出張管理システムのおすすめ(目的別の早見表)
出張管理システムの料金は3つの形に分かれます。
手配1件ごとの従量がBORDER(初期0円・月額0円/国内550円〜・海外1,100円〜・税込)、実費のみが出張手配プラス(初期0円・月額0円)、月額基本料がTravel Manager(月々5万円から)です。AI TravelとSAP Concur Travelは金額も課金モデルも非公開で、掲載5サービスの価格公開率は60%です。
つまり出張の件数が少ないほど従量、多いほど月額が有利になります。年間の出張件数を数えることが選定の起点です。
| 導入目的 | おすすめのタイプ | 主なサービス |
|---|---|---|
| 件数が少なくスモールスタートしたい | 初期0円・月額0円。手配1件 国内550円〜/海外1,100円〜(税込) | BORDER |
| 固定費なしで手配窓口を一元化したい | 初期0円・月額0円で手配実費のみ。導入3,000社突破 | 出張手配プラス |
| 安否確認まで求めたい | 月々5万円〜。GPS・位置情報での安否確認、電子帳簿保存法対応の経費精算連携 | Travel Manager |
| 手配のスピードを上げたい | 国内外を1画面で横断検索・最短5分で予約・事前立替不要 | AI Travel |
| 規程遵守を仕組みで担保したい | トラベルポリシー遵守を自動担保、Concur Expense/Invoiceと統合 | SAP Concur Travel |
出張管理システムとは?
出張管理システムとは、出張の申請・承認から航空券やホテルの手配、旅程の管理、経費精算への連携までを一つで扱うサービスです。
多くの会社では、担当者が個別に予約して立て替え、後から領収書を集めて精算しています。この運用では規程に合っているかは事後にしか分からず、誰がどこにいるのかも把握できません。
出張管理システムは、申請から手配、請求までを1つの流れにまとめ、個人の立て替えを廃止して一括請求に切り替えます。
料金は3つの形に分かれる
| サービス | 課金の形 | 金額 |
|---|---|---|
| BORDER | 手配1件ごとの従量 | 初期0円・月額0円。国内550円〜/件・海外1,100円〜/件(税込)。複数予約でも定額 |
| 出張手配プラス | 実費のみ | 初期0円・月額0円。手配した交通・宿泊の実費を請求書払い(手数料の記載なし) |
| Travel Manager | 月額基本料 | 月々5万円から(下限のみ公開)。初期費用は要問い合わせ |
| AI Travel | 非公開 | 金額も課金モデルも非公開 |
| SAP Concur Travel | 非公開 | 製品構成×企業規模の個社見積り |
初期費用0円で始められるのはBORDERと出張手配プラスです。出張が年に数回という企業でも、導入によって固定費が増えることがありません。
Travel Managerは月々5万円からの固定費が発生しますが、件数が多いほど1件あたりの負担は下がります。
危機管理・安否確認の対応が分かれる
| サービス | 危機管理 |
|---|---|
| Travel Manager | GPS・位置情報による安否確認 |
| SAP Concur Travel | 出張者の所在把握と危機管理を強化 |
| BORDER | 居場所確認・在外公館連携 |
| 出張手配プラス | 危機管理機能あり |
| AI Travel | 公式サイト上に明記なし |
海外出張が多い企業ほど、この機能の有無が効いてきます。災害や事故が起きたとき、誰がどこにいるかを把握できることが対応の前提になります。
出張規程の遵守と経費精算の連携
規程に合わない予約を事後に見つけても手遅れです。
- SAP Concur Travel:トラベルポリシーの遵守を自動で担保。Concur Expense/Invoiceと統合
- BORDER:役職・エリア別の上限設定と規程外アラート。多段階・条件分岐の承認ワークフロー
- Travel Manager:出張規程の適合確認とCIQ適合確認。経費精算連携は電子帳簿保存法に対応
- AI Travel:出張申請・予約情報の一元管理、経費精算連携、コスト可視化
- 出張手配プラス:出張申請〜手配〜請求を一元管理・請求書ダウンロード(外部連携の明記なし)
手配と精算が分かれていると転記が残ります。既存の経費精算システムとつなぎたい場合は、連携の可否を先に確認してください。
出張管理システムの選び方(5つのポイント)
- 課金が「手配1件ごと」か「月額」かを見分ける。件数から逆算します
