社内SNS
社内SNSは、部署をまたいだ投稿とリアクションで社内の情報共有と交流を支えるツールです。当メディアが掲載5社を調べたところ料金公開率は100%(5/5)で、1ユーザー月額の相場は最低48円・中央値419円・最高816円でした。ただし人数帯パッケージのSONR.は、同じ製品でも埋め方によって1人あたりが15倍変わります。
社内SNSとは
社内SNSの1ユーザー月額は、税抜換算で48円から816円まで約17倍の開きがあります。当メディアの調査では掲載5社すべてが料金を公開しており、公開率は100%(5/5)でした。中央値は419円、平均は426円です。
ただしこの単価だけでは決まりません。SONR.はチーム単位のプラン定額で、ライトプランが5名まで月額5,000円、レギュラープランが20名まで10,000円、プレミアムプランが300名まで20,000円です。プレミアムプランを300名で使えば1人あたり約67円ですが、ライトプランを5名で使えば1人あたり1,000円になります。
同じ製品でも、プランの人数上限に対してどれだけ埋めるかで1人あたりが15倍変わります。人数帯パッケージは上限いっぱいまで使ってはじめて安くなる仕組みです。
最低利用人数も分かれます。Beat Shuffleのビジネスプランは最低50名からで、それ未満では契約できません。エンタープライズプランは最低1,000名です。この記事では公開されている数値だけを使い、人数ごとに整理しました。
社内SNSの検索需要トレンド
「社内コミュニケーション」の検索指数は直近25か月で9〜67の範囲を推移し、平均は39.0でした。前半12か月の平均51.7に対し後半12か月は27.4で、47%ほど下がっています。最大は2024年11月の67、最小は2026年3月の9です。振れ幅が大きく検索数そのものも少ないため、単月の上下に意味を持たせすぎないほうがよいキーワードです。なおカテゴリ名の「社内SNS」は25か月中7か月が指数0で傾向を読み取れないため、より広い語を代替キーワードとして採用しました。(出典:Googleトレンド/キーワード「社内コミュニケーション」)
社内SNSの料金相場
当メディアが掲載5サービスを調査した、最安有料プラン(1ユーザー月額・税抜/年払い換算・税込表記のサービスは税抜に換算)の料金相場です。単価は横並びでも、最低月額や無料条件で規模別の実額は変わります。
| 企業規模 | 年間コスト(最安) | 業界中央値 |
|---|---|---|
| 従業員10名 | 5,760円/年〜 | 中央値 97,920円/年 |
| 従業員50名 | 28,800円/年〜 | 中央値 240,000円/年 |
| 従業員100名 | 57,600円/年〜 | 中央値 358,800円/年 |
※最安有料プラン・1ユーザー月額・税抜/年払い換算・税込表記のサービスは税抜に換算。無料プランあり:2/5サービス(SONR.・Zoho Connect)/無料トライアル:4/5サービス・平均15日。集計対象5件・2026.07時点・当メディア調べ。
社内SNSの選び方の要点
掲載5社は課金の考え方で2つに分かれます。 1ユーザーあたりの月額なのはZoho Connect(スターター48円・25ユーザーまで)、Microsoft Viva Engage(299円・年間契約時)、Beat Shuffle(ビジネスプラン540円・税別・最低50名)、gamba!(年額割引プラン898円・税込/月額プラン1,078円・税込)です。 チーム単位のプラン定額なのはSONR.です。フリープランが3名まで無料、ライトプランが5名まで月額5,000円、レギュラープランが20名まで10,000円、プレミアムプランが300名まで20,000円、プレミアム1000プラン(大容量)が25,000円です。 当メディアの集計による1ユーザー月額(税抜換算)は最低48円、中央値419円、平均426円、最高816円でした。SONR.は企業単位のため単価比較の対象外としています。
SONR.のプランを人数で割ると次のようになります。 ライトプラン(5名まで・月額5,000円)を5名で使えば1人あたり1,000円、レギュラープラン(20名まで・10,000円)を20名で使えば500円、プレミアムプラン(300名まで・20,000円)を300名で使えば約67円です。 1,000円と約67円では15倍の差になります。同じ製品でも、プランの人数上限に対してどれだけ埋めるかで1人あたりが大きく変わります。 逆に言えば、プレミアムプランを50名で使うと1人あたり400円となり、Zoho Connectのエンタープライズ(120円)より高くなります。人数帯パッケージは上限いっぱいまで使う前提で選ぶことになります。 当メディアの集計では、SONR.の年間コストは10名でも100名でも60,000円です(ライトプラン基準・従業員数に非依存)。
