リモートアクセス

リモートアクセス比較5選|10名と50名で最安が入れ替わる

従業員10名の年間コストはRemoteViewの135,000円が最安ですが、50名ではCACHATTOの300,000円が最安に入れ替わります。人数に比例しない固定費を持つ社があるためです。掲載5社の料金公開率は100%でした。

リモートアクセスの料金表は、1ユーザーあたりの金額を横に並べても比べたことになりません。掲載5社のうち2社が、人数に比例しない固定費を持っているからです。

そのため、同じ5社を並べても人数が変われば順位が変わります。

従業員数最も安い最も高い差
10名RemoteView 135,000円moconavi 266,400円1.97倍
50名CACHATTO 300,000円Splashtop 900,000円3.0倍
100名CACHATTO 480,000円Splashtop 1,800,000円3.75倍

10名で最安だったRemoteViewは50名では3番目、10名で最も高かったmoconaviは50名では2番目に安くなります。最安と最高が両方入れ替わります。

結論:人数を決めてから料金表を見る

先に自社の利用人数を決めてください。単価の安さで絞り込むと、実額の順位と一致しません。掲載5社で1ユーザー月額が最も安いのはCACHATTOの300円ですが、10名の年間コストでは156,000円で3番目です。単価が3番目のRemoteView(1,125円)が135,000円で最安になります。

導入目的おすすめのタイプ主なサービス
10名前後で始めたい接続先PC1台につき1ライセンス。年額13,500円で、10名の年間コスト135,000円は掲載5社で最安RemoteView(リモートビュー)
50名以上で使いたい会社ID基本料 年120,000円+1ユーザー月300円。50名300,000円・100名480,000円でいずれも掲載5社の最安CACHATTO(キャッチ)
1人が複数のPCへ接続したい1ライセンスで接続先を10台まで登録でき、接続元は台数無制限。Wake-on-LANも標準搭載Splashtop(リモートアクセス)
手元端末にデータを残したくないNTTグループの純国産。画面情報だけを転送する方式で、USBキーを挿すだけで使える型もあるMagicConnect(マジックコネクト)
チャットや電話帳もまとめたいサンドボックス化した1つのアプリに、リモートアクセスとチャット・クラウド電話帳・メール連携を統合moconavi(モコナビ)

リモートアクセスとは

リモートアクセスとは、自宅や外出先の端末から、オフィスに置いたPCや社内システムへインターネット経由で接続し、社内にいるのと同じように業務を行う仕組みです。VPNを自前で構築する代わりに、画面転送やエージェント接続、サンドボックス化した専用アプリといった方式で、手元の端末にデータを残さずに社内の環境へ入れるようにします。

方式は大きく2つに分かれます。1つは自席のPCそのものを遠隔操作するもので、Splashtop・MagicConnect・RemoteViewが該当します。普段使っているPCの画面がそのまま手元に出るため、業務システムやローカルのファイルをそのまま扱えます。もう1つは社内のメール・グループウェア・ファイルサーバー・業務システムへ、専用のアプリやブラウザ経由でアクセスするもので、CACHATTOとmoconaviはこちらを主体にしつつ、リモートデスクトップも併せて提供します。

課金の対象は5社とも異なります。Splashtopは1ユーザー、MagicConnectは1アカウント(ID/端末)、RemoteViewは接続先PC1台、CACHATTOは10ユーザー単位のライセンス、moconaviは1ID(最小10ID)です。「1ユーザーいくら」という言葉が、5社で違うものを数えています。

選び方:5つの確認ポイント

1. 1ユーザー単価ではなく、自社の人数を入れた年額で比べる

掲載5社の1ユーザー月額は300円から1,500円で、5.0倍の開きがあります。しかし実額の順位はこれと一致しません。最安単価のCACHATTO(300円)は10名で156,000円の3番目、単価が3番目のRemoteView(1,125円)が135,000円で最安です。会社ID単位の基本料や10ユーザー単位という購入条件が、単価の外にあるためです。

2. 人数に比例しない固定費があるかを確かめる

CACHATTOは会社ID単位のサービス基本利用料が年額120,000円、moconaviはクラウド基本料が月額15,000円/テナントで、いずれも人数によらず発生します。この固定費は人数が増えるほど1人あたりに薄まります。moconaviの年額180,000円は、10名なら1人18,000円ですが、50名では3,600円、100名では1,800円と10分の1になります。

