1on1ツールのおすすめ(目的別の早見表)
1on1は多くの企業が導入していますが、形骸化しやすい施策でもあります。何を話せばよいか分からない上司が近況報告だけで終わらせ、記録も残らず、次回また同じ話をする。
料金は1人あたり月額250〜1,200円(中央値550円)ですが、最低月額があるため人数で逆転します。
| 人数 | シナジーHR 面談 | Wistant | WAKUAS | インサイズ |
|---|---|---|---|---|
| 10名 | 48,000円 | 84,000円 | 300,000円<br>※最低月額25,000円 | 720,000円<br>※最低50ID |
| 50名 | 240,000円 | 420,000円 | 300,000円 | 720,000円 |
| 100名 | 480,000円 | 840,000円 | 300,000円 | 1,440,000円 |
| 導入目的 | おすすめのタイプ | 主なサービス |
|---|---|---|
| 少人数で安く始めたい | 1ユーザー400円・最低10ユーザー・1か月単位契約 | シナジーHR 面談 |
| 1on1と目標管理をまとめたい | オールインワン・ビデオ通話とAIヒントを同画面 | Wistant(ウィスタント) |
| 100名以上で費用を抑えたい | 〜50名定額・501名以上は1人250円 | WAKUAS(ワクアス) |
| 上司が何を話すか困っている | 特許技術で部下の特性に合った対応のヒント | Kakeai(カケアイ) |
| 部下の状態が分からず何を聞けばよいか困っている | 実名の心理アンケートで状態を可視化し1on1トピックを提示 | インサイズ(INSIDES) |
1on1ツールとは?
1on1ツールとは、上司と部下の定期的な面談を記録し、話すテーマの設定や振り返りを支援するシステムです。
1on1が続かない理由ははっきりしています。上司が何を話せばよいか分からないこと、記録が残らず前回の続きから話せないことです。ツールの役割は、この2つを仕組みで解消することにあります。
AIの使い方が3通りに分かれる
同じ「AI搭載」でも、やっていることが違います。
対応のヒントを出す:Kakeai。AIと特許技術で、部下の特性に合った対応を提示します。特性相互理解機能で部下の状態を把握したうえでヒントが出ます。
改善アクションを提示する:Wistant。振り返りから改善アクションまで示し、AIサマリーを作成します。ビデオ通話とAIヒントを同じ画面に表示できるため、話しながら助けを得られます。
部下の状態を可視化する:インサイズ(INSIDES)。実名制の心理アンケートで部下一人ひとりのコンディションと性格を可視化し、その結果に合わせた1on1の推奨トピックを提示します。上司とメンバーが同じ画面を見ながらテーマを選べます。
1on1がうまくいかない原因が「何を話すか」なのか「相手の状態が分からない」ことなのかで、選ぶものが変わります。
料金は最低月額で逆転する
| サービス | 料金 |
|---|---|
| WAKUAS | 〜50名は定額25,000円/月、51名以上は人数帯で逓減(500→250円)。初期設定料50,000円 |
| シナジーHR 面談 | 1ユーザー400円(税抜・基本200円+面談ツール200円)・最低10ユーザー・初期費用0円 |
| Wistant | 1on1プラン700円/人・フルパッケージ1,500円/人・初期費用0円 |
| Kakeai | 個社別提案(二次情報では基本料金50,000円/月) |
| インサイズ(INSIDES) | メンバー1名あたり1,200円/月・システム基本契約0円・初期費用0円。最低50ID(実質最低月額60,000円) |
WAKUASは〜50名が定額25,000円/月のため、10名では年300,000円と割高です。しかし100名でも300,000円のままなので、この規模ではシナジーHR 面談(480,000円)を下回ります。
1on1ツールの選び方(5つのポイント)
- 人数によって最安が入れ替わる。10名と100名で別のサービスになります
- AIに何をさせたいかで選ぶ。ヒント提示・改善提案・話し方の分析で分かれます
- 1on1だけか、目標管理まで含めるかを決める。既存の評価システムがあるなら切り出せます
- 既存のチャットツールと連携できるかを見る。通知が届かないと実施率が落ちます
- 記録が残って振り返れるかを確認する。継続して初めて意味を持つ施策です
1on1ツールのタイプ別分類
1ユーザー400円(税抜)・最低10ユーザー。初期費用0円・1か月単位契約・サンクスツール標準搭載
1on1・目標管理・評価を統合。ビデオ通話とAIヒントを同画面表示・連携先が豊富
