薬機法チェックサービス

薬機法チェックサービス比較5選|AIツールと人的代行の違い

AIツール型は月額980円、人的代行型はA4用紙1枚2,750〜5,500円で、年額では60倍以上開きます。ただし置き換えの関係ではなく、DCアーキテクトは人的代行とAIツールの両方を提供し併用を前提としています。

薬機法チェックサービスを調べると、月額980円のツールと月額66,000円のサービスが同じ検索結果に並びます。年額に直すと11,760円と720,000円で、61倍の開きです。

差の正体は判定の主体です。前者はAIが自動で判定するツール、後者は薬事コンサルタントが目視でチェックし代替表現へのリライトまで行う人的代行です。掲載5サービスはこの2つに分かれます。

ただし両者は置き換えの関係ではありません。DCアーキテクト株式会社は人的代行の薬事法広告研究所とAIツールの機械良文の両方を提供し、公式に併用できると位置づけています。AIツールのYakkiCheckも、提供情報は参考情報であり最終判断は専門家に相談することを推奨する注記を出しています。

この記事では掲載5サービスについて、料金の決まり方、契約期間の縛り、対応する法律の範囲を一次データから整理しました。

結論:AIで一次ふるい、人的で最終判断という使い分けが前提

先に結論を述べます。

AIツール型はYakkiCheckと機械良文です。YakkiCheckは有料プランが月額980円で回数無制限、約10秒で結果が返ります。機械良文はβ版が登録で無料使い放題(1回200文字)です。下書き段階で多数の原稿をふるいにかける用途に向きます。

人的代行型は薬事法広告研究所、薬事法ドットコム、Legal Coreです。いずれもNG箇所の指摘だけでなく代替表現へのリライトを提供します。Legal Coreは弁護士による2次チェックを行い、コンサルティングプランには課徴金保険が付帯します。媒体に出す最終稿の判断や、指摘を受けた後の対応まで見据える場合に対応します。

両者を併用する前提が、提供側からも示されています。機械良文は運営元の人的チェック&リライトと併用できるとされ、YakkiCheckは最終判断を専門家に委ねることを推奨しています。AIツールを入れれば人的代行が不要になる、という置き換えの構図ではありません。

薬機法チェックサービスとは

薬機法チェックサービスは、化粧品・健康食品・美容・医療系の広告表現が薬機法(医薬品医療機器等法)や景品表示法などに違反していないかを確認するサービスです。掲載5サービスはいずれもNG表現の指摘に加えて、使える表現への言い換えを提示します。

人的代行型に共通するのが、依頼量をA4用紙1枚=800文字程度という単位で数えることです。薬事法ドットコムは800文字級のA4用紙1枚単位、薬事法広告研究所も800文字程度を1枚換算としています。月額プランには一定の枚数が含まれ、超過分は1枚あたりの追加料金が発生します。

当メディアの調査では「薬機法」という検索キーワードの指数は直近25か月の平均が63.8で、前半12か月63.8・後半12か月64.1とほぼ同水準でした。ただし月ごとの振れは大きく、2025年12月に最小の45まで落ちた一方、2026年5月には最大の84を記録しています。直近の2026年4月から6月は76〜84と高い水準が続きました。

選び方:5つの確認ポイント

1. AIツール型と人的代行型のどちらが必要か

判定の主体が違います。掲載5サービスの内訳は次のとおりです。

型サービス判定納期
AIツールYakkiCheckAI自動判定約10秒
AIツール機械良文AI自動判定即時
人的代行薬事法広告研究所薬事コンサルタント3営業日後17時
人的代行薬事法ドットコム薬事コンサルタント(Wリーガルチェック)3営業日後(特急は当日〜翌営業日)
人的代行Legal Core専門家1次+弁護士2次即日〜3営業日