- 危機管理・安否確認まで必要かを決める。海外出張の多さで判断します
- 出張規程の遵守をシステムで担保できるかを見る。事後の是正では遅すぎます
- 経費精算との連携範囲を確かめる。連携がないと転記が残ります
- 手配できる範囲の広さを比べる。ビザや通訳まで頼めるかで窓口の数が変わります
出張管理システムのタイプ別分類
初期0円・月額0円。国内550円〜/海外1,100円〜、ビザ・通訳までチャットで依頼
初期0円・月額0円で手配実費を請求書払い。貸切バス・会議室まで対応、導入3,000社超
月々5万円〜。GPS安否確認、CIQ適合確認、電子帳簿保存法対応の経費精算連携
国内外を1画面で横断検索、最短5分で予約、事前立替不要、累計60万人超
トラベルポリシー遵守を自動担保。Concur Expense/Invoice統合、6,600万人超が利用
おすすめの出張管理システム5選
- 概要:初期0円・月額0円で、手配1件あたりの手数料だけがかかる従量課金のサービスです。
- 特徴:
- 初期0円・月額0円。手配1件あたり国内550円〜・海外1,100円〜(税込)、複数予約でも定額
- 航空券・新幹線・ホテル・レンタカーに加えてWiFi・海外保険・ビザ・送迎・通訳までチャットでワンストップ
- 役職・エリア別の上限設定と規程外アラート、多段階・条件分岐の承認ワークフロー、一括請求で立替廃止
- 料金:手配1件あたりの手数料のみ。ビザ申請等の特殊手配は別途見積りです。
- 注意点:件数が多いほど手数料が積み上がります。月額型のTravel Manager(月々5万円〜)と件数で比べてください。
- こんな企業に向いている:出張が年に数回の会社、ビザや通訳まで一つの窓口で頼みたい会社。
- 概要:初期0円・月額0円で、手配した交通・宿泊の実費を請求書払いにできるサービスです。
- 特徴:
- 初期0円・月額0円。手配実費を請求書払いにでき、個人の立て替えを廃止できる
- 航空券・新幹線・ホテル・レンタカー・貸切バス・会議室(国内)、海外ビザ・現地送迎・WiFi・保険
- 申込み履歴の検索・部署/社員管理・請求書ダウンロード。導入3,000社突破
- 料金:手配した交通・宿泊の実費のみ。
- 注意点:手配手数料の有無と料率がサイト本文に明記されていません。外部の経費精算システムとの連携も明記がありません。
- こんな企業に向いている:固定費をかけずに手配窓口を一元化したい会社、国内の貸切バスや会議室も手配したい会社。
- 概要:月々5万円からの月額型で、GPSによる安否確認まで備えた出張管理システムです。
- 特徴:
- GPS・位置情報による安否確認と危機管理
- 出張規程の適合確認に加えてCIQ(税関・出入国管理・検疫)適合確認、海外情報配信
- 経費精算連携は電子帳簿保存法に対応。稟議申請から報告まで一元管理
- 料金:月々5万円から(下限のみ公開)。詳細プランと初期費用は要問い合わせです。
- 注意点:固定費が発生します。出張が年に数回なら、初期0円・月額0円のBORDERや出張手配プラスのほうが軽くなります。
- こんな企業に向いている:海外出張が多い会社、安否確認を仕組みで持ちたい会社。創業1982年・全国22拠点・24時間365日の自社対応。
- 概要:国内外のホテル・航空券・新幹線を1画面で横断検索でき、最短5分で予約できるクラウドです。
- 特徴:
- 国内外を1画面で横断検索(予約サイトを行き来する工程がなくなる)
- 最短5分で予約・事前立替不要
- 出張申請と予約情報の一元管理、経費精算連携、コスト可視化。累計60万人超が利用
- 料金:公式の料金ページも要問い合わせ。金額だけでなく課金モデルも非公開です。
- 注意点:手配手数料型か月額型かも公表されていません。危機管理についても公式サイト上に明記がありません。
- こんな企業に向いている:急な出張が多い会社、手配にかかる時間を短くしたい会社。
- 概要:出張規程の遵守を自動で担保し、経費・請求書まで統合するエンタープライズ向けサービスです。
- 特徴:
- トラベルポリシーの遵守を自動で担保(予約の段階で判定する)
- Concur Expense/Concur Invoiceと統合し、出張・経費・請求書を1つの基盤で扱える
- グローバル6,600万人超の利用実績。App Centerによる外部サービス連携
- 料金:Standard(中堅・中小向け)/Professional(中堅・大企業向け)の個社見積り。金額は非公開です。
- 注意点:料金が非公開です。組織が小さい場合は、初期0円・月額0円の2社と比べて過剰になる可能性があります。
