。店舗単位の月額は、BASEのスタンダードとカラーミーショップのフリーが0円、Shopifyのbasicが年払い3,650円/月払い4,850円、カラーミーショップのレギュラーが4,950円、MakeShopのプレミアムが年間契約12,375円/月間契約13,750円(税込)、BASEのグロースが年払い16,580円/月払い19,980円、futureshopのスタンダードが27,000円からです。いずれも別途決済手数料がかかります。
月額が安いプランを選べばよいですか。
月商によって変わります。月額が安いプランほど決済手数料率が高く設定されているため、売上が増えるとどこかで逆転します。分岐点は「月額の差 ÷ 手数料率の差」で出せます。BASEのスタンダード(月額0円・実質6.6%+40円)とグロース(年払い16,580円・2.9%)なら、16,580 ÷ 0.037 = 約448,000円で月商約45万円が分岐点です(1件あたり40円の固定分は除いた概算)。
売上が小さいうちはどれが向きますか。
月額固定のないプランが有利になります。BASEのスタンダードプランは月額0円・初期費用0円で、決済手数料3.6%+40円とサービス利用料3%がかかります。Shopifyのbasic(年払い月額3,650円・決済3.55%)と比べると、3,650 ÷(0.066-0.0355)= 約119,672円となり、月商約12万円が分岐点です。それ未満ならBASEのスタンダードのほうが安くなります。カラーミーショップにも月額0円のフリープランがあります。
プランを上げる目安はありますか。
各社のプラン間でも「月額の差 ÷ 手数料率の差」で分岐点が出せます。Shopifyはbasic(年払い3,650円・3.55%)とgrow(10,100円・3.4%)で月商430万円、basicとadvanced(44,000円・3.25%)で月商約1,345万円です。カラーミーショップはレギュラー(4,950円・3.4%〜)とラージ(9,595円・3.19%〜)で月商約221万円、レギュラーとプレミアム(35,640円・2.99%〜)で月商約749万円です。自社の月商がこの水準を超えたら上位プランを検討することになります。
初期費用はかかりますか。
初期費用0円なのはShopifyとBASEです。カラーミーショップはフリーが0円、レギュラー・ラージが3,300円、プレミアムが22,000円です。MakeShopはプレミアムが10,000円、エンタープライズが11,000円からで、2店舗目以降は初期費用が無料になります。futureshopは22,000円から52,000円(スタンダード・商品数別)、omni-channelは752,000円で、掲載5社の中でもっとも高い水準です。
決済手数料はどれくらい違いますか。
Shopifyはオンラインクレジットカード決済手数料がbasic 3.55%、grow 3.4%、advanced 3.25%です(Shopifyペイメント利用時)。MakeShopはプレミアムが3.14%(VISA/Master)、エンタープライズが3.19%で、掲載5社の中でカード決済手数料の率がもっとも低い水準です。カラーミーショップはレギュラー3.4%〜、ラージ3.19%〜、プレミアム2.99%〜です。BASEはスタンダードが決済3.6%+40円+サービス利用料3%、グロースが決済2.9%でサービス利用料0%です。futureshopは売上手数料0円で、決済手数料は決済代行により別途となります。
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