サイト内検索ツール
サイト内検索ツールとは、企業のWebサイトやECサイトに検索窓を設置し、サイト内のページ・PDF・Office文書などを対象に訪問者が目的の情報を探せるようにするサービスです。多くはタグを1つ貼るだけで導入でき、対象サイトを定期的にクロールして検索用のインデックスを更新します。検索キーワードのログが取れるため、探されているのに見つからない情報を見つける用途にも使われます。
サイト内検索ツールとは
掲載5社の料金でまず押さえるべきは、1ユーザーあたりの料金がどこにも存在しないことです。5社とも課金の物差しは検索対象の量や検索された回数で、サイトを使う社員が10名でも100名でも金額は変わりません。人数で見積もる習慣のまま料金表を開くと、比べる列がないことに戸惑います。
その物差しは3通りに分かれます。ページ数・ドキュメント数の帯で決まるのがMARS FINDER・SyncSearch・AddSearch、検索リクエスト数とレコード数の純従量がAlgolia、対象ページ数や機能を聞き取ったうえでの個別見積りがGENIEE SEARCH for CPです。
帯で決まる型は、同じサービスでも規模が変わると金額が大きく動きます。MARS FINDERは最大1,000ドキュメントの帯が月41,000円で、最大100,000ドキュメントの帯は月407,000円と9.9倍です。SyncSearchは最大1,000ページが月10,000円から、最大100,000ページが月50,000円からで5.0倍にとどまります(いずれも下限表記)。最安プランの金額だけを並べても、そのプランが扱えるページ数が違うため比較になりません。
もう1つの分かれ目が初期費用です。掲載5社で初期費用を金額まで公開しているのはMARS FINDER(0円と明記)とGENIEE SEARCH for CP(50万円〜)の2社で、両極に分かれます。SyncSearchは「月額とは別に初期導入費用がかかる」と明記しつつ金額は非公開、AddSearchは料金ページに記載がありません。まず自社サイトのページ数を数えてから、料金表を開いてください。
サイト内検索ツールの検索需要トレンド
「サイト内検索」の検索需要は25か月で42〜90の範囲を動き、平均は59.3でした。2024年7月の90を起点に下降が続き、2025年12月の42で底を打っています。2026年に入ってからは44〜51の狭い range で横ばいとなり、起点の90は下回ったままです。(出典:Googleトレンド/キーワード「サイト内検索」)
サイト内検索ツールの選び方の要点
掲載5社の料金は検索対象の量で決まります。MARS FINDERは500から500,000ドキュメントまで26段階、SyncSearchは1,000・10,000・100,000ページの3段階(+Enterprise)、AddSearchは7,500・25,000・50,000ドキュメントの3段階(+Enterprise)です。ページ数が分からないまま最安プランの金額を比べても、扱える規模が違うため意味がありません。MARS FINDERの無料トライアルは、設置したいサイトのページ数の測定にも使えると公式が案内しています。
初期費用を金額まで公開しているのは2社です。MARS FINDERは「初期費用なし」と公式サービスページに明記し、GENIEE SEARCH for CPは「初期費用50万円〜」と仕様・価格ページに明記しています。SyncSearchは初期導入費用がかかることだけを明記して金額は非公開、AddSearchは記載がありません。月額だけで比べると初年度の負担を見誤ります。
Algoliaは月額基本料がなく、月10,000検索リクエスト・100,000レコードまでが無料枠で、超過分だけ1,000検索あたり$0.50(Grow)が課金されます。検索がほとんど使われない小規模サイトなら費用が発生しません。ただし検索が伸びるほど金額も伸びるため、月間の検索回数の見込みが立たない場合は帯課金のほうが読みやすくなります。
AddSearchのAdvancedは検索UIの構築を同社の開発者とデザイナーが担当し、SLA 99.9%と優先サポートが付きます。Algoliaは検索APIとSDKの提供が中心で、画面は自社で実装する前提です。MARS FINDERは自動生成されたHTMLタグを貼るだけで検索結果画面まで用意され、GENIEE SEARCH for CPは標準テンプレートに自社のヘッダ・フッタを適用する形(それ以外のデザインは別途カスタマイズ料金)です。手を動かせる人がいるかで選択肢が変わります。
会員専用サイトや社内向けのクローズドなページも検索対象にしたい場合は、認証のかかったページをクロールできるかが分かれ目になります。SyncSearchはBasic認証・IP制限・Digest認証・Form認証に対応すると公式に明記し、AddSearchは認証付きクロールをAdvancedのアドオンとして用意しています。PDFやOffice文書を対象にするかも先に決めてください。
サイト内検索ツールの比較一覧(全5サービス)
SyncSearch
月額10,000円〜独自開発の全文検索エンジンを軸にした日本発のSaaS型サイト内検索。利用規模・機能でエントリー/スタンダード/プロフェッショナル/Enterpriseの4プランから選べ、月額10,000円から。30日間の無料トライアルを用意する。
MARS FINDER
月額15,000円〜国内トップシェアのサーチプラットフォーマー、マーズフラッグが提供するクラウド型サイト内検索。タグを貼るだけで導入でき、機器導入・保守不要。検索対象ドキュメント数の帯でプランが決まる月額制で、月額15,000円(税抜)から利用できる。国内シェアNo.1・顧客維持率98%を公表。
東証グロース上場のジーニーが提供するサイト内検索ASP。旧probo(プロボ)で、企業サイト向けのproboとEC・ポータル向けのprobo ECを展開。多言語検索に対応し、ASP/SaaSで短期間・安全に導入できる。料金はページ数に応じた見積り中心で、14日間の無料トライアルを用意。
掲載は無料掲載と有料掲載の2つです。無料掲載は1カテゴリまでで、相互リンクのご協力が必要。 有料掲載は月額20,000円(税抜)で相互リンクが不要になり、この一覧とおすすめ比較記事の最上部に固定して掲載します。 「料金改定を反映してほしい」といった訂正のご相談も同じ窓口で、こちらは費用はかかりません。