〜50名は定額25,000円/月、501名以上は1人250円。OKR管理にも対応
AI・特許技術で部下の特性に合ったヒント。話すテーマの選定も支援・10万超の組織で利用
実名の心理アンケートで部下の状態と性格を可視化し、1on1推奨トピックを提示。最低50ID
機能と連携の比較
| サービス | AI支援 | 目標管理 | 外部連携 | 認証 |
|---|---|---|---|---|
| Wistant | 改善アクション提示・AIサマリー・同画面ヒント | ○(目標管理・評価) | Slack/Chatwork/Talknote/Teams/Google/HRMOS | ISO27001・SAML・SSO・IP制限 |
| Kakeai | 対応のヒント提示(特許技術) | 要確認 | 要確認 | ISO/IEC 27001:2022 |
| インサイズ(INSIDES) | 状態の可視化・1on1推奨トピック提示・AIメンター | 要確認 | 要確認(SSO・多要素認証に対応) | 記載なし |
| WAKUAS | 記載なし | ○(OKR管理) | 記載なし | 記載なし |
| シナジーHR 面談 | 記載なし | シナジーHR内で連携 | シナジーHR内モジュール | 記載なし |
おすすめの1on1ツール5選
- 概要:1ユーザー月額400円(税抜)で、最低10ユーザーから使える面談特化のツールです。
- 特徴:
- 10名で年48,000円と掲載中の最安(月4,000円から)
- 初期費用0円・最低利用年数なし・1か月単位の契約
- 面談テーマとフォーマットの管理、サンクスツールを標準搭載
- 料金:1ユーザー400円(税抜/基本料金200円+面談ツール200円)。最低利用10ユーザー。
- 注意点:100名では年480,000円となり、WAKUAS(300,000円)を上回ります。AI機能の記載はありません。
- こんな企業に向いている:少人数で安く始めたい会社、まず試したい会社。
- 概要:1on1・目標管理・評価をオールインワンで扱い、AIが改善アクションまで提示します。
- 特徴:
- ビデオ通話とAIヒントを同じ画面に表示(話しながら助けを得られる)
- AIが振り返りから改善アクションまで提示、AIサマリーを作成
- Slack・Chatwork・Talknote・Teams・Google・HRMOSと連携、ISO27001認証
- 料金:1on1プラン700円/人、フルパッケージ1,500円/人。初期費用0円。
- 注意点:単価は掲載中で最も高く、10名で年84,000円、50名で420,000円です。
- こんな企業に向いている:1on1と目標管理をまとめたい会社、チャット連携を重視する会社。
- 概要:〜50名は定額、51名以上は人数帯で単価が下がる料金体系です。
- 特徴:
- 100名でも年300,000円(〜50名は定額25,000円/月)で、この規模では最安
- 501名以上は1人250円と掲載中の最安単価
- OKR管理(パフォーマンスプラン)、過去の振り返りを時系列で記録
- 料金:1on1プラン〜50名は定額25,000円/月、51名以上は500〜250円/人。初期設定料50,000円。
- 注意点:10名でも年300,000円と少人数では割高です。初期設定料もかかります。
- こんな企業に向いている:50名以上、特に100名を超える規模の会社。
- 概要:AIと特許技術で、部下の特性に合った「対応のヒント」を提示します。
- 特徴:
- 特性相互理解機能で部下の状態を把握し、それに合った対応をAIが示す
- 話すテーマの選定を支援(会議室の予約サポートも)
- 10万超の組織・チームで利用、ISO/IEC 27001:2022取得、研修・コンサルも提供
- 料金:個社別提案・公式非公開(二次情報では基本料金50,000円/月)。
- 注意点:料金は二次情報です。実際の金額は問い合わせで確認してください。
- こんな企業に向いている:上司が何を話せばよいか困っている会社。
- 概要:実名制の心理アンケートで部下一人ひとりの状態を可視化し、上司に関わり方と1on1の推奨トピックを提示します。
- 特徴:
- ワークメンタリティ・性格タイプ・ストレス要因を実名で診断し、個人ごとの推移も追える
- コンディションと性格を加味した1on1推奨トピックを提示(上司と部下が同じ画面で選べる)
- 面談力診断でメンバー10問の匿名サーベイから上司の傾聴力・コーチング力などを分析
- 1on1メモ・スケジューリング・実施管理も定額内(サーベイ対象外のユーザーも利用可)
- 料金:メンバー1名あたり月額1,200円。システム基本契約0円、初期費用・サポート費用は不要で全機能が使えます。
- 注意点:最低利用ID数が50IDのため実質的な最低月額は60,000円です。専任コンサルタントの伴走は70ID以上、活用ガイダンスと研修は別途費用がかかります。
