サイト内検索ツール

サイト内検索ツール比較5選|人数ではなくページ数で決まる

掲載5社はいずれも1ユーザーあたりの料金がなく、金額はページ数やドキュメント数で決まります。MARS FINDERは1,000件で月41,000円、100,000件では407,000円と9.9倍です。初期費用の公開は2社のみでした。

サイト内検索ツールの料金表を開くと、他のSaaSにある「1ユーザーあたり◯円」の列が見つかりません。掲載5社のどこにも席課金が存在しないからです。サイトを使う社員が10名でも100名でも、金額は1円も変わりません。

代わりに金額を決めるのは、検索する対象の量と、検索された回数です。

サービス何で金額が決まるか
MARS FINDER検索対象のドキュメント数(500〜500,000の26段階)
SyncSearch検索対象のページ数(1,000/10,000/100,000+Enterprise)
AddSearchドキュメント数と月間検索クエリ数(4段階)
Algolia検索リクエスト数とレコード数(月額基本料なしの従量)
GENIEE SEARCH for CP対象ページ数と機能を聞き取ったうえでの個別見積り

まず自社サイトのページ数を数えてください。それが決まらないと、どの列も読めません。

結論:ページ数を確定させてから料金表を開く

最安プランの金額だけを並べても比較になりません。そのプランが扱えるページ数が5社とも違うからです。SyncSearchのエントリーは月10,000円からで最大1,000ページ、MARS FINDERのStandard 500は月15,000円で最大500ドキュメントです。安いほうが2倍の量を扱えます。

導入目的おすすめのタイプ主なサービス
規模ごとの金額を先に知りたいStandard 23帯とEnterprise 3帯、計26段階すべての月額を公式価格表で公開。初期費用も0円と明記MARS FINDER
小さく始めて費用を抑えたいエントリーは最大1,000ページで月10,000円〜。毎月払いと年間一括払い(割引あり)を選べるSyncSearch
検索の回数が少ないサイトで使いたい月額基本料なし。月10,000検索・100,000レコードまでは無料枠で、超過分だけ課金されるAlgolia
検索窓のUIまで作ってほしいCoreは年払いで月$119。Advancedは検索UIの構築代行とSLA 99.9%が付くAddSearch
要件を詰めてから決めたい初期費用50万円〜・月額5万円〜。対象ページ数やファイルタイプを聞き取ったうえでの見積りGENIEE SEARCH for CP(旧probo)

サイト内検索ツールとは

サイト内検索ツールとは、企業のWebサイトやECサイトに検索窓を設置し、サイト内のページ・PDF・Office文書などを対象に訪問者が目的の情報を探せるようにするサービスです。多くはタグを1つ貼るだけで導入でき、対象サイトを定期的にクロールして検索用のインデックスを更新します。

Googleなどの外部検索エンジンと違い、自社サイトの中だけを、自社が決めたルールで検索させられる点が要点です。同義語や表記ゆれの辞書を登録して取りこぼしを減らしたり、特定のページを上位に固定したり、カテゴリで絞り込ませたりできます。検索キーワードのログが取れるため、「探されているのに見つからない情報」を発見する用途にも使われます。

導入形態は2つに分かれます。1つは検索窓から検索結果画面まで一式が用意されるもので、MARS FINDER・SyncSearch・GENIEE SEARCH for CP・AddSearchが該当します。もう1つは検索APIとSDKだけが提供され、画面は自社で実装するもので、Algoliaがこちらです。手を動かせる開発者がいるかどうかで、選べる範囲が変わります。

選び方:5つの確認ポイント

1. 自社サイトのページ数を先に数える

掲載5社の料金は検索対象の量で決まります。MARS FINDERは500から500,000ドキュメントまで26段階、SyncSearchは1,000・10,000・100,000ページの3段階(+Enterprise)、AddSearchは7,500・25,000・50,000ドキュメントの3段階(+Enterprise)です。ページ数が分からないまま最安プランの金額を比べても、扱える規模が違うため意味がありません。MARS FINDERの無料トライアルは、設置したいサイトのページ数の測定にも使えると公式が案内しています。