3. 何を数えて課金するのかを確認する

Splashtopは1ユーザーで接続先を10台まで登録でき、接続元の台数に制限がありません。RemoteViewは逆に、接続先PC1台につき1ライセンスで接続元は台数無制限です。1人が複数のPCへ接続するならSplashtop、1台のPCを複数人で使い回すならRemoteViewが有利になります。同じ「10人が使う」でも、必要なライセンス数が変わります。

4. 初期費用と最低契約数を月額と一緒に見る

掲載5社で初期費用を明示しているのはMagicConnectです。アカウント種別により1IDあたり5,000円から15,000円かかります。アプリ型ライトを10名で使うと50,000円が初年度に乗り、年額144,000円が初年度194,000円になります。この結果、10名の初年度ではSplashtop(180,000円)を上回ります。またmoconaviは最小契約が10ID、CACHATTOはライセンス購入が新規・追加を問わず10ライセンス単位です。

5. 社内PCの電源が入っていない時にどうするかを決める

自席のPCへ接続する運用では、そのPCの電源が落ちていると接続できません。SplashtopはWake-on-LANを標準で備えます。MagicConnectはWOLオプション(年額3,600円/台・初期費用1,000円/台)で、起動したいPCの台数分の契約が必要です。RemoteViewはRemoteWOL(36,000円/台・税抜)またはRemoteWOL機能を搭載したRemoteViewBOX(148,000円/台・税抜)で対応します。出社した誰かに電源を入れてもらう運用を避けたいなら、ここは先に確認してください。

タイプ分類:3つの型

人数比例型

1ユーザー/1アカウント単位で、人数によらない固定費がない。少人数ほど総額が抑えられる

Splashtop(リモートアクセス)MagicConnect(マジックコネクト)
接続先課金型

遠隔操作される側のPC1台が1ライセンス。接続元は台数無制限で、1台を複数人で使う運用に向く

RemoteView(リモートビュー)
基本料+従量型

会社ID・テナント単位の固定費に1人あたりの単価を積む。人数が多いほど1人あたりが下がる

CACHATTO(キャッチ)moconavi(モコナビ)

人数比例型と接続先課金型は、10名のような小規模で有利です。基本料+従量型は固定費を抱えるぶん少人数では不利ですが、人数が増えるとその固定費が薄まって逆転します。

年額で比べると、moconaviが人数比例型を下回る境目はSplashtopに対して20人目、MagicConnectに対して32人目、RemoteViewに対して38人目です。一方でCACHATTOは固定費が年120,000円・単価が月300円と両方低いため、moconaviがCACHATTOを下回る人数はありません。

独自データ:料金公開率100%、無料プランは0社

掲載5社は全社が円建てで料金を公開しており、料金公開率は100%(5/5)です。海外発のサービスでも日本法人が円建てで提示しているため、為替による変動を織り込まずに年額を確定できます。

1ユーザー月額(最安有料プラン・税抜/年払い換算、n=5)は、最低300円・中央値1,125円・平均969円・最高1,500円です。

一方で常設の無料プランを持つ社は0社(0%)です。社内ネットワークへ入る仕組みである以上、無料枠を置きにくい領域といえます。代わりに無料トライアルは5社すべてが用意し(100%)、日数を公開している4社の平均は22日でした。MagicConnectとmoconaviが30日、SplashtopとRemoteViewが14日で、CACHATTOはトライアルの申込はあるものの日数が公開されていません。

固定費の効き方をもう一段掘ると、10名では単価差5.0倍に対して実額差は1.97倍にとどまります。単価の差を固定費が打ち消しているためです。逆に100名では固定費が薄まり、実額差は3.75倍まで開きます。人数が多いほど、単価の差がそのまま総額の差として出てきます。

掲載5社の比較表

サービス課金の対象人数比例しない固定費1ユーザー月額10名の年間コスト50名の年間コスト初期費用無料トライアル
RemoteView接続先PC1台なし1,125円135,000円675,000円記載なし14日
MagicConnect1アカウント(ID/端末)なし1,200円144,000円720,000円5,000〜15,000円/ID30日
CACHATTO10ユーザー単位のライセンス会社ID基本料 年120,000円300円156,000円300,000円記載なし日数非公開
Splashtop1ユーザーなし1,500円180,000円900,000円記載なし14日
moconavi1ID(最小10ID)クラウド基本料 月15,000円720円266,400円612,000円記載なし30日

