ビジネスチャットツール

ビジネスチャット比較5選|単価の差は2倍、100名では年57万円差

ビジネスチャットの最安有料プランは月450円〜925円で中央値700円。当メディアの試算では100名の年額がLINE WORKS 540,000円、Slack 1,110,000円と57万円開きます。無料プランは4社にあります。

ビジネスチャットツールのおすすめ(目的別の早見表)

ビジネスチャットの料金は1ユーザー月額450円から925円に集まります。掲載5サービスは全社が金額を公開しており(価格公開率100%)、最安有料プランの中央値は月額700円です。

単価の差は2倍でも、人数を掛けると差が開きます。 当メディアの試算では、従業員100名の年間コストはLINE WORKSが540,000円、Slackが1,110,000円で、その差は年57万円です。

導入目的おすすめのタイプ主なサービス
とにかく安く抑えたい1ユーザー月額450円・グループウェア機能も包含・フリープランありLINE WORKS
取引先のLINEとつなげたい社外のLINEユーザーと直接やり取りできる唯一のサービスLINE WORKS
Officeをすでに使っているMicrosoft 365 Business Basic以上に含まれ追加費用なし。単体はEssentials 599円Microsoft Teams(チャット)
会話からタスクに落としたい月700円。チャット+タスク管理+ファイル管理、ISO 4規格を取得Chatwork
Google Workspaceを使っているGmail・Meet・Driveと統合。Business Starter 800円(300人まで)Google Chat(Google Workspace)
外部サービスの通知を集約したい月925円。豊富なAPI連携とワークフロービルダーで業務の入り口にできるSlack

ビジネスチャットツールとは?

ビジネスチャットツールとは、社内外のやり取りをメールや電話から置き換え、テーマごとの会話・ファイル共有・ビデオ通話をまとめて扱うサービスです。

メールは宛先を書き、件名を付け、あいさつから始めます。1往復に手間がかかるうえ、過去のやり取りは個人の受信箱に散らばります。チャットはこの単位をテーマごとの部屋に置き換えるもので、履歴が1か所に残り、後から入った人も経緯を追えます。

掲載5サービスのうち4社(80%)に無料プランがあり、まず試してから有料に移る進め方が取れます。

単価より「人数を掛けた年額」で比べる

サービス最安有料プラン(1ユーザー月額・年払い換算・税抜)
LINE WORKSスタンダード 450円(月払い540円)
Microsoft TeamsEssentials 599円
Chatworkビジネス 700円(月払い840円)
Google ChatGoogle Workspace Business Starter 800円(月払い950円)
Slackプロ 925円(月払い1,050円)

当メディアの試算による年間コストは次のとおりです。

従業員数LINE WORKSMicrosoft TeamsChatworkGoogle ChatSlack
10名54,000円71,880円84,000円96,000円111,000円
50名270,000円359,400円420,000円480,000円555,000円
100名540,000円718,800円840,000円960,000円1,110,000円

最安と最高の単価差は2倍ですが、100名では年57万円の差になります。中央値は月額700円です。

「チャット単体」か「グループウェア込み」かで見え方が変わる

同じ金額でも含まれるものが違います。

  • Microsoft Teams:Essentials(599円)はチャット中心。Word・Excel・Outlookまで使うならMicrosoft 365 Business Basic(1,049円)以上。デスクトップ版Officeまでなら Business Standard(3,523円)
  • Google Chat:単体では買えません。Google Workspaceのプラン(Business Starter 800円・300人まで・30GB/人)に含まれる形
  • LINE WORKS:グループウェア機能を包含(トーク・メール・掲示板が1つのアプリ)
  • Chatwork:チャット+タスク管理+ファイル管理
  • Slack:チャンネル型+豊富な外部連携・ワークフロービルダー

すでにMicrosoft 365やGoogle Workspaceを契約しているなら、追加費用なしで使える場合があります。 比較の前に、いま契約しているプランを確認してください。

