請求代行サービス
請求代行サービスとは、企業間取引の与信審査から請求書の発行・送付、代金の回収、入金管理、督促までを代行するサービスです。多くは未回収時に代金を100%保証し、売掛金の回収リスクを引き受けます。
請求代行サービスとは
掛け取引は、売った時点では現金が入りません。相手の支払能力を見極め、請求書を出し、入金を確認し、遅れれば催促する。この一連が営業と経理の時間を奪い、それでも回収できないことがあります。請求代行サービスは、この工程とリスクをまとめて引き受けます。
掲載5サービスはいずれも、審査を通った取引の未回収を100%保証します。 保証があるということは、回収できなかった場合でも代金が支払われるということです。貸倒れの引当を積む代わりに手数料を払う、という考え方になります。
料金はいずれも取引金額に対する料率が中心で、上限は3.4〜3.5%に集まります。掲載5サービスの価格公開率は100%です。ただし料率のほかに1件あたりの事務手数料と月額固定費がかかり、ここで差が出ます。
請求代行サービスの検索需要トレンド
「請求代行」の検索需要は月平均49.4で推移しています。直近25か月では2024年8月の69が山、2025年12月の27が底で、2025年後半にかけてやや落ち着いた水準です。掛け取引の回収リスクを外に出す手段として、一定の需要が続いていることがうかがえます。(出典:Googleトレンド/キーワード「請求代行」)
請求代行サービスの選び方の要点
料率の上限は各社とも3.4〜3.5%に集まりますが、件あたりの費用は違います。Paid(ペイド)は事務手数料が125円/件、マネーフォワード 掛け払いは300〜500円/件で、4倍の開きがあります。NP掛け払いは成約サポート手数料が0〜252円です。1件あたりの請求金額が小さく件数が多い取引ほど、この差が総額に効いてきます。逆に1件が大きい取引では料率の影響が支配的になります。
料率のほかに月額の固定費が発生する場合があります。NP掛け払いは固定システム利用料が12,000円〜/月(税別)、GMO掛け払いは月額固定費が〜14,000円、クロネコ掛け払いは月額管理料が0〜10,000円(税込)です。Paidは月額利用料0円〜、マネーフォワード 掛け払いの入金保証プランも月額0円〜です。取引件数が少ない月でも固定費は発生するため、月あたりの取扱高が読めない事業では効いてきます。
保証の有無を選べるのはマネーフォワード 掛け払いだけです。 入金保証プラン(初期0円・月額0円〜)は与信審査と未回収時の連絡、100%の入金保証まで含みます。対して請求代行プラン(初期0〜5万円・月額0〜3万円)は請求業務の代行に特化し、与信と保証には対応しません。回収リスクを自社で負える相手との取引なら、代行だけを買うという選択ができます。他の4社は保証込みの提供です。
NP掛け払いは料率が2つに分かれます。債権買取手数料が0.2〜0.5%(非課税)、システム利用料(変動)が1.0〜3.1%(税別)で、合わせると1.2〜3.6%の水準です。課税と非課税が分かれているため、消費税の扱いまで含めて計算する必要があります。クロネコ掛け払いも手数料の内訳が集金代行手数料(課税)と保証料(非課税)に分かれており、合わせてお取引額の〜3.5%です。Paidも保証料と事務手数料を分けて示しています。
取引先に届く形も確認しておく点です。GMO掛け払いは請求書をハガキ・封書・PDFで送付でき、リアルタイム与信によって取引先を待たせずに審査を通せます。NP掛け払いは与信通過率99%を掲げ、買い手からの問い合わせ対応まで代行します。クロネコ掛け払いはヤマトホールディングス傘下の信販会社が運営し、ECカートとの連携実績があります。GMO掛け払いは支払いサイトを最大6ヶ月まで延長でき、早期入金のオプションも用意されます。
請求代行サービスの比較一覧(全5サービス)
マネーフォワードグループのBtoB後払い決済・請求代行サービス。与信審査・請求書発行/発送・入金管理・消込・督促を代行し、入金保証プランは未回収を100%保証。手数料は委託金額の0.5〜3.5%+事務手数料300〜500円/件(両プラン共通)、月額は入金保証プラン0円〜/請求代行プラン0〜3万円と料金を公式公開している。
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