金額はいずれも税抜・年払い換算の最安有料プランです。5社とも料金を公開しています。

CACHATTOの156,000円・300,000円はユーザーライセンスまでの金額で、同時接続ライセンス(10ユーザー年額96,000円)は別途です。全員が同時に接続する前提で上限まで積むと、10名252,000円・50名780,000円・100名1,440,000円になります。逆にいえば、全員が常時つなぐわけではない運用ほどこの体系が効きます。

各サービスの詳細

RemoteView(リモートビュー)

10名で最安。接続先PC1台につき1ライセンス

公式サイト ↗

RSUPPORT株式会社が提供する法人向けリモートアクセスサービスです。同社は2001年11月6日設立(日本支店は2006年4月設立)、従業員335名(2024年6月時点・連結)で、韓国KOSDAQに上場しています(証券コード131370)。グローバル30万社に導入されていると公表しています。

課金は遠隔操作される側(接続先)のPC1台につき1ライセンスで、遠隔操作する側(接続元)はブラウザから台数無制限で利用できます。Enterpriseは標準15,000円/年に対し1年契約で10%オフの13,500円/年(税別)、ライセンス数は無制限でグループ管理とセキュリティ機能を備えます。ほかに最大10ライセンスまでのStandard、同時接続数と登録端末数で契約するPro/Premium、100台以上向けの法人パックがあります。

10名の年間コストは135,000円で掲載5社の最安です。人数に比例しない固定費がないためで、50名では675,000円で3番目、100名では1,350,000円で3番目となります。接続元はブラウザで完結するため手元の端末にソフトを入れる必要がなく、出先の共用PCからでも準備が要りません。

ハードウェアとして、ソフトのインストールが不要でOSを問わず4K高画質の遠隔制御ができるRemoteViewBOX(148,000円/台・税抜)と、リモート電源管理のRemoteWOL(36,000円/台・税抜)も用意されています。14日間の無料トライアルがあります。

MagicConnect(マジックコネクト)

NTTグループの純国産。初期費用を明示している

公式サイト ↗

NTTグループのNTTテクノクロス株式会社が提供する純国産のリモートアクセスサービスです。同社は1985年7月2日設立、資本金5億円、従業員1,966名(2026年3月31日時点)で、2017年4月にNTTソフトウェアとNTTアイティの合併により現社名へ商号変更しました。

画面転送方式を採り、手元端末には画面情報のみが転送されます。社内PCの実データが手元に残らないため、私物端末を業務に使わせる場合や、貸与端末の紛失が心配な場合に効きます。

新モデル「マジックコネクト・ネオ」の料金は、アプリ型ライトが年額14,400円・初期費用5,000円、アプリ型が年額21,600円・初期費用10,000円、USB型が年額21,600円・初期費用15,000円、対象機器専用アカウントが年額14,400円・初期費用5,000円です(いずれも1IDあたり・税別)。USB型とアプリ型には上位のプレミアム(年額28,800円)もあります。掲載5社で初期費用を明示しているのは本サービスだけで、10名なら初年度は144,000円+50,000円=194,000円になります。

USB型は専用のUSBキーを手元のPCに挿すだけで接続でき、端末へのインストールが要りません。オプションはWOL(年額3,600円/台・初期費用1,000円/台)と、TLSクライアント認証(年額3,600円/アカウント・初期費用1,000円/アカウント)です。TLSクライアント認証はWindows端末にアプリをインストールして接続する場合のみで、macOS・iOS・AndroidおよびUSBキーでの接続には対応しません。接続構成は1:1、M:N、N:1、1:Nの4通りが例示されており、30日間の無料試用ができます。

CACHATTO(キャッチ)

50名以上で最安。会社ID基本料+10ユーザー単位のライセンス

公式サイト ↗

e-Janネットワークス株式会社が提供するハイブリッドワークプラットフォームです(現行ブランド「CACHATTO One」)。同社は2000年3月6日設立、資本金4,500万円、従業員104名(2026年4月1日現在・パートタイム含む)の企業です。

社外の私物端末・貸与端末から社内のメール・グループウェア・ファイルサーバー・業務システム・社内PCへ、手元端末にデータを残さない方式でアクセスできます。セキュアブラウザ、セキュアコンテナ Switch、リモートデスクトップ、ニンジャコネクトVPNなど複数のアクセス方式を1つのプラットフォームで統合し、クラウドとオンプレミスの両方に対応します。

