スクエアスタジオ › コラム

AIO 計測の料金相場|無料・ツール・外注の選び方

AIO計測は無料で始め、記録の人件費が月額を超えたらツールを検討します。国内円建て・海外ドル建ての料金、初期費用や契約条件を整理。自社サイトと複数社支援の年間コスト、上司に説明できる記録の残し方まで解説します。

スクエアスタジオ編集部 / 公開 2026-10-25

結論:AIO計測は無料で始め、記録の人件費を基準に有料へ切り替える

2026年10月25日時点では、まず無料で確認し、継続記録の負担に応じてツールを選ぶのが基本です。費用は無料・計測ツール・外注の3区分で考えます。

国内ツールは月額数千円〜10万円台、海外はドル建てで、標準プランでは月額数万円規模です。ただし、海外にも月額$29の入門プランがあり、外注の月額数十万円とは購入する範囲が別物と考えてください。

無料のGoogleツールで分かるのは、AI検索での表示回数やAIアシスタント経由の訪問など。ChatGPT・Geminiの回答内での言及は、手動記録か専用ツールで補います。

手動の費用は質問数×AI数×頻度で増えます。月額2,000円のツールなら、削減できる月間作業時間が「2,000円÷自社の時間単価」を超えるかが比較の起点です。

根拠は、無料ツールの計測範囲、手作業の負担、必要な機能の違いにあります。判断は3か月の推移で行いましょう。

1か月の上下では決めません。

以下の他社料金は2026年10月25日に公式サイトで確認した公開料金です。外注は参考帯、自社サービスは提供開始前の申込料金として区別します。

無料・ツール・外注で異なる費用と計測範囲の比較
無料・ツール・外注で異なる費用と計測範囲の比較

無料で測れる範囲は「表示・訪問」と「回答の手動記録」

AIO計測とは、AI回答で自社がどう扱われ、その後の訪問につながったかを確かめる作業です。AIO・LLMO・GEOは対象や呼び方に違いがありますが、予算を決める際は計測対象をそろえます。

追う数字は、表示・引用・言及・流入・問い合わせの5つ。会社名が出る「言及」と、自社ページが出典になる「引用」は別々に残してください。

手段無料で測れること測れないこと・限界
Search Consoleの生成AIレポートAI Overview・AIモードでの表示回数専用レポートでのクリック・順位・検索語、他社AIでの言及
GA4のAIアシスタント識別できたAI経由の訪問、設定した問い合わせなどの成果訪問を伴わない言及・引用、AI Overview経由クリックの分離
手動記録質問した時点の言及、引用URL、競合の扱い全利用者への露出総数、確認していない期間の変動

Googleの生成AIレポートは表示回数を確認するものです。通常検索の順位表と同じ情報は得られません。

Search Console公式ヘルプ

GA4にはAIアシスタントの流入区分があります。ただし、AI Overview経由のクリックは通常の自然検索に混ざり、回答内での言及も把握できません。

GA4公式ヘルプ

AI Overview・AIモードでは、要約の表示有無と自社の引用有無を分けて記録します。ChatGPT・Gemini・Perplexityでも、社名の登場と引用リンクを別項目にしましょう。

回答内の引用順は、通常検索の順位とは異なります。表示回数と訪問数も母数が違うため、足し算はできません。

手動スクショの費用は、記録から報告までの時間で比べる

現場では、先週は出た企業が今週は消えるため、スクリーンショットだけでは説明できないという声があります。会話履歴で回答が変わり、競合まで追うと作業が膨らむ点も課題です。

手動で始めるなら、次の順番で記録条件を固定します。

  1. 自社名を含む質問と、比較検討時の質問を決める。
  2. AI・モデル・言語・会話履歴の条件をそろえる。
  3. 回答と引用元を確認し、競合ページも残す。
  4. 日付・質問・言及・引用URL・施策日を表に記録する。

人件費は「質問数×AI数×月の確認回数×確認・記録の所要時間×時間単価」で計算します。複数回試す場合は試行数も掛け、報告書を作る時間を加えてください。

質問20〜30個を4つのAIで月1回確認すると、確認対象は月80〜120件です。これは各質問を各AIで1回ずつ確認する件数で、回答の揺れを調べる再試行は含みません。

