オンライン校正ツール
オンライン校正ツールは、誤字脱字・表記ゆれ・不適切表現などを自動で指摘し、文章を整えるツールです。当メディアが掲載5社を調べたところ料金公開率は100%(5/5)で、月額550円(税込)のものから税込51,700円の買い切りまで方式が分かれます。買い切り版は月額550円のツールなら約7.8年分にあたります。
オンライン校正ツールとは
オンライン校正ツールの料金は、月額と買い切りが混在します。当メディアの調査では掲載5社すべてが料金を公開しており、公開率は100%(5/5)でした。月額はPRUV Proが550円(税込)、Shodoのプレミアムが1,000円(税込)、文賢が1,980円(税込・1年更新は1,650円)、Typolessのスタンダードが2,200円(税込)です。
一方でJust Right!7 Proはパッケージの買い切りで、ダウンロード版が税込51,700円です。月額と直接は比べられないため、何か月分にあたるかで見ることになります。
51,700円を月額で割ると、Typolessのスタンダード(2,200円)なら約23.5か月、文賢(1,980円)なら約26.1か月で、およそ2年分です。Shodoのプレミアム(1,000円)なら約51.7か月で約4.3年分、PRUV Pro(550円)なら約94か月で約7.8年分になります。
使う期間が短いなら月額、長く使い続けるなら買い切りという判断になりますが、実際には校正の対象や連携先も変わります。この記事では公開されている数値だけを使って整理しました。
オンライン校正ツールの検索需要トレンド
「文章校正」の検索指数は直近25か月で18〜35の範囲を推移し、平均は29.2でした。前半12か月の平均31.3に対し後半12か月は26.8で、やや下向きです。最大は2024年11月の35、最小は2025年12月の18です。検索数そのものが少ないため、単月の上下に意味を持たせすぎないほうがよいキーワードです。(出典:Googleトレンド/キーワード「文章校正」)
オンライン校正ツールの料金相場
当メディアが掲載5サービスを調査した、最安有料プラン(1ユーザー月額・税抜/年払い換算・税込表記のサービスは税抜に換算)の料金相場です。単価は横並びでも、最低月額や無料条件で規模別の実額は変わります。
| 企業規模 | 年間コスト(最安) | 業界中央値 |
|---|---|---|
| 従業員10名 | 60,000円/年〜 | 中央値 144,540円/年 |
| 従業員50名 | 300,000円/年〜 | 中央値 722,700円/年 |
| 従業員100名 | 600,000円/年〜 | 中央値 1,445,400円/年 |
※最安有料プラン・1ユーザー月額・税抜/年払い換算・税込表記のサービスは税抜に換算。無料プランあり:2/5サービス(Shodo(ショドー)・PRUV(プルーフ))/無料トライアル:5/5サービス・平均20日。集計対象5件・2026.07時点・当メディア調べ。
オンライン校正ツールの選び方の要点
掲載5社のうち4社が月額サブスクリプション、1社が買い切りです。 月額はPRUV Proが550円(税込・30日ごと)、Shodoのプレミアムが1,000円(税込)、文賢が1,980円(税込・1ライセンス/1年更新は1,650円)、Typolessのスタンダードが2,200円(税込)です。PRUV Businessは1ユーザー月額1,430円(税込)となります。 買い切りはJust Right!7 Proで、ダウンロード版が税込51,700円(税抜47,000円)です。 51,700円を各社の月額で割ると、Typolessのスタンダードなら約23.5か月、文賢なら約23.7か月、Shodoのプレミアムなら約51.7か月、PRUV Proなら約94か月にあたります。2年以上使う見込みがあり、月額2,000円台のツールを検討しているなら買い切りが視野に入ります。 ただしJust Right!7 ProはWindowsにインストールする形のため、環境も含めて判断することになります。
月額のツールは、1回に校正できる文字数がプランの軸になっています。 Typolessはスタンダードが一度に5万文字まで(月2,200円・税込)、プレミアムが10万文字まで(月5,500円・税込)です。個人向けにはプレミアム+Plus(20万文字)も用意されています。 Shodoはベーシックが1万文字/回(永年無料)、プレミアムが4万文字/回(月1,000円・税込)です。上位のマックスは月5,000円、法人向けのビジネスは月2,000円(いずれも税込)です。 Just Right!7 Proは約10万5000字を約10秒で校正できるとされています。 長い原稿を一度に流したい場合、この上限が実務では効いてきます。1万文字で足りるのか、10万文字が要るのかを先に確認しておく必要があります。
