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社会福祉法人の会計システム比較5選|WAM NET対応で選ぶ

社会福祉法人の会計システムは価格公開率40%。PCAが月19,200円(税抜)・初期0円、福祉大臣NXが月20,533円(税込・1ライセンス1年契約)で、税抜に揃えると福祉大臣NXのほうが安くなります。

社会福祉法人向け会計システムのおすすめ(目的別の早見表)

社会福祉法人向けの会計システムは、金額を公開しているのが2社です(価格公開率40%)。

PCA社会福祉法人会計DX クラウドが月額19,200円(税抜)から、福祉大臣NXが月額20,533円(税込・1ライセンス1年契約)からで、いずれも初期費用0円。残る3社は個社見積りになります。

したがって比べるべきは金額ではなく、WAM NETへの出力対応提供形態(クラウドか買い切りか)、周辺システムとの連携の3つです。

導入目的おすすめのタイプ主なサービス
金額を先に知りたい月19,200円〜(税抜)・初期0円・保守/バージョンアップ込み。JIIMA/SOC1/SOC2/ISMS取得PCA社会福祉法人会計DX クラウド
法人内にサーバーを置きたい月20,533円〜(税込・1ライセンス1年契約)・初期費用無料。買い切りパッケージとプライベートクラウドを選択可福祉大臣NX
期中に予算を何度も組み替える最大14回の補正予算。一度の仕訳入力で区分別の財務諸表を自動生成MJSLINK DX 財務大将(社会福祉法人決算書)
決算の整合確認を楽にしたい決算チェックリストと試算表からの元帳直接確認。WAM NET用CSV出力SERVE 財務会計
就労支援事業会計まで必要freee会計+福祉freee。OCR証憑読み取り・給与連携でクラウド完結社会福祉法人 with freee(freee会計)

社会福祉法人向け会計システムとは?

社会福祉法人向けの会計システムとは、社会福祉法人会計基準に沿って拠点区分・サービス区分ごとの財務諸表を作るためのシステムです。

一般企業の会計と形が違います。法人全体だけでなく事業区分・拠点区分・サービス区分ごとに財務諸表を作り、共通の費用は区分へ配賦する。さらに資金収支計算書・事業活動計算書・貸借対照表という3つの計算書類が求められます。市販の会計ソフトでは対応できません。

掲載5サービスとも社会福祉法人会計基準に対応し、区分別の管理を標準機能として備えています。差が出るのはその周辺です。

料金を公開しているのは2社

サービス料金提供形態
PCA社会福祉法人会計DX クラウド月19,200円〜(税抜)・初期費用0円。保守/バージョンアップ込みクラウド(SaaS)
福祉大臣NX月20,533円〜(税込・1ライセンス1年契約)・初期費用無料買い切りパッケージ+プライベートクラウド(タイプDC)
MJSLINK DX 財務大将非公開(利用人数・拠点区分数などで個社見積り)クラウド/オンプレミス
SERVE 財務会計非公開(買い切りはソフト購入費が発生)パッケージ/クラウドの両系統
社会福祉法人 with freee非公開(利用人数・拠点区分数などで別途見積り)クラウド(SaaS)

価格公開率は40%(2/5)です。 当メディアの試算では、PCA社会福祉法人会計DX クラウドの年額は230,400円(税抜)、福祉大臣NXは年額246,396円(税込)になります。税抜に揃えると福祉大臣NXは月18,667円・年224,000円にあたり、PCAより月533円安いという関係です。

無料プランは掲載5サービスにありません。トライアルは2社(40%)が用意しています。

WAM NETへの出力対応は横並びではない

社会福祉法人は財務諸表等をWAM NET(独立行政法人福祉医療機構)で公表します。この出力に対応しているかは毎年の実務に直結します。

サービスWAM NET対応
PCA社会福祉法人会計DX クラウド電子開示との連携+介護サービス事業者経営情報データの作成
福祉大臣NX電子開示システムへのファイル出力
SERVE 財務会計WAM NET用のCSV出力
MJSLINK DX 財務大将記載なし
社会福祉法人 with freee社会福祉法人向け公式ページ上に明記なし

対応を明示しているのは3社です。明記がないサービスを検討する場合は、問い合わせで確認してください。対応がなければ、提出用のデータを別途作り直す作業が毎年発生します。