料金は参考価格(税別)が公式に公開されています。会社ID単位のサービス基本利用料が年額120,000円で、ここに使うツールのライセンスを積み上げます。リモートデスクトップとニンジャコネクトVPNは同時接続プランで、ユーザーライセンスが10ユーザー年額36,000円(=1ユーザー月額300円で掲載5社の最安単価)、同時接続ライセンスが10ユーザー年額96,000円です。セキュアブラウザは通常プランで10ユーザー年額84,000円、セキュアコンテナ Switchは同時接続プランで10ユーザー年額96,000円、Splashtop for CACHATTOは通常プランで10ユーザー年額165,000円となります。

50名では300,000円、100名では480,000円といずれも掲載5社の最安になります。10名では156,000円で3番目ですが、年額120,000円の基本料が人数で薄まるためです(10名で1人12,000円、100名で1,200円)。同時接続プランは登録ユーザー数分と同時接続ユーザー数分のライセンスを別々に買う体系で、全員が常時使うわけではない運用ほど費用を抑えられます。購入は新規・追加を問わず10ライセンス単位で、ネットワークが同一でない複数拠点のオンプレミスリソースへアクセスする場合はコネクター追加利用料が別途必要です。

Splashtop(リモートアクセス)

接続先10台まで登録でき、SOC 2・SOC 3認証を取得

公式サイト ↗

スプラッシュトップ株式会社(米Splashtop Inc.の日本法人)が提供するリモートデスクトップサービスです。同社は2006年設立、資本金1億円の企業で、米国発のサービスながら日本法人が円建てで提供しています。

料金は1ライセンス=1ユーザー単位の年額サブスクリプションで、Proが年額18,000円、Performanceが年額23,400円(いずれも税別)、Enterpriseはカスタマイズ対応の要問い合わせです。1ユーザー月額1,500円は掲載5社で最も高い水準ですが、人数に比例しない固定費がないため、10名では180,000円と中位に収まります。

接続元のデバイス数は無制限、接続先は全プランとも1ライセンスあたり10台まで登録できます。1人が自席PCと会議室PC、検証機など複数台へ接続する運用でも追加ライセンスが要りません。1台のPCに2ユーザーが同時アクセスできる点も掲載5社の中で特徴的で、指導や引き継ぎのように同じ画面を2人で見る場面に使えます。

FPSはProが60、Performance・Enterpriseが240(設定時)で、4Kストリーミングは最大60fpsに対応します。マルチ対マルチのモニター接続、USBデバイスのリダイレクト、マイクのパススルー、YUV4:4:4の色再現、リモートスタイラスとWacom Bridgeを備え、リモート再接続とWake-on-LANを標準搭載します。SOC 2およびSOC 3認証を取得し、24時間365日の侵入検知体制を公式に明記しており、掲載5社の中で第三者認証を具体的に示しているのは本サービスです。接続元はWindows・Mac・iOS・Android・Chromebookに対応し、14日間の無料トライアルがあります。

moconavi(モコナビ)

38人目でRemoteViewを下回る。チャット・電話帳も1アプリに統合

公式サイト ↗

株式会社レコモットが提供するクラウドMAM/リモートアクセス基盤です。同社は2005年11月設立、資本金1億円、従業員91名(2025年11月時点)で、2025年11月に東証プライム上場の株式会社シーエーシー(証券コード4725)のCACグループに参画しています。1,700社・34万ID以上に導入されています(2025年9月現在の概数)。

専用アプリがサンドボックス化されており、手元端末にデータを残さない方式で、VPNを別途構築せずに社内のメール・グループウェア・ファイル・業務システム・社内PCへアクセスできます。リモートアクセスに加えて、ビジネスチャット、クラウド電話帳、通話連携、メール/カレンダー/ストレージ連携を1つのアプリに統合している点が他の4社と異なります。

料金はクラウド基本料が月額15,000円/1テナント(全プラン共通)に、1IDあたりの利用料(標準のmoconaviが月額720円、機能を絞ったmoconavi Contactsとmoconavi Browserが各360円)を加える体系です。最小契約は10IDなので、下限は月額15,000円+720円×10=22,200円(税別)になります。クラウド基本料にはサポートパック(サポートサイト・電話/お客様で最大1名まで/平日10:00〜18:00)が含まれます。

