チケット販売システム
チケット販売システムは、本ページ掲載5サービスすべてが初期費用も月額費用もかからず、販売手数料だけで使えます。そのため比べるべきは手数料の設計です。定率だけのもの、定率に1枚あたりの固定額が加わるもの、1枚あたりの固定額のみのものがあり、率も5%から10%まで開きがあります。チケットの単価によって、どの方式が有利かが入れ替わります。
チケット販売システムとは
定率のみで計算するのがLivePocket-Ticket・teket・EventRegistです。LivePocket-Ticketはチケット料金の5%、teketは自由席とライブ配信が8%・指定席が10%、EventRegistは全プラン共通で8%です。掲載5サービスの中でLivePocket-Ticketの5%が最も低い率となります。
Peatixは決済処理費用が4.9%に1枚あたり99円を加える形です。率だけを見ると最も低いのですが、1枚ごとの固定額があるため、単価の低いチケットほど実質的な負担が上がります。1,000円のチケットなら4.9%の49円に99円を加えて148円となり、実質14.8%相当になります。単価が上がるほどこの固定分の影響は小さくなります。
ZAIKOは1枚あたりの固定手数料がチケット単価に連動する方式で、さらに手数料を誰が負担するかを3通りから選べます。1,000円のチケットの場合、主催者の負担が0円で購入者が約209円を負担するNo fees、主催者29円・購入者約165円のSplit fees、主催者147円で購入者の追加負担がないCover feesです。LivePocket-Ticketも主催者と購入者のどちらが負担するかを選べます。
月額を払う選択肢を持つのはEventRegistだけです。Basicは月額無料で手数料8%、Basic+は月額基本料10万円で手数料は同じ8%、Premiumは機能とサポートによる変動制です。手数料が変わらないため、月額を払う理由は機能とサポートの範囲になります。BtoBのカンファレンスや展示会といった大規模イベントを想定した構成です。
チケット販売システムの検索需要トレンド
「チケット販売」の検索需要は月平均34.0で、25か月を通して25〜44の範囲に収まっています。指数が0まで落ちた月はありません。2024年は25〜32と低めでしたが、2025年に32〜38へ上がり、2026年に入ってからは37〜44で推移しています。最も高いのは2026年2月の44です。急激な変化はないものの、緩やかに関心が高まっている状態が続いています。(出典:Googleトレンド/キーワード「チケット販売」)
チケット販売システムの選び方の要点
定率のみで計算するのがLivePocket-Ticket(5%)・teket(自由席とライブ配信8%/指定席10%)・EventRegist(8%)です。Peatixは4.9%に1枚あたり99円を加える形、ZAIKOは1枚あたりの固定手数料がチケット単価に連動する方式です。定率だけなら単価が変わっても率は一定ですが、1枚あたりの固定額がある方式では単価によって実質的な負担が変わります。
Peatixの決済処理費用は4.9%に1枚99円を加える構成です。1,000円のチケットでは4.9%の49円に99円を加えて148円となり、実質14.8%相当になります。一方で10,000円のチケットなら490円に99円を加えて589円で、実質5.9%程度です。単価が上がるほど固定分の比重は下がります。低単価のチケットを大量に販売する場合と、高単価のチケットを少数販売する場合では、有利な方式が入れ替わります。
ZAIKOは手数料の負担を3通りから選べます。1,000円のチケットの場合、主催者の負担が0円で購入者が約209円を負担するNo fees、主催者29円・購入者約165円のSplit fees、主催者147円で購入者の追加負担がないCover feesです。LivePocket-Ticketも主催者と購入者のどちらが負担するかを選択できます。購入者に転嫁すれば主催者の手取りは増えますが、表示価格が上がるため販売への影響を考える必要があります。
売上を受け取る際の振込手数料は各社で異なります。Peatixがイベントページ単位で210円、teketが1回220円、LivePocket-Ticketが1回500円(税抜)です。LivePocket-Ticketはこれに加えてコンビニ決済が200〜400円(税抜)、あと払いが200円(税抜)かかります。ZAIKOは入金がイベント終了の翌月末までに処理されます。販売回数が多いほど振込手数料の差が積み上がります。
月額の選択肢を持つのはEventRegistだけです。Basicは月額無料で販売手数料8%、Basic+は月額基本料10万円で手数料は同じ8%です。手数料が変わらないため、月額を払う理由は機能とサポートの範囲にあります。同サービスはBtoBのカンファレンスや展示会、大規模セミナーを想定しており、参加者データの管理や受付・QR入場の運営体制が必要な場合の選択肢になります。
チケット販売システムの比較一覧(全5サービス)
EventRegist(イベントレジスト)
月額100,000円〜BtoBカンファレンス・大規模イベントの運営に強い電子チケット販売・参加者管理プラットフォーム(日経新聞社グループ)。チケット販売手数料は全プラン8%。無料のBasicに加え、月額基本料を公開する上位プラン(Basic+=月額10万円)を持つのが本カテゴリでは特徴的。
KDDIグループの電子チケット販売プラットフォーム。初期導入費・月間維持費・イベント登録料はすべて無料で、販売手数料はチケット料金の5%(主催者または購入者の負担を選択可)。ライブ/エンタメイベントのもぎり・QR入場や配信にも対応。
セミナー・コミュニティイベントに強い電子チケット販売プラットフォーム。初期登録料・月額費用は無料で、有料チケットが売れたときのみ決済処理費4.9%+99円/枚がかかる。当日現金払いや無料イベントは手数料無料。集客機能やライブ配信(Peatix Live)も提供。
teket(テケト)
0円〜NTTドコモ発(docomo STARTUP)の電子チケット販売・管理サービス。クラシック・音楽ライブ・舞台・スポーツ・自治体イベント等に対応し、審査なしで当日発券・販売ができる。基本使用料・発券手数料は0円で、有料公演の販売手数料のみ(自由席/ライブ配信8%・指定席10%)。
ZAIKO(ザイコ)
0円〜有料ライブ配信・D2F(Direct to Fan)に強い電子チケットプラットフォーム。初期費用・月額プランはなく、チケット1枚あたりのシステム手数料のみ(¥1,000チケットで主催者負担¥29〜¥147の変動制)。手数料を主催者/購入者で分担でき、主催者手数料0%も設定可能。
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