契約できる人数の範囲が各社で異なります。 Beat Shuffleはビジネスプランが最低50名からで、それ未満では契約できません。エンタープライズプラン(1ユーザー月額1,200円・税別)は最低1,000名です。掲載5社の中で最低利用人数がもっとも多い設定です。 gamba!は最低5ユーザーからです。100名以上は個別対応となります。 Zoho Connectはスターターが最大25ユーザーまでで、それを超えるとエンタープライズ(120円)かアルティメット(360円)になります。エンタープライズとアルティメットは10ユーザーからです。 SONR.はプランごとに人数の上限があり、ライトが5名、レギュラーが20名、プレミアムが300名までです。 Microsoft Viva Engageは最低人数の記載がありませんが、Microsoft 365を使っていることが前提となります。
社内SNSは単体で入れるより、すでにある環境に乗せるほうが使われやすくなります。 Microsoft Viva EngageはMicrosoft TeamsとMicrosoft 365に統合されており、Teamsから直接アクセスできます。Microsoft 365エンタープライズの契約者は、コミュニティ・会話の基本機能を追加費用なしで利用できます。すでにMicrosoft 365を使っているなら、まず追加費用なしの範囲を確認することになります。 Zoho ConnectはZohoの各種サービスと連携します。Zohoの他の製品を使っている場合に相性がよくなります。 Beat Shuffleはエンタープライズプランで人事データ連携に対応します。社員情報を人事システムから取り込めるため、大規模な組織で名簿を二重に持たずに済みます。 gamba!とSONR.は公式に主要な連携先の明記がありません。
当メディアの調査では、掲載5社のうち無料プランがあるのは2社(40%)、無料トライアルがあるのは4社(80%)で、日数を公開している2社の平均は15日です。 無料プランはZoho Connect(5ユーザーまで・ストレージ10GB・永久無料)とSONR.のフリープラン(3名まで・ストレージ100MB)です。Zoho Connectのほうが人数も容量も大きい設定です。 無料トライアルはgamba!が15日間(初期費用無料)、Zoho Connectが15日間(クレジットカード不要・終了後は無料プランへ自動移行)です。Beat ShuffleとMicrosoft Viva Engageはトライアルの導線がありますが日数の明記がありません。SONR.は無料トライアルの明記がなく、3名まで無料のフリープランで試すことになります。 Zoho Connectはクレジットカード不要で試せ、期間が終わっても無料プランへ自動で移るため、うっかり課金される心配がありません。
社内SNSの比較一覧(全5サービス)
Zoho Connect
月額48円〜フィード・チャンネル・フォーラム・お知らせ・投票などを備えたイントラネット型の社内SNS。社内の情報共有と従業員エンゲージメントを1つにまとめる。5ユーザーまで永久無料、有料は1ユーザー月額48円(スターター)からと低コストが特徴。
Microsoft Viva Engage
月額299円〜旧Yammerの後継にあたるMicrosoftのエンタープライズ社内SNS。組織全体のフィードでリーダーや同僚の投稿を共有し、コミュニティ・ストーリー・いいね・コメントで社内コミュニケーションを促進する。Microsoft 365に基本機能が含まれ、単体強化は1ユーザー月額299円から。
Beat Shuffle
月額540円〜ニュースフィードとコミュニティ(トピック)を軸にした社内SNS。全社お知らせ・Q&A・コミュニティ投稿をフィードで確認し、いいね・コメント・メンションで反応できる。1ユーザー月額540円(税別)から、大規模向けエンタープライズやオンプレミスにも対応。
掲載は無料掲載と有料掲載の2つです。無料掲載は1カテゴリまでで、相互リンクのご協力が必要。 有料掲載は月額20,000円(税抜)で相互リンクが不要になり、この一覧とおすすめ比較記事の最上部に固定して掲載します。 「料金改定を反映してほしい」といった訂正のご相談も同じ窓口で、こちらは費用はかかりません。