10名の年間コストは266,400円で掲載5社の中で最も高くなりますが、50名では612,000円、100名では1,044,000円でいずれも2番目に安くなります。年額180,000円の基本料が人数で薄まるためで、1人あたりでは10名の18,000円が100名では1,800円まで下がります。人数比例型を下回る境目は、Splashtopに対して20人目、MagicConnectに対して32人目、RemoteViewに対して38人目です。中継アプライアンスをレンタルする場合は月額15,000円/1台に加え、レンタル開始の初回のみ諸経費2,200円/1台がかかります。30日間の無料トライアルがあります。

よくある質問

リモートアクセスの料金相場はどのくらいですか?

掲載5社の1ユーザー月額は最低300円・中央値1,125円・平均969円・最高1,500円です(税抜/年払い換算・n=5)。ただし実際の負担は人数で変わります。10名の年間コストはRemoteViewが135,000円、MagicConnectが144,000円、CACHATTOが156,000円、Splashtopが180,000円、moconaviが266,400円です。50名ではCACHATTOが300,000円で最安になり、順位が入れ替わります。

なぜ人数によって最安のサービスが変わるのですか?

人数に比例しない固定費を持つサービスがあるためです。CACHATTOは会社ID単位のサービス基本利用料が年額120,000円、moconaviはクラウド基本料が月額15,000円/テナントで、どちらも人数によらず同額です。この固定費は人数が増えるほど1人あたりに薄まります。moconaviが人数比例型を下回る境目は、Splashtopに対して20人目、MagicConnectに対して32人目、RemoteViewに対して38人目です。

1ユーザー単価が安いサービスを選べばよいのではないですか?

単価と実額の順位は一致しません。掲載5社で単価が最も安いのはCACHATTOの300円ですが、10名の年間コストでは156,000円で3番目です。単価が3番目のRemoteView(1,125円)が135,000円で最安になります。10名では単価差が5.0倍あるのに対し、実額の差は1.97倍にとどまります。固定費と購入単位が単価の外にあるためです。

初期費用はかかりますか?

掲載5社で初期費用を明示しているのはMagicConnectです。アカウント種別によりUSB型が15,000円、アプリ型が10,000円、アプリ型ライトと対象機器専用アカウントが5,000円(いずれも1IDあたり・税別)です。10名でアプリ型ライトを使うと50,000円が初年度に乗り、初年度は194,000円になります。moconaviは中継アプライアンスをレンタルする場合のみ、初回に諸経費2,200円/1台が発生します。他の3社は料金ページ上に初期費用の記載がありません。

無料で試せますか?

常設の無料プランを持つサービスは掲載5社にありません(0%)。無料トライアルは5社すべてが用意しており(100%)、日数を公開している4社の平均は22日です。MagicConnectとmoconaviが30日、SplashtopとRemoteViewが14日で、CACHATTOはトライアルの申込はあるものの日数が公開されていません。

社内PCの電源が入っていなくても接続できますか?

電源を遠隔で入れる機能があるかどうかで決まります。SplashtopはリモートPCの再接続とWake-on-LANを標準で備えます。MagicConnectはWOLオプション(年額3,600円/台・初期費用1,000円/台)で、起動したいPCの台数分の契約が必要です。RemoteViewはRemoteWOL(36,000円/台・税抜)またはRemoteWOL機能を搭載したRemoteViewBOX(148,000円/台・税抜)で対応します。

まとめ

リモートアクセスは、1ユーザーあたりの金額を並べても比較になりません。掲載5社のうちCACHATTOとmoconaviが人数に比例しない固定費を持ち、その固定費が人数で薄まるため、規模によって順位が入れ替わるからです。10名ではRemoteViewの135,000円が最安ですが、50名・100名ではCACHATTOの300,000円・480,000円が最安になります。

10名前後で始めるならRemoteView、50名以上ならCACHATTOが年額では有利です。1人が複数のPCへ接続するならSplashtop、手元端末にデータを残さない画面転送方式を重視するならMagicConnect、チャットや電話帳もまとめたいならmoconaviが候補になります。

掲載5社は全社が円建てで料金を公開しており(100%)、常設の無料プランはありませんが、5社とも無料トライアルを用意しています。まず自社の利用人数を決め、そのうえで年額を比べてください。

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