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ISMS管理ツール比較5選|価格差はコンサルが付くかどうか

ISMS管理ツールの料金公開はV-Cloudの年額120,000円のみ。価格差はコンサルタントが含まれるかで生まれます。SOC 2が必要ならVanta、従業員教育まで扱うならセキュリオです。

ISMS管理ツールのおすすめ(目的別の早見表)

掲載5サービスの料金公開率は40%です。金額が分かるのはV-Cloudの年額120,000円(税抜)と、ISMSアシストの「アシスト自走プラン」月額3万円の2つだけ。他の3社は規模やスコープに応じた個別見積りになります。

無料トライアルを公表しているのは3社(60%)で、日数を公開している2社の平均は10日です。

価格差が生まれる理由は、機能ではなくコンサルタントが付くかどうかです。

導入目的おすすめのタイプ主なサービス
転記作業を減らしたいリスクを自動提案し適用宣言書まで自動反映。ISO27017とISO27001:2022改訂に対応SecureNavi
初めて取得する全プランにコンサルタントのサポート込み。14日間の無料トライアルありISMSアシスト
予算を先に固めたい掲載5社で唯一の料金公開・年額120,000円。ガントチャートで逆算スケジュールV-Cloud
従業員教育まで一体でeラーニング70種類以上と標的型メール訓練。委託先チェックにも対応セキュリオ
SOC 2も必要100以上のフレームワークに対応。400以上のツールから証跡を自動収集Vanta

ISMS管理ツールとは?

ISMS管理ツールとは、ISO/IEC 27001(ISMS)やプライバシーマークの認証取得と、取得後の運用を支援するシステムです。

規程や様式のテンプレート提供、リスクアセスメント、内部監査、審査書類の作成までを扱います。

「ISO27001」の検索需要は月平均65.3で、50〜80台を行き来しています。年末に落ちる形が毎年共通で、認証の取得・更新が年度単位で動くことが背景と考えられます。

価格差の正体はコンサルの有無

サービス人の支援料金
ISMSアシスト全プランにコンサルタント込み要問い合わせ(+拠点追加5万円)
SecureNavi認証取得・運用の伴走サポート初期費用+月額(要問い合わせ)
セキュリオ情報セキュリティコンサル大手LRMが支援1ユーザー月額(要問い合わせ)
Vanta日本正規代理店TrustNoが日本語で支援要問い合わせ
V-Cloud雛形の提供のみ(コンサル本体は別サービス)年額120,000円(税抜)

V-Cloudの年額120,000円が安く見えるのは、人の支援が含まれないからです。

コンサルティングのノウハウは文書の雛形として提供されますが、コンサル本体は別サービス。ツールとして使い、判断は自社で行う前提です。

逆にISMSアシストは、全プランにコンサルタントのサポートが含まれます。

ツールだけを渡されても、ISMSは進みません。 何をリスクとみなすか、どこまでを認証範囲にするか。判断が要る場面が多く、初めて取得する企業ほどここで止まります。

社内に経験者がいるかどうかで、どちらを選ぶべきかが決まります。

表示価格の外に出る費用

ISMSアシストは、複数拠点の場合に1拠点あたり5万円が加算されます。現地訪問は5万円に交通費が加わります。

複数の事業所を認証範囲に含める企業では、この加算が総額を左右します。3拠点なら月額とは別に10万円です。

SecureNaviは初期費用が初回請求に上乗せされます(金額は非公開)。

V-Cloudは年額120,000円の一括請求で、契約期間は1年間。月額での支払いではないため、初年度にまとまった支出が発生します。

セキュリオは1ユーザー月額×アカウント数で、年間一括払い・最低契約期間は1年です。人数が少ないうちは抑えられますが、全社に広げると人数分かかります。

SOC 2が要るなら選択肢は1つ

国内認証特化型

ISO27001とPマークに絞る。日本の審査実務に沿った文書とサポート

ISMSアシスト
グローバル対応型

SOC 2やGDPRを含む多数のフレームワークを1つで扱う

Vanta
サービス対応する規格
VantaISO27001・27017・27018・27701/SOC 2GDPR/HIPAA ほか100以上
SecureNaviISO27001・ISO27017・Pマーク(ISO27001:2022改訂対応)
ISMSアシストISO27001(シリーズでISO9001・ISO14001・Pマーク)
V-CloudISO27001・Pマーク
セキュリオISO27001・Pマークの運用支援