所要時間と時間単価には、担当者の実測値を入れます。一律の人件費を置くと、自社に合わない切り替え判断になるためです。

比較する月額人件費と並ぶ削減時間の目安
2,000円月2,000÷時間単価の時間
5,000円月5,000÷時間単価の時間
10,000円月10,000÷時間単価の時間

比較に使うのは、導入後に削減できる時間です。質問選びや結果の解釈が残るなら、その時間まで削減額に含めないでください。

質問が20個を超え、月1回から週次・日次へ増やしたい段階は、ツールを検討する目安になります。ただし、対応する質問数が足りなければ、安いプランでも代替できません。

手動確認から記録と報告までの作業費用を求める流れ
手動確認から記録と報告までの作業費用を求める流れ

上司に見せる報告は、出たかどうかと成果を分ける

報告の先頭には、対象質問、自社の出現割合、競合の引用元、前月との差を並べます。自然検索の順位・流入・問い合わせは別枠に置くと、数字の矛盾を説明しやすくなります。

出現割合の計算式は「自社が出た回答数÷確認した回答数」です。複数回試し、試行数と観測条件も添えましょう。

出ていない場合は、AI要約自体がないのか、自社だけ引用されないのかを明記します。原因候補と次に調べることを添え、施策日と3か月の推移を照合してください。

ツールの数値も、そのツールが取得した回答の範囲内です。流入減だけでAIの影響と断定せず、検索結果の変化も確認します。

計測ツールの相場は、質問数・AI数・サイト数で変わる

以下は2026年10月時点の公式料金です。確認日はすべて2026年10月25日で、非公開の上限や条件は「要確認」としています。

国内円建て:月額と初期費用を分ける

サービス月額料金質問数の課金軸対象AIサイト数更新頻度
Brand UP7,980円/50,000円、税表記なし上限は要確認ChatGPT・Geminiなど上限は要確認要確認
GEO AIO TRACKER9,800〜99,800円、税表記なしライトは1キーワード・3質問4エンジン要確認週次のスコア推移
ミエルカGEO54,780円/109,780円、税込計測枠・追加料金は要確認AI Overview・ChatGPT・Geminiなど単一/複数要確認
LLMOチェキ55,000円/93,500円/165,000円〜、税込プラン内の計測枠は要確認8エンジンプランで異なる毎日

出典:Brand UP公式、GEO AIO TRACKER公式、ミエルカGEO公式、LLMOチェキ公式

ミエルカGEOは別途初期費用がかかります。AI検索シェアモニタリングも月額55,000円〜の追加料金です。

LLMOチェキのグロースは6か月契約で、パートナーには初期費用があります。月額だけでなく、最低契約期間中に支払う総額も比較してください。

無料のお試しと、継続利用できる無料枠は性質が異なります。各サービスの無料利用では、質問上限、履歴の保存、出力範囲を確認しましょう。

海外ドル建て:追加AIと契約条件まで確認する

サービス月額料金質問数の課金軸対象AIサイト数更新頻度
Otterly.AILite $29、Standard $189、Premium $489Liteは15質問、質問数でプラン分け標準4エンジン、Geminiは$9〜追加要確認毎日
Peec AI要問い合わせプランごとの質問枠ChatGPT・Gemini・AIモードなど複数案件向けプランあり契約条件を確認

出典:Otterly.AI公式料金、Peec AI公式料金

円換算額は為替で動くため、ドルのまま予算書に記載し、社内の換算ルールを添えます。最低契約期間、自動更新、請求書払いの可否も確認項目です。

現場には、ドル建てや英語画面が社内定着の壁になるという声があります。価格の比較と合わせて、日本語の質問精度や報告の出力方法を試してください。

外注の月額数十万円は、計測以外の作業を切り分ける

外注では、計測レポートを含む支援に月額数十万円の予算が必要になる場合があります。ただし、計測だけを切り出した共通相場として扱うことはできません。

現場には、似た説明の見積もりが月15万円と月70万円に分かれ、判断に迷ったという声もあります。これは個別見積もりの例であり、公式公開料金の比較ではありません。

費用区分支払いの対象比較時の確認事項
手動記録担当者の作業時間確認・保存・報告の人件費
計測ツールデータ取得・保存・閲覧など計測枠、出力、初期費用
外注調査・分析・報告、契約により改善作業計測だけの金額、記事制作・改修の内訳