2. 初期費用が金額で公開されているかを確かめる

初期費用を金額まで公開しているのは掲載5社中2社で、内容は両極です。MARS FINDERは「初期費用なし」と公式サービスページに明記し、GENIEE SEARCH for CPは「初期費用50万円〜」と仕様・価格ページに明記しています。SyncSearchは「月額サービス料金とは別に、初期導入費用がかかります」と注記しつつ金額は非公開、AddSearchは料金ページに記載がありません。月額だけで比べると初年度の負担を見誤ります。

3. 検索される回数が読めるなら従量課金も選択肢になる

Algoliaは月額基本料がなく、月10,000検索リクエスト・100,000レコードまでが無料枠で、超過分だけ1,000検索あたり$0.50(Grow)が課金されます。検索がほとんど使われない小規模サイトなら費用が発生しません。ただし検索が伸びるほど金額も伸びるため、月間の検索回数の見込みが立たない場合は帯課金のほうが読みやすくなります。

4. 検索窓のUIまで作ってもらうのか、APIだけ使うのかを決める

AddSearchのAdvancedは検索UIの構築を同社の開発者とデザイナーが担当し、SLA 99.9%と優先サポートが付きます。Algoliaは検索APIとSDKの提供が中心で、画面は自社で実装する前提です。MARS FINDERは自動生成されたHTMLタグを貼るだけで検索結果画面まで用意され、GENIEE SEARCH for CPは標準テンプレートに自社のヘッダ・フッタを適用する形(それ以外のデザインは別途カスタマイズ料金)です。

5. 検索したい対象が公開ページだけかを確認する

会員専用サイトや社内向けのクローズドなページも検索対象にしたい場合は、認証のかかったページをクロールできるかが分かれ目になります。SyncSearchはBasic認証・IP制限・Digest認証・Form認証に対応すると公式に明記し、AddSearchは認証付きクロールをAdvancedのアドオンとして用意しています。PDFやOffice文書を対象にするかも先に決めてください。

タイプ分類:3つの型

規模の帯で決まる型

検索対象のページ数・ドキュメント数で月額の帯が決まる。規模が読めれば金額も読める

MARS FINDERSyncSearchAddSearch
使った分だけ払う型

月額基本料がなく、検索リクエスト数とレコード数の超過分だけ課金される。無料枠に収まれば0円

Algolia
個別見積り型

対象ページ数・ファイルタイプ・機能を聞き取ったうえでの見積り。下限だけが公開される

GENIEE SEARCH for CP(旧probo)

帯で決まる型は、同じサービスでも規模が変わると金額が大きく動きます。MARS FINDERは最大1,000ドキュメントの帯が月41,000円で、最大100,000ドキュメントの帯は月407,000円と9.9倍です。同じ100倍の増加でも、SyncSearchは月10,000円からが月50,000円からで5.0倍、AddSearchはCore(7,500ドキュメント)の年払い月$119がAdvanced(50,000ドキュメント)の月$599で5.0倍にとどまります。

上がり方の差はもっと狭い範囲でも出ます。10,000から100,000へ10倍にすると、MARS FINDERは月98,000円から月407,000円で4.15倍、SyncSearchは月30,000円からが月50,000円からで1.67倍です(SyncSearchはいずれも下限表記)。規模が大きいサイトほど、帯の刻み方の差が総額に効いてきます。

独自データ:料金公開率100%、席課金は0社

掲載5社の料金公開率は100%(5/5)です。内訳は完全公開が4社、下限のみ公開が1社で、非公開はありません。ただし公開の仕方には幅があります。MARS FINDERは26段階すべての月額を価格表に並べ、AddSearchは月払いと年払いの両方を金額で公開、SyncSearchは4プランを「〜」の下限表記、GENIEE SEARCH for CPは初期50万円〜・月額5万円〜という下限のみです。

