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倉庫管理システム(WMS)

倉庫管理システム(WMS)とは、入荷・出荷・在庫・ロケーション管理・ピッキング・検品・棚卸といった倉庫内のオペレーションを管理するシステムです。紙の指示書とExcelの在庫表で回している状態から、ハンディ端末やスマホでの実績入力に置き換え、在庫のずれと誤出荷を減らします。掲載5社は課金の軸が利用人数ではなく月間の出荷件数で、無料枠を超えたときの従量単価によって順位が入れ替わります。

掲載 5 サービス料金公開率 80 %最終更新 2026.07

倉庫管理システム(WMS)とは

倉庫管理システムを比べるうえで押さえたいのは、課金の軸が利用人数ではないことです。掲載5社のうちアカウント数で課金するのはクラウドトーマス(月額90,000円に1〜5アカウント込み、6アカウント目以降は1つ月5,000円)だけで、mylogiとロジクラは月間の出荷件数で料金が決まります。W3 mimosaも月額基本料に使用量に応じた従量課金が加わる構成です。

出荷件数で課金される以上、比較は自社の出荷規模を当てはめないと成立しません。年契約ベースで試算すると、月300件ではロジクラのLiteが12,800円(300件まで無料)、mylogiのBasicが15,000円に従量200件ぶん×30円を足して21,000円で、21,000円÷12,800円=1.64倍とロジクラが安くなります。

ところが出荷が増えると関係が逆転します。ロジクラのPremium(年契約月40,000円・2,000件まで無料、2,001件〜10円/件)とmylogiのPremium(月60,000円・出荷件数無制限・超過料金なし)を比べると、月4,000件のとき40,000円+2,000件×10円=60,000円でちょうど並びます。月10,000件では40,000円+3,000件×10円+5,000件×5円=95,000円となり、95,000円÷60,000円=1.58倍でmylogiが安くなります。月50,000件では295,000円と60,000円で4.92倍の開きです。

掲載5社の料金公開率は80%(4/5)で、当メディアが扱ってきたカテゴリの中でも高い水準です。金額が出ているぶん試算はしやすい一方、無料枠の件数と超過単価が製品ごとに違うため、月額の数字だけを並べても意味を持ちません。この記事では出荷件数・ハンディ端末・導入までの期間の3点から整理します。

倉庫管理システム(WMS)の検索需要トレンド

↘ 下降傾向検索インタレストの推移(Googleトレンド・0〜100の相対指数・月平均)
2024.07平均 65(点線)2026.07

「倉庫管理」の検索指数は25か月で52〜76の範囲を推移し、平均は65.1です。最低は2025年12月の52、最高は2026年2月の76で、先頭65に対し末尾72と緩やかに上向いています。2025年後半に一度50台まで落ち込んだあと2026年2月に期間中最高値をつけ、直近も6月73・7月72と高い水準を保っています。EC出荷の増加と現場の人手不足を背景に、関心が底堅く続いている領域です。(出典:Googleトレンド/キーワード「倉庫管理」)

倉庫管理システム(WMS)の選び方の要点

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自社の月間出荷件数を先に数える

掲載5社の課金の軸は利用人数ではなく出荷件数です。mylogiはBasic(月15,000円・出荷300件まで・従量は100件まで無料で101件目から30円/件)、Standard(月30,000円・1,000件まで・1,001件目から20円/件)、Premium(月60,000円・出荷件数も倉庫数もユーザー数も無制限で超過料金なし)の3プラン。ロジクラはLite(年契約月12,800円・300件まで無料・301件目から25円/件・拠点1)とPremium(年契約月40,000円・2,000件まで無料・2,001件〜10円/5,001件〜5円/50,001件〜2円・拠点2)です。見積りを取る前に、月間の出荷件数と繁忙期の変動幅を把握してください。

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無料枠を超えたときの従量単価で順位が入れ替わる

月300件ならロジクラLiteが12,800円、mylogi Basicが15,000円+200件×30円=21,000円で1.64倍の差がつきますが、出荷が増えると逆転します。ロジクラPremium(年契約月40,000円・2,001件〜10円/件)とmylogi Premium(月60,000円・無制限)は月4,000件のとき40,000円+2,000件×10円=60,000円で並び、月10,000件では95,000円と60,000円で1.58倍、月50,000件では295,000円と60,000円で4.92倍とmylogiが有利になります。出荷が伸びる見込みがあるなら、無制限プランの位置を先に確認しておくと安全です。