- こんな企業に向いている:規程が複雑な会社、海外拠点を含めて仕組みを統一したい会社。
状況別のおすすめ
出張が年に数回:BORDERか出張手配プラスです。どちらも初期0円・月額0円です。
手配1件あたりの費用を知っておきたい:BORDERです。国内550円〜・海外1,100円〜(税込)と明示しています。
ビザや通訳まで頼みたい:BORDERです。チャットでワンストップに依頼できます。
海外出張が多く安否確認が要る:Travel Managerです。GPS・位置情報で所在を把握できます。
手配のスピードを上げたい:AI Travelです。1画面で横断検索し最短5分で予約できます。
規程が複雑で遵守を仕組みで担保したい:SAP Concur Travelです。予約の段階で判定します。
出張管理システムのデメリット・注意点
- 料金非公開が2社ある:AI TravelとSAP Concur Travelは課金モデルも非公開です
- 手数料の記載がない場合がある:出張手配プラスは手配手数料の有無と料率が明記されていません
- 従量は件数が増えると積み上がる:BORDERは1件ごとに手数料がかかります
- 月額は使わない月も発生する:Travel Managerは月々5万円からの固定費です
- 危機管理の明記がない場合がある:AI Travelは公式サイト上に記載がありません
- 無料プランもトライアルもない:掲載5サービスとも0%です
出張管理システム導入の流れ
- 年間の出張件数を数える:従量か月額かはここで決まります
- 国内と海外の比率を確認する:海外が多いなら危機管理と手配範囲が効いてきます
- 既存の経費精算システムを確認する:連携できるかで転記が残るかが変わります
- 出張規程の内容を整理する:上限や条件をシステムで表現できるかを見ます
- 手配してほしい範囲を決める:ビザ・通訳・貸切バスまで含むかで候補が変わります
出張管理システムのよくある質問
料金相場はいくら?
課金の形が3つに分かれるため単純な相場になりません。BORDERは初期0円・月額0円で手配1件あたり国内550円〜・海外1,100円〜(税込)、出張手配プラスは初期0円・月額0円で手配実費のみ、Travel Managerは月々5万円からです。AI TravelとSAP Concur Travelは非公開で、価格公開率は60%です。
初期費用はかかる?
BORDERと出張手配プラスは初期費用0円・月額0円です。Travel Managerは初期費用が要問い合わせで月々5万円からという下限のみ公開、AI TravelとSAP Concur Travelはいずれも要問い合わせです。
出張者の安否確認はできる?
Travel ManagerはGPS・位置情報による安否確認、BORDERは居場所確認と在外公館連携、SAP Concur Travelは出張者の所在把握と危機管理を備えます。出張手配プラスも危機管理機能を持ちます。AI Travelは公式サイト上に明記がありません。
出張規程に合わない予約を防げる?
BORDERは役職・エリア別の上限設定と規程外アラート、SAP Concur Travelはトラベルポリシーの遵守を自動で担保、Travel Managerは出張規程の適合確認に対応します。
経費精算と連携できる?
SAP Concur TravelはConcur Expense/Invoiceと統合、Travel Managerは電子帳簿保存法に対応した経費精算連携、BORDERは経費精算ツールとSlackの外部連携があります。出張手配プラスは外部連携の明記がありません。
ビザや通訳の手配も頼める?
BORDERはWiFi・海外保険・ビザ・送迎・通訳までチャットでワンストップに手配できます(特殊手配は別途見積り)。出張手配プラスも海外ビザ・現地送迎・WiFi・保険に対応し、国内では貸切バスや会議室も扱えます。
まとめ
出張管理システムは、年間の出張件数から選ぶと外しません。
件数が少ないなら初期0円・月額0円で始められるBORDER(手配1件あたり国内550円〜・海外1,100円〜・税込)か出張手配プラス(手配実費のみ)です。固定費が発生しないため、導入によって費用が増えることがありません。
件数が多く、海外出張の比率も高いなら月額型のTravel Manager(月々5万円〜)が候補になります。GPS・位置情報による安否確認を備え、CIQ適合確認や電子帳簿保存法対応の経費精算連携まで扱えます。
規程が複雑で遵守を仕組みで担保したいならSAP Concur Travel、手配のスピードを上げたいならAI Travelですが、どちらも料金が非公開です。比べるには見積りが必要になります。