予算と決算の作り込みで差が出る

  • MJSLINK DX 財務大将最大14回の補正予算に対応。資金繰り管理・事業セグメント管理も。一度の仕訳入力で法人全体/事業区分別/拠点区分別/サービス区分別の財務諸表を自動生成
  • SERVE 財務会計:予算管理と予算流用に対応。決算チェックリストで整合性を確認、試算表から元帳を直接確認できる
  • PCA社会福祉法人会計DX クラウド最大5階層の科目と配賦に対応
  • 社会福祉法人 with freee:拠点区分・サービス区分の配賦仕訳、予算管理に対応。就労支援事業会計にも対応
  • 福祉大臣NX:拠点区分・サービス区分の管理と3つの計算書類の作成に対応

社会福祉法人では期中に予算を組み替える運用が発生します。補正の回数や流用の扱いが自法人の運用に合うかは、導入前に確かめておきたい点です。

社会福祉法人向け会計システムの選び方(5つのポイント)

  1. WAM NET電子開示への出力に対応しているかを確かめる。明示は3社です
  2. クラウドか買い切りパッケージかを決める。法人内にサーバーを置けるかで変わります
  3. 月額に保守とバージョンアップが含まれるかを見る。会計基準は改正されます
  4. 予算管理の細かさを確認する。補正の回数や流用の扱いが実務に合うかです
  5. 給与や施設系システムとの連携範囲を見る。会計だけ切り出すと転記が残ります

社会福祉法人向け会計システムのタイプ別分類

価格公開・クラウド型

月19,200円〜(税抜)・初期0円・保守込み。WAM NET連携+介護経営情報データ、認証多数

PCA社会福祉法人会計DX クラウド
形態選択型

月20,533円〜(税込・1ライセンス1年契約)・初期費用無料。買い切りパッケージとプライベートクラウド(OS/SQL・保守込み)を選べます

福祉大臣NX
区分別自動生成・予算重視型

一度の仕訳で4粒度の財務諸表。最大14回の補正予算、資金繰り・セグメント管理

MJSLINK DX 財務大将(社会福祉法人決算書)
決算支援特化型

決算チェックリスト・試算表から元帳直接確認・予算流用。WAM NET用CSV出力、保育園/こども園も

SERVE 財務会計
クラウド完結・就労支援対応型

freee会計+福祉freeeのAPI連携。OCR証憑読み取り・給与自動仕訳、就労支援事業会計

社会福祉法人 with freee(freee会計)

おすすめの社会福祉法人向け会計システム5選

PCA社会福祉法人会計DX クラウド

ピー・シー・エー株式会社

公式サイト ↗
PCA社会福祉法人会計DX クラウドの公式サイト(トップページ)
  • 概要:掲載5社で唯一金額を公開しており、保守とバージョンアップまで月額に含まれます。
  • 特徴
    • 月額19,200円(税抜)〜・初期費用0円保守・バージョンアップ込みで追加費用なし
    • WAM NET電子開示との連携介護サービス事業者経営情報データの作成に対応
    • 最大5階層の科目と配賦。PCA FinTech(口座・カード自動仕訳)・「ほのぼのNEXT」とAPI連携
  • 料金:当メディアの試算で年230,400円(税抜)。同時利用ユーザー数とプランで変動します。
  • 注意点:金額はユーザー数・プランで変動します。下限のみの公開なので、規模を伝えて見積りを取ってください。
  • こんな企業に向いている:金額を先に把握したい法人、介護・保育の現場システムを併用する法人。

福祉大臣NX

応研株式会社

公式サイト ↗
福祉大臣NXの公式サイト(トップページ)
  • 概要:買い切りのパッケージ版とプライベートクラウド版を選べる社会福祉法人向け会計システムです。
  • 特徴
    • 買い切りパッケージ(オンプレミス)プライベートクラウド(タイプDC)を選択可
    • クラウド版はOS・SQLライセンスと保守が込み(契約者ごとの専有環境)
    • WAM NET電子開示システムへのファイル出力に対応。特養・保育・就労支援など幅広い業態
  • 料金月額20,533円(税込)から。公式の注記は「1ライセンス・1年契約の場合です。」で、年額パック1年1CLの246,400円(税込)に対応します。初期費用は無料ですが、注記のとおりセットアップ・設定・指導の各費用とインターネット接続費用は含まれません。パッケージ版は買い切りのソフト購入費が発生します。
  • 注意点初期費用は無料と表示されますが、セットアップ・設定・指導の費用は別途です。セキュリティ認証については公式ページ上に記載がありません。
  • こんな企業に向いている:法人内にサーバーを置きたい法人、専有環境を求める法人。