無料プランがないのはGoogle Chatだけ

サービス無料プラン
Microsoft Teamsあり(ビデオ会議は60分・100人まで)
Chatworkあり(フリー)
LINE WORKSあり(フリー)
Slackあり(フリー)
Google Chatなし(Google Workspaceの契約が前提)

無料プランは掲載5サービス中4社(80%)にあります。トライアルは5社すべて(100%)で平均26日です。

まず無料で使い、履歴の保存期間や人数の上限に当たったところで有料に移る進め方が取れます。

社外とのつながり方と、セキュリティ認証

取引先とのやり取りに使うなら、相手が同じツールを持っているかが問題になります。

  • LINE WORKS:社外のLINEユーザーと直接やり取りできる(掲載5社で唯一)。相手にアプリを入れてもらう必要がない
  • Chatwork:国内の中小企業に広く使われており、取引先もすでに使っている可能性が高い

掲載5サービスはいずれもゲストアクセスに対応しますが、相手側の導入状況が実際の使い勝手を左右します。

セキュリティ認証はChatworkがISO/IEC 27001・27017・27018・27701、LINE WORKSがこれに加えてSOC2/SOC3を取得しています。Microsoft Teams・Slack・Google Chatは料金ページ上に記載がなく、各社のトラストセンターで公開されています。

ビジネスチャットツールの選び方(5つのポイント)

  1. 1ユーザー単価ではなく人数を掛けた年額で比べる。100名なら年57万円の差になります
  2. チャット単体で買えるのか、グループウェア込みかを確かめる。既存契約に含まれる場合があります
  3. 無料プランでどこまでできるかを見る。4社にあり、Google Chatだけありません
  4. 社外の相手とどうつながるかを確認する。LINE WORKSはLINEと直接つながります
  5. 外部サービスとの連携とセキュリティ認証を見る。SlackのAPI連携、Chatwork/LINE WORKSの認証明示です

ビジネスチャットツールのタイプ別分類

最安・LINE連携型

月450円。社外のLINEユーザーと直接やり取り、グループウェア包含、ISO 4規格+SOC2/3

LINE WORKS
Microsoft統合型

Essentials 599円。Business Basic以上に含まれ追加費用なし、Word/Excel/Outlookと統合

Microsoft Teams(チャット)
タスク管理一体型

月700円。会話からタスクに落とせる、国内中小企業に広く普及、ISO 4規格を取得

Chatwork
Google Workspace同梱型

単体販売なし・Business Starter 800円。Gmail/Meet/Driveと統合、300人まで

Google Chat(Google Workspace)
連携・自動化型

月925円。豊富なAPI連携とワークフロービルダー、上位でAI・高度セキュリティ

Slack

おすすめのビジネスチャットツール5選

LINE WORKS

LINE WORKS株式会社

公式サイト ↗
LINE WORKSの公式サイト(トップページ)
  • 概要:掲載5社で最も安く、社外のLINEユーザーと直接やり取りできる唯一のビジネスチャットです。
  • 特徴:
    • スタンダード 1ユーザー月額450円(年払い換算・税抜/月払い540円)で掲載5社中最安
    • 社外のLINEユーザーと直接やり取りできる(相手にアプリを入れてもらう必要がない)
    • LINEと同等のUI。グループウェア機能を包含(トーク・メール・掲示板が1つのアプリ)
  • 料金:当メディアの試算で10名 年54,000円/50名 年270,000円/100名 年540,000円。フリープランあり。
  • 注意点:上位のアドバンストは月額800円です。必要な機能がスタンダードに含まれるかを確認してください。
  • こんな企業に向いている:費用を抑えたい会社、取引先や顧客との連絡が多い業種、現場の従業員が多い職場。

Microsoft Teams(チャット)