同じ校正でも、見る範囲が異なります。 文賢は100以上の視点で日本語の文章を校正・推敲します。誤字脱字や表記ゆれに加えて、二重否定・冗長表現・句読点・可読性、差別的表現や不快語まで対象とし、文章表現の改善提案まで行います。指摘して終わりではなく書き直しを助ける設計です。 Typolessは朝日新聞社の校正ノウハウと校正データをAIに学習させています。慣用句・用語の誤用や不適切表現の検出に強く、新聞社の基準に沿った指摘が返ります。 PRUVは編集・校閲30年の知見に基づく独自のルールベースエンジンを持ち、出版業界のルールに沿ったチェックを行います。ユーザー辞書とグループ辞書(各3万ルール)で独自のルールも足せます。 Just Right!7 Proは公用文の新ルールに対応し、用字用語の不統一を検出します。官公庁や組織で表記を統一する用途に向きます。 Shodoは誤字脱字・敬語・表記ゆれに加えて生成AIによる校正・提案に対応します。
校正ツールは、文章を書いている場所から使えるかどうかで手間が変わります。 Shodoはブラウザ拡張機能に対応し、Microsoft Word、Google ドキュメント、Slack、Zendeskと連携します。掲載5社の中で連携先がもっとも幅広く、書いている画面のまま校正できます。 Just Right!7 ProはMicrosoft Word・Excel・PowerPoint、一太郎、Webブラウザ、PDF/テキストに対応します。Officeで作った資料をそのまま校正できるため、組織で校正ルールを統一する用途に向きます。 PRUVはBusiness版でAPIを提供し、ユーザー辞書・グループ辞書で独自ルールを組み込めます。TypolessもAPIを法人向けに用意しています(要問い合わせ)。 文賢はWebブラウザで使う形です。 書いた文章をコピーして貼り付ける手間を減らしたいなら、連携先の広さが効いてきます。
当メディアの調査では、掲載5社のうち無料プランがあるのは2社(40%)、無料トライアルがあるのは4社(80%)で、日数の平均は22日です。 無料プランはShodoのベーシック(1名・文章校正1万文字/回・生成AI校正は週間制限あり)とPRUVの無料版(機能限定で継続利用可)です。いずれも期限なく使い続けられます。 無料トライアルはTypolessが個人向け14日間(最大20万文字・プレミアム相当の全機能)・法人向け30日間、Shodoが有料プラン14日間、PRUV Businessが最長1か月、Just Right!7 Proが30日間の無料体験版です。 掲載5社の中で文賢だけが無料トライアルを提供していません。無料デモ(機能説明)の案内はありますが、自社で試す形ではありません。まず使ってみてから決めたい場合は、この点が判断材料になります。 なお文賢は2025年9月1日より初期費用が0円になりました(従来は税込11,880円)。
オンライン校正ツールの比較一覧(全5サービス)
PRUV(プルーフ)
月額550円〜編集者・校閲者としての約30年の知見をもとに開発された、独自ルールベースエンジンと生成AIを統合したオンライン文章校正支援サービス。文法・固有名詞・送り仮名・誤入力・表記ゆれ・出版業界ルールなどを多角的にチェックする。無料版があり、有料はPRUV Pro(30日550円)・PRUV Business(1ユーザー月1,430円/いずれも税込)。
Shodo(ショドー)
月額1,000円〜ブラウザで使えるAI文章校正・執筆クラウド。誤字脱字・敬語・表記ゆれ・同音異義語の変換ミスなどをAIが指摘し、Word・Googleドキュメント・ブラウザ拡張にも対応する。永年無料のベーシックプランがあり、有料はプレミアム月1,000円・マックス月5,000円・ビジネス月2,000円/名(税込)。
Typoless(タイポレス)
月額4,950円〜朝日新聞社が開発したAI文章校正ツール。新聞社が蓄積した約900万件の校正データとAIを組み合わせ、誤字脱字・変換ミス・不適切表現などを検出する。個人向けはスタンダード月2,200円・プレミアム月5,500円(税込)、法人向けは文字数従量制のエンタープライズを提供する。
Just Right!7 Pro
要問い合わせ一太郎で知られるジャストシステムの文章校正支援ソフト(Windows)。誤字脱字・表記ゆれ・不適切表現・用字用語を高速にチェックし、約70年ぶりに改定された公用文の新ルールにも対応する。月額課金ではなくパッケージ買い切りで、ダウンロード版は税抜47,000円(税込51,700円)。30日間の無料体験版がある。
掲載は無料掲載と有料掲載の2つです。無料掲載は1カテゴリまでで、相互リンクのご協力が必要。 有料掲載は月額20,000円(税抜)で相互リンクが不要になり、この一覧とおすすめ比較記事の最上部に固定して掲載します。 「料金改定を反映してほしい」といった訂正のご相談も同じ窓口で、こちらは費用はかかりません。