研修コンテンツ見放題のおすすめ(目的別の早見表)
見放題サービスの1ID単価は最安83円・中央値1,584円・最高3,167円で、38倍の開きがあります(集計対象:掲載5サービス)。ただし、この単価だけで支払う金額は決まりません。基本利用料や最低ID数が別にあり、それが実額を大きく動かすためです。
| サービス | 単価(1ID月額) | 単価のほかにかかるもの | コンテンツ数 |
|---|---|---|---|
| Cloud Campus コンテンツパック100 | 83円 | 基本利用料 年120,000円・最低100ID | 100本以上・30カテゴリ |
| JMAM eラーニングライブラリ | 325円〜 | なし(最低10名) | 530コース超 |
| グロービス学び放題 | 1,584円 | なし(最低10ID) | 4,800コース以上 |
| Schoo for Business | 1,650円 | 初期費用110,000円・最低20ID | 9,000本以上(生放送+アーカイブ) |
| Udemy Business | 3,167円(Team) | なし(5〜20名) | 約16,000コース |
単価の差は、おおむねコンテンツの本数と性質の差に対応しています。ただし本数が多いほど良いわけではありません。受けてもらいたいのがコンプライアンスとビジネス基礎だけなら、16,000コースは持て余します。
なおJMAMの325円は、公式が公開している100名利用時の単価です。人数と契約プランで金額が変わり、他の人数の単価は公開されていません。
| 導入目的 | おすすめのタイプ | 主なサービス |
|---|---|---|
| 全社に最小の費用で配りたい | 100名まで年219,900円の定額・100本以上30カテゴリ | Cloud Campus コンテンツパック100 |
| 課題に絞って導入したい | 目的別7ライブラリから選択・10名から | JMAM eラーニングライブラリ |
| 自社研修も同じ画面で配信したい | 生放送+アーカイブ9,000本・LMS同梱 | Schoo for Business |
| 管理職・次世代リーダーを育てたい | 経営大学院の4,800コース・1本3分から | グロービス学び放題 |
| エンジニアの技術力を上げたい | 世界25万講座から厳選・IT/AIに強い | Udemy Business |
研修コンテンツ見放題サービスとは?
研修コンテンツ見放題サービスとは、すでに作られた研修動画を定額で見放題にできるサービスです。
研修を始めようとすると、最初に詰まるのは教材です。伝えたい内容は決まっていても、資料を作り、動画を撮り、編集する工数は簡単に確保できません。見放題サービスはこの工程を飛ばし、契約したその日から配信できる状態にします。
なお、教材の配信と受講管理を行う仕組み(LMS)とは役割が違います。LMSを別に契約する場合と、コンテンツ側に管理機能が含まれる場合があるため、そこも確認が必要です。
単価の差は「本数」と「性質」の差
Cloud Campus コンテンツパック100(83円)は100本以上・30カテゴリ。コンプライアンスからデータサイエンスまで、全社共通で受けさせたい領域を押さえます。ただし1ID分の単価が83円というだけで、単体利用には基本利用料が年120,000円(税抜)かかります。
JMAM eラーニングライブラリ(325円〜)は530コース超。DX・マネジメント・健康経営など目的別7ライブラリから選んで契約します。
グロービス学び放題(1,584円)は4,800コース以上。経営大学院のコンテンツで、経営戦略・会計・財務に強みがあります。契約期間が長いほど単価が下がり、この額は12カ月プランのものです。
Schoo for Business(1,650円)は9,000本以上。掲載中で唯一生放送授業を持ち、その場で質問できます。
Udemy Business(3,167円)は約16,000コース(Teamプラン)。世界約25万講座から厳選し、IT・開発・AI領域に特に強い構成です。
研修コンテンツ見放題の規模別コスト(10名・50名・100名)
当メディアの試算(年間コスト・税抜/初期費用は含みません)です。
| 人数 | グロービス | Cloud Campus | Schoo | Udemy Business | JMAM ※ |
|---|---|---|---|---|---|
| 10名 | 190,080円 | 219,900円 ※最低100ID | 396,000円 ※最低20ID | 380,040円 | 39,000円 |