Microsoft Corporation

公式サイト ↗
Microsoft Teamsの公式サイト(トップページ)
  • 概要:Microsoft 365と統合され、Officeを使っているなら追加費用なしで使えるビジネスチャットです。
  • 特徴:
    • チャット中心の Teams Essentials は1ユーザー月額599円(年払い換算・税抜)
    • Microsoft 365 Business Basic(1,049円)以上に含まれる(すでに契約していれば追加費用なし)
    • Word・Excel・Outlookと統合。無料版はビデオ会議60分・100人まで
  • 料金:当メディアの試算でEssentialsは10名 年71,880円/100名 年718,800円。
  • 注意点:セキュリティ認証は料金ページに記載がありません(トラストセンターで別途公開)。Officeまで使うならBusiness Basic以上が必要です。
  • こんな企業に向いている:Microsoft 365を契約済みの会社、ファイルの共同編集が多い会社。

Chatwork

株式会社kubell

公式サイト ↗
Chatworkの公式サイト(トップページ)
  • 概要:チャットにタスク管理を備え、国内の中小企業に広く使われているビジネスチャットです。
  • 特徴:
    • ビジネス 1ユーザー月額700円(年払い換算・税抜/月払い840円)で中央値にあたる水準
    • チャット+タスク管理+ファイル管理(会話で決まった作業をそのままタスクに残せる)
    • ISO/IEC 27001・27017・27018・27701を取得。国内中小企業に広く普及
  • 料金:当メディアの試算で10名 年84,000円/100名 年840,000円。フリープランあり。
  • 注意点:エンタープライズ(1,200円)は最小5ユーザーからです。SSOやIP制限が必要ならこちらになります。
  • こんな企業に向いている:取引先も使っている可能性が高い会社、会話からタスクに落としたい会社。

Google Chat(Google Workspace)

Google LLC

公式サイト ↗
Google Chatの公式サイト(トップページ)
  • 概要:Google Workspaceに含まれる形で提供され、Gmail・Meet・Driveと統合されています。
  • 特徴:
    • 単体では買えず、Google Workspaceのプランに含まれる(Business Starter 800円・300人まで・30GB/人)
    • Gmail・Google Meet・Google Driveと統合(すでに契約していれば追加費用なし)
    • スペース(チャンネル型)で会話を整理。Google Chat APIに対応
  • 料金:当メディアの試算でBusiness Starterは10名 年96,000円/100名 年960,000円。
  • 注意点:掲載5社で唯一、無料プランがありません。Business Starter〜Plusは300人までで、超える場合はEnterprise(要問い合わせ)です。
  • こんな企業に向いている:Google Workspaceを契約済みの会社、メールとチャットを同じ環境にまとめたい会社。

Slack

Slack Technologies

公式サイト ↗
Slackの公式サイト(トップページ)
  • 概要:豊富な外部連携とワークフロービルダーを備え、チャットを業務の入り口にできるサービスです。
  • 特徴:
    • プロ 1ユーザー月額925円(年払い換算・税抜/月払い1,050円)で掲載5社中もっとも高い
    • Slack APIによる外部連携が豊富。通知を1か所に集約できる
    • ワークフロービルダーで申請や依頼をチャット上のフォームから流せる。上位でAI・高度セキュリティ
  • 料金:当メディアの試算で10名 年111,000円/100名 年1,110,000円。フリープランあり。
  • 注意点:単価が掲載5社で最も高く、LINE WORKSとは2倍の開きがあります。セキュリティ認証は料金ページに記載がありません。
  • こんな企業に向いている:外部サービスの通知を集約したい会社、定型の手続きを自動化したい会社。