海外の顧客からSOC 2を求められる場面では、選択肢が限られます。 掲載5サービスの中で対応するのはVantaです。

クラウドサービスを提供している事業者は、ISO/IEC 27017(クラウドセキュリティ)を求められることがあります。SecureNaviが対応し、ISO27001:2022の改訂にも対応済みです。

「文書を作る」より「証跡を集め続ける」が重い

ここが運用フェーズの本質です。

認証を取った後、毎年やってくるのは証跡の収集です。 アクセス権の棚卸し、ログの確認、設定の点検。審査の直前にまとめて集める運用では、毎年同じ苦労を繰り返します。

Vantaは400以上のツールと連携し、管理策のテストを自動実行して証跡を自動収集します。クラウド、SaaS、ID基盤などから機械的に集めます。

さらに適用宣言書(SoA)の自動生成・更新、継続的モニタリング、是正手順の自動生成にも対応します。取った後に回り続けることを前提にした設計です。

SecureNaviは別の角度から効率化します。 リスクアセスメントを自動で提案し、その結果が適用宣言書に自動反映されます。さらに社内規程や内部監査チェックリストにも反映されます。

ISMSの実務で時間を取られるのは、判断より転記です。 同じ内容をリスク台帳にも、SoAにも、規程にも書く。ここを自動化する設計です。

教育まで同じ基盤で扱うか

ISMSは文書を整えるだけでは成立しません。

規程を作っても、従業員が読んでおらず内容を知らなければ、審査でも実運用でも通用しません。教育と周知は認証の要件そのものです。

セキュリオはeラーニングを70種類以上そろえ、標的型攻撃メール訓練を実施できます。 掲載5サービスの中で教育と訓練を主要機能として持つのはこの1社です。

研修を受けさせるだけでなく、実際に不審なメールへどう反応するかを測れます。 社内アンケートで理解度や実態も把握できます。

加えて委託先のセキュリティチェック(サプライチェーンセキュリティ)にも対応します。自社の対策だけでなく、外注先の管理状況まで確認が求められる場面で使えます。

SecureNaviとISMSアシストも情報セキュリティ教育のサポート機能を持ちますが、eラーニングの本数までは明示されていません。

審査日から逆算できるか

認証の取得は、審査日という動かせない締切から逆算して動く必要があります。

V-Cloudはタスクフローをガントチャートで可視化し、逆算スケジュールで計画を立てられます。掲載5サービスの中でガントチャートを明示しているのはこの1社です。

誰が何をいつまでにやるかを、線として一望できます。

ISMSアシストはスケジュール管理・共有に対応し、画面の指示に沿うだけで文書と記録を構築できます。審査申請書類の出力まで同じツールで用意できます。

SecureNaviは内部監査を計画・チェックリスト・記録・報告書までワンストップで扱い、マネジメントレビューの支援も含みます。

各サービスの詳細

SecureNavi

リスクを自動提案し適用宣言書まで自動反映。ISO27001:2022改訂に対応

公式サイト ↗

SecureNavi株式会社が提供するISMS管理ツールです。同社は2020年1月21日設立、資本金1億円、従業員98名(2026年時点・媒体記載)の企業で、東京都港区西新橋に本社を置きます。1,200社以上が利用しています。

ステップに沿って入力するだけでISMSやプライバシーマークを構築・運用できる設計です。リスクアセスメントを自動で提案し、その結果が適用宣言書(SoA)に自動反映されます。 さらに社内規程や内部監査のチェックリストにも自動で反映されるため、同じ内容を複数の文書に書き写す作業がなくなります。ISMSの実務で時間を取られるのは判断より転記であり、ここを自動化する設計です。

内部監査は計画、チェックリスト、記録、報告書までをワンストップで扱い、マネジメントレビューの支援も含まれます。

対応するのはISO/IEC 27001(ISMS)、ISO/IEC 27017(クラウドセキュリティ)、プライバシーマークで、ISO27001:2022の改訂にも対応します。クラウドサービスを提供する事業者では、27017まで扱えるかが候補を絞ります。

規程・様式のテンプレートを提供し、認証取得・運用の伴走サポートも受けられます。料金は初期費用と月額で、規模やスコープにより変動する個別見積りです(初期費用は初回請求に上乗せ)。無料トライアルがあります(日数は公式に明記なし)。

ISMSアシスト

全プランにコンサルタントのサポート込み。14日間の無料トライアル

公式サイト ↗

株式会社スリーエーコンサルティングが提供するクラウド型のISO27001管理ツールです。同社は1999年7月15日設立、資本金1,000万円、従業員261名(2026年5月時点)の企業で、大阪府大阪市北区中之島の中之島セントラルタワーに本社を置きます。

