アクティビティ予約管理システム
アクティビティ予約管理システムは、一般的な予約システムと料金の考え方が違います。月額料金だけでなく、予約金額に対する手数料がかかるためです。しかも本ページ掲載5サービスでは、月額を上げると手数料が下がるという形で両者がトレードオフに設計されています。月間の取扱額がいくらになるかで、有利なプランが入れ替わります。金額を比べる前に、自社が月にどれだけ売り上げるかを見積もってください。
アクティビティ予約管理システムとは
トレードオフが最も分かりやすいのはJTB BÓKUNです。エントリーが月1,900円(税別)+予約手数料3.5%、ベーシックが月4,900円(税別)+1.5%、アドバンスが月24,900円(税別)+1.25%となっています。月額が高いプランほど手数料率が下がるため、取扱額が大きいほど上位プランが有利になります。初期費用は全プラン0円です。
OMUSUBIは3つの体系から選べます。フリープランは月額無料でWEB予約手数料も無料、事前決済手数料のみ3.5%です。月額制プランは月11,000円(税込)でWEB予約手数料無料・事前決済手数料3.5%、成果報酬制プランは月額無料でWEB予約手数料2.0%・事前決済手数料3.0%となります。固定費を持つか、成果に連動させるかを選べる構成です。
手数料がどの予約にかかるかも違います。rezioのPREMIUM(月11,000円・税込)はWeb直販とB2Bが2.5%である一方、OTA経由の予約と手入力の予約は0%です。Nutmegのベーシックプランは月額0円で、オンライン予約手数料3.0%は参加が完了した後に発生するため、キャンセルになった予約には手数料がかかりません。ただしカード決済手数料3.6%はキャンセルでも発生します。
OTA(オンライン旅行代理店)との連携範囲も選定に関わります。JTB BÓKUNはViator・GetYourGuide・Klook・Trip.comなど海外OTA20社以上、rezioはKKday・Viator・GetYourGuide・Klook・Google Things to doと連携します。OMUSUBIは沖楽・じゃらん・アソビュー!・アクティビティジャパンといった国内OTAが中心で、ウラカタ予約はアソビュー!との連携です。訪日客を狙うのか国内客が中心なのかで、必要な連携先が変わります。
アクティビティ予約管理システムの検索需要トレンド
「体験予約」の検索需要は月平均56.0で、はっきりとした季節性があります。夏に跳ね上がり、2025年8月に81、2026年7月には最も高い83を記録しました。一方で冬は落ち込み、2024年12月の36が最も低い値です。指数が0まで落ちた月はありません。年間を通してみると2024年より2025年、2025年より2026年のほうが水準が高く、夏の山も高くなっています。屋外での体験を扱う事業では、この季節変動がそのまま予約件数の変動になるため、費用が件数に連動するかどうかが判断材料になります。(出典:Googleトレンド/キーワード「体験予約」)
アクティビティ予約管理システムの選び方の要点
JTB BÓKUNはエントリーが月1,900円(税別)+予約手数料3.5%、ベーシックが月4,900円(税別)+1.5%、アドバンスが月24,900円(税別)+1.25%です。月額を上げるほど手数料率が下がるため、月間の取扱額が大きいほど上位プランが有利になります。逆に取扱額が小さいうちは、月額の低いプランのほうが総額を抑えられます。自社の月商を見積もったうえで、月額の差と手数料の差のどちらが大きいかを比べてください。
rezioのPREMIUM(月11,000円・税込)は、Web直販とB2Bの予約に2.5%がかかる一方、OTA経由の予約と手入力の予約は0%です。OTAにはOTA側の手数料を払っているため二重で取らない設計になっています。OMUSUBIのフリープランと月額制プランはWEB予約手数料が無料で、事前決済手数料3.5%のみです。電話やメールで受けた予約を手入力する運用が多い事業では、手入力分に手数料がかかるかどうかで実際の負担が変わります。
Nutmegのオンライン予約手数料3.0%は、参加が完了した後に取引額へ課金される仕組みです。そのためキャンセルになった予約には手数料がかかりません。ただし事前カード決済やメール決済を使った場合のカード決済手数料3.6%は、キャンセルになっても発生します。天候によるキャンセルが起きやすい屋外の体験では、この違いが年間の負担に効きます。
訪日客を狙うならViator・GetYourGuide・Klookといった海外OTAとの連携が必要です。JTB BÓKUNは海外OTA20社以上、rezioはKKday・Viator・GetYourGuide・Klookに加えてGoogle Things to doと連携します。国内客が中心であれば、沖楽・じゃらん・アソビュー!・アクティビティジャパンと連携するOMUSUBIや、アソビュー!と在庫・予約をリアルタイム連携するウラカタ予約が対象になります。
rezioは日本語・英語・中国語(簡体/繁体)・韓国語・タイ語・ベトナム語の7言語と23通貨の表示に対応します。OMUSUBIは英語・繁体字・韓国語に対応し、決済はクレジットカード4ブランドに加えてGoogle Pay・PayPay・後払い(ペイディ)まで扱えます。訪日客向けなら言語と通貨、国内客向けなら決済手段の幅が使い勝手を左右します。ウラカタ予約は公式ページ本文に多言語対応の明示がありません。
アクティビティ予約管理システムの比較一覧(全5サービス)
rezio(レジオ)
月額11,000円〜アジア最大級の体験予約プラットフォームKKdayが開発した、旅ナカ事業者向けの予約基幹システム。自社サイト予約エンジン、OTA・直販の在庫一元管理(サイトコントローラー)、7言語・23通貨対応、B2B専用予約サイト、オンライン決済を備える。PREMIUMは月額11,000円(税込・30日)。
OMUSUBI(おむすび)
月額11,000円〜基本無料で導入できるタビナカ事業者向けの予約管理システム。予約フォーム構築、在庫・空き状況管理、シフト管理、沖楽・じゃらん・アソビュー!・アクティビティジャパン等のOTA連携、多言語(英・繁・韓)と各種決済に対応。無料プラン+事前決済3.5%、月額制11,000円、成果報酬制の3体系。
Nutmeg(ナツメグ)
0円〜現地体験(ツアー・アクティビティ・スパ・レストラン)向けの予約サイト開設サービス。ベーシックプランは登録料・初期費用・月額無料で、予約成立時のオンライン予約手数料3.0%(+カード決済手数料3.6%)のみ。多言語・事前決済に対応し、上位のStandard/Premiumプランも用意。
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