| 50名 | 950,400円 | 219,900円 | 990,000円 | 21名以上は個別見積り | 195,000円 |
| 100名 | 1,900,800円 | 219,900円 | 1,980,000円 | 同上 | 390,000円 |
※JMAMの金額は、公式が公開している100名利用時の単価をそのまま人数に掛けた試算です。公式は人数と契約プランで料金が変わるとしており、100名以外の単価は公開されていません。確定した金額で比べられるのは100名(390,000円)だけです。
金額が確定している範囲では、11名まではグロービス学び放題、12名からはCloud Campus コンテンツパック100が最も安くなります。
Cloud Campusは基本利用料 年120,000円(税抜)と1ID年額999円(税抜)の組み合わせで、単体利用の申込は最低100IDです。年額は219,900円になり、10名で使っても100名で使っても変わりません。1IDずつ契約できるグロービス学び放題(12カ月プラン)とは、12名のところで入れ替わります。
JMAMの試算を並べると50名まではJMAMが下回りますが、これは100名利用時の単価を当てはめた値なので、順位の根拠にはできません。公式が金額を出している100名で比べると、Cloud Campus(219,900円)がJMAM(390,000円)を下回ります。
Udemy BusinessはTeamプランが5〜20名で、21名以上はEnterpriseプランの個別見積りになります。Teamの単価では50名を計算できません。
Schoo for Businessは表の金額とは別に初期費用110,000円(税抜)がかかります。最低20IDのため、10名で使う場合も20ID分の費用が必要です。
最低ID数の違い
| サービス | 最低ID数 |
|---|---|
| Udemy Business | 5名(Teamプラン・5〜20名) |
| JMAM eラーニングライブラリ | 10名 |
| グロービス学び放題 | 10ID(永年プランのみ100ID) |
| Schoo for Business | 20ID |
| Cloud Campus コンテンツパック100 | 100ID |
研修コンテンツ見放題の選び方(5つのポイント)
- 何を学ばせたいかでコンテンツの性質を選ぶ。経営/IT/コンプライアンスで強みが違います
- 最低ID数で少人数の実額が変わる。100IDのサービスもあります
- 単価だけでなく基本利用料と最低ID数まで含めて試算する。Cloud Campusは1ID年額999円と単価は最安ですが、基本利用料と100IDで年219,900円からです
- 自社教材も配信したいかを確認する。対応しないサービスもあります
- 受講管理の機能が含まれるかを見る。LMSを別に契約するかが変わります
研修コンテンツ見放題のタイプ別分類
基本利用料 年120,000円+1ID年額999円で、100名までは年219,900円の定額。100本以上30カテゴリ。既存LMSに載せて単体利用も可
DX/マネジメント/健康経営など7ライブラリから選択。530コース超・累計1.8万社超。自社教材のアップロードにも対応
生放送+アーカイブ9,000本以上。自社研修動画の配信と研修管理機能を同梱
経営大学院の4,800コース以上。1本3分のマイクロラーニング・上位プランでeMBA14科目
世界約25万講座から厳選。IT/開発/AIに強くTeamは1ID年額38,000円
自社教材の配信と受講管理
| サービス | 自社教材の配信 | 受講管理 |
|---|---|---|
| Schoo for Business | ○ | LMS機能を同梱 |
| JMAM eラーニングライブラリ | ○(独自コンテンツ作成・管理) | 受講履歴・進捗管理/外部LMS連携 |
| Udemy Business | ○(Enterprise/Pro機能) | 分析機能(Enterpriseは学習パス・高度な分析) |
| Cloud Campus コンテンツパック100 | 本体LMS側の機能(パックは既製教材のみ) | 既存のLMSに載せられる |
| グロービス学び放題 | × | 法人向け管理画面 |
自社教材も配りたい場合、既製ライブラリだけのグロービス学び放題は候補から外れます。Cloud Campus コンテンツパック100もパック単体では既製教材のみで、自社コンテンツを作るには本体のLMSを契約することになります。
おすすめの研修コンテンツ見放題5選