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ハンディ端末を用意するかどうかを確認する

倉庫の現場作業はハンディ端末での読み取りが基本になりますが、端末の調達方法は製品で分かれます。ロジクラはiPhone・スマホをハンディターミナルの代わりに使えるため、専用機器を用意せずに始められます。mylogiはバーコード検品用のスマホアプリを提供しておらずKEYENCE端末を推奨しており、タブレットとバーコードリーダーの組み合わせでも利用できます(ハンディターミナルの貸出は有料オプション)。ロジザードZEROとW3 mimosaはハンディ端末・スマホの両方に対応します。端末代を初期費用に含めて見積もってください。

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導入までの期間と初期費用の構成を見る

W3 mimosaは150以上の機能を標準搭載し、物流・製造・アパレル・EC・3PL・食品といった業界別テンプレートによってノンカスタマイズで最短1週間・最短5営業日から導入できます。最低契約期間は1か月で、IT導入補助金の対象として導入費用の最大50%を補助申請できます。mylogiは初期費用0円で最短3営業日から利用開始できます。クラウドトーマスは初期費用がオプション制で、現地調査5万円〜・要件定義10万円〜・導入支援20万円〜から必要なものだけを選べます。ロジクラはオンラインミーティング全3回を含む導入支援の初期費用が発生し、1年経過後は年間保守30,000円がかかります。

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標準機能でどこまで賄えるかを確かめる

倉庫の運用は現場ごとに違うため、カスタマイズが前提になると費用も期間も膨らみます。ロジザードZEROは機能が豊富で、約7割の顧客が標準機能・標準料金プランで導入しており、必要に応じてアドオン開発プランや専用環境プランを選べます。W3 mimosaは150以上の機能を標準搭載しています。クラウドトーマスは40期を超える物流代行事業で自社倉庫を運用してきたノウハウを反映しており、現場で実際に使われてきた機能構成である点が特徴です。標準でどこまで賄えるかは、デモの段階で自社の作業手順を当てて確かめてください。

倉庫管理システム(WMS)の比較一覧(全5サービス)

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ロジクラのロゴ

ロジクラ

月額12,800円〜

スマホ・iPhoneをハンディ端末代わりに使えるEC・小売向けのクラウド物流サービス。入出荷・検品・ピッキング・在庫管理をアプリで効率化し、Lite(年契約時 月12,800円税抜)から。出荷件数に応じた従量課金制で、14日間の無料トライアルあり。

無料トライアル14日
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mylogiのロゴ

mylogi

月額15,000円〜

EC物流に特化したクラウド型のOMS+WMS一体サービス。受注管理と倉庫の入出荷・在庫・ピッキングをまとめて管理でき、初期費用0円・月額15,000円(Basic)から。出荷件数・倉庫数・ユーザー数の帯で3プランを用意する。

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W3 mimosaのロゴ

W3 mimosa

月額37,500円〜

150以上の機能を標準搭載するSaaS型WMS。物流・製造・アパレル・EC・3PL・食品などの業界別テンプレートを備え、ノンカスタマイズで最短1週間から利用開始。ライトプラン月額37,500円〜。複数拠点の一元管理に対応し、IT導入補助金の対象。

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クラウドトーマスのロゴ

クラウドトーマス

月額90,000円〜

物流代行の関通が自社倉庫の運用ノウハウから開発したクラウド型WMS。入出荷・ロケーション・ピッキング・検品・棚卸を管理し、月額90,000円(税抜・1〜5アカウント込)から。導入1,000社超、ITトレンドWMS部門で複数年1位。上位版クラウドトーマスProも提供。

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ロジザードZEROのロゴ

ロジザードZERO

要問い合わせ

国内外1,800以上の物流現場で稼働するクラウド型WMS。入出荷・ロケーション管理・ピッキング・検品・棚卸などの倉庫内オペレーションを標準機能で幅広くカバーし、EC・小売・3PLまで対応。約7割が標準機能・標準料金プランで導入する。料金は初期+月額のシンプル体系だが金額は要問い合わせ。

