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予算管理システム

予算管理システムとは、事業部ごとに作られる予算を集約し、実績と見込を突き合わせて経営の判断材料を作るサービスです。表計算ソフトで回している予算編成と予実管理を、集計の手作業なしで扱えるようにします。

掲載 5 サービス料金公開率 0 %最終更新 2026.07

予算管理システムとは

予算管理が重いのは、集計そのものではなく集めるまでの工程です。事業部ごとに様式の違う表計算ファイルが返ってきて、貼り合わせて、数字が合わずに差し戻す。月次で締めるころには、経営が判断したい時期を過ぎています。予算管理システムは、この収集と突合を仕組みの側で引き受けます。

このカテゴリで最初に押さえるべきは、掲載5サービスの価格公開率が0%だという点です。5社とも金額を公開しておらず、いずれも個社見積りです。料金の構成については、BizForecast(ビズフォーキャスト)のStandard Editionがサブスクリプション費用と初期設定支援費用で構成されると公式に示しています。

つまり比べるべきは対象規模と対応範囲です。想定する従業員規模、連結やグローバルまで扱うか、そして表計算ソフトとの向き合い方。この3つで候補は絞れます。

予算管理システムの検索需要トレンド

↗ 上昇傾向検索インタレストの推移(Googleトレンド・0〜100の相対指数・月平均)
2024.07平均 55(点線)2026.07

「予算管理」の検索需要は月平均55.4で安定しています。直近25か月では2026年6月の79が最大、2025年8月の43が最小で、2026年に入ってから水準が切り上がっています。表計算ソフトでの予実管理に限界を感じる企業が増えていることがうかがえます。(出典:Googleトレンド/キーワード「予算管理」)

予算管理システムの選び方の要点

1
想定している企業規模を確かめる

各社が想定する規模は明確に分かれます。Manageboard(マネージボード)は中小企業と中堅企業を対象とし、60名から1,500名規模の導入実績があります。DIGGLE(ディグル)は中堅・大企業を対象に101名から1,001名以上の導入実績です。Loglass(ログラス)は中堅企業・大企業に加えて上場企業やIPO準備企業、Sactona(サクトナ)は中堅・大企業とグローバル展開する企業グループが対象です。BizForecastはStandard EditionがSMB・成長企業・IPO準備企業、Enterprise Editionが大手・中堅企業と分かれています。

2
「脱Excel」か「活Excel」かで現場の受け入れが変わる

予算管理システムは、現場が使い続けられなければ意味を持ちません。DIGGLEは脱エクセルを掲げ、予実の突合と集計を独自技術で自動化します。対してSactonaはExcel感覚のUIで予算編成と予実管理を一元化し、BizForecastは「活Excel」として表計算ソフトの操作性を残したまま管理会計を行う設計です。Loglassは表計算ソフト連携によって事業部を横断した予算策定を扱います。現場が表計算ソフトから離れられるのか、あるいは慣れた操作を残すべきなのかで、選ぶ思想が変わります。

3
連結・グループ経営管理まで必要かを決める

扱う範囲は各社で差があります。Sactonaは多次元データベースによる連結経営管理と多段階配賦に対応し、製品収支管理や需給管理、設備投資・人的資本・研究開発の管理まで扱います。BizForecastは多言語・多通貨に対応し、異なる会計基準や会計システムを使う国内外のグループ各社のデータを収集して一元管理できます。Loglassも連結・グループ業績管理に対応します。単体の予実管理で足りるのか、子会社や海外拠点まで含めるのかで候補が変わります。

4
実績データをどこから取り込むかを見る

予実管理は実績が入らなければ動きません。Manageboardはマネーフォワードクラウド会計・freee会計・勘定奉行クラウドとAPI連携し、CSVやスプレッドシートからの取り込みにも対応します。DIGGLEはERP・SFA・販売管理など各種システムからのデータ取り込みに対応しますが、API連携はオプションです。SactonaはERPシステムとの連携で実績データを自動取込し、Loglassは会計システムからのデータ連携に対応します。すでに使っている会計ソフトが連携先に含まれるかを先に確認してください。

5
予算以外の計画まで扱うかを確認する

予算だけでは経営の計画は完結しません。Loglassは人員計画と設備投資計画を追加製品として提供し、AI IRなどの製品も持ちます。BizForecastは人員計画・設備投資計画に加えてプロジェクト管理まで範囲に含みます。Sactonaは設備投資・人的資本・研究開発の管理を扱います。Manageboardは財務三表からKPIまでを一元管理し、ワンクリックの業績予測シミュレーションを備えます。予算管理から始めて計画全体へ広げる想定があるなら、扱える範囲を先に見ておくと乗り換えを避けられます。