MJSLINK DX 財務大将(社会福祉法人決算書)

社会福祉法人会計)(株式会社ミロク情報サービス

公式サイト ↗
MJSLINK DX 財務大将の公式サイト(トップページ)
  • 概要:一度の仕訳入力で区分別の財務諸表を自動生成し、最大14回の補正予算に対応します。
  • 特徴
    • 一度の仕訳入力で複数の財務諸表を作成(法人全体/事業区分別/拠点区分別/サービス区分別の4粒度)
    • 最大14回の補正予算に対応(掲載5社で回数を明示している唯一のサービス)
    • 資金繰り管理・事業セグメント管理に対応。クラウド/オンプレミスの両方で提供
  • 料金:利用人数や拠点区分数などに応じた個社見積り。金額は非公開です。
  • 注意点WAM NET対応の記載がありません。金額と初期費用も要問い合わせです。
  • こんな企業に向いている:区分の数が多い法人、期中に予算を何度も組み替える法人。

SERVE 財務会計

メシウス株式会社

公式サイト ↗
SERVE 財務会計の公式サイト(トップページ)
  • 概要:社会福祉法人会計基準に特化し、決算の整合確認を支える機能を備えたシステムです。
  • 特徴
    • 試算表から元帳を直接確認でき、残高不一致の原因を追える
    • 決算チェックリストで計算書類の整合性を確認。予算管理と予算流用の両方に対応
    • WAM NET用のCSV出力に対応。保育園・こども園も対象、SERVEシリーズの保育管理・経理と連携
  • 料金:非公開。買い切りの場合はソフトの購入費が発生します。
  • 注意点提供形態の詳細と料金がいずれも要問い合わせです。公式の製品ページはクラウド会計システムとして訴求していますが、買い切りの可否は確認が必要です。
  • こんな企業に向いている:決算の整合確認に時間を取られている法人、保育園・こども園を運営する法人。

社会福祉法人 with freee(freee会計)

freee株式会社

公式サイト ↗
社会福祉法人 with freeeの公式サイト(トップページ)
  • 概要:freee会計で日常経理、福祉freeeで社福決算という2段構えのクラウド型サービスです。
  • 特徴
    • freee会計+福祉freeeをAPI連携(日常の入力は一般のクラウド会計と同じ操作)
    • 就労支援事業会計に対応(掲載5社で明示している唯一のサービス)
    • OCRによる証憑の自動読み取り、freee人事労務・給与計算との自動仕訳
  • 料金:利用人数や拠点区分数などに応じた別途見積り。金額は非公開です。
  • 注意点社会福祉法人向け公式ページ上にWAM NET対応の明記がありません。検討の際は問い合わせで確認してください。
  • こんな企業に向いている:就労支援事業を運営する法人、日常の経理から効率化したい法人。

状況別のおすすめ

金額を先に知りたい:PCA社会福祉法人会計DX クラウド(月19,200円〜・税抜)か福祉大臣NX(月20,533円〜・税込)です。金額を公開しているのはこの2社です。

保守やバージョンアップの追加費用を避けたい:PCA社会福祉法人会計DX クラウドです。月額に含まれます。

法人内にサーバーを置きたい:福祉大臣NXです。買い切りパッケージとプライベートクラウドを選べます。

区分が多く仕訳の手間を減らしたい:MJSLINK DX 財務大将です。一度の入力で4粒度の財務諸表が揃います。

期中に予算を何度も組み替える:MJSLINK DX 財務大将です。最大14回の補正予算に対応します。

決算の整合確認に時間がかかる:SERVE 財務会計です。決算チェックリストと元帳の直接確認を備えます。

就労支援事業がある:社会福祉法人 with freeeです。就労支援事業会計に対応します。

社会福祉法人向け会計システムのデメリット・注意点

  • 金額を公開しているのは2社:価格公開率は40%です
  • WAM NET対応が横並びではない:明示は3社で、2社は記載がありません
  • 無料プランがない:掲載5サービスとも0%です(トライアルは2社=40%)
  • 買い切りは初期の負担が大きい:福祉大臣NXのパッケージ版とSERVE 財務会計はソフト購入費が発生します
  • 会計基準の改正がある:保守やバージョンアップの費用が別に発生するかを確認してください
  • セキュリティ認証の明示は1社のみ:PCA社会福祉法人会計DX クラウド以外は記載がありません