日々多数の原稿を下書き段階でふるいにかける用途ならAIツール、媒体に出す最終稿の判断や行政対応まで見据えるなら人的代行が対応します。

2. 人的代行は「枚数」と「超過単価」で総額が決まる

月額だけを見ても総額は分かりません。含まれる枚数と超過単価まで見る必要があります。

薬事法ドットコム

  • ゴールド会員:税込66,000円/月・A4用紙20枚/月(1枚換算3,300円)
  • ダイヤモンド会員:半年会費330,000円(税込・月換算55,000円)・A4用紙120枚/半年(1枚換算2,750円)
  • 超過:1枚5,500円(税込)/特急は1枚11,000円(税込)
  • 非会員:基本料金22,000円+A4 1枚5,500円(税込)

薬事法広告研究所

  • トライアル:15,000円/月・契約1ヶ月・1枚/月
  • ベーシック:30,000円/月・初回6ヶ月契約・初回6ヶ月で6枚(以降毎月1枚)
  • バリュー:60,000円/月・初回6ヶ月契約・初回6ヶ月で18枚(以降毎月3枚)
  • 超過:1枚あたり15,000円

注目したいのは超過単価の差です。薬事法ドットコムが1枚5,500円であるのに対し、薬事法広告研究所は1枚15,000円で、トライアルプランの月額と同額になります。プラン枚数を超える運用が続く場合、上位プランに移るほうが単価は下がります。

Legal Coreは1件あたり5,000円〜の低価格チェックプランと、月額50万円〜・6ヶ月自動更新のコンサルティングプランという構成です。

3. 契約期間の縛りを確認する

人的代行型は契約期間の条件が付く場合があります。

  • 薬事法広告研究所:ベーシック・バリュー・オーダーメイドは初回6ヶ月契約。1ヶ月契約で試せるのは15,000円/月のトライアルプラン(月1枚)のみ
  • 薬事法ドットコム:ゴールド会員は月契約、ダイヤモンド会員は半年契約
  • Legal Core:コンサルティングプランは6ヶ月自動更新
  • YakkiCheck:いつでも解約可

短期間で試したい場合、選べる先は限られます。薬事法広告研究所のトライアルプラン(15,000円/月)か、薬事法ドットコムの非会員都度依頼(基本22,000円+1枚5,500円)、あるいはAIツールの無料プランが入口になります。

4. 対応する法律の範囲を見る

チェック対象となる法律はサービスごとに異なります。

サービス薬機法景表法特商法健康増進法ステマ規制
薬事法ドットコム○○○○-
薬事法広告研究所○○-○-
Legal Core○○○--
YakkiCheck○○--○
機械良文○○---

薬事法ドットコムが4つの法律に対応し、掲載5サービスの中でもっとも範囲が広くなっています。一方、ステマ規制に対応するのはYakkiCheckのみです。健康増進法や特定商取引法まで見てほしいのか、ステマ規制の観点が必要なのかで対象が絞られます。

5. 納期と特急対応の条件

入稿の締切から逆算して確認しておく項目です。

AIツール型は即時に結果が出ます。YakkiCheckは約10秒です。人的代行型は薬事法ドットコムが通常3営業日後、薬事法広告研究所が通常3営業日後の17時返却、Legal Coreが即日〜3営業日(状況による)です。

急ぎの場合、薬事法ドットコムは特急対応として当日〜翌営業日で1枚11,000円となり、通常の1枚5,500円に対して2倍の単価です。薬事法広告研究所はバリュープラン(60,000円/月)以上で特急対応が可能になります。

独自データ:料金公開率と無料で試せる範囲

当メディアが掲載5サービスの公式サイトを2026年7月時点で調査した結果は次のとおりです。

料金公開率は60%(3/5)でした。YakkiCheck、薬事法広告研究所、薬事法ドットコムがプラン別の金額を公開しています。機械良文とLegal Coreは公式サイトに金額の記載がなく、問い合わせが起点になります。

無料プランがあるのは40%(2/5)で、いずれもAIツール型です。YakkiCheckの無料プランは月3回まで・1回1,000文字まで、機械良文のβ版は登録すると無料で使い放題(1回200文字)、登録なしでも1回50文字まで試せます。

人的代行型に無料プラン・無料トライアルはありません。有料での試用としては、薬事法広告研究所のトライアルプラン(15,000円/月・契約1ヶ月・月1枚)と、薬事法ドットコムの非会員都度依頼(基本料金22,000円+A4 1枚5,500円・税込)があります。