予算管理システムの比較一覧(全5サービス)

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1
Loglass(ログラス)のロゴ

Loglass(ログラス)

要問い合わせ

予実管理を軸にした経営管理クラウド。表計算ソフト連携による事業部横断の予算策定、多形式データの見込・実績収集と統合、事業別・製品別などの多軸分析、子会社・部門を含むグループ業績管理、レポーティングまでを一気通貫で支援する。料金は公式非公開。

2
DIGGLE(ディグル)のロゴ

DIGGLE(ディグル)

要問い合わせ

『脱エクセルの予実管理クラウド』を掲げる経営管理SaaS。予算策定から見込管理までをシステム上で完結し、独自技術で予実突合・集計を自動化。ERP・SFA・販売管理など各種システムからデータを取り込み一元管理する。料金は公式非公開でStandard/Enterpriseの2プラン。

3
Manageboard(マネージボード)のロゴ

会計データをもとに事業計画・予算管理を効率化するクラウド型経営管理システム。予算策定・予実管理、ワンクリックの業績予測シミュレーション、勘定科目からKPIへのドリルダウン分析、財務三表からKPIまでの一元管理を提供。会計ソフトとAPI連携する。料金は公式非公開。

4
Sactona(サクトナ)のロゴ

Sactona(サクトナ)

要問い合わせ

管理会計・経営管理を高度化・効率化するクラウド/オンプレミス対応の経営管理システム。Excel感覚の操作で予算編成・予実管理・見込管理・連結経営管理を一元化し、多次元データベースによる即時集計、ドリルダウン/ドリルスルー、実績取込の自動化に対応する。料金は公式非公開。導入1000社以上。

5
BizForecast(ビズフォーキャスト)のロゴ

Excelの操作性を残してシステム化する『活Excel』の管理会計ソリューション。予算策定・予実管理・人員計画・設備投資計画・プロジェクト管理などに対応し、情報収集・集計加工・レポーティング/分析を効率化。多言語・多通貨で国内外グループの経営情報を一元管理する。料金は公式非公開でStandard/Enterpriseの2エディション。

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予算管理システムのよくある質問

予算管理システムの料金相場はいくらですか?
掲載5サービスの価格公開率は0%で、5社とも金額を公開していません。いずれも個社見積りです。料金の構成については、BizForecast(ビズフォーキャスト)のStandard Editionがサブスクリプション費用(SaaS利用料)と初期設定支援費用で構成されると公式に示しています。Manageboard(マネージボード)とDIGGLE(ディグル)も月額料金に初期費用が加わる形です。
中小企業でも導入できますか?
できます。Manageboardは中小企業と中堅企業を対象とし、60名から1,500名規模の導入実績があります。BizForecastのStandard EditionはSMB・成長企業・IPO準備企業向けです。DIGGLEは101名から1,001名以上、Loglass(ログラス)とSactona(サクトナ)は中堅・大企業が中心の想定になります。
Excelを使い続けられますか?
サービスによって思想が違います。SactonaはExcel感覚のUIで予算編成と予実管理を一元化し、BizForecastは「活Excel」として表計算ソフトの操作性を残す設計です。Loglassは表計算ソフト連携で事業部横断の予算策定を扱います。対してDIGGLEは脱エクセルを掲げ、予実の突合と集計を独自技術で自動化します。
連結やグループ経営管理にも対応していますか?
Sactonaは多次元データベースによる連結経営管理と多段階配賦に対応します。BizForecastは多言語・多通貨に対応し、異なる会計基準や会計システムを使う国内外のグループ各社のデータを一元管理できます。Loglassも連結・グループ業績管理に対応します。
使っている会計ソフトと連携できますか?
Manageboardはマネーフォワードクラウド会計・freee会計・勘定奉行クラウドとAPI連携し、CSVやスプレッドシートからの取り込みにも対応します。DIGGLEはERP・SFA・販売管理など各種システムからのデータ取り込みに対応しますが、API連携はオプションです。SactonaはERPとの連携で実績データを自動取込します。
無料で試せますか?
掲載5サービスに無料プランと無料トライアルはありません(いずれも0%)。初期設定と既存システムとの連携が前提になるためです。ただしManageboardは無料デモで操作を体験できます。他社も問い合わせからデモや相談に進む形になります。
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