1ユーザーあたりの料金を持つサービスは0社でした。他のSaaSカテゴリで成立する「1人あたり月額いくら」という相場が、このカテゴリには存在しません。

常設の無料プランがあるのは1社(20%)で、AlgoliaのFreeプランがクレジットカード不要で使えます。無料トライアルは3社(60%)が用意し、日数を公開している3社の平均は25日です。MARS FINDERが最大1ヶ月、SyncSearchが30日間、AddSearchが14日間で、GENIEE SEARCH for CPは公式にトライアルの記載がありません。

初期費用の差は初年度にだけ効きます。5,000ページ規模で置いてみると、MARS FINDERはStandard 5000の月82,000円×12で年984,000円、初期は0円です。GENIEE SEARCH for CPは月50,000円×12に初期500,000円を足して初年度1,100,000円で、初年度はMARS FINDERのほうが安くなります。ところが2年分の累計ではMARS FINDERが1,968,000円、GENIEE SEARCH for CPが1,700,000円で2年目に逆転します(GENIEE SEARCH for CPは下限表記のため実額は見積り次第)。契約を何年続けるかで結論が変わります。

掲載5社の比較表

サービス課金の物差し最安プランの月額その帯が扱える規模初期費用無料で試せるか
MARS FINDERドキュメント数の帯(26段階)15,000円最大500ドキュメント0円と明記最大1ヶ月のトライアル
SyncSearchページ数の帯(3段階+Enterprise)10,000円〜最大1,000ページ別途あり(金額非公開)30日間のトライアル
GENIEE SEARCH for CP個別見積り50,000円〜5,000ページまでが最安帯500,000円〜公式に記載なし
AddSearchドキュメント数と検索数の帯(4段階)$119(年払い)7,500ドキュメント・月75,000検索料金ページに記載なし14日間のトライアル
Algolia検索リクエストとレコードの従量0円(無料枠内)月10,000検索・100,000レコードまで無料なし無料のFreeプラン

円建ての3社はいずれも1ユーザー単価ではなくサイト単位の金額です。MARS FINDERは税抜と明記、SyncSearchとGENIEE SEARCH for CPは料金ページに税の表記がありません。AlgoliaとAddSearchはドル建てです。

海外2社を同じ条件で並べると差が見えます。7,500ドキュメント・月75,000検索というAddSearch Coreの上限ちょうどでAlgolia Growを計算すると、レコードは無料枠の100,000以内で0ドル、検索は超過65,000ぶんの$32.50で月額$32.50、年$390です。AddSearch Coreは年払いで$1,428なので3.66倍の開きになります。ただしAddSearchは検索結果画面やランキング管理を含み、Algoliaは画面を自社で実装する前提です。同じ金額を比べているようで、買っているものが違います。

各サービスの詳細

MARS FINDER

26段階すべての月額を公開。初期費用0円

公式サイト ↗

株式会社マーズフラッグが提供するクラウド型のサイト内検索サービスです。同社は1998年10月設立、資本金9,000万円の企業で、検索エンジン市場(SaaS/PaaS)の2024年度ベンダーシェアで国内シェアNo.1を、株式会社富士キメラ総研『ソフトウェアビジネス新市場 2025年版』を出典として公式サービスページに明示しています。顧客維持率98%も同ページで公表しています。

料金は検索対象のドキュメント数で決まる月額制で、公式の価格表が全26段階の金額を公開しています。Standardは最大500ドキュメントの月額15,000円から最大250,000ドキュメントの月額757,000円まで23段階、Enterpriseは最大300,000ドキュメントの月額812,500円から最大500,000ドキュメントの月額1,250,000円まで3段階です(いずれも税抜)。帯ごとに最大クロールリクエスト数と最大ドキュメント処理数も併記され、最大1,000ドキュメントの帯(月額41,000円)はいずれも60,000/月です。掲載5社の中で、規模ごとの金額をここまで公開しているのは本サービスです。

初期費用はなしと公式に明記されています。自動生成されたHTMLタグを貼り付けるだけで導入でき、サインアップから設定完了まで5ステップ、契約も更新もWeb上で完結するセルフサービス型です。