全プランに同社コンサルタントによるサポートが含まれます。 ツールだけを渡されても、ISMSは進みません。何をリスクとみなすか、どこまでを認証範囲にするか。判断が要る場面が多く、初めて取得する企業ほどここで止まります。 ツールと伴走をセットにした構成がこのサービスの前提です。

アシスト自走プランは月額3万円で、ツール内の入力ガイドと回数無制限のチャット相談を含みます。ただし内部監査サポートは本プランの対象外で、コンサル伴走プラン(金額非公開・要相談)での対応になります。コンサル伴走プランには定期打合せ、書類作成サポート、WEB内部監査(1拠点分)、WEB審査立会が含まれます。

画面の指示に沿うだけで文書と記録を構築できます。ISMS文書のテンプレート、スケジュール管理・共有、記録・帳票類の入力、リスクアセスメントのサポート、情報セキュリティ教育のサポート、内部監査のサポート、マネジメントレビュー記録の作成、審査申請書類の出力までを一元管理します。

注意点として、複数拠点の内部監査は1拠点あたり5万円、現地訪問は5万円に交通費が加わります。 複数の事業所を認証範囲に含める企業では、この加算が総額を左右します。編集履歴の監査機能とアクセス権限の設定を搭載し、14日間の無料トライアルがあります。IT導入補助金2025の対象ツールに認定されています。

V-Cloud

掲載5社で唯一の料金公開・年額120,000円。ガントチャートで逆算できる

公式サイト ↗

株式会社VLCセキュリティが提供するISMS管理ツールです。同社は1994年9月27日設立、資本金128百万円(2026年3月末時点)で、東京都港区虎ノ門の江戸見坂森ビルに本社を置き、名古屋証券取引所ネクスト市場に上場しています(証券コード2467/旧・株式会社バルクホールディングス)。

年額120,000円(税抜)と、掲載5社の中で唯一、金額を公開しています。月額換算で10,000円ですが、実際は契約期間1年の年額一括請求です。

この価格には理由があります。 ISMSアシストのようにコンサルタントのサポートが含まれる構成ではなく、VLCセキュリティコンサルティングのノウハウを文書の雛形として提供する形で、コンサル本体は別サービスです。ツールとして使い、判断は自社で行う前提になります。社内に担当者を置ける組織であれば、費用を大きく抑えられます。

タスクフローをガントチャートで可視化し、逆算スケジュールで取得・更新の計画を立てられます。認証の取得は審査日から逆算して動かないと間に合いません。何をいつまでに終えるかを線で見られる設計です。

進捗の可視化、ノウハウ入りの文書雛形、文書・ファイル管理、複数ユーザーの登録、二要素認証に対応します。対応するのはISO/IEC 27001(ISMS)とプライバシーマークです。VLCセキュリティグループはISO27001・Pマークのセキュリティ認証コンサルを20年以上継続しています。無料トライアルの公式記載は確認できません。

セキュリオ

eラーニング70種類以上と標的型メール訓練を同一基盤で

公式サイト ↗

LRM株式会社が提供する情報セキュリティプラットフォームです。同社は2006年12月設立、資本金1億円(資本準備金除く)、従業員95名の企業で、兵庫県神戸市中央区栄町通の読売神戸ビルに本社を置きます(東京オフィスは品川区西五反田)。

従業員への教育と訓練を主要機能として持つ点が、掲載5社の中で際立ちます。ISMSは文書を整えるだけでは成立しません。 規程を作っても、従業員が読んでおらず内容を知らなければ、審査でも実運用でも通用しません。教育と周知は認証の要件そのものです。

eラーニングを70種類以上そろえ、標的型攻撃メール訓練を実施できます。社内アンケートで理解度や実態を把握し、規程の周知はルールブック機能で管理します。

加えてリスクアセスメント、インシデント管理、法令管理、委託先のセキュリティチェック(サプライチェーンセキュリティ)にも対応します。自社だけでなく取引先まで見る必要がある組織では、この範囲が判断材料になります。

プランはARライト(教育の入門)、ARスタンダード(継続的なデータで行動変容を促す)、ARアドバンスト(AIを活用した脅威対応)の3段階で、単価は要問い合わせです。1ユーザー月額×アカウント数の課金で、年間一括払い・最低契約期間は1年です。掲載5社の中でユーザー単位の課金は本サービスで、人数が増えると総額も伸びます。ARスタンダード相当機能の7日間無料トライアルがあります。