年額の幅は60倍以上です。YakkiCheckの有料プランは月額980円で年額11,760円、薬事法ドットコムのゴールド会員は税込66,000円/月で年額720,000円です。ただし前者はAIによる自動判定で回数無制限、後者は薬事コンサルタントによるチェックとリライトでA4用紙20枚/月と、含まれるものが異なります。

掲載5サービスの比較

サービス提供元型料金無料プラン契約期間
YakkiCheckYakkiCheck(大井悠衛 個人運営)AIツール月額980円(無制限)あり(月3回・1回1,000文字)いつでも解約可
機械良文DCアーキテクト株式会社AIツール有料版は非公開あり(β版・1回200文字)非公開
薬事法広告研究所DCアーキテクト株式会社人的代行15,000/30,000/60,000円/月なしトライアル1ヶ月・他は初回6ヶ月
薬事法ドットコム株式会社薬事法ドットコム人的代行税込66,000円/月(20枚)ほかなしゴールドは月・ダイヤは半年
Legal Core株式会社REGAL CORE人的代行1件5,000円〜/月額50万円〜なしコンサルは6ヶ月自動更新

各サービスの詳細

YakkiCheck

ヤッキチェック

公式サイト ↗

入力した文章を約10秒で自動判定するAIツールです。違反の可能性がある表現の指摘と修正提案を返します。掲載5サービスの中でもっとも安価で、金額を完全に公開しています。

無料プランは月3回まで・1回1,000文字までです。有料プランは月額980円で回数無制限となり、いつでも解約できます。年額に換算すると11,760円です。

対応する法律は薬機法、景品表示法、ステマ規制です。掲載5サービスの中でステマ規制に対応するのはYakkiCheckのみで、化粧品・健康食品・美容に加えて広告・SNS全般の表現を想定しています。

公式には、提供する情報は参考情報であり最終判断は専門家に相談することを推奨する注記が出されています。下書き段階での一次ふるい分けに使い、媒体に出す最終稿は専門家に確認するという使い方が想定された設計です。

機械良文

きかいりょうぶん

公式サイト ↗

DCアーキテクト株式会社が提供するAIツールで、同社が運営する人的代行サービスである薬事法広告研究所の監修を受けています。

β版は登録すると無料で使い放題ですが、1回あたり200文字までという上限があります。登録なしでも1回50文字まで試せます。有料版はテキスト最大5,000文字に加えて画像とURLに対応しますが、月額料金は公開されておらず要問い合わせです。

機能はAIによる違反表現の検出とリライト案の提示で、チェック強度を調整できます。対応する法律は薬機法と景品表示法です。

公式の位置づけとして、運営元の人的チェック&リライトと併用できるとされています。AIで一次的にふるい分け、判断が難しいものを人的代行に回すという流れを、同じ提供元の中で組める構成になっています。

薬機法・景表法チェック&リライト

薬事法広告研究所

公式サイト ↗

薬事コンサルタントが原稿をチェックし、NG箇所の指摘と代替表現へのリライトを行う人的代行サービスです。

プランは4段階です。トライアルが15,000円/月で契約1ヶ月・1枚/月・メール相談1回/月、ベーシックが30,000円/月で初回6ヶ月契約・初回6ヶ月で6枚(以降毎月1枚)・メール相談3回/月・OK/NGキーワード200選付き、バリューが60,000円/月で初回6ヶ月契約・初回6ヶ月で18枚(以降毎月3枚)・メールと電話での相談が3回/月以上、加えて特急対応と弁護士相談が可能になります。さらにオーダーメイドプランが要見積・初回6ヶ月契約で用意されています。

枚数は初回6ヶ月分をまとめて使えるため、月ごとに均等消化する必要がありません。繁忙期にまとめて依頼する運用が組めます。ただしプラン枚数を超えた分は1枚あたり15,000円です。

通常納期は3営業日後の17時返却で、返却時刻まで明示されています。対応する法律は薬機法、景品表示法、健康増進法です。

薬事チェックサービス

薬事法ドットコム

公式サイト ↗

薬事コンサルタントによるWリーガルチェックとリライトを行う人的代行サービスです。掲載5サービスの中でもっとも広く、薬機法・景品表示法・特定商取引法・健康増進法の4つに対応します。