- 概要:1ID年額999円(税抜)・月額換算約83円と、1IDあたりの単価が掲載中で最も安い見放題サービスです。
- 特徴:
- 30カテゴリ100本以上(コンプライアンス〜データサイエンス)
- 100名までは年219,900円の定額 → 人数が多いほど1人あたりが下がる
- 既存のLMSに載せて単体利用もできる
- 料金:基本利用料 年120,000円(税抜)+1ID年額999円(税抜)・最低100ID。単体利用の初期費用は0円。
- 注意点:最低100IDのため、10名で使っても年219,900円かかります。本体LMSを契約する場合の初期費用はEntry 100,000円・Standard 200,000円・Pro 500,000円(税抜)です。
- こんな企業に向いている:ある程度の人数へまとめて配りたい会社、すでにLMSがある会社。
- 概要:目的別7ライブラリから選んで契約できる見放題。累計1.8万社超の導入実績があります。
- 特徴:
- DXライブラリ(税込4,301円/年/名・100名時)など目的別に選べる
- 独自コンテンツの作成・管理に対応し、自社教材もアップロードできる
- 530コース超(2025年9月時点)、外部LMS・タレントマネジメントと連携
- 料金:DXライブラリで税込4,301円/年/名(100名利用時・税抜月額換算約325円)・最低10名。初期費用0円。
- 注意点:公式が金額を出しているのは100名利用時の単価だけです。人数と契約プランで料金が変わり、規模に応じた割引もあるため、少人数の実額は見積りで確認してください。
- こんな企業に向いている:課題に絞って導入したい会社、既製教材と自社教材を併用したい会社。
- 概要:生放送授業とアーカイブで9,000本以上が見放題。掲載中で唯一、生放送を持ちます。
- 特徴:
- 生放送授業でその場で質問できる(動画を一人で見るだけの形式と違う)
- 自社オリジナル研修動画の配信に対応
- 研修管理機能(LMS)を同梱
- 料金:1ID月額1,650円(税抜)・初期費用110,000円(税抜)・最低20ID。
- 注意点:初期費用が掲載中で唯一かかります。最低20IDのため、10名で使う場合も20ID分の費用が必要です。契約ID数に応じたボリュームディスカウントがあり、1,650円は上限側の定価にあたります。
- こんな企業に向いている:コンテンツとLMSをまとめたい会社、これから研修の仕組みを作る会社。
- 概要:経営大学院グロービスのビジネス動画4,800コース以上が見放題です。
- 特徴:
- 経営戦略・会計・財務に強く、16カテゴリを網羅
- 1本3分からのマイクロラーニングで隙間時間に進められる
- 上位プランでeMBA14科目を追加できる(税込46,200円〜/6か月/ID)
- 料金:契約期間で単価が変わり、税込11,550円/6カ月・20,900円/12カ月・55,000円/36カ月・66,000円/永年(いずれも1IDあたり)。最低10ID、初期費用0円。
- 注意点:1カ月単位の契約はなく、最短でも6カ月です。12カ月プランの試算では50名で年950,400円になります。自社教材のアップロードには対応しません。
- こんな企業に向いている:管理職・次世代リーダーを育てたい会社。
- 概要:世界約25万講座から厳選した実践的コースを配信。IT・開発・AI領域に特に強みがあります。
- 特徴:
- Teamプランで約16,000コース、Enterpriseは30,000コース以上
- IT・開発・AIの実践講座に強く、世界の講師の講座を字幕付きで使える
- Enterprise/Pro機能で自社コンテンツのホスティングも可能
- 料金:Teamプラン 1ID年額38,000円(税抜・月額換算3,167円)・5〜20名。21名以上はEnterpriseで個別見積り。
- 注意点:単価は掲載中で最も高く、10名で年380,040円です。21名以上はTeamの単価では計算できません。
- こんな企業に向いている:エンジニアや技術職の育成、対象を絞って使う会社。
目的別のおすすめ
全社にコンプライアンス研修を配りたい:Cloud Campus コンテンツパック100です。100名まで年219,900円の定額で、必要な領域は押さえています。
少人数で課題に絞って始めたい:JMAM eラーニングライブラリです。最低10名から、目的別ライブラリを選んで契約できます。
10名前後で費用を抑えたい:グロービス学び放題です。金額が確定している範囲では、10名の年間コストが最も安く収まります。
自社研修も同じ画面でやりたい:Schoo for Businessです。生放送・アーカイブ・自社動画・研修管理が1つにまとまります。