Vanta

100以上のフレームワークに対応し400以上のツールから証跡を自動収集

公式サイト ↗

Vanta Inc.が提供するコンプライアンス自動化プラットフォームです(日本ではTrustNo株式会社が正規代理店)。2018年設立、米国カリフォルニア州サンフランシスコに本社を置く企業で、グローバルで14,000社以上に導入されています。

ISO/IEC 27001・27017・27018・27701に加えて、SOC 2、GDPR、HIPAAなど100以上のフレームワークに対応します。海外の顧客からSOC 2を求められる場面では、選択肢が限られます。 掲載5社の中で複数の国際的なフレームワークをまとめて扱えるのは本サービスです。

証跡の自動収集が最大の特徴です。 400以上のツールと連携して管理策のテストを自動実行し、エビデンスを自動で集めます。適用宣言書(SoA)の自動生成・更新、継続的モニタリング、是正手順の自動生成にも対応します。

ISMSの運用で重いのは、文書を作ることより証跡を集め続けることです。 アクセス権の棚卸し、ログの確認、設定の点検。審査の直前にまとめて集める運用では、毎年同じ苦労を繰り返すことになります。

ISO27005準拠のリスクレジスタ、リスク管理ワークフロー、内部監査ワークフロー、AIポリシーテンプレートも備えます。日本語のISMSポリシーが標準提供され、TrustNo株式会社による日本語での導入・運用支援を受けられます。料金は企業規模・スコープに応じた見積りで、無料トライアルの有無・条件は要問い合わせです。

よくある質問

ISMS管理ツールの料金はいくらですか?

掲載5サービスの料金公開率は40%です。金額が分かるのは2社で、V-Cloudが年額120,000円(税抜)・契約期間1年間の一括請求、ISMSアシストが「アシスト自走プラン」月額3万円です(上位のコンサル伴走プランは要相談で、複数拠点の内部監査は1拠点+5万円、現地訪問は+5万円)。SecureNaviは初期費用と月額(規模・スコープで変動)、セキュリオは1ユーザー月額×アカウント数の年間一括払い、Vantaは企業規模・スコープに応じた見積りで、いずれも要問い合わせです。

コンサルタントのサポートは含まれますか?

サービスによります。ISMSアシストは全プランに同社コンサルタントによるサポートが含まれます。SecureNaviは認証取得・運用の伴走サポート、セキュリオは情報セキュリティコンサル大手のLRM株式会社による支援、VantaはTrustNo株式会社(日本正規代理店)による日本語での導入・運用支援があります。V-Cloudはコンサルティングのノウハウを文書の雛形として提供する形で、コンサル本体は別サービスです。

SOC 2やGDPRにも対応できますか?

VantaがISO/IEC 27001・27017・27018・27701に加えて、SOC 2、GDPR、HIPAAなど100以上のフレームワークに対応します。掲載5サービスの中で複数の国際的なフレームワークをまとめて扱えるのは本サービスです。SecureNaviはISO/IEC 27001・ISO/IEC 27017・プライバシーマーク、V-CloudとセキュリオはISO/IEC 27001とプライバシーマーク、ISMSアシストはISO/IEC 27001(シリーズでISO9001・ISO14001・プライバシーマークにも対応)です。

証跡やエビデンスの収集は自動化できますか?

Vantaが400以上のツールと連携して管理策のテストを自動実行し、証跡・エビデンスを自動収集します。適用宣言書(SoA)の自動生成・更新、継続的モニタリング、是正手順の自動生成にも対応します。SecureNaviはリスクアセスメントの自動提案と適用宣言書の自動生成、社内規程・内部監査チェックリストへの自動反映に対応します。

従業員向けのセキュリティ教育もできますか?

セキュリオがeラーニング70種類以上と標的型攻撃メール訓練を備え、社内アンケート、法令管理、委託先のセキュリティチェックにも対応します。掲載5サービスの中で教育と訓練を主要機能として持つのは本サービスです。SecureNaviとISMSアシストも情報セキュリティ教育のサポート機能を持ちます。

無料で試せますか?

掲載5サービスのうち3社(60%)です。ISMSアシストが14日間、セキュリオがARスタンダード相当機能の7日間の無料トライアルを提供し、SecureNaviも無料トライアルがあります(日数は公式に明記なし)。日数を公開している2社の平均は10日です。V-Cloudは無料トライアルの公式記載が確認できず、Vantaはプラットフォームのデモを提供しています。

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