- こんな企業に向いている:部下の状態が掴めず何を聞けばよいか分からない会社、50名以上の組織。
規模・目的別のおすすめ
〜50名:シナジーHR 面談です。10名なら年48,000円、月4,000円から始められます。
50〜100名:WAKUASが定額25,000円/月で有利になります。50名時点でWistant(420,000円)を下回ります。
100名以上:WAKUASです。501名以上なら1人250円と最安単価になります。
1on1と目標管理をまとめたい:Wistantです。オールインワンで連携先も豊富です。
何を話すか困っている:Kakeaiです。対応のヒントとテーマ選定を支援します。
相手の状態が掴めない:インサイズ(INSIDES)です。実名の心理アンケートで状態を可視化し、推奨トピックまで示します。ただし最低50IDが条件です。
1on1ツールのデメリット・注意点
- 人数で最安が入れ替わる:10名と100名で別のサービスになります
- 少人数で割高になるサービスがある:WAKUASは〜50名が定額25,000円/月です
- 料金非公開が1社:Kakeaiは個社別提案です
- AI機能の記載がないサービスもある:WAKUASとシナジーHR 面談は要確認です
- 最低利用ID数の縛りがある:インサイズは50ID以上、シナジーHR 面談は10ユーザー以上です
1on1ツール 導入の流れ
- 課題が「何を話すか」か「相手の状態が分からない」かを見極める:選ぶツールが変わります
- 自社の人数で総額を試算する:50名前後が分岐点になります
- 目標管理まで含めるかを決める:既存の評価システムがあるなら切り出せます
- チャット連携を確認する:通知が届かないと実施率が落ちます
- 小さく始める:シナジーHR 面談なら月4,000円・1か月単位で試せます
1on1ツールのよくある質問
料金相場はいくら?
1人あたり月額は最安250円・中央値550円・最高1,200円です。ただし最低月額や最低ID数があるため総額は変わります。当メディアの試算では10名でシナジーHR 面談48,000円、Wistant 84,000円、WAKUAS 300,000円、インサイズ 720,000円です。
少人数でも導入できる?
シナジーHR 面談は最低10ユーザーで月4,000円から、初期費用0円・1か月単位契約です。Wistantも初期費用0円で1人700円から。WAKUASは〜50名が定額25,000円/月のため割高になります。
AIは何をしてくれる?
Kakeaiは部下の特性に合った対応のヒントを提示、Wistantは改善アクションの提示とAIサマリー・同画面ヒント、インサイズは実名の心理アンケートで部下の状態を可視化して1on1の推奨トピックを提示します(2026年5月にメンバー向けのAIメンター機能も搭載)。
目標管理や評価もできる?
Wistantは1on1・目標管理・評価をオールインワンで扱います(1on1プラン700円/フルパッケージ1,500円)。WAKUASはパフォーマンスプランでOKR管理に対応します。
SlackやTeamsと連携できる?
WistantがSlack、Chatwork、Talknote、Microsoft Teams、Google、HRMOSと連携します。掲載サービスの中で連携先が最も明確です。他社は公式の料金ページに記載がありません。
セキュリティ認証は?
KakeaiはISO/IEC 27001:2022、WistantはISO27001認証を取得し、SSL暗号化・IP制限・SAML認証・SSOに対応します。インサイズは認証取得の記載はありませんが、SSO・多要素認証、固定IPからの利用制限、WAF、第三者機関による脆弱性診断の定期実施を明記しています。WAKUASとシナジーHR 面談は公式の料金ページに記載がありません。
まとめ
1on1ツールは、自社の人数と課題の所在の2軸で決まります。
50名未満ならシナジーHR 面談(10名で年48,000円・月4,000円から)、100名以上ならWAKUAS(300,000円・501名以上は1人250円)が費用面で有利です。10名と100名では最安が入れ替わるため、自社の人数で試算してください。
そして課題が「何を話せばよいか分からない」ならKakeai(対応のヒント提示)、「そもそも相手の状態が掴めない」ならインサイズ(実名の心理アンケートで可視化・推奨トピック提示)です。1on1と目標管理をまとめたいならWistantが候補になります。
どのツールを入れても、記録が残って前回の続きから話せることが継続の前提です。そこを満たしたうえで、上司の負担をどう減らすかを考えてください。
料金・仕様は変更される場合があります。契約前に各公式サイトで最新情報をご確認ください。