検索機能は独自のアルゴリズムに加え、生成AIがサイト内から情報を集約・要約した回答を検索結果の上部に表示します。同義語と表記ゆれ、カテゴリとドリルダウンの絞り込み、HTML・PDF・Word・Excel・PowerPointのファイルタイプ絞り込み、サムネイル表示、サジェストを備えます。アクセシビリティはWCAG 2.0基準およびJIS X 8341-3:2016に準拠します。Google Analytics(GA4)と連携して検索キーワード単位で分析でき、検索結果0件のキーワードに気づいて同義語を登録する運用ができます。無料トライアルは最大1ヶ月で、機能制限・ページ数制限がありません。

SyncSearch

最大1,000ページで月10,000円〜。ISO/IEC 27001:2022を取得

公式サイト ↗

株式会社シンクソート(SyncThought, Inc.)が提供するサイト内検索サービスです。同社は2004年7月14日設立、資本金9,000万円(2018年4月現在)の企業で、独自の検索エンジンを軸にサイト内検索のSyncSearchやFAQ管理のSyncAnswerを開発しています。

料金は対応ページ数で分かれた4プランです。エントリーが月10,000円〜(基本機能・JS版のみ・最大1,000ページ)、スタンダードが月30,000円〜(JS版/サーバ版・最大10,000ページ)、プロフェッショナルが月50,000円〜(すべての機能・最大100,000ページ)、Enterpriseは大規模・個別カスタマイズで要問い合わせです。いずれも「〜」の下限表記で、月額はページ数と検索数により変動すると公式が注記しています。掲載5社の円建て定額では最も低い水準の下限になりますが、月額とは別に初期導入費用がかかることも明記されており、金額は非公開です。支払いは毎月払いと年間一括払い(割引あり)から選べます。

機能面では、予め登録された3万語から補完語を同時に検索する表記ゆれ対応、ファセットカウントによる0件ヒットの防止、もしかして検索、ドリルダウン絞り込み、0件キーワード分析、リンク切れ把握を備えます。PDFは1ページごとまたはファイル単位、Office文書はファイル単位で全文検索できます。

Basic認証・IP制限・Digest認証・Form認証のかかった会員専用サイトや社内向けのクローズドなサイトもクロール対象にできます。WordPress・SITECORE・HeartCore・Drupal・Adobe Experience Manager・Movable Type・NORENなど多数のCMSでの利用実績があり、ISO/IEC 27001:2022(ISMS)認証を取得しています(IS 659803)。全プランでメール/電話サポートが付き、電話受付は平日10:00〜19:00です。30日間の無料トライアルがあります。

GENIEE SEARCH for CP(旧probo)

初期50万円〜・月額5万円〜を明示

公式サイト ↗

株式会社ジーニーが提供するサイト内検索ASPです。旧称は「probo(プロボ)」で、公式の製品ページに名称変更が明記されています。ジーニーは2010年4月14日設立、資本金1億円(連結・2026年3月末時点)、従業員816名(連結・同)で、東京証券取引所グロース市場に上場しています(証券コード6562)。検索領域で21年、累計1,000社以上をサポートしてきた実績を公表しています。

料金は初期費用50万円〜/月額利用料5万円〜で提供すると公式の仕様・価格ページに明記されています。対象となるページ数やファイルタイプ、その他の機能との組み合わせを聞き取ったうえでの見積りで、確定額は要問い合わせです。料金プランページでは5,000ページまでを最安値で提供すると案内し、アクセス数は月間100万回が上限とされています。掲載5社で初期費用を金額まで公開しているもう一方で、0円を明記するMARS FINDERとは対極に位置します。

検索エンジンは自社開発のWiSEを使用し、日本語はN-gram方式で文字単位にヒットさせ、全角・半角、大文字・小文字、ひらがな・カタカナを同一視するため検索漏れが起こりにくい設計です。日本語・英語に加え中国語・韓国語・フランス語・スペイン語・ロシア語・アラビア語など主要言語での検索に対応します。

