プロジェクト管理ツール
プロジェクト管理ツールは、タスクの割り当てと進捗をカンバンやガントチャートで可視化するツールです。当メディアが掲載5社を調べたところ料金公開率は100%(5/5)で、無料プランは5社すべてが持っていました。ただし最安プランにガントチャートが入っていない製品があるため、そのまま並べても比較になりません。
プロジェクト管理ツールとは
プロジェクト管理ツールの1ユーザー月額は、税抜換算で417円から1,650円まで約4.0倍の開きがあります。当メディアの調査では掲載5社すべてが料金を公開しており、公開率は100%(5/5)でした。中央値は1,250円、平均は1,142円です。
ただし最安プランをそのまま並べると比較になりません。ガントチャートが入っていない製品が混ざるためです。Backlogのスターター(月額2,700円・税抜)にはガントチャートが含まれず、使うにはスタンダード(16,000円・税抜)が必要で約5.9倍になります。monday.comもBasic(年払い1席1,300円)にはガントがなく、Standard(1,650円)からです。
もう1つの分かれ目が課金の単位です。Backlogはスペース単位の定額で、上位プランはユーザー数が無制限です。1ユーザー課金の製品とは人数のどこかで逆転します。
ガントチャートが使えるプランどうしで比べると、Backlogのスタンダード(年払い月換算15,200円・税抜)とJootoのスターター(年払い1ユーザー417円・税抜)は、15,200 ÷ 417 = 約36.5で37人が分岐点です。この記事では条件をそろえて整理しました。
プロジェクト管理ツールの検索需要トレンド
「プロジェクト管理」の検索指数は直近25か月で43〜80の範囲を推移し、平均は63.8でした。前半12か月の平均72.8に対し後半12か月は54.9で、25%ほど下がっています。最大は2024年7月の80、最小は2025年12月の43です。2025年7月以降は60前後まで水準が下がり、そのまま50台で推移しています。(出典:Googleトレンド/キーワード「プロジェクト管理」)
プロジェクト管理ツールの料金相場
当メディアが掲載5サービスを調査した、最安有料プラン(1ユーザー月額・税抜/年払い換算・うち1件は公式に税区分の記載がなく表示額のまま)の料金相場です。単価は横並びでも、最低月額や無料条件で規模別の実額は変わります。
| 企業規模 | 年間コスト(最安) | 業界中央値 |
|---|---|---|
| 従業員10名 | 30,780円/年〜 | 中央値 144,000円/年 |
| 従業員50名 | 30,780円/年〜 | 中央値 720,000円/年 |
| 従業員100名 | 30,780円/年〜 | 中央値 1,440,000円/年 |
※最安有料プラン・1ユーザー月額・税抜/年払い換算・うち1件は公式に税区分の記載がなく表示額のまま。無料プランあり:5/5サービス(Backlog・Jooto・Asana・monday.com(monday work management)・Notion)/無料トライアル:3/5サービス・平均25日。集計対象5件・2026.07時点・当メディア調べ。
プロジェクト管理ツールの選び方の要点
プロジェクト管理ツールの比較でつまずきやすいのが、最安プランの中身です。 Backlogのスターター(月額2,700円・税抜)にはガントチャートが含まれません。使うにはスタンダード(16,000円・税抜)が必要で、16,000 ÷ 2,700 = 約5.9倍になります。スタンダードのガントは6か月分まで、プレミアム以上は制限なしです。 monday.comもBasic(年払い1席1,300円)にはガント(タイムラインビュー)がなく、Standard(1,650円)からです。差は350円で約1.27倍です。 Asanaもタイムラインビュー(ガント)はStarter以上(年払い月換算1,200円)で、無料のPersonalには含まれません。 一方でJootoは全プランで基本機能としてガントとカンバンを使えます。Notionはデータベースのタイムラインビューでガントを表示します。 カンバンはいずれも下位プランから使えます。ガントが要るかどうかで比べるプランが変わります。
