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文書管理システム

文書管理システムは、社内の文書を保管・検索し、版や承認の履歴を残して管理するシステムです。当メディアが掲載5社を調べたところ料金公開率は100%(5/5)でしたが、年間費用は64,800円から1,080,000円まで約16.7倍の開きがありました。分かれ目は承認ワークフローの有無です。

掲載 5 サービス料金公開率 100 %最終更新 2026.07

文書管理システムとは

文書管理システムの料金を並べると、年間64,800円から1,080,000円まで約16.7倍の開きがあります(いずれも当メディアの集計・税抜換算)。掲載5社はすべて料金を公開しており、公開率は100%(5/5)でした。

この差を作っているのは、承認ワークフローの有無です。掲載5社のうちNotePMはナレッジ共有を主軸としており、コメント・既読管理・アクセス権限は標準ですが承認ワークフローは限定的です。残る4社(楽々Document Plus・ASTRUX SaaS・MyQuick・Documal SaaS)はいずれも承認ワークフローを標準搭載しています。

つまり同じ「文書管理」という言葉でも、文書を作って共有するためのものと、承認を通して版を管理し監査証跡を残すためのものに分かれます。前者は年間64,800円から、後者は年間240,000円からという水準です。

もう1つ見落としやすいのが人数の数え方です。NotePMは編集ユーザーと閲覧ユーザーを分けて数え、MyQuickはユーザー数無制限、楽々Document Plusは100ユーザ単位、ASTRUX SaaSは標準200ユーザーからと、前提がそろっていません。この記事では公開されている数値だけを使い、前提を明示して比較しました。

文書管理システムの検索需要トレンド

↗ 上昇傾向検索インタレストの推移(Googleトレンド・0〜100の相対指数・月平均)
2024.07平均 59(点線)2026.07

「文書管理」の検索指数は直近25か月で40〜82の範囲を推移し、平均は59.3でした。前半12か月の平均57.2に対し後半12か月は61.8で、やや上向きです。最小は2025年12月の40ですが、2026年4月以降は74・79・82・74と高い水準が続き、最大は2026年6月の82でした。直近1年で関心が高まっている動きが見て取れます。(出典:Googleトレンド/キーワード「文書管理」)

文書管理システムの選び方の要点

1
承認ワークフローが要るかどうかを先に決める

掲載5社は文書の扱い方で2つに分かれます。 ナレッジ共有型はNotePMです。高機能エディタとテンプレートでマニュアルや議事録を作成し、フォルダとタグで整理します。コメント・既読管理・アクセス権限は標準ですが、承認ワークフローは限定的です。 文書統制型は楽々Document Plus、ASTRUX SaaS、MyQuick、Documal SaaSの4社です。いずれも登録や更新の際に承認を通す仕組みを標準で備え、版管理とあわせて文書のライフサイクルを管理します。Documal SaaSは監査証跡も備えます。 規程やマニュアルを作って社内に配る用途なら前者で足ります。契約書や設計文書のように、誰が承認したかを記録に残す必要があるなら後者になります。ここを決めないと予算の桁が定まりません。

2
年間費用は約16.7倍。初期費用も含めて比べる

当メディアの集計による年間費用(税抜換算・各社の最安プラン)は次のとおりです。 ・NotePM プラン10:64,800円(編集10名+閲覧30名・100GB)/初期費用0円 ・MyQuick スターター:240,000円(ユーザー数無制限)/初期費用0円 ・ASTRUX SaaS 基本構成:930,000円(標準200ユーザー・50GB)/初期費用110,000円(税込) ・楽々Document Plus クラウド版:1,080,000円(100ユーザ・100GB)/初期費用300,000円 最安と最高では1,080,000 ÷ 64,800 = 約16.7倍の開きです。初期費用を加えた1年目の総額で見ると、NotePMが64,800円、楽々Document Plusが1,380,000円で約21.3倍になります。 なおDocumal SaaSは、公式料金ページを取得できなかったため第三者ソースで相互確認した公式未確認の参考値です。パブリックSaaSの10アカウントで月額約20,000円(税抜)に導入基本サービス300,000円〜が目安とされます。