基本機能に検索ログ統計、おすすめリンク、絞り込み、横断検索、検索アシスト辞書、HTML/OGPサムネイル表示を備え、オプションとして入力サジェスト、スペルチェック、表示順位コントロール、マッシュアップ表示、Webクローラカスタマイズ、Googleアナリティクス連携、PKSHA FAQ連携、CMS連携、AI検索、HTTP/XMLでアクセスできるAPIを用意します。検索画面は同社標準のテンプレートに自社指定のヘッダ・フッタを適用する形で、それ以外のデザインは別途カスタマイズ料金が必要です。運営元のジーニーはJIPDECのプライバシーマーク認証を取得しています。無料トライアルの記載は公式サイトに見当たりません。

Algolia

月額基本料なし。無料枠に収まれば費用が発生しない

公式サイト ↗

米Algolia社が提供するAI検索・ディスカバリープラットフォームです。2012年設立、本社は米国カリフォルニア州サンフランシスコで、従業員は約800〜860名の非上場企業です。世界18,000以上のブランドが利用し年間1.75兆回を超える検索を処理していると公表しています。

プランはFree/Grow/Grow Plus/Elevateの4本です。Freeはクレジットカード不要で、月10,000検索リクエスト・50,000レコード・月5,000レコメンドリクエスト・月5,000クロールまで使えます。有料のGrowとGrow Plusは月額基本料がなく、契約も不要な月次課金です。いずれも月10,000検索リクエストと100,000レコードまでは無料枠で、超過分だけがGrowは1,000検索あたり$0.50、Grow Plusは$1.75、レコードは両方とも1,000レコードあたり$0.40課金されます。掲載5社で常設の無料プランを持つのは本サービスだけです。

Grow PlusはAIシノニム・AIランキング・高度なパーソナライズ・クエリ分類を含み、Rulesは10,000/index(Growは10/index)、アナリティクスの保持は90日(Growは30日)です。検索単価はGrowの3.5倍になります。Elevateのみ年間契約で、ボリューム割引を含むカスタム見積りです。NeuralSearch、AI Collections、Smart Groups、リアルタイムパーソナライズ、可用性99.99%、SSO、上位のSLA、エンタープライズサポートが含まれます。ホスティングはUS・UK・EUから選べます。

提供形態は検索APIとSDKで、検索窓や検索結果画面は自社で実装する前提です。React/JavaScriptなどのフロントエンドSDKや各種CMS・ECとの連携が用意されています。月額基本料がないため検索がほとんど使われないサイトでは費用が発生しない一方、検索が伸びるほど金額も伸びます。

AddSearch

月払いと年払いの両方を金額で公開。年払いは約23%安い

公式サイト ↗

フィンランドのAddSearch Oyが提供するホスト型のサイト内検索サービスです。2013年設立で、所在地はAddSearch Oy, PL 8, FI-02611 Espoo, Finland(Corporate ID 2545782-4)。2023年6月よりsaas.group傘下の非上場企業です。世界1,000社以上が利用し、欧州中央銀行やthyssenkruppなどが導入企業として挙げられています。

Keyword Searchの料金は月払いと年払いの両方が金額で公開されています。Coreが年払い月$119/月払い月$155、Growthが年払い月$299/月払い月$389、Advancedが年払い月$599/月払い月$779で、Enterpriseはカスタムです。年払いはいずれも約23%安く、Coreで月$36、Advancedで月$180の差になります。

プランの上限はドキュメント数と月間検索クエリ数の両方で決まります。Coreが7,500ドキュメント・75,000検索/月、Growthが25,000ドキュメント・250,000検索/月、Advancedが50,000ドキュメント・500,000検索/月、Enterpriseが100,000ドキュメント以上・1,000,000検索/月以上です。ページ数が少なくても検索が多いサイトでは、上位プランが必要になります。

機能はCoreの時点で検索結果の管理、シノニム(50件)、オートコンプリート、Googleアナリティクス連携、PDF・DOC・PPTの索引、AJAX/JavaScriptクロールを備えます。Growthはシノニム75件と180日分の検索アナリティクス履歴、Advancedは検索UIの構築を同社の開発者とデザイナーが担当し、SLA 99.9%、優先サポート、ランキングツール、パーソナライズ、オートシノニム、レコメンドが付きます。Advancedでは追加の検索インデックスを1つあたり月$99(最大4つ)で足せます。テスト環境、監査ログ、認証付きクロールはアドオンです。

キーワード検索とは別に、単発の質問へ即時回答するAI Answersが年払いで月$700から、文脈を踏まえた追い質問ができるAI Conversationsがカスタム見積りで用意されています。SOC 2準拠とGDPR対応を公式料金ページに明記しており、14日間の無料トライアルがあります。

よくある質問

サイト内検索ツールの料金はどう決まりますか?