エンジニアの技術力を上げたい:Udemy Businessです。IT・開発・AIの実践講座は日本語教材だけでは追いつきません。
研修コンテンツ見放題のデメリット・注意点
- 本数が多くても使いこなせない:受けさせたい領域が限られるなら安いサービスで足ります
- 単価の安さがそのまま実額にならない:Cloud Campusは基本利用料 年120,000円と最低100IDで、年219,900円からです
- 初期費用がかかるサービスがある:Schooは110,000円(税抜)が別途必要です
- 自社教材に対応しないサービスがある:グロービス学び放題は既製ライブラリのみです
- 人数によっては金額が確定しない:Udemyは21名以上、JMAMは100名以外の人数が個別の見積りになります
- 配信して終わりでは受講が進まない:受講管理と促す仕組みを確認してください
研修コンテンツ見放題 導入の流れ
- 誰に何を学ばせたいかを決める:経営/IT/コンプライアンスで候補が変わります
- 対象人数を確定する:最低ID数と基本利用料を踏まえて試算します
- 自社教材の必要性を判断する:既製だけで足りるか、業務固有の内容もあるか
- 受講管理をどうするか決める:LMSを別に持つか、同梱のサービスを選ぶか
- 本数より中身を確認する:実際に受けさせたい講座があるかを見てください
研修コンテンツ見放題のよくある質問
料金相場はいくら?
1IDあたりの月額は最安83円・中央値1,584円・最高3,167円で38倍の幅があります。ただし単価だけでは実額が決まりません。当メディアの試算では、10名の年間コストはグロービス学び放題 190,080円からSchoo for Business 396,000円まで(いずれも税抜・初期費用を除く)で、100名ではCloud Campus コンテンツパック100が219,900円で最も安くなります。
なぜ単価にこれほど差がある?
おおむねコンテンツの本数と性質の差です。Cloud Campusは100本以上で1ID年額999円、JMAMは530コース超、グロービスは4,800コース以上、Udemy BusinessはTeamで約16,000コースです。
少人数でも導入できる?
できますが最低ID数に注意してください。Cloud Campusは最低100IDのため、10名でも年219,900円かかります。JMAMとグロービスは最低10ID、Udemy BusinessのTeamは5〜20名、Schooは最低20IDです。
自社で作った研修動画も配信できる?
Schoo for BusinessとJMAM eラーニングライブラリが対応します。Udemy BusinessはEnterprise/Pro機能で可能です。グロービス学び放題は既製ライブラリの見放題で対応せず、Cloud Campus コンテンツパック100もパック単体では既製教材のみです。
受講状況は管理できる?
できます。SchooはLMS機能を同梱、JMAMは受講履歴・進捗管理と外部LMS連携、グロービスは法人向け管理画面、Udemy Businessは分析機能を持ちます。Cloud Campusは既存LMSに載せることもできます。
生放送で受けられるサービスはある?
Schoo for Businessが生放送授業とアーカイブを合わせて9,000本以上を提供します。掲載サービスで生放送を持つのは本サービスです。
まとめ
研修コンテンツ見放題は、本数ではなく「誰に何を学ばせたいか」で選んでください。
1ID単価83円のCloud Campus コンテンツパック100と3,167円のUdemy Businessでは38倍の差がありますが、これはコンテンツの本数と性質の差です。全社共通のコンプライアンス研修を配るだけなら、100本以上・30カテゴリで足ります。
費用は単価だけでは決まりません。Cloud Campusは基本利用料 年120,000円と最低100IDで年219,900円の定額になり、10名でも100名でも同じ金額です。金額が確定している範囲では、11名まではグロービス学び放題(10名で190,080円)、12名からはCloud Campus(219,900円)が最も安くなります。自社の人数で試算してください。
管理職の育成ならグロービス学び放題、エンジニアならUdemy Business、自社研修も同じ画面でやりたいならSchoo for BusinessやJMAM eラーニングライブラリが候補になります。
料金・仕様は変更される場合があります。契約前に各公式サイトで最新情報をご確認ください。