見積もりでは、質問数・AI数・頻度・開始時点の記録をそろえます。契約終了後に、回答履歴や引用URLが手元に残るかも確認してください。

安い契約でも、報告を毎月作り直すなら社内工数が残ります。高機能な契約でも、記事制作や改修を使わなければ費用を生かせません。

自社1サイトと5〜10社支援では、年間負担と配賦額を見る

自社1サイトで質問20〜30個、月1回の確認なら、無料ツールと手動記録から始められます。ただし、日々の変動を捉える用途には記録が不足します。

年間コストは「月額×12か月+初期費用+追加料金」です。例えばミエルカGEOの単一サイトは年657,360円に初期費用などが加わり、LLMOチェキのグロースは月額を12倍すると年660,000円になります。

複数社支援は、1社あたりの質問枠まで計算する

AI順位ウォッチは提供開始前で、ベータ版の申し込みを受け付け中です。申込プランは次のとおりで、初期費用はありません。

プラン月額・税込登録上限同額で12か月利用した試算上限サイト数で割った月額
ライト2,000円1サイト・5キーワード24,000円2,000円
スタンダード5,000円5サイト・30キーワード60,000円1,000円
エージェンシー10,000円10サイト・100キーワード120,000円1,000円

年間額は申込料金を12倍した比較用の試算です。ベータ版申込者が申込時の料金で利用できる期間は、正式版リリースから3か月間であり、年間料金を保証するものではありません。

初回提供範囲は、AI Overview・ChatGPT・Gemini・Perplexityの日次確認です。言及・引用順・競合比較の履歴、メール通知、競合引用ページと改善の示唆を含みます。

スタンダードにはサイト別レポート出力、エージェンシーには共有用レポートURLが加わります。改善施策の代行やコンサルティングは含みません。

5サイトで30キーワードを均等配分すると、1社あたり6キーワードです。10サイト・100キーワードなら1社あたり10キーワードとなり、料金と併せて必要量を判断できます。

クライアントへの請求額には、ツールの配賦額と分析・説明の作業費を分けて載せましょう。登録枠を使い切らない場合は、実際の契約社数で割り直します。

サイト数と質問枠から一社あたりの費用を考える図
サイト数と質問枠から一社あたりの費用を考える図

まず対象AI、質問上限、複数サイト、日本語対応を確認してください。小さく継続記録を始めるなら、AI順位ウォッチの申込ページで利用条件を確認するのが早道でしょう。

AIO計測の料金でよくある質問

いくらかかりますか?

無料で始められます。ツールは国内で月額数千円〜10万円台、外注は計測以外の支援を含めて個別見積もりになります。

無料だけで足りますか?

表示回数やAI経由の訪問を確認し、少数の質問を手動で残す用途なら選択肢になります。複数AIの履歴や競合比較を継続する場合は、作業費とツール代を比べてください。

どのくらいの頻度で確認すべきですか?

月1回では途中の変動を見落とします。変化を追いたい場合は週次・日次で条件をそろえ、評価は3か月の推移で行いましょう。

SEOの計測費用とは別に必要ですか?

既存契約にAI計測が含まれるかによります。通常検索の順位だけを測る契約なら、AI回答の記録を補う費用が必要です。

支援会社は1社あたりいくら見ればよいですか?

AI順位ウォッチの申込料金では、上限サイト数まで使う場合、スタンダードとエージェンシーの配賦額は月1,000円です。実際の原価には、質問設計や報告の人件費も加えてください。

AI順位ウォッチ ベータ版 申込受付中

ベータ版申込者は、正式版リリースから3か月間、申込時のプラン料金で利用できます。初期費用なし、いつでも解約可能です。

無料でベータ版に申し込む
スクエアスタジオ|SaaS比較サイトコラム利用規約プライバシーポリシー運営会社掲載をご希望の方へAI・LLM向けサイト情報