SaaSを提供している企業さまへ
サービスの掲載・情報の更新を受け付けています

掲載は無料掲載と有料掲載の2つです。無料掲載は1カテゴリまでで、相互リンクのご協力が必要。 有料掲載は月額20,000円(税抜)で相互リンクが不要になり、この一覧とおすすめ比較記事の最上部に固定して掲載します。 「料金改定を反映してほしい」といった訂正のご相談も同じ窓口で、こちらは費用はかかりません。

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倉庫管理システム(WMS)のよくある質問

倉庫管理システムの料金相場はいくらですか?
掲載5社はいずれも1ユーザーあたりの月額ではなく企業・拠点単位の定額のため、当メディアでは1ユーザー単価の相場を算出していません。最安プランの年間コストで見ると、ロジクラが153,600円(Lite年契約・月12,800円×12)、mylogiが180,000円(Basic・月15,000円×12)、W3 mimosaが450,000円(ライト・月37,500円×12)、クラウドトーマスが1,080,000円(月90,000円×12)です。最安と最高では1,080,000円÷153,600円=約7.03倍の差があります。ロジザードZEROは料金非公開で、料金表請求・問い合わせでの確認になります。
料金は利用人数で決まりますか?
掲載5社で人数(アカウント数)が料金に効くのはクラウドトーマスのみで、月額90,000円(税抜)に1〜5アカウントの利用料が含まれ、6アカウント目以降は1アカウントにつき月5,000円が追加されます。mylogiとロジクラは月間の出荷件数で料金が決まり、mylogiのPremium(月60,000円)はユーザー数も無制限です。W3 mimosaは拠点・企業単位の月額に使用量に応じた従量課金が加わります。見積りを依頼する際は利用者数ではなく、月間の出荷件数と拠点数を伝えると話が早く進みます。
出荷件数が増えると費用はどう変わりますか?
無料枠と超過単価によって伸び方が違います。年契約ベースで試算すると、月300件ではロジクラLiteが12,800円、mylogi Basicが15,000円+200件×30円=21,000円で1.64倍の差です。ところが月4,000件になるとロジクラPremiumが40,000円+2,000件×10円=60,000円、mylogi Premiumが60,000円でちょうど並びます。月10,000件ではロジクラが40,000円+3,000件×10円+5,000件×5円=95,000円、mylogiが60,000円で1.58倍、月50,000件では295,000円と60,000円で4.92倍とmylogiが有利になります。出荷の伸びを見込むなら、超過料金のない無制限プランの位置を先に確認してください。
ハンディ端末は別途用意する必要がありますか?
製品によります。ロジクラはiPhone・スマホをハンディターミナルの代わりに使えるため、専用機器を用意せずに始められます。mylogiはバーコード検品用のスマホアプリを提供しておらずKEYENCE端末を推奨しており、タブレットとバーコードリーダーの組み合わせでも利用できます(ハンディターミナルの貸出は有料オプション)。ロジザードZEROとW3 mimosaはハンディ端末・スマホでの現場作業に対応します。専用端末は1台あたりの単価が高いため、必要台数と調達方法を初期費用に含めて見積もってください。
無料トライアルはありますか?
掲載5社のうち無料トライアルがあるのはロジクラの1社(20%)で、14日間は最上位プランの全機能を無料で利用できます。日数を公開しているのもこの1社のみです。クラウドトーマスは「試せる」を訴求して導入前の試用・無料デモ相談に対応し、W3 mimosaは無料デモ体験を実施していますが、いずれも無料トライアル期間の明示はありません。mylogiは資料ダウンロードとデモお試しの窓口があり、ロジザードZEROは料金表請求・問い合わせでの確認になります。
導入までどのくらいかかりますか?
W3 mimosaは150以上の機能を標準搭載し、物流・製造・アパレル・EC・3PL・食品といった業界別テンプレートによってノンカスタマイズで最短1週間・最短5営業日から導入できるとしています。mylogiは公式FAQで最短3営業日から環境を用意できると案内しています。ロジクラはオンラインミーティング全3回を含む導入支援が初期費用に含まれます。クラウドトーマスは現地調査・要件定義・導入支援をオプションで選ぶ形です。ロジザードZEROは約7割が標準機能・標準料金プランで導入しており、カスタマイズを伴う場合はアドオン開発プランや専用環境プランになります。
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