会員プランは2種類です。ゴールド会員は税込66,000円/月でA4用紙20枚/月が含まれ1枚換算3,300円、ダイヤモンド会員は半年会費330,000円(税込・月換算55,000円)でA4用紙120枚/半年が含まれ1枚換算2,750円です。いずれも超過分は1枚5,500円(税込)となります。

会員にならずに都度依頼することもできます。非会員は基本料金22,000円にA4 1枚あたり5,500円(通常・納期3営業日)を加えた金額で、特急は当日〜翌営業日で1枚11,000円です(いずれも税込)。継続契約を決める前に品質を確認したい場合の入口になります。

会員には媒体・行政対応支援や背景説明書の作成、初回無料相談が提供されます。指摘を受けた後の対応まで相談できる点が、他の掲載サービスにはない範囲です。

よくある質問

薬機法チェックサービスの費用相場はいくらですか。

掲載5サービスは判定の主体と課金の単位が異なるため、単一の相場は成立しません。AIツール型ではYakkiCheckの有料プランが月額980円で回数無制限です。人的代行型では薬事法広告研究所のトライアルプランが15,000円/月(月1枚)、ベーシックが30,000円/月、バリューが60,000円/月、薬事法ドットコムのゴールド会員が税込66,000円/月(A4用紙20枚/月)、ダイヤモンド会員が半年会費330,000円(税込・月換算55,000円、A4用紙120枚/半年)です。Legal Coreは1件あたり5,000円〜のチェックプランと、月額50万円〜のコンサルティングプランがあります。機械良文の有料版は料金非公開です。

無料で使えるサービスはありますか。

掲載5サービス中2サービスに無料プランがあります。YakkiCheckの無料プランは月3回まで・1回1,000文字までで、機械良文のβ版は登録すると無料で使い放題(1回200文字)、登録なしでも1回50文字まで試せます。人的代行型では薬事法広告研究所が15,000円/月のトライアルプラン(契約1ヶ月・月1枚)を用意していますが、有料のお試しです。薬事法ドットコムは非会員でも基本料金22,000円+A4 1枚5,500円(いずれも税込)で都度依頼できます。

AIツールだけで判断してよいですか。

掲載サービス側の説明としては、AIツールの結果を最終判断とすることは想定されていません。YakkiCheckは提供する情報が参考情報であり、最終判断は専門家に相談することを推奨する注記を出しています。機械良文は運営元であるDCアーキテクト株式会社の人的チェック&リライト(薬事法広告研究所)と併用できると位置づけられています。下書き段階の一次ふるい分けにAIツールを使い、媒体に出す最終稿は人的代行に回すといった使い分けが現実的です。

1枚とは何文字くらいですか。

人的代行型はA4用紙1枚を単位に数え、800文字程度が目安です。薬事法ドットコムは800文字級のA4用紙1枚単位、薬事法広告研究所も800文字程度を1枚換算としています。プラン内の枚数を超えた分は、薬事法ドットコムが1枚5,500円(特急11,000円、いずれも税込)、薬事法広告研究所が1枚あたり15,000円です。

契約期間の縛りはありますか。

薬事法広告研究所のベーシック・バリュー・オーダーメイドは初回6ヶ月契約で、1ヶ月契約はトライアルプランのみです。薬事法ドットコムはゴールド会員が月契約、ダイヤモンド会員が半年契約となります。Legal Coreのコンサルティングプランは6ヶ月自動更新です。YakkiCheckの有料プランはいつでも解約できます。

課徴金のリスクに備えられるサービスはありますか。

掲載5サービスの中ではLegal Coreがコンサルティングプランに課徴金保険を付帯しており、1,000万円から3,000万円規模とされています。同プランは月額50万円〜・6ヶ月自動更新です。また薬事法ドットコムは会員向けに媒体・行政対応支援や背景説明書の作成を提供しており、指摘を受けた際の対応まで含めた支援を受けられます。

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