掲載5社はいずれも1ユーザーあたりの料金を持たず、検索対象の量か検索された回数で決まります。MARS FINDER・SyncSearch・AddSearchはページ数/ドキュメント数の帯、Algoliaは検索リクエスト数とレコード数の従量、GENIEE SEARCH for CPは対象ページ数と機能を踏まえた個別見積りです。サイトを使う社員が何名でも金額は変わりません。

最も安く始められるのはどれですか?

無料枠の中に収まるならAlgoliaのGrowが0円です。月10,000検索リクエスト・100,000レコードまでは無料で、超過分だけ1,000検索あたり$0.50が課金されます。円建ての定額ではSyncSearchのエントリーが月10,000円から(最大1,000ページ)、MARS FINDERのStandard 500が月15,000円(最大500ドキュメント)です。ただしSyncSearchは別途初期導入費用がかかります。

ページ数が増えると料金はどのくらい上がりますか?

サービスによって上がり方が違います。MARS FINDERは最大1,000ドキュメントの帯が月41,000円、最大100,000ドキュメントの帯が月407,000円で9.9倍になります。SyncSearchは最大1,000ページが月10,000円から、最大100,000ページが月50,000円からで5.0倍です(下限表記)。AddSearchは7,500ドキュメントのCoreが年払い月$119、50,000ドキュメントのAdvancedが月$599で5.0倍です。

初期費用はかかりますか?

掲載5社で金額まで公開しているのは2社で、内容は両極です。MARS FINDERは「初期費用なし」と明記し、GENIEE SEARCH for CPは「初期費用50万円〜」と明記しています。SyncSearchは「月額サービス料金とは別に、初期導入費用がかかります」と注記していますが金額は非公開です。Algoliaは無料から始められ有料も月額基本料なし、AddSearchは料金ページに記載がありません。

無料で試せますか?

常設の無料プランがあるのは掲載5社中1社(20%)で、AlgoliaのFreeプランがクレジットカード不要で使えます(月10,000検索・50,000レコード・月5,000レコメンド・月5,000クロールまで)。無料トライアルは3社(60%)が用意し、日数を公開している3社の平均は25日です。MARS FINDERが最大1ヶ月、SyncSearchが30日間、AddSearchが14日間で、GENIEE SEARCH for CPは公式にトライアルの記載がありません。

PDFやWord・Excelも検索できますか?

掲載5社とも対応しています。MARS FINDERはHTML・PDF・Word・Excel・PowerPointをファイルタイプで絞り込めます。SyncSearchはPDFを1ページごとまたはファイル単位で全文検索でき、Office文書はファイル単位です。AddSearchはCoreからPDF・DOC・PPTを索引します。GENIEE SEARCH for CPはWebページとPDFを検索対象とします。

まとめ

サイト内検索ツールは、1ユーザーあたりの料金が掲載5社のどこにも存在しないという点で、他のSaaSカテゴリと料金の読み方が違います。金額を決めるのはページ数・ドキュメント数・検索された回数で、社員が何名いても変わりません。

規模ごとの金額を先に確定させたいならMARS FINDER(26段階を公開・初期費用0円)、小さく始めるならSyncSearch(最大1,000ページで月10,000円〜)、検索がほとんど使われないサイトならAlgolia(無料枠に収まれば0円)、検索UIまで任せたいならAddSearch(Advancedで構築代行とSLA 99.9%)、要件を詰めてから決めたいならGENIEE SEARCH for CPが候補になります。

掲載5社の料金公開率は100%ですが、公開の仕方には幅があります。初期費用を金額まで出しているのは2社だけで、しかも0円と50万円〜という両極です。自社サイトのページ数を数え、月間の検索回数を見積もってから、料金表を開いてください。

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