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人数の数え方が各社で違う

同じ「100人で使う」でも、金額の決まり方が異なります。 NotePMは編集ユーザーと閲覧ユーザーを分けて数えます。プラン10は編集10名に対し閲覧30名で計40名、月額5,400円(税抜)です。上位はプラン15が8,100円、プラン25が13,500円、プラン50が27,000円、プラン100が54,000円、プラン1000が540,000円です。読むだけの人が多い組織では負担が抑えられます。 MyQuickはユーザー数無制限です。スターターが月額20,000円(税抜)で、人数が増えても月額基本料金は変わりません。 楽々Document Plusはクラウド版が100ユーザで月額90,000円(税抜)、101ユーザ以降は追加課金です。ASTRUX SaaSは登録ユーザー標準200ユーザーからで、月額85,250円(税込)です。 Documal SaaSはアカウント帯で、10アカウントと50アカウントの区分があります。 読むだけの人が多いのか、全員が書くのかで有利な方式が変わります。

4
全文検索の中身と提供形態を確認する

掲載5社はいずれも全文検索に対応しますが、中身に差があります。 楽々Document Plusは自社製のエンタープライズサーチ「QuickSolution」を搭載し、ファイル内容全体を対象にした高速な全文検索に対応します。生成AI連携(AI-Chat)による対話形式の情報取得・要約・翻訳、AI-OCRによる文書属性の自動入力や手書きOCR検索も備えます。 NotePMもファイル内容まで探せる全文検索を持ち、AIチャットボット・AIマニュアル作成・AIファイル取り込みをすべて基本料金内で提供します。 MyQuickはGPT連携で非定型文書からの情報自動入力に対応し、AIスタンダードプラン(月額100,000円・税抜)が用意されています。 提供形態も分かれます。クラウドとオンプレミスの両方を選べるのは楽々Document PlusとMyQuickです。ASTRUX SaaSはクラウドですが、買い切りのオンプレミス版ASTRUX2.0も別途提供されています。Documal SaaSはパブリックSaaSとプライベートSaaS(顧客専用環境)の2種類です。

5
契約期間と試用の条件を確認する

当メディアの調査では、掲載5社に無料プランはありません(0/5)。無料トライアルがあるのは3社(60%)で、日数の平均は30日です。 NotePMが30日間(全機能・初期費用0円)、楽々Document Plusが1ヶ月(試用データを本番環境へ引き継ぎ可)、Documal SaaSが1ヶ月です。ASTRUX SaaSとMyQuickは料金ページ上に無料トライアルの記載がなく要問い合わせとなります。 楽々Document Plusの試用データを本番へ引き継げる点は、評価の作業が無駄にならないという意味で実務的です。 契約期間はASTRUX SaaSが最低6ヶ月です。Documal SaaSは最低契約期間の縛りがないとされています。NotePMは月払い・請求書払い・口座振替で契約期間が異なり、料金ページに最低契約期間の明記はありません。

文書管理システムの比較一覧(全5サービス)

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NotePMのロゴ

NotePM

月額5,400円〜

社内wiki・ナレッジ管理に強いクラウド文書管理システム。マニュアルやドキュメントを高機能エディタとテンプレートで作成し、全文検索・変更履歴(版管理)・アクセス権限・AIチャットボットで社内ナレッジを一元管理する。編集/閲覧ユーザー数と容量で選ぶプラン制。

無料トライアル30日
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MyQuickのロゴ

MyQuick

月額20,000円〜

インフォコムが提供するAI文書管理・契約書管理システム。ユーザー数無制限の定額で、文書の版管理・全文検索・承認ワークフロー・GPT連携による属性自動入力・電帳法対応・タイムスタンプ付与に対応。クラウド版・オンプレミス版があり、1993年の発売以降約900社に導入。

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Documal SaaSのロゴ

Documal SaaS

月額20,000円〜

富士通ブランドの文書管理ソリューション「Documal」のSaaS版。文書のライフサイクル自動化・版管理・全文検索・承認ワークフロー・監査証跡を備え、組織全体の文書を一元管理する。安価なパブリックSaaSと専用環境のプライベートSaaSを選べる。無料トライアルあり。

無料トライアル30日
4
ASTRUX SaaSのロゴ

ASTRUX SaaS

月額85,250円〜

文書管理システムとワークフロー機能を備えた「ASTRUX2.0」を、サーバー等の初期設備投資なしで使えるクラウド版。版管理・全文検索・承認ワークフローに加え、AD連携・電帳法保存・フォーム申請などのオプションを月額課金で追加できる。登録ユーザーは標準200ユーザーから。