社会福祉法人向け会計システム導入の流れ

  1. WAM NETへの提出方法を確認する:対応の有無で候補が絞られます
  2. 運営している事業種別を洗い出す:就労支援を含むなら対応の明示があるものを選びます
  3. 拠点区分・サービス区分の数を数える:区分が多いほど自動生成の効果が出ます
  4. 予算の補正回数と流用の要否を決める:実務に合う水準かを確かめます
  5. クラウドか買い切りかを決める:保守を誰が持つかで形が変わります

社会福祉法人向け会計システムのよくある質問

料金相場はいくら?

掲載5サービスのうち金額を公開しているのは2社(価格公開率40%)です。PCA社会福祉法人会計DX クラウドが月額19,200円(税抜)から・初期費用0円で年230,400円、福祉大臣NXが月額20,533円(税込・1ライセンス1年契約)から・初期費用無料で年246,396円になります。残る3社は個社見積りです。

WAM NETへの提出に対応している?

PCA社会福祉法人会計DX クラウドは電子開示との連携と介護サービス事業者経営情報データの作成、福祉大臣NXは電子開示システムへのファイル出力、SERVE 財務会計はWAM NET用のCSV出力に対応します。MJSLINK DX 財務大将と社会福祉法人 with freeeは明記がありません。

クラウドと買い切りのどちらを選べる?

PCA社会福祉法人会計DX クラウドと社会福祉法人 with freeeはクラウド、福祉大臣NXは買い切りパッケージとプライベートクラウド、SERVE 財務会計はパッケージとクラウドの両系統、MJSLINK DX 財務大将はクラウドとオンプレミスの提供があります。

拠点区分やサービス区分ごとの財務諸表を作れる?

掲載5サービスとも対応しています。MJSLINK DX 財務大将は一度の仕訳入力で法人全体・事業区分別・拠点区分別・サービス区分別の4粒度を自動生成し、PCA社会福祉法人会計DX クラウドは最大5階層の科目と配賦に対応します。

就労支援事業会計にも対応している?

社会福祉法人 with freeeが対応を明示しています。福祉大臣NXも就労支援を含む幅広い福祉業態を対象としています。自法人の事業種別が対象に含まれるかは問い合わせで確認してください。

保守やバージョンアップの費用は別途かかる?

PCA社会福祉法人会計DX クラウドは月額に保守とバージョンアップが含まれ、追加費用がかかりません。福祉大臣NXのクラウド版はOS・SQLライセンスと保守が込みです。買い切りのパッケージ版はソフト購入費が発生します。

まとめ

社会福祉法人向けの会計システムは、掲載5社のうち金額を公開しているのが2社です(価格公開率40%)。PCA社会福祉法人会計DX クラウドが月額19,200円(税抜)から・初期費用0円で保守とバージョンアップまで月額に含まれ、福祉大臣NXが月額20,533円(税込・1ライセンス1年契約)から・初期費用無料です。

会計基準への対応は5社とも横並びです。差が出るのはWAM NETへの出力対応で、明示しているのはPCA社会福祉法人会計DX クラウド、福祉大臣NX、SERVE 財務会計の3社です。明記がないサービスは問い合わせで確認してください。対応がなければ、提出用のデータを毎年作り直す作業が残ります。

そのうえで運用に合わせて選んでください。区分が多いならMJSLINK DX 財務大将(一度の仕訳で4粒度の財務諸表)、期中の予算組み替えが多いなら同じくMJSLINK DX 財務大将(最大14回の補正予算)、決算の整合確認に時間がかかるならSERVE 財務会計、就労支援事業があるなら社会福祉法人 with freee、法人内にサーバーを置きたいなら福祉大臣NXが候補になります。

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