状況別のおすすめ

とにかく安く抑えたい:LINE WORKSです。1ユーザー月額450円で掲載5社中最安です。

取引先や顧客のLINEとつなげたい:LINE WORKSです。掲載5社で唯一、社外のLINEユーザーと直接やり取りできます。

Microsoft 365を契約済み:Microsoft Teamsです。Business Basic以上なら追加費用なしで使えます。

Google Workspaceを契約済み:Google Chatです。同じく追加費用なしで使えます。

会話からタスクに落としたい:Chatworkです。タスク管理を備えます。

社内のセキュリティ審査が厳しい:ChatworkかLINE WORKSです。認証を明示しています。

外部サービスの通知を集約したい:Slackです。API連携が豊富です。

ビジネスチャットツールのデメリット・注意点

  • 人数で総額が大きく変わる:100名では最安と最高で年57万円の差になります
  • チャット単体で買えない場合がある:Google ChatはGoogle Workspaceの契約が前提です
  • 無料プランがない場合がある:掲載5社でGoogle Chatだけ無料プランを持ちません
  • 人数の上限がある場合がある:Google WorkspaceのBusiness系プランは300人までです
  • 最小ユーザー数がある場合がある:Chatworkのエンタープライズは最小5ユーザーからです
  • 認証が料金ページにない場合がある:Teams・Slack・Google Chatはトラストセンターでの公開です

ビジネスチャットツール導入の流れ

  1. いま契約しているプランを確認する:Microsoft 365やGoogle Workspaceに含まれる場合があります
  2. 使う人数を数える:単価より人数を掛けた年額で比べます
  3. 社外とのやり取りの有無を決める:取引先が使っているツールに寄せる選択もあります
  4. 無料プランで試す:4社にあり、上限に当たってから有料へ移れます
  5. セキュリティ要件を確認する:SSOやIP制限が必要なら上位プランが前提です

ビジネスチャットツールのよくある質問

料金相場はいくら?

最安有料プランの中央値は1ユーザー月額700円です。最低はLINE WORKSのスタンダード450円、最高はSlackのプロ925円(いずれも年払い換算・税抜)です。当メディアの試算では従業員10名の年額がLINE WORKS 54,000円〜Slack 111,000円になります。

人数が増えるとどれくらい差が出る?

当メディアの試算では、従業員100名の年間コストはLINE WORKS 540,000円、Microsoft Teams 718,800円、Chatwork 840,000円、Google Chat 960,000円、Slack 1,110,000円です。最安と最高の差は年57万円になります。

無料で使える?

掲載5サービスのうち4社(80%)に無料プランがあります。Microsoft Teamsの無料版はビデオ会議60分・100人まで、Chatwork・LINE WORKS・Slackにもフリープランがあります。Google Chatだけは無料プランがありません。

OfficeやGoogle Workspaceを使っている場合は?

Microsoft TeamsはMicrosoft 365 Business Basic(1,049円)以上に含まれ、Google ChatはGoogle Workspaceのプランに含まれます。すでに契約していれば追加費用なしで使えます。

社外の取引先とやり取りできる?

掲載5サービスはいずれもゲストアクセスに対応します。LINE WORKSは社外のLINEユーザーと直接やり取りできる点が独自で、相手にアプリを入れてもらう必要がありません。Chatworkは国内中小企業に広く普及しています。

セキュリティ認証は取得している?

ChatworkはISO/IEC 27001・27017・27018・27701、LINE WORKSはこれに加えてSOC2/SOC3を取得しています。Microsoft Teams・Slack・Google Chatは料金ページ上に記載がなく、各社のトラストセンターで公開されています。

まとめ

ビジネスチャットは、単価ではなく人数を掛けた年額で比べてください。最安と最高の単価差は2倍ですが、当メディアの試算では従業員100名の年間コストがLINE WORKS 540,000円に対しSlack 1,110,000円と、年57万円の差になります。

その前に確認すべきは、いま契約しているプランです。Microsoft 365 Business Basic以上ならTeamsが、Google WorkspaceならGoogle Chatが追加費用なしで使えます。ここを見落とすと、要らない契約を増やすことになります。

費用を最優先するならLINE WORKS(月450円)、取引先や顧客のLINEとつなげたいならやはりLINE WORKS(掲載5社で唯一)、会話からタスクに落としたいならChatwork(月700円・ISO 4規格を取得)、外部サービスの通知を集約したいならSlack(月925円)が候補になります。

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