5
楽々Document Plusのロゴ

楽々Document Plus

月額90,000円〜

住友電工情報システムが提供する文書管理・情報共有システム。文書の保管・版管理・登録承認ワークフロー・自社製エンタープライズサーチによる全文検索をオールインワンで提供。クラウド版とオンプレミス版があり、生成AI・AI-OCR連携にも対応。導入1,000社以上。

無料トライアル30日
SaaSを提供している企業さまへ
サービスの掲載・情報の更新を受け付けています

掲載は無料掲載と有料掲載の2つです。無料掲載は1カテゴリまでで、相互リンクのご協力が必要。 有料掲載は月額20,000円(税抜)で相互リンクが不要になり、この一覧とおすすめ比較記事の最上部に固定して掲載します。 「料金改定を反映してほしい」といった訂正のご相談も同じ窓口で、こちらは費用はかかりません。

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文書管理システムのよくある質問

文書管理システムの費用相場はいくらですか。
当メディアが掲載5社を2026年7月時点で調査したところ、料金公開率は100%(5/5)でした。当メディアの集計による年間費用(税抜換算・各社の最安プラン)は、NotePMのプラン10が64,800円、MyQuickのスターターが240,000円、ASTRUX SaaSの基本構成が930,000円、楽々Document Plusのクラウド版が1,080,000円です。最安と最高では約16.7倍の開きがあります。Documal SaaSは公式料金ページを取得できなかったため、第三者ソースで相互確認した公式未確認の参考値として扱っており、相場の集計からは除いています。
なぜ料金の幅がこれほど広いのですか。
承認ワークフローの有無で製品の性格が変わるためです。掲載5社のうちNotePMはナレッジ共有を主軸としており、コメント・既読管理・アクセス権限は標準ですが承認ワークフローは限定的です。残る4社(楽々Document Plus・ASTRUX SaaS・MyQuick・Documal SaaS)はいずれも承認ワークフローを標準搭載しています。規程やマニュアルを作って配る用途と、契約書や設計文書の承認履歴を残す用途では必要な仕組みが違います。
人数が多い場合はどれが安くなりますか。
MyQuickはユーザー数無制限で、スターターが月額20,000円(税抜・初期費用0円)です。人数が増えても月額基本料金が変わらないため、全社に配る用途では負担が抑えられます。楽々Document Plusはクラウド版が100ユーザで月額90,000円(税抜)、101ユーザ以降は追加課金です。100人で比べると1,080,000 ÷ 240,000 = 4.5倍の差になります。NotePMは編集ユーザーと閲覧ユーザーを分けて数えるため、読むだけの人が多い組織では負担が抑えられます。
初期費用はかかりますか。
掲載5社のうち初期費用0円を明記しているのはNotePM(全プラン)とMyQuickのスターターです。楽々Document Plusはクラウド版が300,000円(税抜)、オンプレミス版が1,800,000円(税抜)からです。ASTRUX SaaSはASTRUX SaaS 55,000円とDigitalNetホスティング 55,000円で合計110,000円(税込)です。MyQuickもスタンダード以上は300,000円(税抜)、オンプレミス版は750,000円からとなります。Documal SaaSは導入基本サービス300,000円〜が目安とされる公式未確認の参考値です。
オンプレミスでも導入できますか。
クラウドとオンプレミスの両方を選べるのは楽々Document PlusとMyQuickです。楽々Document Plusのオンプレミス版は初期1,800,000円(税抜)からの買い切りライセンス、MyQuickのオンプレミス版は750,000円からです。ASTRUX SaaSはクラウドでの提供ですが、買い切りのオンプレミス版ASTRUX2.0も別途提供されています。Documal SaaSは顧客専用環境のプライベートSaaSを用意しています。NotePMはクラウド(SaaS)での提供です。
無料で試すことはできますか。
当メディアの調査では、掲載5社に無料プランはありません(0/5)。無料トライアルがあるのは3社(60%)で、日数の平均は30日です。NotePMが30日間(全機能・初期費用0円)、楽々Document Plusが1ヶ月(試用データを本番環境へ引き継ぎ可)、Documal SaaSが1ヶ月です。ASTRUX SaaSとMyQuickは料金ページ上に無料トライアルの記載がなく、要問い合わせとなります。
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