Jama Connect(ジャマ・コネクト)
要求管理とトレーサビリティに特化したエンジニアリング管理プラットフォーム。医療機器・自動車・航空宇宙などの規制産業で要件・リスク・テストを一元管理する

サービス概要
Jama Connect(ジャマ・コネクト)は、米国のJama Software(Jama Software, Inc.)が提供する要求管理(Requirements Management)・トレーサビリティに特化したエンジニアリング管理プラットフォームです。2007年設立、米国オレゴン州ポートランドに本社を置き、従業員は約300名(全世界・公式非公開のため二次ソースの概数)です。2024年3月にプライベートエクイティのFrancisco Partnersに買収されました。
掲載5社の中で立ち位置が明確に異なります。ほかの4社が図やボードで合意形成を進める作図系であるのに対し、Jama Connectは要件・リスク・テストを一元的に管理し、要求から設計・テストまでのトレーサビリティ(追跡性)を確保することを目的としています。
医療機器・自動車・航空宇宙などの規制産業では、どの要求がどの設計に反映され、どのテストで検証されたかを示す必要があります。図で合意を取るだけでは足りず、要求の変更履歴と検証結果を紐づけて残すことが求められます。この追跡性が製品の中心的な価値です。
ライセンスはCreator(作成・編集・ワークフロー・API)、Stakeholder(限定的な閲覧・コメント)、Reviewer(正式レビュー・電子承認)、Test Runner(テスト実行・不具合記録)の4種があり、Reviewerライセンスとホスティング・ストレージ・サンドボックスは追加費用なしで含まれるとされています。料金は公式には非公開で、要件に応じた個社見積り(要問い合わせ)です。無料トライアルは提供されていますが、日数は料金ページ上に記載がありません。
主なポイント
要件・リスク・テストを一元的に管理し、要求から設計・テストまでの追跡性を確保します。どの要求がどの設計に反映され、どのテストで検証されたかを紐づけて残せます。図で合意を取って終わる作図ツールとは目的が異なり、開発が進んだ後も要求の変遷を追える点が中心的な価値です。
医療機器・自動車・航空宇宙といった規制産業における複雑な製品・システム開発の整合性とコンプライアンスを支えます。これらの分野では、要求と検証の対応関係を第三者に示す必要があり、Excelや図で管理していると監査対応で行き詰まります。規制対応が導入の動機になる場合、作図ツールでは代替できません。
ライセンスはCreator(作成・編集・ワークフロー・API)、Stakeholder(限定的な閲覧・コメント)、Reviewer(正式レビュー・電子承認)、Test Runner(テスト実行・不具合記録)の4種です。このうちReviewerライセンスとホスティング・ストレージ・サンドボックスは追加費用なしで含まれるとされています。正式なレビューと電子承認に参加する人が増えても費用が増えない設計です。
4種のライセンスにより、作る人・見る人・レビューする人・テストする人で権限と費用を分けられます。全員に同じライセンスを配る必要がないため、関係者が多い大規模開発でも構成を最適化できます。ただし各ライセンスの単価は公開されていないため、実際の総額は見積りを取らないと分かりません。
料金は公式には非公開で、要件に応じた個社見積りです。掲載5社の料金公開率は80%(4/5)で、Jama Connectは非公開の1社にあたります。Cacooのスペース定額やFigma・Miro・Balsamiqのシート単価と違い、金額を先に把握することはできません。必要なCreator・Stakeholder・Test Runnerの人数を整理してから問い合わせてください。
Jira、Azure DevOps、GitのほかREST APIを備えます。要求管理を専用ツールで行いつつ、開発の実行は既存の課題管理やソースコード管理で進めるという構成が取れます。要求とコミット、要求と課題を紐づけられれば、追跡性が実装の現場まで届きます。
2024年3月にプライベートエクイティのFrancisco Partnersに買収されました。2007年設立、米国オレゴン州ポートランド本社、従業員約300名(全世界・公式非公開のため二次ソースの概数)です。要求管理は一度導入すると製品開発の基盤として長く使うため、提供元の体制は確認しておきたい項目です。無料トライアルは提供されていますが日数の記載はありません。
料金プラン
| プラン | 月額(月払い) | 月額(年払い換算) | 備考 |
|---|---|---|---|
| Creator ライセンス | — | — | 作成・編集・ワークフロー管理・APIアクセス。料金非公開(要問い合わせ) |
| Stakeholder ライセンス | — | — | 限定的な閲覧・コメント(リーダー層向け)。料金非公開 |
| Reviewer ライセンス | — | — | 正式レビュー・電子承認への参加。Creator費用に含まれるとされる(追加費用なし) |
| Test Runner ライセンス | — | — | テスト実行・不具合記録(テストケース作成にはCreatorが必要)。料金非公開 |
※税区分は公式に明記なし・1ユーザーあたり月額(特記なき場合)。「—」は非公開または該当なし。
主な機能・特徴
会社概要
| 会社名 | Jama Software(Jama Software, Inc.) |
|---|---|
| 代表者 | CEO Marc Osofsky(マーク・オソフスキー)/創業者 Eric Winquist |
| 設立 | 2007年 |
| 本社所在地 | 米国オレゴン州ポートランド |
| 従業員数 | 約300名(全世界・うちポートランド本社約100名。公式非公開、買収時2024年の二次ソース概数) |
| 事業内容 | 要求管理・トレーサビリティのエンジニアリング管理プラットフォーム Jama Connect の開発・提供 |
基本情報
| 公式サイト | https://www.jamasoftware.com/platform/jama-connect/ |
|---|---|
| 提供形態 | クラウド(ホスティング込み)※オンプレ/自己ホスト構成もあり |
| 最安料金プラン | 要問い合わせ(要問い合わせ) |
| 課金単位 | 1ユーザー ライセンス種別(Creator/Stakeholder/Reviewer/Test Runner)ごとのper-license課金だが、金額は個社見積りで非公開。ReviewerライセンスとホスティングはCreator費用に含まれるとされる。 |
| 初期費用 | 要問い合わせ |
| 無料プラン | なし |
| 無料トライアル | あり |
| 料金体系 | 要問い合わせ(ライセンス種別ごとの個社見積り) |
| 想定規模 | ミッドマーケット〜エンタープライズ(規制産業・複雑な製品開発) |
| サポート | ホスティング・ストレージ・サンドボックス・Reviewerライセンスを追加費用なしで提供 |