掲載5社は課金の単位で2つに分かれます。 1ユーザーあたりの月額なのはJooto(スタータープラン年払い月換算417円・税抜)、Asana(Starter 1,200円)、monday.com(Basic 1席1,300円・最低3席)、Notion(プラス1メンバー1,650円)です。いずれも日本語公式が円建てで提示しています。 スペース単位の定額なのはBacklogです。スターターが月額2,700円(税抜・月払い)、年払いは5%割引で実質月2,565円です。上位プランはユーザー数が無制限のため、人数が増えても金額は変わりません。 当メディアの集計による1ユーザー月額(税抜換算)は最低417円、中央値1,250円、平均1,142円、最高1,650円でした。Backlogはスペース単位のため単価比較の対象外としています。
条件をそろえて比べると、人数の分岐点が見えます。 ガントチャートが使えるプランで比べると、Backlogのスタンダード(年払い月換算15,200円・税抜・ユーザー数無制限)とJootoのスタータープラン(年払い1ユーザー417円・税抜)は、15,200 ÷ 417 = 約36.5となり、37人以上でBacklogのほうが安くなります。 AsanaのStarter(年払い月換算1,200円)と比べると、15,200 ÷ 1,200 = 約12.7で13人が分岐点です。Notionのプラス(1,650円)とmonday.comのStandard(1,650円)なら、いずれも15,200 ÷ 1,650 = 約9.2で10人です。 人数が10人を超えるあたりから、スペース単位定額のBacklogが有利になっていきます。 当メディアの集計による年間コスト(税抜換算・最安プラン基準)は、10名でBacklogが30,780円、Jootoが50,040円、Asanaが144,000円、monday.comが156,000円、Notionが158,400円です。ただしBacklogのこの金額はガントを含まないスターターの値です。
当メディアの調査では、掲載5社すべてが無料プランを持っています(5/5・100%)。ただし範囲が大きく異なります。 Backlogのフリープランは最大10ユーザー・1プロジェクトで、カンバンボードは使えますがガントチャートは非対応です。掲載5社の無料プランの中で人数がもっとも多い設定です。 Jootoの無料プランは1名まで・ストレージ100MBで無期限ですが、基本機能としてガントとカンバンを使えます。 AsanaのPersonalは2ユーザーまでで、リスト・ボード・カレンダービューが使えます。monday.comのFreeは2席まで、Notionのフリープランは個人・小規模チーム向けです。 人数で試したいならBacklogの10ユーザー、機能で試したいならJootoという選び方になります。 無料トライアルは3社(60%)で、Backlogが30日間(どのプランも)、Asanaが30日間(Starter/Advanced)、monday.comが14日間(Proプラン)です。日数を公開している3社の平均は25日です。
同じプロジェクト管理でも、扱う範囲が異なります。 Backlogは課題管理を軸に、ガント・カンバン・Wiki・Gitまでを1つで扱います。GitとSubversionのリポジトリを持てるため、開発チームがコードと課題を同じ場所で管理できます。CacooやTypetalkとも連携します。 Notionはドキュメント・Wiki・データベースを1つに統合したワークスペースです。データベースをボード・タイムライン(ガント)・カレンダーで表示でき、資料と進捗を同じ場所に置けます。 Asanaはリスト・ボード・タイムライン・カレンダーの複数ビューに加えて、ワークフローの自動化(ルール)とAI機能を持ちます。monday.comもタイムライン・カンバン・自動化・連携を備え、カラフルなボードで直感的に扱えます。 Jootoは付箋感覚のカンバンとガントチャートを両方搭載し、機能を絞って低価格にまとめています。 コードまで含めたいならBacklog、資料と一体にしたいならNotion、タスク管理に絞るならJootoという分かれ方になります。
プロジェクト管理ツールの比較一覧(全5サービス)
monday.com(monday work management)
月額1,300円〜米NASDAQ上場のイスラエル企業monday.com Ltd.が提供するWork OS。プロジェクト管理向けの monday work management ではボード上でタスクを管理し、タイムライン(ガント)やカンバン、自動化・連携を備える。日本語公式は円建て・1席1,300円/月(年払い、最低3席)から。
掲載は無料掲載と有料掲載の2つです。無料掲載は1カテゴリまでで、相互リンクのご協力が必要。 有料掲載は月額20,000円(税抜)で相互リンクが不要になり、この一覧とおすすめ比較記事の最上部に固定して掲載します。 「料金改定を反映してほしい」といった訂正のご相談も同じ窓口で、こちらは費用はかかりません。